白山・御前峰 （室堂泊）

2017年09月30日(土) ~ 2017年10月01日(日)

• GPS: 17:11
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,576m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 2:55
• 合計: 8:55

6:15 別当出合
7:20 7:25 中飯場
8:15 8:20 別当覗
8:55 9:12 甚之助避難小屋
9:37 9:37 南竜分岐
9:52 10:01 南竜道・エコーライン分岐
11:05 11:05 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
11:31 13:19 白山室堂
14:01 14:32 白山
15:10 白山室堂

2日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:30

7:30 白山室堂
7:46 7:50 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
7:58 8:11 黒ボコ岩
9:03 9:04 南竜分岐
9:33 9:48 甚之助避難小屋
10:23 10:24 別当覗
10:58 11:12 中飯場
12:00 別当出合

天候

2日間とも快晴。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

市ノ瀬駐車場からシャトルバス乗車、約20分で別当出合へ。
※始発5:00で、20分毎に発車。※片道500円（子供250円）
※今年は10月9日が最終運行。（下山は10月10日最終）

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。よく整備された歩きやすい道が続きます。
弥陀ヶ原の遊歩道が一部整備中のようで、資材が置かれていました。

その他周辺情報

室堂山荘に宿泊。
素泊まり1人5,300円（子供3,600円）

写真

市ノ瀬駐車場からシャトルバスで別当出合へ。標高1260mです。

登山口。泰澄大師が開山されて1300年。

鳥居をくぐって出発。
信仰の山です。

吊橋が揺れるので足がすくみます。

この石段が結構キツイ。

石段を過ぎると歩きやすい緑のトンネルが続きます。

中飯場で一休み。

他の土地の土を持ち込まないように、マットでしっかり靴裏の土を落としましょう。

晴天だけど、夏とは違う秋の空。

ススキも風に揺れて。

じいちゃん、張り切ってます。

甥っ子は余裕の歩み。

砂防工事された滝が見えます。

ノコンギク？ヨメナ？

フジアザミ

トリカブト

ダケカンバが目印。
2本の細いダケカンバ。

もう少し歩くと、太いダケカンバが2本並んで立っています。

別当覗からの観光新道を望む。大きくえぐれているところは別当大崩れと呼ばれるところ。

ここでもしばし休憩。この時点で他のメンバーよりだいぶ遅れていますが、ゆったり時間。

甚之助小屋で他のメンバーと合流。

前回山行時にはガスで全く見えなかった景色。こんなに良い眺めなのね。

エコーライン分岐。

左奥が経ヶ岳・その手前左から赤兎・大長・取立・鉢伏。

がんばれー

前回泊まった南竜ケビンが見えます。この間はガスで真っ白だったけど、こんな開けた風景だったのか〜

つづら折りを登ります。

御前峰（ごぜんがみね）が見えました。

北アルプス!!!!!左から槍・穂高・焼・乗鞍・御岳。
関東から見るのと逆なんだね。
御岳山の噴煙が見えました。

紅葉したナナカマド。

紅葉したチングルマ。

空の青が深い。

御前峰がずっと見える道を歩きます。

別山。美しい山容。

御前峰を正面に見据えた弥陀ヶ原。木製の遊歩道が続く気持ちの良い場所。気持ちよすぎて叫びたくなる。

途中に資材が置かれていました。整備中のようです。
ありがたいね。

五葉坂。
大きな岩もありますが、整備されて歩き易い。

弥陀ヶ原を振り返ると遠くの山がよく見えます。

室堂ビジターセンター到着。

テラスで昼ごはんのつみれ鍋。

白山神社の鳥居をくぐり、登拝道へ。

霊峰白山

登山道ではなく、登拝道。
奥宮へ参拝のための道です。

イワカガミかな〜？
紅葉していました。

振り返ると別山。

いつかあの尾根も歩いてみたい。

上から見ると室堂が大きな施設だとわかります。

ここからは見えませんが、奥に剣ヶ峰（2,677m）と大汝峰（2,684m）。

山頂に白山比�弯声勹�宮。

御前峰（2,702m）

三角点。

方位盤と影。

北側に紺屋ヶ池が見えます。

さっきまで見えていた槍や穂高はガスの中。

孫と白山に登れて大満足のじいちゃん。

室堂に降りたら月が見えました。

室堂のナナカマドは葉を落とし、赤い実だけが付いていました。

さて、お楽しみの夕飯。今回も先輩方がたくさん用意してくださいました。
きんぴら、ハリハリ漬、ゴーヤの佃煮。

本日のメインはすき焼き。

夕陽も。

月も。

なんてこの世は美しいんだ。

御前峰も夕陽に焼けています。

3時起床。ご来光を拝すため、御前峰に登る甥っ子。
ちょっとしたアクシデントがあり、引き返して室堂で朝日を待ちます。

乗鞍岳方向が明るくなってきました。皆が日の出をじっと待っています。

あ。

御前峰が焼けています。

毎日あたり前に日は登るのに、山の上ではこれほどにも尊い。

光の中ではみんな幸せ。

来れてよかったね。

美しい朝。

すき焼きの残りにうどんを入れた朝ごはん。

今日も快晴。

さて下山。

別山と弥陀ヶ原。

五葉坂を降りて分岐を右手へ。

黒ボコ岩

十二曲りを下ります。

延命水

いつもこの延命水を飲んでるから元気なんだよって、父。今日もまた一口。甥っ子も私もいただきます。

オヤマリンドウ

フジアザミの所まで戻って来ました。

前回とは打って変わって快晴の白山は、気持ちのよく歩きやすいいおおらかな山でした。

登るたびに表情を豊かに変化させる。

100回200回と登りたくなってしまう、懐の深い山なのですね。

多分、近いうちにまた来ちゃうかも。
そんな予感です。

吊橋を越せば、

帰ってきたよー！

湧き水で顔を洗い、

永井旅館でお風呂をいただき、お疲れさまでした。

東京駅発東京駅行きのJR乗車券。これだと少しお得です。

装備

個人装備

セーター フリース ダウン 毛糸帽 手袋 サブザック 耳栓

備考

新聞紙が何かと便利。

感想

akone1107

前回7月の山行と同じメンバー、父の30年来の山行仲間に加えていただき紅葉の白山山行を計画していたところ、小3の甥っ子も急遽同行することに。
甥っ子は初登山。なんだか登りたくなっちゃったんだって。
78歳の父は、愛してやまない白山に孫と登れることが嬉しくて、足の具合が悪かったのに膝注射を打って今回の山行に挑みました。
そんな訳で、今回は父と甥っ子のサポート役としての登山になりました。

天気に恵まれ、前回とはぜんぜん違う、おおらかで美しくも凛とした表情の白山。
紅葉も見頃で、まるで別の山に登ったような気分。
白山山行370回のHさんの、
「白山はいっつもいろんな顔をして出迎えてくれるんですわ。ほやで、私らは白山から離れられんのですわ。」と話された言葉が心に残りました。

本当はベテランの方々と一緒に白山の奥深くを歩く予定でしたが、全員同じ行動は出来ないため、2グループに分かれ、父と甥っ子と3人でのんびりゆっくり山行。
ここでは語りきれない、ちっちゃいハプニングがたくさんちりばめられた思い出深い面白い山行となりました。
父のはしゃいだ笑顔と甥っ子の成長っぷりが見れただけで、すっごく幸せ。
怪我もなく、元気に降りれてよかった。

山の神様ありがとうございました。

コメント

murasaki3378

開山1300年
故郷に著名な山があるのはいいですね。まずは二桁登頂目指して頑張って下さい。
小生は徳島出身なので、地元の山ですと剣山になりますが、まだ二回のみです。
最近は滅多に帰省しないし、Ｕターンの計画もないので、二桁は無理そうです。

akone1107

Re: 開山1300年
トシさんありがとう！
徳島ご出身なのね。四国の山の知識はほぼ無いのですが、旅行では何度か足を運んだことがありますよ🎶


地元で暮らしていた頃は、白山には興味もなかったのに、今頃登りたくなるなんてね。白山の魅力をもっと深く知るために、これからは帰省が増えそうです。
まず二桁目指すぞ！