今年登る山 2017mの雲取山(三峯神社からのピストン)
- GPS
- 09:00
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,914m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:59
天候 | 曇り時々晴れ 山頂到着時には周りはすべてガスで山頂は日向 つまり、雲取山山頂のみ晴れたという・・・。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2017年・・・2017m・・・雲取山・・・。この関係は誰もがたどり着くだろうと思う。数年前には2014mの山伏がクローズアップされたこともあり、今年は当然雲取山がクローズアップされてしかるべき年である。
当然、今年は雲取山登山者が多いという情報にも当たっている。そう、かくいう私も記念すべき今年雲取山に登りたいと思っていたのだ。
雲取山は過去に小袖からピストンしている。朝5時から14時近くまで、しっかりとした登山であった。約22kmあった。
今年再訪しようとしていたが、それは当然小袖からの道ではない。
今回活用したのは三峯神社からの道である。標高1000m以上にある登山口から登るというメリットがあるが、いくつものピークを越えていくので累積標高差はこちらのほうが大きい。また、岩場が多く気を遣うところが多い。
小袖からの道は観光道、三峯神社からの道はまるで修験道のような修行の道と感じた、そして、これはこれで面白く登ることができた。
そして、故秩父宮レリーフ、秩父宮が名付けた霧藻ヶ峰、悲恋の物語が残るお清平、いくつものピークと見どころ多い。なんだかんだ言いながら雲取山荘へ。ここで昼食をとる予定だったのだが・・・。
「すいませ〜ん、今日は11時を過ぎたらここで昼食摂れますよね。」
「昼食は、山頂でゆっくりとったらいいんじゃないの?今日は荷揚げだから昼営業はないよ。」
「じゃあ、何か買うことはできますか?」
「ないない、全部売ってしまった。だから荷揚げだってことだ。」
ガガーン・・・。ここの昼営業で昼食をとることを予定して予備の食料はおにぎり2個しか持ってこなかったんだ、朝食+昼食でおにぎり2個か・・・他に行動食になりようなものないかな・・・。
とりあえず、山頂に行こう。
雲取山の山頂は欲張りだ、撮影すべきものがたくさんある。しかも、今年は2017年ということもあり、2017mの山頂にはたくさんの山頂表示がある。以前ここに登ったのは2014年4月なので3年間での変化はすさまじいものがあった。
当然、山梨側のピークも見に行く、ここには「山梨百名山」の表示がある。それを撮影し、再び東京と埼玉の山頂表示に戻りしばし休憩する。ザックを見てみると、槍ヶ岳登山の時に入れたが使わなかったスポーツ飲料の粉が見つかった、これを使えば食事が少なくても持つだろう、と思いペットボトルに粉を入れる、雲取山荘で水を汲むくらいはできるであろう。
で、再び雲取山荘だ。本日は1年に4回ある荷揚げの日だ、雲取山荘前でヘリコプターがやってきた。かなりの風が舞い上がる、山荘から出てきた人たちはみんなヘルメットをしている、荷物を置いてヘリコプターはまた去っていく、そのすきに雲取山荘に向かう。
「お客さん、今日はここで休憩なしね。」と言われる。
「水だけ汲みたいんですが・・・。」
「そのくらいだったら構わないよ。」
「はい、わかりました。」
私は、先ほどの風がまた来たら嫌なので、すぐに水を汲む。
「ありがとうございました、いつか泊りに来たいと思います。」とだけ言って、雲取山荘を去った。数分後、ヘリコプターがまたやってきて轟音を出す。しかし、もう雲取山荘からは離れているので安心であった。
芋ノ木ドッケを越え、白岩山に至る、来るときは山頂をスルーしていた。近くなると、ベンチに人がいてカメラを向けている。そう、そこにはシカが・・・。夢中で写真を何枚も撮りまくる。私以外にもハイカー2名、至近距離、しかし逃げない。30枚程度シカを撮影した。
そして、尾根から少し離れたところにある白岩山山頂標識と三角点を発見し撮影する。本日の疑問の一つが解決した。発見した瞬間、目が一気にぱっちりと開いた。茂木健一郎氏が言われる「アハ体験」である。
その後は順調に下ってくる、お清平ではたくさんの人がいた。そう、それは登りですれ違った30人程度の団体さんである。向こうは雲取山荘に宿泊し9時ごろ下山を開始したようだ。そして、私とすれ違い、さらに下っていった。私は、山頂に行き、そこから下り始めた、そしてここで追いついてしまった。
まだ休憩している団体さんの前に出る、後ろにつきたくない。追い抜くのも嫌だし、後ろにつくのも嫌だ。そのまま、霧藻ヶ峰まで行く、今回は小屋番さんがいた。
署名をしてほしいという。このレコの代表写真である雲取山頂に立てた山頂碑「2017年」は、環境省の設置許可が11月31日で切れるそうである、その存続を願う署名であった。
まあ、来年はもう2017年ではないからなあと思うが、この木も三峯神社の神木をわざわざ切って標柱にし、8日かけて運んだという話も聞き私は署名した。今年の記憶を思い出させることもあるだろうと思った。
その後は順調に下りふもとに下った。
下ったらやじはり三峯神社にご報告に伺わなければならない。見どころ一杯の三峯神社、日本武尊の像、大山倍龍さんの碑、そして参拝。結構な人が並んでいた。そして、三峯山博物館前でGPSを切った。
三峯山博物館は面白かった。三峯神社の歴史、かつては天台宗のお寺でもあったらしいが明治時代に神社を選択、しかし秘仏などは隠匿し続け今はここで見ることができる。また、三峯神社の御眷属はオオカミということで、日本にあるニホンオオカミの毛皮8点のうち5点を集めており、見ることができた。
そして、朝からおにぎり2個しか食べていない私、この辺りには2軒の食堂があったが、1軒はもう営業をしていない。もう1軒もそばやうどんは終了、できるのはカレーライスとわらじかつ丼のみ、しかも、丁度カレーライスが届いたテーブルを見ると「えっ?あれで850円?」と思えるようなビジュアル、体は徐々に冷え体温が下がっていたので、車で走ってから食事というのもなあと思い、食べてしまいました。わらじかつ丼を・・・。意外と油油を感じなかったしご飯は少なめで、約800kcal程度であろうか。卵を使っていないし肉も薄く衣も薄かった。
その後、秩父、飯能から圏央道に抜けるか、雁坂トンネルを越え山梨から中央道に入るか悩み、結局後者を選択。3つのダムを見て、温泉入って、下道での渋滞に巻き込まれ、23時ごろ帰宅した。
ロングで修行の山歩きですねー(笑)
雲取山荘 相変わらずですね
お疲れさまでした
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
気になってcyberdocさんの雲取山の記録を読みました。三峯神社から雲取山荘までの登りで3時間12分?すさまじい記録ですね。しかも、雪だったようで・・・。
雲取山は小袖からのピストン、三峯からのピストンをしました。次は三条ダルミから登ってみたいと思っています。
aideieiでした。
aiさん 三峰からは、一度も登っていないので、とても参考になりました👌
歴史を感じる道なんですね😳
昨年、日本経済新聞で、雲取山荘の管理人の特集あって、最初は、秩父鉄道が建設して、秩父鉄道を使っての登山者多かったそうです、メインルートは、三峰だったんですね😜
ケーブルカーもあったんですよね😊👏
また、、お話をお聞かせください、、。
muttyann
muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですよね、昔は三峯神社がメインルートでしたね。白岩岳・妙法ヶ岳・雲取山、この3山をとって三峯としたそうです。そう考えると、実は神社の参拝をしていただけなのかもしれませんね。
なかなか登りがいがある道でした。ぜひ登ってみてくださいませ。
aideieiでした。
aiさん、こんにちは!
レコ楽しみにお待ちしておりました。
三峯神社からの道は小袖からの道と雰囲気が違いますね。
なんというか厳かで歴史のある感じ。
小袖からは南向きなので標高を上げてくるにつれ明るくなってきますが、三峯からは北側のせいか苔むした奥秩父っぽい趣きなのかなぁと感じました。
そうそう、雲取山荘。
そういえばチェックアウトする前から小屋番さんが荷揚げの準備していました。お昼ごはんは残念でしたね…お疲れ様でした!
山頂碑、私も存続して欲しいと思います。
itadakipinkさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本当に厳かな気持ちで登ることができました。その中で見つけたわずかな秋の花、シラヒゲソウとダイモンジソウ、好きな花です。
朝食・昼食あわせておにぎり2個しかなくても、スポーツ飲料と飴・キャラメルで何とか乗り切りました。しかし、そのあとにわらじかつ丼を食べてしまいました。冷えていた体があっという間に火照っていくのに驚きました。
またレコ読ませてください。
aideieiでした。
おこんばんは〜🎵
速いじゃないですか!
cyberdocさま並みのスピードハイクですね!
さて、やはりロックフィルダムは美しいですねぇ (o^^o)
列車に例えると20系客車。
モビルスーツに例えるとキュベレイ。
広瀬ダム、芸術的です!
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
kazu5000さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
cyberさん?とんでもない。私が歩いた登りを1時間以上巻いて登っておられています。
基本的に川とか湖とか水の風景は好きです。ダムも人の英知の結晶という感じがして好きです。でも、ダムカードは集めておりません。(職場で集めている人がいます)
なかなか楽しい登山でした。
aideieiでした。
aiさん
こんばんは
7月に歩いた道なので懐かしく読ませて頂きました。
それにしてもピストンで7時間44分(山行時間)とは
渋描き隊は片道で5時間10分でした。
今度ご一緒するときは、足に重り付けてください。
itadakipinkさんと会われたのですね。一度コラボしたことがあるのです。
itadakipinkさんも雲取山に行かれていたので、もしかして思っていました。
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
鎖場や岩場があるが基本的には普通に歩ける人にとって難路とは思わないです。下っての登り返しが何度もあるのが精神的に厳しいところだなあと思いますが。ただ、渋描き隊のペースと渋描隊長のペースは違いますから・・・。
itadakipinkさんは、この日雲取山荘を出発され小袖に下っています。ですから、お会いできてはいないのですが。「最近の登山で会った人」で出てきたのです。そこでレコを訪問しコメントを残しました・・・ということです。
また、隊長がitadakipinkさんとお会いした時のような企画があれば、はせ参じますよ。
aideieiでした。
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