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記録ID: 127249
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

【愛媛】二ツ岳、エビラ山、黒岳、権現山 縦走

2011年08月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:47
距離
14.3km
登り
1,495m
下り
1,339m

コースタイム

06:25 県道6号、131号分岐点
07:45〜08:00 肉渕林道登山口
09:07〜09:28 峨蔵越
10:35〜10:45 二ツ岳山頂
11:45〜11:50 休憩
12:15 エビラ山山頂
12:40〜12:48 休憩
13:12 黒岳山頂
14:09〜14:14 休憩
14:28 権現山山頂
14:41 鉄塔分岐
14:53〜15:10 権現越
16:10〜16:24 徒渉ポイント
17:12 床鍋登山口

ここから自転車でのコースタイム
17:15 床鍋登山口
17:21 県道6号、131号分岐点
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
二ツ岳の一部
2011年08月16日 21:51撮影
8/16 21:51
二ツ岳の一部
登山道へ
2011年08月16日 21:51撮影
8/16 21:51
登山道へ
田舎の景色
2011年08月16日 21:51撮影
8/16 21:51
田舎の景色
肉渕林道登山口
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
肉渕林道登山口
登山道
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道
登山道
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道
登山道
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道
登山道
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道
峨蔵越
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
峨蔵越
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
2
8/16 21:58
登山道
ハネズル山?
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
ハネズル山?
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
ハネズル山?
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
ハネズル山?
二ツ岳方面
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
二ツ岳方面
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
鯛の頭
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
鯛の頭
ここから先は命がけ
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
ここから先は命がけ
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
ハネズル山?
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
ハネズル山?
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
二ツ岳山頂
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
二ツ岳山頂
エビラ山方面
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
エビラ山方面
注意事項
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
注意事項
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
二ツ岳
2011年08月16日 21:52撮影
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二ツ岳
エビラ山
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
エビラ山
登山道
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道
エビラ山目前
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
エビラ山目前
エビラ山
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
エビラ山
黒岳
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
黒岳
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
1
8/16 21:58
登山道
登山道より
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道より
登山道より
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
登山道より
登山道
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
登山道
エビラ山方面
2011年08月16日 21:52撮影
8/16 21:52
エビラ山方面
黒岳
2011年08月16日 21:53撮影
1
8/16 21:53
黒岳
権現山
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
権現山
地検地帯
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
地検地帯
危険地帯全容
2011年08月16日 21:58撮影
8/16 21:58
危険地帯全容
黒岳方面
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
黒岳方面
権現山
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
権現山
東赤石山
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
東赤石山
登山道
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
登山道
鉄塔巡視路分岐
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
鉄塔巡視路分岐
男性の相棒
2011年08月16日 21:53撮影
2
8/16 21:53
男性の相棒
権現越
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
権現越
登山道
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
登山道
登山道
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
登山道
登山道
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
登山道
登山道
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
登山道
床鍋登山口
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
床鍋登山口
自転車
2011年08月16日 21:53撮影
8/16 21:53
自転車

感想

今日は登山。 3時50分起床、4時15分出発。 愛媛の二ツ岳〜権現山まで縦走する。
この縦走コース、地図には「危険」とか「初心者は引き返すこと」とか書かれている。 あらかじめ下調べはしたけど、行けそうな感じだったので挑戦することに。
縦走なので、登山口と下山口が異なってしまう。 下山口に自転車を置いて、車まで戻る。 車は川沿いの県道に止めておく。 が、そこから登山口までが1時間半くらい車道を歩くようになってしまう。
登山口まで車で行ったら、帰りがずっと登り坂なので、かなり辛いだろう。

登山の準備をして、さっそく出発。 まずは登山口まで…
歩き始めて早々、木材工場みたいなところから出てきたおじさんと話した。 二ツ岳から権現山まで縦走することを伝えて、道が崩落している旨のアドバイスをもらった。 登山口まで遠いって…

車が一台も通らない道を、ひたすら歩いていく。 思っていたより長いな… 車道だけど標高はどんどんと上がっていく。 さっきまで走っていた県道が遥か彼方に、そして見えなくなる。

道はまだまだ続いている… 
だいぶ歩き、ようやく登山口に到着。 疲れたなぁ……
ここがようやくスタート地点なのに、もうクタクタ。 ゆっくり休憩してしまった。

さて、ここから登山道になる。 まずは峨蔵越まで1時間20分、そこから山頂までが1時間半となっている。 ここから山頂までの標高差は900mくらい。

登山道はけっこう急に感じた。 あまり歩かれてないのか、足場が緩い箇所もあった。 が、全体的に道はしっかりしている。 迷うような箇所はないな。
小さな沢をいくつか越えて、峨蔵越まで到着。 なんだあ今日、ものすごい疲れる… 車から、まだ3時間ほどしか歩いていないのにクタクタ。 しかもメチャメチャ喉も乾く。 もう700mlほど飲んでしまった。 水分はお茶が2Lと、水が500ml。 このペースで消費していったら足りないかもしれない…
めちゃめちゃ疲れるのは、お腹が空いているのが原因っぽかったので、おにぎりを2個食べる。 さらに水分を採ってしまったが、疲労感は取れてきた。 体調もいつも通りになったかな。

ここから先の道は一気に傾斜がきつくなる。 目の前にはピークがいくつか見え、豪快な岩場が見える。 この山、格好いいなぁ。 こんなスケールの山に登れるのは幸せ。 道は急できついけど、楽しみながら歩ける景色だな。

半分くらい歩いたところで「鯛の頭」と書かれた岩があった。 なるほど、確かに鯛の頭に見えないことはないな。

そこから先も傾斜はあまりかわらず。 大げさな看板が登場したり、岩場を登ったりしながら、だんだんと山頂に近づいていく。

けっこう苦しい登りを登り切り、二ツ岳山頂に到着。
これから歩く、エビラ山、黒岳が遠くに見える。 こうやって見ると、けっこう遠いなぁ。 山頂は日が当たるので、10mくらい引き返した樹林帯の中で休憩。 休んでいると、ハエがものすごい集まってくる。 大きなハエが5匹くらい、小さなハエが40匹も50匹も集まってくる……

さて、ここまでもけっこう辛い道だったけど、ここからがこの縦走路の真骨頂。 あまり歩かれてないうえに、崩落箇所が2ヶ所もあるらしい。
最後の権現山まで、4時間くらいかかるコースタイムになっている。

以前、このあたりで遭難した人がいるらしく、ここから先の道について注意を促す看板が掲げられていた。

二ツ岳〜エビラ山の中間あたりに「危険」と書かれた箇所がある。 まずはここまで、注意して行かないといけないね。

エビラ山に向かって歩き出す。 想像していたより道が悪い。 あまり歩かれてないのは分かっていたが、もう少しはっきりとした道だと思っていた。

たまに見晴らしのいい場所に立つので、前後がはっきりと見える。
そして、見晴らしのいい場所に立つということは、たいていの場合、道を外れていた。 前を見ても崖。 右を見ても崖。 左を見ても崖。 仕方なく引き返す。 すると、見晴らしいのいい場所に向かわずに、下に降りて行く道が見つかる。 見晴らしのいい場所に向かって、薄い踏み跡はあるのだけど、みんな間違えるから道になっていったのか、それとも見晴らしのいい場所で写真でも撮ろうと踏み跡をつけていくのか、どちらかはわからない。

そんな見晴らしのいい断崖に立つこと2回。 危険地帯がどこだかわからないまま、エビラ山に到着してしまった。 断崖を無理やり降りようとしたらかなり危険だけど、そうでなければ危ない箇所はなかった気がするなぁ。
道が薄かったり、藪こぎだったりはあったけど。

さて、次は黒岳。 目の前に見える、ちょこんと付きだした峰なのだけど、あそこまで一時間もかかるのか? もっと早くたどり着けそうな距離感だけど。

黒岳に向かって歩き出す。 すぐに断崖にたたずむ…… これで3度目。 これらの断崖は降りようとしたら間違いなく転落する。
少し引き返したら、南側に向かって降りるルートがあった。 が、踏み跡薄いなぁ。 古いテープだけが目印。
断崖の下を回り込んで再び稜線へ。 黒岳が近づく。 が、藪こぎがひどい。 なかなかペースが上がらないし、スパッツ着用してないため、靴の紐がすぐにほどける。 きつく結んでるのだけど、藪で引っかかってるらしい。

そんな事をしながら、黒岳に到着。 けっこう疲れたなぁ…… あとは権現山だけなのだけど、黒岳直後に危険地帯があり、その先には「笹こぎ」となっている。 目視の距離もけっこうあるし、コースタイムも1時間20分となっている。
これはなかなか手ごわそうだ……

黒岳を出発してすぐ、「これが危険地帯か!」という場所に出くわした。 崖が崩落している。 その崩落したど真ん中を斜めに縦断するのだ。
まぁ実際歩いてみると、危険な感じはしないのだけど。 崩落も現在進行形なわけではないし。
しかし、通り過ぎてから眺めてみると、けっこう危険に見える。

ここからの道は、黒岳直前よりもきつかった。 胸くらいまでの高さの藪や笹がずっと続く。 足元はほとんど見えない。 道もあまりわからない。
古いテープと薄い踏み跡を頼りに進んでいく。 が、ここでも靴ひもがほどけすぎ。 3分おきくらいに、靴ひもを結んでいたな…… これくらいの頻度で結ばないといけないのなら、不快を覚悟でスパッツ着用した方が良かったかもしれない。 だけど「いまさら…」って思ってしまい、けっきょく付けずに歩く。

悪戦苦闘しながら、権現山到着。 権現山ってこんなに展望わるかったっけ……

ここから四国電力の鉄塔まで、鉄塔から権現越えまでは、それぞれ15分程度の道。
権現越えまで行ったら、あとは安定した道を下るだけ。 鉄塔〜権現山もかなり道が悪かったはず。 後半戦で気が緩みがちだけど、気を付けて行かなくては。

予想通り、鉄塔までは藪こぎ状態。 道はほとんど見えず。 アザミの針に攻撃されたりしながら、突き進む。

鉄塔を通過し、権現越えが見えてきた。 あそこまでちょこっとの下り。 この下りは、それほど藪や笹は無かったけど、相変わらず足元はよく見えない。

権現越えに到着。 クタクタだ……
ここでお茶を全て飲み干し、水も300mlほど飲んだ。 途中で徒渉ポイントがあったので、最悪そこの水を飲めばいいだろう。
おにぎりとパンで栄養補給していたら、床鍋から犬を連れた男性が登ってきた。 時刻は既に15時。 こんな時間に? と思って、話を聞いたら、今夜はここでテントを張るみたい。
明日はこの辺りの山をゆっくり楽しむんだって。 そんな優雅な楽しみ方があったとは、テント泊も楽しそうね。

男性はせっかく登ってきた道を「水を汲みに行ってくる」とまた降りて行った……

さて、オレもそろそろ下山しなくては。

ここからの道は歩いたことのない区間が含まれている。 前に調査のために、床鍋ルートを歩いたのだけど、途中から鉄塔巡視路に迷い込んでしまった。
そのため、このルートの半分くらいの区間が未踏となっている。
まぁ道もしっかりしてるし、これまで歩いてきた道と比べたら全然平気だろう。

枯れ沢に岩がゴロゴロした道を歩く、赤石っぽい道。 こういう道好きだなぁ。
1時間ほど歩き、鉄塔巡視路との分岐地点。 前回はここで間違えたのか。 上に登って行かないといけないんだね。 次は間違わないぞ。

造林地帯に入り、だんだんと標高が下がってきた。 樹林帯の中は薄暗くなってきた。

そして登山道まで到着。 最後はけっこうあっけなかったな。

登山口に置いておいた自転車に乗って、車を目指す。 車までは下り坂が3kmちょっと。 6分程度で到着。 こんなに近いとは!

今年の目標の一つでもあった、この縦走ルート。 道は厳しかったけど、歩きとおせてよかった。
しかし、2008年の地図だと、悪路ではない普通のみちになっている。
黒笠山〜矢筈山の道より明らかに悪い。 黒笠山のルートが悪路なら、こちらも悪路のような感じがするのだけどね。 2011年の地図では悪路になっているのだろうか…
そして、日が短くなっているのを感じた一日だった。 長いルートは早めに歩いておかないといけないね。

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コメント

難路 お疲れ様です
lucimailさん こんにちは bergheilといいます。

新居浜に住んで20年強になりますが、眼前にそびえる
二つ岳からエビラ岳への稜線は、
手ごわそうで、まだ行ったことがありません。

貴重な記録、ありがとうございます。参考になりました。
予想通りなかなかの難路のようですが、私も機会があれば一度行ってみたいと思います。
2011/8/22 21:33
bergheilさんへ
bergheilさん、はじめまして。

こんな記録ですが、参考になれば幸いです。

瀬戸内側から眺める、これらの峰は最高ですよね。
お気を付けて挑戦してくださいませ。
2011/8/23 9:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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