前穂高と奥穂高
- GPS
- 16:06
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,249m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 10:16
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:42
天候 | 1日目:晴れ後曇り、2日目:曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路はアルピコバス・電車を乗り継ぎ松本駅まで、松本駅からは特急あずさ利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢登山口〜岳沢小屋:特に危険箇所なし。よく整備されています。 重太郎新道(岳沢小屋〜紀美子平):急登の連続。慎重に通ればそれほど危険はないと思うが、問題は時間。 紀美子平〜前穂高:往復1時間。紀美子平に荷物をデポする人が大半だが、それでもこのくらいはかかります。水くらいは持っていったほうが良いです。 吊尾根(紀美子平〜奥穂高):南陵の頭手前の鎖場以外は危険箇所は無いが、意外とアップダウンあるため、ここまでで体力消耗しているとキツイです。 奥穂高〜白出のコル:浮石多いが小屋前のハシゴ、鎖場以外は危険箇所は無い。 ザイテングラード:よく整備されている。慎重に通れば問題ない。 涸沢カール(取付点〜涸沢):ガレ場の連続。大きな石でも、基本的に動くと思ったほうがよい。 横尾谷(涸沢〜横尾):数カ所落石注意の箇所があるが、それ以外は危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | 下山後は上高地温泉ホテルにて外来入浴。800円。樽風呂が気持ちよかった。 トワサンクのアップルパイを買って帰ったら、家族に好評でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ガスカートリッジ
コンロ
ファーストエイドキット
カメラ
|
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感想
昨年、北岳に登ったので、次はNo.3だ!と早い段階から奥穂高岳に登ることを計画していた。
初めての穂高、登るなら当然夏。となると每年恒例の夏休みの山行で登ろうと計画していたが、今年の夏はお盆休みの天気予報が良くなかったこと、仕事が休める状況じゃなかったこともあり、盆は真面目に働いて夏休みを延期していた。
8月後半の土日を絡めた日程で天気、バスの空き、山小屋の混雑状況を見ながらベストなタイミングを見計らっていたら、いつの間にか9月に。これ以上遅くすると、紅葉がはじまってもはや夏山登山でなくなってしまうため、9/10、11にチャレンジすることとした。
今回のルートは穂高初心者に一般的なザイテングラートの往復ではなく、重太郎新道から登り、ザイテングラートへ下る周回ルートを選択。ヤマプラでは結構時間的に厳しい可能性があったが、いざとなったら前穂高岳をパスするつもりでチャレンジすることにした。
アプローチは今回はさわやか信州号。運良く東京駅発のグリーンカーが予約をとれた。普段の四列シートとは違い、独立三列シートは隣の人が気にならないため、非常に快適に現地まで行くことが出来た。
夜明け前に上高地に到着。準備と朝食を済ませて、さっそく登山開始。河童橋から見える目指す穂高連峰に心がはやる。
岳沢小屋までは地図上では楽なのかと想像していたが、なかなか登りごたえがあった。その先の重太郎新道は噂に聞く急登の連続で何度も引き返そうかと思いたくなったが、眼下の岳沢と上高地の景色と周りの穂高の山々に励まされ、なんとか予定より早く11時前に紀美子平に到着。この時間なら前穂高に寄っても大丈夫だと思い、体力的にはキツかったが、ザックをデポしてチャレンジ。
前穂高へは岩稜帯が続き、思ったよりハードだったが山頂では素晴らしい景色が待っていた。目指す奥穂高も山頂こそは雲がかかっていたが、その雄大な山容を間近でみて感動。無理して登って良かった。
紀美子平に戻った後は吊尾根を進む。想像よりアップダウンがあり、体力的にも結構キツかった。何よりスタートから8時間以上歩いてきた限界が来たのか眠くて仕方なく、登山道脇で15分くらい仮眠。
わずかの仮眠でも効果抜群で無事回復。が、ここで使った時間が影響したのか、辿り着いた奥穂高の山頂は雲の中。展望は全く無かった。それでも沢山の登山者で狭い山頂は賑わっていて、流石日本第三位の山だと改めて思った。
山頂からわずかでこの日の宿・穂高岳山荘に到着。この日は受付ではじめは一枚の布団で二人寝てくれと言われたが、結果的にはそこまで宿泊客は増えなかったようで一人一枚の布団を使うことが出来た。
流石に疲れ果てていたため、夕飯時以外は殆ど寝ていて、小屋の施設を堪能したり、他の登山者と交流を持ったり出来なかったのが残念。
翌朝は朝イチの5時から朝食を食べ、5:30の日の出には小屋前で待機。残念ながらこの日は雲が多く、ご来光は拝めなかった。無理めなルートを選択した理由が、稜線からのご来光だっただけに、残念だがこればかりは仕方ない。
6時には下山を開始。ザイテングラートをぐんぐん降り涸沢に到着。紅葉にはまだまだ早いし、周りの山も稜線には雲がかかっていたが、それでも素晴らしい景色。ここが紅葉に染まるのを一度は見てみたいと思いつつ、小休止の後下山を再開。
本谷橋を越えたあたりで雨がぱらつき出す。幸い本降りにはならなかったが、さらにペースをあげて横尾に到着。
ここまでくれば後は楽なものだと思っていたが、久々に歩く横尾・上高地間は相当長く、ダラダラと続いて嫌になりながら3時間ほどかけて河童橋に帰還。そのまま帰ろうかとも思ったが、田代橋手前の上高地温泉ホテルに立ち寄って汗を流してから、帰路についた。
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