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Yamareco

記録ID: 126476
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

東沢谷(七倉尾根・針の木谷経由)

2011年08月04日(木) ~ 2011年08月07日(日)
 - 拍手
GPS
196:09
距離
49.6km
登り
3,960m
下り
3,761m

コースタイム

1日目
山行
13:20
休憩
0:20
合計
13:40
4:10
270
七倉
8:40
9:00
530
船窪小屋
17:50
奥黒部ヒュッテ
2日目
山行
9:40
休憩
0:00
合計
9:40
5:50
580
奥黒部ヒュッテ
15:30
東沢  標高2100M地点
3日目
山行
7:40
休憩
0:00
合計
7:40
9:00
100
東沢  標高2100M地点
10:40
9:00
360
東沢乗越
15:00
15:00
0
湯又岳
9:00
青嵐荘
4日目
山行
2:30
休憩
0:00
合計
2:30
8:40
150
青嵐荘
11:10
高瀬ダム
8/4
 4:16 七倉
 8:43 船窪小屋着
 9:04     発
10:40 針の木谷
11:52 迷う(30分ほど)
15:32 避難小屋
17:49 奥黒部ヒュッテ着(泊) 

8/5
 5:52 奥黒部ヒュッテ発 読売新道経由
    下降点を2回間違えタイムロス
 7:52 東沢谷 
12:16 釣り(岩魚2匹ゲット)
15:33 標高2100m地点にてビバーク(泊)

8/6
 6:32 ビバーク地点発
10:34 稜線
10:39 東沢乗越着
11:04 発
12:20 湯俣・野口五郎分岐
15:00 湯俣岳
17:11 晴嵐荘着(泊)

8/7
 8:41 晴嵐荘発
 9:39 名無小屋
11:06 高瀬ダム着 タクシーで七倉へ
天候 8/4(午前)雨
  (午後)晴れ
8/5 曇り
8/6 曇り後雨、(午後)雷雨
8/7 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉駐車場(8/4の1時ごろ到着しましたが、8割の入り)
コース状況/
危険箇所等
針の木谷
 よく整備されているが、涸れ沢を横断するところはマークが消えていた。(ここで涸れ沢を上に行っていると勘違いし、ルートミスした。結局、涸れ沢を水平に横断するようなところに道がある)

 渡渉は何箇所もあり、靴が濡れずに渡るのは不可能。(沢登りで言う渡渉程深くはない)

 奥黒部ヒュッテへの水平道は、時々右岸の崖のところに木の梯子がかけてあるが、大雨があればいつ崩壊してもおかしくない感じ。今回もかなり最近に修理したみたいだが、最後の2箇所はこれから。(修理しなくても何とかなるので、後回しになっているのだろう!)

奥黒部ヒュッテにて
 上の廊下と東沢谷へ入渓する人は、別の用紙(届出)に書いてくれと言われた。
今後の予定、装備、沢登の経験年数などを記入する。

東沢谷への下降ポイント
 読売新道を標高50mほど登り、左に崖のある地点の前。
 まだ、あまり入山者がいないのか、踏み跡が明瞭でない。
 自分は、その標高50m地点が明瞭でないため、違うのではと判断し、標高100mほど登った地点にて2回試みるが、どうも違う気がして引きかえし先述した崖の下まで戻った。
 よーく視線を低く見てみると色々なところから入った跡がある。(ように思われる)

最後、稜線への詰め
 終盤、沢が2股になるところは、左・左に進路を取り、最後お花畑に出た後、右へ行くと乗越。(自分は左にとったため、乗越の北よりの高いところに出た)
 いずれにしても、最後はハイマツの藪こぎがある。
予約できる山小屋
七倉山荘
船窪小屋にて
小屋のおじさん・おばさんと
2年前に来たとき(通過ですが)も、温かいお茶を出してくれました。
2011年08月04日 09:06撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 9:06
船窪小屋にて
小屋のおじさん・おばさんと
2年前に来たとき(通過ですが)も、温かいお茶を出してくれました。
船窪乗越から針の木谷へ降りる道
2011年08月04日 10:23撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 10:23
船窪乗越から針の木谷へ降りる道
自分がルートミスした涸れ沢を横断する地点
2011年08月04日 11:54撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 11:54
自分がルートミスした涸れ沢を横断する地点
その涸れ沢です。
2011年08月04日 12:31撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 12:31
その涸れ沢です。
水平道。修理されたばかりの木の梯子。
2011年08月04日 15:48撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 15:48
水平道。修理されたばかりの木の梯子。
後回しになっているところ(一応通れます)
2011年08月04日 17:25撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/4 17:25
後回しになっているところ(一応通れます)
奥黒部ヒュッテにて。
青色のワンポールテントと
赤色の快速トレランスタイルのストックシェルターテント。
2011年08月05日 05:16撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/5 5:16
奥黒部ヒュッテにて。
青色のワンポールテントと
赤色の快速トレランスタイルのストックシェルターテント。
東沢谷のところからGPS(コロラド300)をオンにしました。
カシミールに落とした地図より。
東沢谷のところからGPS(コロラド300)をオンにしました。
カシミールに落とした地図より。
渡渉
ストックが役立ちました。
2011年08月05日 08:10撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 8:10
渡渉
ストックが役立ちました。
このとこrろで、多分高巻いてザイル回収不能になったところ?
2011年08月05日 10:54撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:54
このとこrろで、多分高巻いてザイル回収不能になったところ?
魚影は濃いです。初テンカラの自分でもゲット!
2011年08月05日 12:18撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:18
魚影は濃いです。初テンカラの自分でもゲット!
ビバークにて
今日はワンポールテント。2m20四方を1人で使ってますので、雑に置いても大丈夫!
2011年08月05日 18:42撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 18:42
ビバークにて
今日はワンポールテント。2m20四方を1人で使ってますので、雑に置いても大丈夫!
GPSのデータより
今回の沢登り唯一のセルフタイマー撮影
2011年08月06日 06:47撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:47
今回の沢登り唯一のセルフタイマー撮影
東沢谷終盤
左へ
2011年08月06日 08:04撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:04
東沢谷終盤
左へ
ここも左へ
2011年08月06日 08:17撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:17
ここも左へ
最後の水!?
2011年08月06日 09:18撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:18
最後の水!?
雪渓の向こうが稜線??のように見えますが、違います。
2011年08月06日 09:24撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:24
雪渓の向こうが稜線??のように見えますが、違います。
お花畑
2011年08月06日 10:09撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:09
お花畑
右へ行くと乗越。左のほうが明瞭だったので左へ行った。
2011年08月06日 10:09撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:09
右へ行くと乗越。左のほうが明瞭だったので左へ行った。
ハイマツの際を通る。
2011年08月06日 10:14撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:14
ハイマツの際を通る。
お花畑の中を突っ切る。
2011年08月06日 10:17撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:17
お花畑の中を突っ切る。
最後は藪こぎなのね!
2011年08月06日 10:20撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:20
最後は藪こぎなのね!
稜線に近いところから見下ろした。
中央上のところを左へ行くと乗越だが。
2011年08月06日 10:36撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:36
稜線に近いところから見下ろした。
中央上のところを左へ行くと乗越だが。
自分が通ったルート(GPSより)
自分が通ったルート(GPSより)
東沢乗越です。
2011年08月06日 10:43撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 10:43
東沢乗越です。
撮影機器:

感想

 七倉尾根・針の木谷経由で奥黒部ヒュッテに入るルートを取ったが、標準コースタイムで15:30かかるようだ。(自分は、休憩、ルートミス30分、釣りタイム2回30分の計1時間、余分な時間にとられているのを含めて、14時間かかった。)

 ウルトラマラソン(フルマラソンの42km超を言うが普通100km)を制限時間内(大会によるが例えば富士五湖112kmは14時間半)で完走できる体力がある。(というか、完走できるようトレーニングをしています)


 今回東沢谷を単独で何とか遡行できたが、リスキーであることは間違いない。(そもそも沢登り自体、単独でしないほうがよい!)
 

 同じ日(8/5)に、東沢谷へ入渓する人がもう1組いたが(Y下さん)、自分が先に奥黒部ヒュッテを出発したのだが、下降点を間違えるというタイムロスをしたので、Y下さんのほうが先にいっていると思ったのだが、会う事は(追いつくことは)なかったのだが、気になっています。
 
 そのY下さんと出発前、とにかく東沢谷は前半が勝負と聞いていましたが、確かにその通りです。


 
 高巻きで、ザイルで懸垂下降をしたのですが、20mロープでは足りずに2回に分けて降りましたが、2回目のときザイルが回収できなくなってしまった。(青色の8mmザイルです) この後、高巻きするポイントがなくてある意味ラッキーでした。

 最後稜線に出るところで、藪こぎと急なガレをもがいているところを、裏銀座を縦走している登山者に目撃され、「大丈夫ですか?」と声かけられた



 今回、ヤマレコへの記録が初めてです。
 
 今年、参考となるような山行は7/9に燕岳・東餓鬼岳・清水岳のアラウンド(藪こぎ登山)をしています。

 その他、もし以前の自分の山行の他、トレイルランニング・山スキー(テレマーク)・サイクリング・ウルトラマラソン等々が気になる方がいらしたら、
アメブロの『虻蜂取らずと言うけれど』(http://ameblo.jp/abuhachi-nepal-ashok/)をご覧ください。

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