至仏山[鳩待峠]
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○乗合バス時刻表(戸倉〜鳩待峠) 980円/片道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○特に危険な箇所はなし。 ○登山道は雨により木段も木道も蛇紋岩も滑りやすかった。 |
その他周辺情報 | ○日帰り温泉 望郷の湯 560円/人 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
グローブ
Tシャツ
ソフトシェル
アウター
トレッキングパンツ
ソックス
登山靴
タオル
バックパック(レインカバー)
カメラ
ティッシュ
ゴミ袋
お弁当
お菓子(非常食)
水
お金
携帯電話
時計
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
地図
|
感想
Omaruchanが山にしばらく山に行けなくなったのでDaichiを山に誘ってみた。
早速、お薦めした登山靴を購入してきたというので、山行計画を作ることとした。
Daichiは来月から約1カ月半の東京研修に行ってしまうため、日程調整の結果、
今月は23日(土)しかない行けないとのことなので、急いで山行計画を立てる必要が
あった。
Daichiが山を好きになり、また行きたいと言ってもらうためには初めて登る山が大事
なので、いろいろと考えた結果、尾瀬の至仏山に行くことに決めた。
・尾瀬は草紅葉の絶景を満喫できる。
・尾瀬は登山だけではなく湿原の散策も楽しめる。
・至仏山山頂からの景色は尾瀬ヶ原の一望と北アルプスなどの山様の眺望も期待でき
る。
個人的にも、先般、Mameekoさんに尾瀬の草紅葉をお薦めしたが、お薦めしておき
ながら自分で秋の尾瀬に来たことがなかったので、草紅葉を満喫したかったのも至仏山に決めた理由である。
戸倉駐車場から鳩待峠へのシャトルビンは1便が4:40であるが、天気予報では朝方まで雨が残るとのことから、2便の6:30に間に合うように移動した。
6時過ぎに戸倉駐車場に到着したときはまだ雨が降っていたが小降りだったので、止
んでくれことを願ってシャトルバスに乗車した。
鳩待峠に到着するとみんな山の鼻小屋を目指して歩いていったが、自分たちは予定ど
おり富士見峠に向けて7時前に出発した。
鳩待通りでを富士見峠までの道中では3人にすれ違っただけであった。
鳩待通りはあまり人気がないのか。
しかし期待のほか、横田代やアヤメ平の草紅葉はきれいであった。
これから行くひとには人も少なくゆっくりと景色を満喫できると思うのでお薦めであ
る。
富士見峠に着くと雨は止んだが、あたりはガスに覆われて、至仏山も燧ケ岳も、いず
れも山頂からの眺望は望めそうにないことから、今回は山には登らないで尾瀬沼から
大清水へ縦走することも選択肢に含めて、見晴小屋に向けて足を進めた。
八木沢道は初めて通る道であるが、樹林帯のなかを渓流の音を聞きながら沢沿いに歩
くため気持ちよい道であった。
ただ、今日は雨のため道のコンディションは最悪であったことから、ぬかるみがひど
いところが何カ所もあり、見晴小屋に着くころには靴が紺色から茶色になっていた。
見晴小屋には鳩待峠を出発してから約4時間後の10:40に到着した。
小腹が空いたので早目の昼食にした。
見晴小屋では約20分休憩した。
休憩の間、Daichiと相談の結果、見晴小屋からでも至仏山がはっきり確認できること
から、山頂からの眺望を期待して、至仏山に登ることとした。
11時に見晴小屋を後にして、まずは竜宮小屋に向け出発した。
下田代の草紅葉は絶景であった。
しかも天候が悪いせいで登山者が少ないのか、静かな尾瀬の草紅葉を満喫しながら歩
くことができた。
竜宮小屋はスルーして山の鼻に向けて足を進めた。
中田代も草紅葉は絶景であった。
この景色はもう少し先まで楽しめると思うが、今はまだ緑色の草が少しだけ残すた
め、恐らく絶景のピークは来週末くらいかもしれない。
牛首分岐までくるとすれ違う登山者の数が増えてきた。
小さい子供連れの家族も何組かいたり、女性一人で歩いてひる人も何人かいた。
今日の山小屋は空いてそうなのでゆっくり過ごせそうだ。うまらやしい。
山の鼻には12:30に到着した。
山の鼻には座る場所もないくらい沢山の登山者で賑わっていた。
時間もないのでお菓子を少々口にしてトイレ休憩を済ませて早々に山の鼻を後にし
た。
登山口を出発したのは12:45。
登山道の登り始めは木段であったが、雨により川の階段状態であった。
こんな時間に至仏山を登り始めるのは我々だけかと思ったが、山ガール2人が先に登
っていた。
すぐに追いついて抜かしたが、予想外であったのはDaichiが山ガールよりペースが遅
いことであった。
最初は景色でも楽しみながらゆっくり登っているのかと思いきや、聞けば運動不足で
息があがってしまって苦しいと言うではないか。
このままのスピードでは鳩待峠から戸倉駐車場への最終バス(17:10)に間に合わな
くなり帰れなくなってしまうので、ペースを少し上げることとした。
登山道の中間地点付近は蛇紋岩の急登が続く。
雨に濡れた蛇紋岩はよくよく滑るので、先は急ぎたいが滑落や捻挫に注意しながら
登った。
山頂はガスに覆われて晴れる気配は全くないことから、登頂の途中に何度も振り返り
尾瀬ヶ原の景色を目に焼き付けた。
山頂手前の登山道は長い木段が続くが、一部老朽化で壊れている箇所があるため、歩
行には注意が必要である。
山頂15:15に到着。登頂から約2時間半かかった。
このままのペースでは下山時間はオンタイムで約2時間かかるため、5時10分の最終バスに間に合わないが、Daichiの息を整えるため約15分休憩した。
我々が山頂に到着してから遅れること10分で山ガールの2人も到着した。
もしかしたら鳩待峠で泊まるのかと思って聞いてみると、同じく最終バスに乗って帰
るとのことだった。
このため、山頂で写真撮影を済ませると休憩もとらず下山してしまった。
我々も追うように下山した。
時計は15時半、オンタイムで約2時間のところ、約1時間半で下山し17時には鳩待峠
に到着しないとチケットを購入する時間がない。
下山を開始し間もなくして山ガールに追いついた。
山ガールには、2人が17:10発の最終バスに間に合わないときは、少し待ってもらう
よにお願いしておくよと言って先に行かせてもらった。
小至仏山まではツルッツルの蛇紋岩を下るためペースが全く上がらず、ほぼオンタイ
ムとなってしまった。
小至仏山を過ぎると木段、木道になりペースを上げた。
鳩待峠まで残り1kmの地点で時計は16:40、最後のスパートは小走りで下山した。
鳩待峠に到着したのは17時、間に合った〜。
記念写真を撮ってチケット売り場に行くと、おじさんに他に登山者はいたかと聞かれ
たので山ガールが2人来るので、最終バスは出発を少し待って欲しいとお願いした
が、バスは他のお客さんもいるので定刻で出発し、チケットも17:10以降は販売でき
ないことになったいるとのことであった。
それでは彼女たちはどうやって戸倉まで帰るのかと聞くと、個別にタクシーを呼ぶし
かなく7、8,000円程度かかるとのことであった。
チケットのおじさんに彼女たちには申し訳と伝えて欲しいとお願いして、17:10の最
終バスに乗りこんだ。
17:40に戸倉駐車場に無事到着。
天候に恵まれなかったのは残念であったが、草紅葉の景色は最高であった。
Daichiも初の登山で約24kmも歩き、山頂の景色は拝めなかったが、山登りは十分に
楽しんでまた行きたいと思ってくれたので、とても有意義な登山であった。
次は紅葉の安達太良山にでも行こう。
お疲れ様でした!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する