剱岳(早月小屋でテント泊ピストン)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,337m
- 下り
- 2,337m
コースタイム
- 山行
- 12:54
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 14:00
天候 | 1日目: 晴れ一時雲 (午後は一面の雲海) 2日目: 午前中は薄雲、午後は雲がかかってました。 (大阪に帰る道中は雨) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・立山ICを出ると「馬場島」の表示がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・馬場島周辺では熊もいるらしい。県道でニホンカモシカを見ました。 ・尾根上なので2600mくらいまでは、ルートとしてはわかりやすいが、ハシゴ状の木の根や、低いが岩場もあるので、転倒には注意が必要 ・小屋より下部では、頭を打つもしくはザックが引っかかりそうな枝が2ヶ所ほどありました。 ・2800mから上部は岩稜帯なので、マーキングを見落とさないように。三点確保ができれば、そう難しくはないかと思います。 |
その他周辺情報 | ・立山ICを出てから、数軒のコンビニがあります。 ・馬場島荘で食事と日帰り入浴(500円)ができます。 また、キャンプ場もあります。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
今年の夏は、北アルプス裏銀座コースを計画したものの、あえなく撤退、気がつけば、これといった山にも行けず、テント泊すらまだ一度もしていない。
そんな今年の初めのこと、NHKの「にっぽん百名山」でみた「剱岳」が早月尾根を紹介していました。冒頭で「憧れと試練」の石碑。そしてもう一つ石板に書かれた「剱岳は岩と雪の殿堂である 人身とも鍛錬された人々よ来たれ」とあるのを見て、再び登ってみたくなり、またこの石碑、石板を見てみたいと思いました。
頂上へは3度目です。
初挑戦は平成8年5月だったか、山岳会で剱沢から前剱のコースの予定でしたが、悪天候により前剱までで中止し、2泊のテント泊に雪洞を作る練習をして帰りました。
2度目は、平成9年8月だったかな?もともとソロに憧れもあって、単独でチャレンジするも、台風の影響をもろに受けて剱沢で敗退。2度の失敗は、後にも先にも「剱岳」のみ。
3度目の正直は平成11年の9月だったと思います。久しぶりに職場がいっしょになった先輩に「岩登りもできますよ。」とその気にさせて前剱の先の南壁(グレード的には易しかったが、岩が脆い)からの登頂が初登頂となりました。
4度目は、平成22年の7月でした。会も辞め、先輩も転勤して、人生的な節目もあり山行を中断していましたが、平成18年から復帰して、本格的にソロ活動をしていましたが、たまたま初心者でしたが後輩に気のあった人がいて、前年の奥穂高岳にザイテングラードから登ってもらって山の素晴らしさを感じてもらえたと思ったので、ならば、さらにお気に入りの「剱岳」へと誘って、ようやく前剱からのノーマルルートで山頂に立つことが出来ました。
そして今回。
前回の山頂でのこと、早月尾根から来たオジサン達いわく「剱沢からのコースに比べると急登を除けば易しいのでは?云々」言っていたのをずっと憶えていました。
いつか私も「早月尾根」から登ってみたい(夏だけど)と思い続けていました。
そしてNHKをみて「そろそろ行ってみるか」と思いました。
最初の計画では、早月山荘で連泊して、まったり山頂を往復するつもりで、サブ計画として、1日目のテント泊のあと、山頂を往復後そのまま馬場島荘まで下って泊まろうかとも思っていました。
しかし…、台風18号が接近するなか、16日の夕には雨の予想もあり、安定しているのが15日だけだったので、いろいろ思案して「そうだ、一気に山頂まで行ってからテント泊すれば、雨につかまらない」と考え、条件としてコースタイムに準じて山荘に到着でき、体力に余力があったら山頂に行こうと決めました。
山頂に到着後、もう剱沢から来た方がもう一人おられたので、写真を撮りあいました。
そして下山…ずいぶん遅くなってしまい、「なんとか日没までに2400mくらいまで」と思っていました。樹林の道だとわかりやすいので、ヘッドランプでも下山できると思ったからです。逆に岩稜帯で夜になってしまうようであれば、道をロストしないうちにビバーグしようかとも考えました。山荘の方いわく「山頂あたりはは0度近くになるよ」とも聞きましたが…(-_-;) 携帯電話の電波環境もよかったので、ビバーク時は、小屋に連絡しようかとも思いました。
結果、日暮れ後にヘッドランプも使い、なんとかテント場に戻りました。基本は日没に余裕をもって戻るべきなんですが…。
【反省点】
〜位襪凌臾欧2時間しか取れなかった。
◆4時台に登って行く方がいる中で、初めてということもあって、夜明け前のスタートにした。
11時に山荘に着き、テントを張って少し体力回復のために休憩しましたが、これが少し長すぎた。
テント場から下山で帰る時、小屋のおじさんが「また来なさいよ」と言ってくれました。
馬場島荘で日帰り入浴をしたあと、雨の中北陸道を大阪へと帰りました。
剱岳は、何度登っても飽きないし、期待と満足感をあたえてくれる山だと思います。と言っても年齢的にあと1回くらい登れたらいいなぁ。他にも行ってみたい山がたくさんありますしね(#^^#)
Osanさん、初めまして。早月小屋のテント場で隣にテントを張っていた者です。
Osanさんが昼前に山頂に登って行かれたので台風を意識されたと思っていました。
日が沈んでもテントに戻られないので、ちょっと心配しましたが往復の時間を見て19時ごろかなと思っていましたが、その頃に戻られてテント中で安心しました。
お話しする機会は有りませんでしたが、またどこかの山域でお会いできることを楽しみにしています。
おはようございます。ご心配をおかけしました
まさにおっしゃるとおりです
山頂におられたもうお一方が「こりゃあ山小屋のおじさんに叱られるなぁ」と言っておられたのですが、わたしは内心「テントでよかった」と思いました。
できれば遅くなったのが気づかれないようコッソリ帰るつもりでした。
テント場に戻った時、19時にしては皆さん寝ておられるようで、小屋もひっそりしていたので、私もできるだけ大きな音をたてないように食事して寝ました。
16日は、くたびれていたのと、下山予定のみとなったので朝はゆっくりしていました
帰りがけにtmatsuiさんのテントに人気を感じなかったので「山頂に行かれたんだなぁ」と思いました。
【山行で出会ったかも】を見て、予想以上にヤマレコユーザーの方が登ってるんだなぁと思います。
屋久島に行った時に出会ったおじさんに言ったことがあるのですが…
「日本のどこかで、またお会いしましょう
【追記】
登頂おめでとうございます。互いに安全登山で山行を続けていきたいですね
Osanさん、返信ありがとうございます。戻ってこられてから静かに気を使われていたのは
感じていました。
翌日早朝私は3時30分にテントを出発して、6時30分に山頂に着く事ができました。
機会があれば、またどこかでお会いできることを楽しみにしています (^^)/
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