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記録ID: 1255071
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳はもう秋の気配 - 割谷山へ縦走・焼岳は時間切れ

2017年09月10日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
44.2km
登り
4,278m
下り
5,247m

コースタイム

日帰り
山行
11:16
休憩
0:52
合計
12:08
7:00
10
鍋平駐車場
7:10
7:15
35
山頂駅
7:50
51
西穂山荘
8:41
8:46
53
独標
9:39
10:15
45
西穂高岳
11:00
49
独標
11:49
11:55
18
西穂山荘
12:13
189
上高地分岐
15:22
33
焼岳小屋・中尾温泉分岐
15:55
125
秀細神社
18:00
68
焼岳登山口林道
19:08
鍋平駐車場
天候 晴れ
ブロッケン現象を見ました
▶ 出会いたくても出会えないから、余計に会いたい怪物、ブロッケンについて

https://kenny3.jp/archives/3819
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
鍋平駐車場へ車を留め置き、新穂高ロープウェイを利用。中尾温泉下山後は鍋平までの山麓の近道を戻ったが、街灯は全くなく、ヘッデン行動になった。
コース状況/
危険箇所等
西穂高岳往復は人多く、落石注意。穂高稜線上一番低い独標付近は落雷も多い。今回は瞬間ガスに巻かれ、ブロッケン現象を見た。西穂高山荘から割谷山をへて焼岳小屋までは終始、樹林帯でぬかるんでいる箇所がある。中尾温泉への下りは快適だが、下山後、鍋平まで舗装路を歩くのはつらかった。
その他周辺情報 中尾温泉は下山遅く、入浴出来ませんでしたが、幸いにも夏秋のシーズン中は夜10時まで営業している「ひがくの湯」(https://shinhotaka.com/place/766/) で汗を流せたのがうれしい。
鍋平から見上げる笠ヶ岳。首が痛くなる程高い。
2017年09月10日 06:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 6:50
鍋平から見上げる笠ヶ岳。首が痛くなる程高い。
始発ロープウェイで標高2,156メートルの山頂駅に着くと、もうナナカマドの赤い実が。山の上は確実に秋へと季節がすすんでいる。
2017年09月10日 07:53撮影
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9/10 7:53
始発ロープウェイで標高2,156メートルの山頂駅に着くと、もうナナカマドの赤い実が。山の上は確実に秋へと季節がすすんでいる。
西穂山荘まで快調に歩く。キタヤマブシの花が咲いていた。今日の行程は長い。先を急ごう。
2017年09月10日 07:56撮影
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9/10 7:56
西穂山荘まで快調に歩く。キタヤマブシの花が咲いていた。今日の行程は長い。先を急ごう。
西穂山荘から丸山へ。今日後半に歩く焼岳への稜線。
2017年09月10日 07:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 7:58
西穂山荘から丸山へ。今日後半に歩く焼岳への稜線。
朝8時、笠ヶ岳には早々と雲が湧き出した。早く、早く、ガスが来ないうちに…何だか気が急くなぁ。
2017年09月10日 07:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 7:58
朝8時、笠ヶ岳には早々と雲が湧き出した。早く、早く、ガスが来ないうちに…何だか気が急くなぁ。
気持ち良い丸山付近。
2017年09月10日 08:04撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 8:04
気持ち良い丸山付近。
ピラミッドピークから西穂高岳に続く峨々とした稜線。
2017年09月10日 08:08撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 8:08
ピラミッドピークから西穂高岳に続く峨々とした稜線。
焼岳、乗鞍岳。
2017年09月10日 08:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 8:14
焼岳、乗鞍岳。
見下ろす上高地、大正池から田代池付近。
2017年09月10日 08:34撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 8:34
見下ろす上高地、大正池から田代池付近。
近づく独標の上には登山者の姿。奥にピラミッドピーク。
2017年09月10日 08:35撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 8:35
近づく独標の上には登山者の姿。奥にピラミッドピーク。
独標に到着。目に飛び込んでくる吊尾根・岳沢の穂高大屏風どーん!
2017年09月10日 08:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 8:42
独標に到着。目に飛び込んでくる吊尾根・岳沢の穂高大屏風どーん!
西穂高岳はまだまだ先。
2017年09月10日 08:44撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 8:44
西穂高岳はまだまだ先。
奥穂高山頂部をズーム。
2017年09月10日 08:44撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 8:44
奥穂高山頂部をズーム。
吊尾根の見事なスカイライン。
2017年09月10日 08:45撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 8:45
吊尾根の見事なスカイライン。
正面の笠ヶ岳は早くも雲の中に。そして、ブロッケン現る!
2017年09月10日 09:03撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 9:03
正面の笠ヶ岳は早くも雲の中に。そして、ブロッケン現る!
ここまで見事なブロッケンは久々です。
2017年09月10日 09:03撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 9:03
ここまで見事なブロッケンは久々です。
穂高稜線もガスに巻かれる中、西穂高山頂着。30分程粘り、何とか満足するショットが撮れた。
2017年09月10日 10:06撮影
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9/10 10:06
穂高稜線もガスに巻かれる中、西穂高山頂着。30分程粘り、何とか満足するショットが撮れた。
西穂高山頂を後にして、次は焼岳へ。先はまだ長い。
2017年09月10日 11:27撮影
9/10 11:27
西穂高山頂を後にして、次は焼岳へ。先はまだ長い。
霞沢岳と六百山。
2017年09月10日 11:32撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 11:32
霞沢岳と六百山。
この先、西穂山荘からはうって変わって地味な樹林の道。登山者はいるかなぁ?
2017年09月10日 11:41撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 11:41
この先、西穂山荘からはうって変わって地味な樹林の道。登山者はいるかなぁ?
時間は12時前。出来れば焼岳山頂も踏んでから中尾温泉に下りたい。
2017年09月10日 11:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 11:43
時間は12時前。出来れば焼岳山頂も踏んでから中尾温泉に下りたい。
にぎやかな山荘前。
2017年09月10日 11:48撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 11:48
にぎやかな山荘前。
前夜は激混みだったらしい、西穂山山荘前のサイト地。
2017年09月10日 11:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 11:49
前夜は激混みだったらしい、西穂山山荘前のサイト地。
嬉しい発見。まだハクサンフウロが咲き残っていたサイト地周りのお花畑。
2017年09月10日 11:51撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 11:51
嬉しい発見。まだハクサンフウロが咲き残っていたサイト地周りのお花畑。
焼岳方面へのルートに入る。ナナカマドは赤い実を沢山付けていた。
2017年09月10日 11:56撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 11:56
焼岳方面へのルートに入る。ナナカマドは赤い実を沢山付けていた。
有毒のトリカブトも花は素敵。
2017年09月10日 12:02撮影
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9/10 12:02
有毒のトリカブトも花は素敵。
アザミ、トリカブト、ヨメナ、キリンソウ…。もうすっかり秋の装いのお花畑。
2017年09月10日 12:02撮影
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9/10 12:02
アザミ、トリカブト、ヨメナ、キリンソウ…。もうすっかり秋の装いのお花畑。
上高地方面(左)と焼岳方面への分岐。右に向かいます。
2017年09月10日 12:11撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 12:11
上高地方面(左)と焼岳方面への分岐。右に向かいます。
ぬかるみが続く、決して快適とは言えない稜線。
2017年09月10日 12:35撮影
9/10 12:35
ぬかるみが続く、決して快適とは言えない稜線。
これは…
2017年09月10日 12:58撮影
9/10 12:58
これは…
色の鮮やかさに感激。
2017年09月10日 12:59撮影
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9/10 12:59
色の鮮やかさに感激。
険しい六百山。山頂に一気に突き上げる沢が唯一の登路。
2017年09月10日 13:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 13:20
険しい六百山。山頂に一気に突き上げる沢が唯一の登路。
西穂高から焼岳の間で展望が得られるのは数ヶ所のみ。穂高を振り返る。
2017年09月10日 13:29撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 13:29
西穂高から焼岳の間で展望が得られるのは数ヶ所のみ。穂高を振り返る。
前半の岩稜歩きで飛ばし過ぎたか、膝が痛くなりヨチヨチ歩きになってしまう。我慢の歩きを癒してくれるのは、時折開ける展望。
2017年09月10日 14:15撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 14:15
前半の岩稜歩きで飛ばし過ぎたか、膝が痛くなりヨチヨチ歩きになってしまう。我慢の歩きを癒してくれるのは、時折開ける展望。
ハンノキの実。
2017年09月10日 14:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 14:20
ハンノキの実。
なかなか近づかない焼岳。
2017年09月10日 14:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 14:26
なかなか近づかない焼岳。
樹林が切れて見えた、梓川を取り囲む山々と槍沢方面。まだまだ夏の景色じゃあないか…
2017年09月10日 14:55撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 14:55
樹林が切れて見えた、梓川を取り囲む山々と槍沢方面。まだまだ夏の景色じゃあないか…
…でも周りは秋の気配漂う樹林の中。アルプスと言うよりは ”奥飛騨” の山を逍遥している、との表現の方がしっくり来ます。
2017年09月10日 14:56撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 14:56
…でも周りは秋の気配漂う樹林の中。アルプスと言うよりは ”奥飛騨” の山を逍遥している、との表現の方がしっくり来ます。
ミヤマアキノキリンソウ。
2017年09月10日 15:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 15:09
ミヤマアキノキリンソウ。
ようやく焼岳小屋に到着。時間はもう午後3時半。
2017年09月10日 15:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 15:22
ようやく焼岳小屋に到着。時間はもう午後3時半。
焼岳往復を諦めて中尾温泉へ下る事にする。
2017年09月10日 15:23撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 15:23
焼岳往復を諦めて中尾温泉へ下る事にする。
キングサイズのキノコ。
2017年09月10日 15:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
9/10 15:39
キングサイズのキノコ。
秀綱神社。窟のみなのが、かえって神々しい。
2017年09月10日 15:54撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 15:54
秀綱神社。窟のみなのが、かえって神々しい。
白水の滝分岐。夕暮れ迫る頃、中尾温泉へ下山。鍋平への道路を急ぐが日が暮れ真っ暗に。ヘッデン行動でようやく車にたどり着いた…ふぅ。
2017年09月10日 17:23撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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9/10 17:23
白水の滝分岐。夕暮れ迫る頃、中尾温泉へ下山。鍋平への道路を急ぐが日が暮れ真っ暗に。ヘッデン行動でようやく車にたどり着いた…ふぅ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

あまり天気に恵まれなかった夏。名残惜しさに目指した2度目の西穂高岳。
北アルプスの稜線には、はやくも秋の気配がしのびよっていました。
日差しも心なしかゆるみ、お花畑の主役はすっかり初秋の花たちがとってかわり、赤い実をつけている気の早いものもいる。
 
奥穂前穂の吊尾根大屏風は見えたけれども、西穂高岳山頂はガスに巻かれてしまった。なぜか今回もピークだけ太陽にフラれてしまった。
だからだろうか、山頂往復だけでは物足りない… そうだ、焼岳まで歩いてやろう。
胸のすく岩稜歩きから一転、人気の無い樹林の尾根に足を踏み入れる。
派手な北アルプスの前半と対照的に後半、割谷山の稜線はまさに「奥飛騨」の名の通り人里離れた山奥感に溢れていました。
南の御嶽山から乗鞍を経て、槍・穂高、白馬岳へと稜線をつなぎ、親不知へと赤線を伸ばす夢はまだ、続く。

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技術レベル
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体力レベル
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