唐松岳 〜花の宝石箱と圧巻の不帰の嶮〜
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 994m
コースタイム
09:05 八方池山荘
09:36 八方ケルン
09:40 八方池
10:30 扇雪渓
10:50 丸山
11:35 唐松岳山頂山荘
11:55 唐松岳 12:30
12:45 唐松岳山頂山荘 12:50
13:15 丸山
13:30 扇雪渓
14:00 八方池
14:25 八方ケルン
14:55 八方池山荘
15:40 八方駅
登り時間:03:35(休憩含む)
下り時間:02:05(休憩含む)
総行動時間:07:20
天候 | 【長野県松本天気】 天 気:晴れ 最高気温:36.3℃ 最低気温:22.2℃ 露点温度:19.6℃ 湿 度:39% 風 向:南南東 風 速:5m/s 現地気圧:938.1hPa 海面気圧:1002.6hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:5:01 日の入り:18:45 現地天気 注意報なし 晴天だけど空に雲多し 東からの風あり五竜方面はガスで展望なし。 13:00に晴れ雨あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方駅近くの駐車場は有料500円 無料駐車場 第3駐車場200台(八方駅にも近くて共同浴場「第二郷の湯」近し) 第5駐車場100台(白馬大橋側 ちと駅から遠い) 第6駐車場400台(ジャンプ競技場側) 【ゴンドラ・リフト】 八方アルペンラインはの3つの索道、 八方尾根ゴンドラリフト→アルペンリフト→グラートクワッドリフトの 総延長は3,445m。標高差1,060m。 一気に登り、わずか40分ほどで標高1,830mの第1ケルン・八方池山荘へアプローチ。 料金:八方アルペンライン通し券(往復:2600円)(片道:1400円):発行日から3日有効 リフト営業時間と料金HP http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/alpineline/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:八方駅に登山相談所あり ト イ レ:八方池山荘 第二ケルン手前 唐松頂上山荘(宿泊者以外は200円) 登 山 道:【八方池まで】 八方尾根自然研究路として非常に歩きやすい。 観光のお客さんも多く平日でも列になってる。 【八方池以降】 登山装備必要とパンフレットなどにも書いてあるが 丸山までペットボトル片手に普通靴のおばあちゃんがいたり スニーカーの女の子がいたり、大きなザックで45kg背負った 山岳部の方々がおられたり多様ですね。 山荘手前の痩せ山腹桟道ありますがしっかりした鎖場・補助ロープあり 特別危険な箇所はないと思いました。 日帰温泉:八方温泉 【第一郷の湯】 お問合せ:0261-72-5705 営業時間 :正午〜21:00(最終受付 20:30) 定休日:水曜日(7月下旬〜8月中旬 無休) (12月下旬〜3月末 無休) 【第二郷の湯】 お問合せ:0261-72-6541 営業時間:正午〜21:00(最終受付 20:30) 定休日:火曜日 (7月下旬〜8月中旬 無休) (12月下旬〜3月末 無休) 【みみずくの湯】 お問合せ:0261-72-3745 営業時間:▼4月上旬〜11月上旬 10:00〜18:00(最終受付 17:30) ▼早春営業 2月26日(土)〜4月上旬11:00〜16:00 定休日:11月上旬〜2月末 冬期閉鎖 http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/spa/ |
写真
感想
7月の唐松五竜縦走が雨で中止になり
『天気のイイ日に唐松岳だけでも・・・・ 』と思っていて
本日、唐松岳へ
遅立ちになってしまったのですが、なんとか8時には第三無料駐車場に到着。
平日ですがすでに八方駅にはコンドラ待ちの列。
駅前にあった登山相談所に登山届けを提出。
相談所のおじさんが
『いまいち大気不安定やから午後から雨あるかも』
『12時前に唐松山頂に着ければいいね』とアドバイスを頂きゴンドラに搭乗。
ゴンドラリフトから眼下に広がる白馬村や大糸線沿線の街並みを眺め
テンションが上がってきます。
八方アルペンライン総延長は3,445m。標高差1,060mを一気に登り
わずか40分ほどで標高1,830mの第1ケルン・八方池山荘に到着。
山荘から進むと
湿地帯コースと展望コースに分岐します。
上り湿地コース下山は展望コースをを選択。
湿地コースは木道で歩きやすいのですが、観光客も多く賑やかな道。
一転して展望コースは石コロ道なこともあってそれほど歩いている人が少なく
静かな道です。展望コースには途中八方山ケルンあります。
稜線にでると白馬岳 杓子岳 鑓ヶ岳と連なる白馬三山が視界に飛び込んできます
うわ。まさに八方尾根を代表する光景が!!
って今日は雲が多く三山は雲の中でした
第二ケルン手前にトイレがあり、
先の湿地帯と展望コースに分かれたコースが合流します
八方ケルンを過ぎて傾斜が緩くなって第三ケルン手前で八方池の池畔に
伸びる遊歩道に分岐。
八方池ではこれまた代表的な光景。白馬三山が池畔から水面に映える絶景!!
ってこれまた雲・・・・う〜残念ッス。
でもでも、雲の切れ間に
第三ケルンからは尖った岩峰の不帰ノ嶮が!!う〜ん。鋭い。刺さったら痛そう
第3ケルン八方池までは遊歩道が整備され歩きやすく
平日でしたが観光の客さんでいっぱいでした。
第三ケルンを過ぎると観光客の姿も減り静かな山行きかぁ・・・って思ってたら
そこは登り易く人気の尾根。
多くの登山者がおられました。でも八方池までに比べれば静かな山行き。
ダケカンバの巨木帯の下ノ樺。
巨大なダケカンバ。巨木好きにはこれまた堪りませんなぁ〜
花々も一気に増た気がします。
写真を撮りながら歩くと時間が経つのが早くて
登山相談所のおじさんのアドバイスを思い出して
『写真は下山時に』って思いながらもやっぱり写真を撮りたくなるほど
色とりどりの花々に目を奪われて・・・ 写真撮っちゃいますよねぇ〜
ダケカンバ帯から急坂を登って尾根の南に回込んで
これまた絶景の五竜・鹿島槍ヶ岳は見えてくる!!
って五竜方面は濃い雲の中で遠見尾根まったく見えず。
山腹の傾斜の緩い登山道が上ノ樺。そして雪田が残る扇雪渓
扇雪渓で涼をとる登山者が多くいました。
ハイマツ帯の急斜を登りきるとケルンの立つ丸山に到着。
おおぉ〜三山は相変わらず雲の中ですが
圧巻!!不帰の嶮
何やら山座同定されている若者達に大きな声で
名白楽風のおじ様が不帰の嶮の説明をしているので僕も一緒にお聞きしてました。
丸山からまた更に花々が咲き乱れ、
正面に空に突き貫く不帰ノ嶮が迫りアルペン的な迫力ある展望で
花と展望を楽しみながら稜線歩きを満喫できます。
稜線はしだいに痩せてきて登山道は主稜線の左に巻くように進んで
落石に注意して桟道の鎖場を通過。
左から巻き稜線にでて唐松岳頂上山荘に到着。
山荘から黒部峡谷越しに立山連峰そして鋭い岩峰山容の剱岳が現れます!!
って立山連峰・剱岳はまたしても雲の中・・・う〜
何故か今期の夏山では立山連峰・剱岳と相性悪し・・・
あんなに冬は素晴らしいお姿を見せてくれたのに・・・
でもでも、山荘の先に美しい三角形の唐松岳だぁ〜!!
これはまた美しい
なんとなく感覚的に尾根も含めて五竜は男性。唐松は女性と言うのが納得です。
稜線を登り返して20分で唐松岳山頂に登頂です。
相談所のおじさんのアドバイス通り12:00前に山頂に着けてよかったぁ〜
もう山頂は大パノラマの眺望
北は不帰ノ嶮の先の白馬岳から
西に黒部峡谷越しの立山連峰・剱岳から毛勝三山北稜の山々
東に浅間山、妙高山、雨飾山まで一望でき
南にダンディーな五竜岳に双峰の鹿島槍ヶ岳と
もう〜贅沢な展望タイム♪
ここで大好きな山座同定しながら幸せなひととき。のはずが・・・・
空は晴れ間あるのですが山々は雲・ガスの中
でも迫り来るような圧巻!!三峰からの不帰ノ嶮は眺めました。
不帰ノ嶮を眺めながら食事に♪
天気は読むような技術はありませんが
雲の流れ早く、今までの経験的な感覚で天気悪くなる!?って感じて
急いで下山支度。
すると一気に山頂はガス。さっきまで見えていた不帰ノ嶮も見えなくなったので
唐松岳を惜しみながらも下山。
12:40には晴れているのに本当に小さな小さな雨あり。大雨になるかなぁ・・・
って思いましたが雨にはならず。
無事に八方駅に
相談所のおじさんに
『本当に午後から天気悪くなったわ』って報告しようと思いましたが
すでに相談所は締まっていました。
でも、ここで相談所のおじさんありがとうございました。
しかし、聞きしに勝る花々の宝庫で!!
満足のいく山行きでした。
不帰ノ嶮も圧巻だったしね。
今日もとてもイイ山行きでした。
唐松岳さん
ありがとうございました。
八方ですか?、地元チョロチョロ星人にはうらやましい限りです。
それにしても写真が綺麗ですね、もしかしたらカメラを買い換えたの?なんてねw
八方かぁ〜、いいなぁ〜いきたいなぁ〜
特に不帰ノ嶮は行って見たいです。
八方池山荘は鈴木みき先生のバイト先ですねw
いいなぁ〜^^;
なにがいいかはともかく、次の山行も楽しみにしています。^^
raubouさん
おはようございます。
カメラは買い換えてないです
欲しいカメラはありますが軍資金が・・・ない・・
雨の日はCX3で晴れの日はCX4を使っています
今回は覚えたての画像処理を施しました。
小生も地元チョロチョロ星人ですが
ちょっと足を伸ばしました。
八方池山荘前の売店で鈴木みき先生の本が山積み
何故?本?って思って売店の店員さんに
お聞きすると納得
raubouさんの言われるとおり
鈴木みき先生のバイト先だったんですね。
次回も後立山で考えています。
kenkenさん、こんにちわ〜
お花きれいですね!全部に拍手したかったのですが、
うちのpc遅いので、まとめ拍手に気持ちこめました。許してね。
唐松岳、雑誌によく出ている山ですね。ステキですね。
「山荘から唐松岳」写真が「来い!」って言ってるわ。
実際にこの目で見てみたいです。お助けアイテムのゴンドラもありますしね。
うちは、もう夏山終了です。
kenkenさん、次の山行楽しみにしていますよ。(でも気をつけて下さいね)
usavichさん
こんばんわ
今まで低山でも見かけていた花も
唐松では咲いていて本当に花々の宝庫でした。
いや〜ボツも含めて400枚も撮っちゃいました♪
自分はお気楽登山が好きなので
ゴンドラ・リストを利用して
できるだけ山容を楽しみたいと考えていまっせ〜
明日から針ノ木岳へ柏原新道から1泊2日で
縦走しようと思っています。
前泊しないので今から就寝しようと思います。
ではでは
好天になる事を祈って・・・
貴方のお名前は?→ミヤマヨメナのような
気がしますが、違ってたらすみません。。
風景も山も、とても鮮やかな写真ばかりで
見とれてしまいました。
今後ともレコをお待ちしております
komakiさん
おはようございます
お花の名前ありがとうございます
ミヤマヨメナ(深山嫁菜)ですか
また、ひとつ賢くなりました。
komakさん山行記録も今後とも楽しみに
拝見いたします
コメントありがとうございました
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