好天に恵まれた白馬岳(大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池)
- GPS
- 31:31
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 2,304m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:00
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:45
5:30 八方第5駐車場
6:05 猿倉荘
7:25 白馬尻
8:00 大雪渓 下端
9:20 大雪渓 上部
10:15 葱平(ねぶかっぴら)
10:30 小雪渓
10:48 緊急避難小屋
11:00ごろ お花畑で休憩、食事
12:30 村営頂上宿舎
13:00 白馬山荘
(第2日)
6:45 白馬山荘出発
7:10 白馬岳山頂
8:00 三国境
9:10 小蓮華岳
10:30 白馬大池
12:00 白馬乗鞍岳
13:00 天狗原湿原
13:25 銀嶺水(水場)
14:05 栂池自然園
15:00 栂池高原駅
15:30 八方第5駐車場
天候 | 8/8 晴れのち曇り 8/9 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
8/9 栂池ロープウェイ、ゴンドラで下山、タクシーにて八方に戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓ではアイゼン着用、上方からの落石に注意。先頭歩く人は4〜5歩歩いたら必ず上を見ること。(タクシー運転手のアドバイス) 白馬乗鞍岳からの下りに雪渓がありますが、50mほどでステップ切ってあり、ノーアイゼンで大丈夫でした。大岩の下りではルートを見失いわないよう、ペンキの丸印をよく確かめて。 湿原から栂池自然園までは、一部道がぬかっていて滑りやすいので慎重に。 時間がなかったのでパスしましたが、栂池からの帰りのタクシー運転手さんが薦めてくれた”倉下の湯”は、近隣にお湯を配送している元湯だそうで、入るならここが一番と? |
写真
感想
白馬八方に前泊しての1泊2日、ファミリーで初めての3000m級山行でした。
両日とも天候に恵まれ、最高の景色とお花畑と夜空を楽しむことができました。
初日は大雪渓の登りが心配でしたが、月曜日ということもあって行列になることもなく、マイペースで登ることができました。今回無線機材はあきらめたものの、一眼レフ用のアルミ三脚と2Lペットボトルが効いて、大雪渓から小雪渓までの急登がきつかったです。おかげで休むたびに写真が取れたので一長一短でしたが。
村営頂上宿舎で休んでいると、にわかに雨が降ってきましたが、白馬山荘に着くころには止みました。
夕食後はカメラを持って絶景ポイントB(小屋から少し上に上がった信州側)に向かいます。陽が落ちるにしたがって雲も紅にそまり、形を変えていくので、見ていて飽きることがありません、昼間見えなかった立山連峰も次第に姿を見せ、上弦の月が輝くころには、しっとりと雄姿を見せつけてました。
20時すぎると天頂には銀河が流れ、夏の大三角形やら、北斗七星も。
21時消灯後は昼間の疲れもあって、すぐに寝てしまいました。
2時ごろ目がさめて、外を覗くと月は沈んで暗い夜空に星がたくさん見えるではないですか。これはチャンスとカメラと三脚を持って外に出て、天体写真撮影にチャレンジしました。夏の大三角形、秋の星座、明け方近くになると人口衛星やらオリオン座など。すばるは肉眼でもはっきり青白く輝いて見えました。
雲が出てきたので3時半ごろ撤収、日の出まで仮眠しました。
4時半に起きて昨日の絶景ポイントBに向かうと、もうかなり東の空が赤くなってます。しまったー、出遅れたかと思いきや、何とか間に合いました。
風もなく、空は広くすみわたり絶好のご来光が望めそうです。遠くに富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御岳山、槍ヶ岳、黒部から立山の峰々が。
東の空が徐々に赤くそまり、輝かしいご来光を拝めました。
多くの人は朝食のため小屋に戻っていきましたが、しばらく周囲の山々が朝陽を浴びて変化していく様を楽しんでいました。
朝食後は荷揚げのヘリの現場に遭遇し、何度もシャッターを切ってしまいました。
縦走としては遅めの7時前の出発となりましたが、頂上でもすばらしい景色を満喫して、気持ちのよい尾根道を小蓮華に向かいます。ところどころで何度も振り返って剣の雄姿を確認しました。
小蓮華山の東斜面にも小ぶりですがすばらしいお花畑がありました
白馬大池まで景色と花々を楽しみながらのんびり歩けました。
白馬大池の緩斜面も一面のお花畑で、チングルマ、ハクサンイチゲ、コイワカガミなどたくさんの花で埋まっていました。ここでテン泊もいいなと思いました。
白馬乗鞍は登りも下りも大きな岩で苦労しましたが、コースとしてみれば変化があって楽しいものでした
栂池への下りはさらに大変で、ぬかるみとスリップに注意してなんとかたどりついた次第です。
個人的には久々&3回目の登頂でしたが、ファミリーにとっては初めての本格的縦走コースで、想い出深いものになったようです。
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