北アルプス:裏銀座縦走

2011年08月07日(日) ~ 2011年08月09日(火)

• GPS: 21:28
• 距離: 43.1km
• 登り: 3,623m
• 下り: 3,787m

コースタイム

<1日目>
6:00高瀬ダム⇒6:20裏銀座登山口⇒10:00烏帽子小屋(幕営)11:30⇒12:00烏帽子岳⇒12:30烏帽子小屋
(行動時間 4:40+REST 0:20)
<2日目>
4:00烏帽子小屋⇒6:15野口五郎小屋6:25⇒6:35野口五郎岳⇒8:10東沢乗越⇒8:50水晶小屋9:00⇒9:25水晶岳9:35⇒
10:00水晶小屋10:20⇒10:45ワリモ北分岐⇒11:35鷲羽岳11:45⇒12:35三俣山荘(幕営)
(行動時間 7:35+REST 1:00)
<3日目>
5:00三俣山荘⇒5:45三俣蓮華岳⇒7:10双六小屋7:25⇒8:25弓折乗越8:30⇒9:00鏡平小屋⇒10:30秩父沢10:40⇒
11:35ワサビ平11:50⇒12:50新穂高温泉
(行動時間 7:05+REST 0:45)

天候

1日目:晴れ後曇り、一時雷雨(6時・高瀬ダム:16℃、10時・烏帽子小屋:18℃)
2日目:晴れ時々曇り(4時・烏帽子小屋:13℃、水晶小屋:17℃、13時・三俣山荘:20℃)
3日目:晴れ(5時・三俣山荘:14℃、8時・双六小屋:18℃、12時・わさび平:28℃)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

<往路>
新宿⇒信濃大町:ムーンライト信州利用:5Hr弱
※全席指定です。仮眠する場合にはアイマスク、耳栓必要です!(照明つきっ放しなので)
信濃大町⇒高瀬ダム:タクシー利用\8,000位:30分弱
<帰路>
新穂高温泉⇒平湯温泉BT:路線バス利用\870:25分弱
平湯温泉BT⇒新宿西口BT:高速バス利用￥5,700:4.5Hr
※中央道が渋滞する場合には時間通りに着かないので注意が必要です

コース状況／危険箇所等

<道の状況>
高瀬ダム〜烏帽子小屋:
ブナ立尾根は3大急登とあるが、道はきちんと整備されているし一歩一歩の高低差もそれほどでもないです。

烏帽子小屋〜烏帽子岳:
ザレているところがあるのでスパッツがあった方がよい。
烏帽子岳の頂上直下はクサリ場が数箇所あります。高度感あるけど足場はしっかりしているので3点支持でいけば問題ないと思います。

烏帽子小屋〜野口五郎岳:
稜線歩きで距離長いので天候が怪しい時には注意した方がよいと思います。
前半はザレているところがあるのでスパッツがあった方がよいです。
野口五郎岳のニセピークが何箇所かあるので間違えないようにしましょう。

野口五郎岳〜水晶小屋:
引き続き稜線歩きでアップダウンあります。所々にガレ場あり。
槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳と展望がよいです。

水晶小屋〜水晶岳:
山頂直下はガレ場です。
ペンキマークを見失いがちなので注意して進んだ方がよいです。

水晶小屋〜鷲羽岳:
ワリモ岳、鷲羽岳の頂上はガレ場。

鷲羽岳〜三俣山荘:
意外と急坂です。所々スリッピーな箇所あり。

三俣山荘〜三俣蓮華岳:
特筆するような事項なし。
三俣蓮華岳は黒部五郎岳、薬師岳、鷲羽岳、槍ヶ岳・穂高岳と360度展望がよいです。

三俣蓮華岳〜双六小屋:
特筆するような事項なし。

双六小屋〜鏡平小屋〜わさび平:
小池新道入ってすぐの所にがけ崩れあり。(落石注意)
それ以外は特筆するような事項なし。

わさび平〜新穂高温泉:
林道歩き。日陰が少ないので熱中症には注意。

<登山ポスト有無>
高瀬ダムの前にある長倉ダムの入り口ゲートで受付しています。
逆ルートだと新穂高温泉の登山指導センターにて受付しています。(こちらは下山届も)

<トイレ>
各山小屋にあります。殆どの山小屋でチップ(\100)が必要でした。

<水場>
烏帽子小屋:天水(1L￥200)
水晶小屋:天水(1L\200)
三俣山荘:雪解け水(キンキンに冷えている)
双六小屋:雪解け水(キンキンに冷えている)

<下山後の温泉>
新穂高温泉BT、ロープウェイ乗り場近くにある中崎山荘奥飛騨の湯がよいと思います。\800
登山者に配慮して、ザックの置き場所も提供してくれています。

<コンビニ>
信濃大町の市内に何軒かあります。
タクシー利用時は運転手に寄ってもらう旨を伝えた方がよい。

<テント場>
烏帽子小屋幕営料:\500です。50張程度。風の心配ない。水場遠い。トイレ遠い。
三俣山荘幕営料:\500です。50張程度。風の心配ない。水場近い。トイレ遠い。
双六小屋　100張程度。水場遠い。トイレ遠い。

<その他>
携帯電話の電波:基本的にdocomoは圏外です。所々で使える箇所がありますが、電波の状態は安定しません。
信濃大町のタクシー乗り場で相乗りの人を探したほうが○。
烏帽子小屋:缶ビール350ml:\600
水晶小屋:ミネラルウォータ500ml:\300 ※要:水筒持参
三俣山荘:缶ビール350ml:\600
三俣山荘:カレーライス:\1,000
三俣山荘:ケーキセット:\1,000

写真

8/6 23:27

今回は交通手段にムーンライト信州利用

8/7 5:50

高瀬ダム
タクシーはここまで先に見れるトンネルを通ります

8/7 5:50

天候:晴れ

8/7 6:07

トンネル後はつり橋を渡る

8/7 6:08

つり橋が意外と揺れます

8/7 6:11

登山口近くのテント場、利用者なし

8/7 6:11

登山口近くのテント場、利用者なし

8/7 6:18

濁滝

8/7 6:22

北アルプス裏銀座ルート登山口

8/7 6:25

前半は、人工的な登山道

8/7 6:33

8/7 6:38

烏帽子小屋までのカウントダウン
1あたり20分位

8/7 8:46

8/7 8:54

ブナ立尾根、展望ありません

8/7 8:56

タヌキ岩
なにこれ?

8/7 9:57

8/7 10:02

烏帽子小屋前のお花畑

8/7 11:34

前烏帽子岳

8/7 11:37

烏帽子岳

8/7 11:44

烏帽子岳分岐点

8/7 11:53

8/7 11:56

烏帽子岳頂上直下のクサリ場
足場がしっかりしているので問題なし。

8/7 12:01

烏帽子岳山頂!

8/7 12:02

1日目は昼前からガス、この後、雷雨。。。

8/8 3:51

8/8 4:37

烏帽子小屋⇒野口五郎小屋

8/8 5:07

アバウトな看板(笑)

8/8 5:15

雪渓

8/8 5:16

8/8 5:18

日の出

8/8 5:21

8/8 6:05

8/8 6:15

野口五郎小屋

8/8 6:22

野口五郎小屋

8/8 6:38

野口五郎岳

8/8 6:38

野口五郎岳⇒真砂岳

8/8 6:38

野口五郎岳⇒真砂岳から水晶岳方面

8/8 6:39

稜線から槍ヶ岳

8/8 6:39

稜線から槍ヶ岳2

8/8 7:14

たぶん、鷲羽岳とワリモ岳

8/8 7:58

真砂岳から東沢乗越〜水晶小屋

8/8 8:09

東沢乗越

8/8 8:15

荷物運搬のヘリ

8/8 8:52

水晶小屋

8/8 9:13

水晶小屋⇒水晶岳のルート

8/8 9:22

水晶岳から雲の平方面

8/8 9:27

水晶岳山頂!
野口五郎方面はガス。

8/8 9:33

反対側は晴れ

8/8 9:56

東沢谷、この先が黒部湖

8/8 9:57

鷲羽岳とワリモ岳

8/8 10:45

ワリモ北分岐点

8/8 11:37

鷲羽岳山頂!

8/8 11:48

鷲羽岳山頂から野口五郎岳方面

8/8 11:48

鷲羽池

8/8 12:20

三俣山荘までの下り
結構長いです

8/8 13:37

三俣山荘
山荘2Fの食堂のケーキセットは有名

8/8 15:13

鷲羽岳

8/8 17:38

今日も雷雲が。。。

8/9 4:49

日の出前

8/9 5:02

三俣山荘〜三俣蓮華岳

8/9 5:15

日の出

8/9 5:18

槍ヶ岳3

8/9 5:19

槍ヶ岳4

8/9 5:31

三俣峠
巻き道との分岐点

8/9 5:43

三俣蓮華岳
富山・岐阜・長野の県境

8/9 5:44

8/9 5:44

三俣蓮華岳から黒部五郎岳

8/9 5:45

三俣蓮華岳から薬師岳?!

8/9 5:46

三俣蓮華岳⇒丸山

8/9 6:04

大キレット

8/9 6:28

稜線ルート、中道ルートの分岐点

8/9 6:52

双六小屋の水

8/9 6:53

たぶんこの雪渓が元

8/9 6:57

稜線ルート、中道ルートの分岐点
(双六小屋側)

8/9 6:57

8/9 7:00

8/9 7:18

双六小屋

8/9 7:28

双六小屋

8/9 7:28

双六小屋のテント場

8/9 7:59

槍ヶ岳〜南岳

8/9 8:14

8/9 8:59

鏡平小屋

8/9 9:15

熊のおどり場?!

8/9 9:36

シシウドヶ原

8/9 9:41

8/9 10:27

8/9 10:40

秩父沢

8/9 11:15

小池新道に入ってすぐ、落石注意

8/9 11:16

小池新道入口

8/9 11:16

小池新道入口

8/9 11:27

林道

8/9 11:47

わさび平小屋

8/9 12:00

笠新道入り口

8/9 12:56

新穂高登山センター

8/9 14:47

下山後は飛騨牛ステーキとビアで祝杯!

撮影機器：

docomo STYLE series SH-02C シャープ

感想

nic9i

せっかくの夏休み、色々と物思いに耽りながら何日か山歩きをしたいなぁと思い、
前から気になっていた裏銀座縦走を決行する事にしました。

裏銀座縦走ルートはメジャーなルートだけあって、稜線歩きの展望は素晴らしかったです。その割りには人が少なめで、のんびりと山歩きを楽しむ事ができました。
道迷いや危険箇所がないルートだったけど、唯一肝を冷やしたのが雷雨。山行中、午前中は晴天に恵まれたものの、午後からは雷が発生。雨天でのテント設営等と色々と勉強にもなりました。

当初の予定だと、笠ヶ岳まで進む予定だったが足のダメージ具合から、工程を1日短縮して無念の下山。年内、もう1回は北アルプス行きたいな。