記録ID: 1253480
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳 新穂高〜槍〜上高地 周回
2017年09月08日(金) ~
2017年09月09日(土)
長野県
岐阜県
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,165m
- 下り
- 1,740m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:20
天候 | 8日:曇りのち晴れ 9日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷避難小屋そばの沢の橋は流されていました 幸運にも団体ツアーのガイドさんに助けられ渡渉できました |
その他周辺情報 | 新穂高からの帰り道にある奥飛騨温泉郷 ガーデンホテル焼岳が21時まで700円で日帰り温泉可能 湯あみ着用で混浴露天風呂も有り |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
撮影機器:
感想
行きは雨と霧で景色も無く沢を流れる激流の轟音を聞きながらのうっそうとした道の登りとなる。滝谷避難小屋の不気味な佇まいですでに意気消沈しているところにさらに追い打ちをかけるように、そのすぐ下の滝谷に掛かっているはずの橋が無い。激流が渦を巻いている。
そこにたまたまツアーの団体さんがいた。ガイドさんがロープを渡し渡渉ケ所の両側でロープを引っ張っている。団体さんが一人ずつロープで確保され次々に渡っていくが激流に足をすくわれ転倒して腰まで濡れてしまった人もいる。我々もお願いして渡らせてもらう。川に足を入れた瞬間、脛まで水につかり流れの水圧で足を不安定な川底に着地させるのがとても困難でよろめきながら渡っていく。靴の中に冷たい水が入り込む。渡りきると河原で安堵して石の上に座り込んで靴を脱いで靴下を履き替える。びっしょり濡れた靴にぐちょぐちょしながらその日はどうにか山荘まで辿り着いた。でもずっと憧れていた槍の岩峰をまじかで見るとその圧倒的な存在感に言葉も出ない。靴の中の足の不快感など全く忘れるくらいであった。
翌日は昨日の悪夢をまたたどる気になれず予定変更して上高地側に下山する。美しい景色と華やかな上高地にすっかり舞い上がってロングコースも苦にならない。とても貴重なサバイバル経験もでき憧れの槍にも出会え、思い出深い登山であった
名鉄観光のガイドさん 大変お世話になりました。
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