初日敗退するも翌日再チャレンジ(>_<) 唐松岳リハビリ登山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,016m
- 下り
- 2,016m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:55
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:25
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 4:52
通常の方よりも遅いためタイムテーブルはあまり参考にならないと思います。
天候 | 9/9(土) 曇り 9/10(日) 晴れ 9/11(月) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ八方駅近くの八方第3駐車場(無料)に駐車。 八方駅→ゴンドラリフトアダム→兎平→アルペングラッドリフト→グラードクワットリフト→八方池山荘(約22分)。 事前に道の駅白馬で割引往復チケットを購入するとお得です。 通常料金:大人往復2900円 → 割引料金:大人往復2610円。 復路は往路乗車日から起算して3日間有効。 ゴンドラ始発は月別、平日、土日祝日で始発時間や終了時間が異なるようですので 事前に確認をおすすめします。 http://www.happo-one.jp/trekking/alpenline |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースコンディション良好。 <八方駅〜八方池> 木道ルート利用。よく整備されて特に問題無し。 上部は左側通行なので注意。 登山者には「通過点」ですが観光客にとってはここが「目的地」です。 山に対する感覚が違いますのでイライラせずに登り下りを楽しみましょう。 <八方池〜扇雪渓> 特に問題無し。 <扇雪渓〜丸山> 特に問題無し。 崩落気味だった丸山手前は一昨年整備されて登りやすくなっていましたが 1年でだいぶ荒れていました。 <丸山〜唐松岳頂上山荘〜唐松岳山頂> 特に問題無し。 このコースで唯一の渡し橋と鎖場は崖を埋めるように丁寧な整備がしてあり 以前のような危険を感じる箇所ではなくなりました。 トイレは八方駅と木道終点にあります。 木道終点から先は、唐松岳頂上山荘までトイレがありません。 |
その他周辺情報 | ■八方温泉「第二郷の湯」 八方第3駐車場のすぐ傍にあるので、下山後はいつも利用します。 水曜日は12時からと利用開始時間が遅いので注意。 |
写真
感想
今年も冬の間はほぼ寝たきりの療養生活でした。
もう毎年このような状態なので、その年の初登山は慣れた唐松岳でリハビリをすることにしています。
同じ山に同じ季節に登ることで、自分の体力や標高に対する順応力(気圧に弱いので)を把握するのが目的です。
初心者向けの比較的やさしい山でリスクを減らし、無理をしないでマナーを守った時間内に歩き続けられるかを第一にしているため、余裕がないと思えば引き返すタイミングも考えながら登りました。
今回は睡眠時間を削らないようにしようと心がけ、いつもより遅めの時間に自宅を出て、マイカーで高速を運転しゆっくりめに白馬に着きました。
「いつもと同じ、むしろちょっと負荷をなくして」いたつもりでしたが、ロープウェーを降り木道を歩き出してしばらくすると、妙に体が重いのです。
すぐに息も上がってきました。
例年の倍の時間をかけて八方池に辿り着くと偏頭痛が。
八方池程度の標高で偏頭痛だなんて、どうもいつもと勝手が違う??と思い、そのまま下山することにしました。
ロープウェイ乗り場まで来たものの、そのまま自走して神奈川まで帰宅するのも無理そうだし、とにかく疲れて横になりたい。。。。あと、ちょっと悔しい(^^;
まだ昼過ぎだったこともあり、八方池山荘に泊まれるかどうか尋ねてみると大丈夫とのこと、今日はここで休んで明日の朝また考えることにしました。
翌日、朝ごはんの時間に合わせて目をさますと、昨日のことが嘘のように体が軽く体力も戻っていました。
やはりあれは高山病の予兆だったのか。。。?
朝ごはんもしっかりいただき、外に出ると快晴。
昨夜はリフトが動いたら帰るか?とも考えていましたが、一転、上を目指すことにしました。
ただし、体調がおかしいと感じ始めた時点で迷わず下山を開始すること。
リフトの動いているうちに降りれるように。
それだけは肝に銘じてリベンジ開始です。
木道を上がる足取りも昨日よりもずっと軽くなっていて、のんびりペースではありますが昨日よりはだいぶ早く楽に八方池に着きました。
次の目標を丸山にして、さらに登っていくことに。
八方池近辺ではもう終わりかけていた秋の花々も、標高を上げていくとまだまだ盛りで目を楽しませてくれます。
また、今年は雪が遅くまで残っていた影響なのか、扇の雪渓も例年よりも多い残雪となっていました。
いちばんしんどい扇の雪渓から丸山までの道を休み休み登って、長めの休憩をとりました。
呼吸が整えばまだ全然歩けるし下りの体力を残してもイケる体調だったので、そのまま予定通り頂上山荘へ向かうことに。
丸山から先はこのルートでいちばん楽しい箇所なのでマイペースで休みながらも楽しく歩くことができました。
山荘について受付時間待ちの後すぐにチェックインし山頂へ向かおうとしましたが、ガスが上がってきてしまい見る見る眺望がなくなってきたため、山頂へは翌日ゆっくり上がることにして体を休めることに努めました。
山荘は本館泊と別館泊で料金が分かれるシステムになっていました。
(昨年はそうではなかったように思います。)
ゆっくり休みたかったので800円追加で本館泊まりを選びました。
日曜→月曜の宿泊だったためか、びっくりするような混雑はなかったように思います(別館の方はどうだったか不明)。
最終日、朝ごはんに間に合う程度に起床して、しっかり食事をとりいつものように早朝の劔・立山連峰を拝んでから、いよいよ唐松岳山頂を目指します。
朝から天候も良く周囲の山々も良く眺められ、山の空気をいっぱいに吸い込んで満喫しました(*´∇`)
あー、このために来たんだなぁって。
また来れて良かった。
下山はいつも通りサクサクと、あっというまに下りてきてしまいますね。
ガスが上がってきて見る見る周囲が真っ白になってしまったので、朝の頂上からの眺望はラッキーだったかも。
そんなわけで、今回のリハビリ登山は現在の自分の体力や標高への順応力、年齢的な注意点などいろいろと把握できました。
また、リハビリ時期はいつも7月なのに今年は9月と遅すぎたのであまり難易度の高い山は我慢した方がいいと感じました。
結論としては、今年はあと1回やさしめの山なら可、テント不可(荷物の重さ的に)、長い縦走は不可、ですかね。。。
高齢者の山での怪我・遭難が増えていますが、自分も「まだそんなに年は重ねてないから」とタカを括らず自分の真の体力を把握して迷惑をかけずに山を楽しめる大人でありたいと思います。
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