【北アルプス】白馬三山~唐松岳【縦走】
- GPS
- 12:00
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,396m
- 下り
- 2,554m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:10
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:00
天候 | 10/7 くもりのち雨 10/8 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方のクアッドリフトは激混みなので、下まで歩いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬三山は特に危険箇所なし。 鑓ヶ岳は全体的にザレているが、気を付けて歩けば大丈夫。 不帰の嶮は一峰~二峰北峰が核心部。三点支持で注意されたし。 |
その他周辺情報 | 毎月8日は「八方の湯」が半額らしい。得した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
★★★まとめ★★★
先週の穂高連峰の興奮が冷めやらぬまま、未開の地、後立山連峰へ。
目的は「白馬三山制覇」「不帰の嶮踏破」であり、無事に達成できました!
白馬三山カッコよすぎ!不帰の嶮は二峰北峰直前が生きた心地しなかった…
★★★前段★★★
もともとは唐松岳~白馬三山の予定だったが、土曜日の天気が良くなさそうだったので、白馬三山~唐松岳に変更。ついでに、Kさんが「キレット行くなら荷物は軽くした方がいい」と教えてくれたので、なるべく軽くして臨んだ。
★★★10/7(土)★★★
前日の移動疲れ+午前中天気悪そうなので、朝6時までガッツリ睡眠。起きると外は小雨。
朝8時のバスで白馬駅前から栂池高原へ。乗客は自分含めて2人。もっといるかと思っていたが、やはり天候の影響ですかね。
栂池高原からはゴンドラ+ロープウェイという素晴らしいアイテムで標高を稼ぎます(笑)ゴンドラは行列ができてたけど、回転いいからすぐ乗れました。ロープウェイも待ち時間ほぼなし。
朝9時から登山開始。ソロは久しぶりだなーとか考えながら濡れてる岩場をサクサク歩きます。ガスってるけど紅葉はキレイ。特に黄色がボリュームあって目立ってました。
寒さを予想してたけど、登ってるとそこまで寒くない。むしろ暑い。雨で蒸してるせいか。と思ったらやっぱり寒い。レインウェアを脱いだり着たりを繰り返す。レイヤリングは大事です。
ガシガシ登って12時30分に小蓮華岳到着。この辺りから稜線沿いの道になり、風が激しく雨も強くなって、早く山小屋に着きたい一心で歩を進める。メガネは水滴ダラダラで前が見えない(笑)
白馬岳登頂もガッスガスなので写真だけ撮ってすぐ下山。13時30分に白馬山荘に到着。寒いし天気悪いのに登山者はそれなりにいました。さすが白馬。さすが後立山連峰。
部屋に行って、荷物を整理して、濡れたレインウェアとかを乾燥室で干して…
お待ちかねの、ビールタイム!
500ml800円を平然と支払い、アルコールを欲している体に注入する!
あ、アル中とかじゃないですよ(笑)ただ、今日はガシガシ登って意外と汗かいて疲れたから飲みたくなりましたね。
夕食はハンバーグ。おいしくいただき、明日に備えて早めに寝ます。この時期になると山小屋が寒く、一緒の部屋の人は掛け布団をダブルで重ねてました。ちなみに、6人部屋を4人で快適に使いました。
★★★10/8(日)★★★
昨日とは打って変わって晴天!ご来光を拝みに白馬岳に登れば、昨日は何も見えなかったのに、今日は全部見えてる!杓子岳から鑓ヶ岳、立山連峰から槍ヶ岳、穂高連峰まで!さらに、八ヶ岳、南アルプス、富士山まで!最近、自分の中で、八ヶ岳+富士山のセットがデフォルトになっている(笑)
朝6時、素晴らしい一日になる予感を秘めながら、白馬岳を出発。朝焼けで岩肌が赤く染まっている様子を見つつ、まずは杓子岳へ。道中、すでに立山連峰の存在感がすごい!
杓子岳は山頂直下の急登がきついが、それ以外は難しいところはない。朝7時に杓子岳山頂。
白馬岳の迫力に感激しながら、杓子岳を下りる。下山道はザレていて、岩石がほんのり凍って滑るので注意。次は鑓ヶ岳へ。道中、さらに立山連峰の存在感がすごい!!
朝7時30分、難なく鑓ヶ岳登頂。ここから見る白馬岳と杓子岳の景色が最高にカッコイイ!特に杓子岳の陰影がいい味を出している。満足感ハンパなく、「立山連峰と白馬三山を見れて幸せ、今日はもうここまででいい、帰ろう」とか思う(笑)でも、違うんですよ。本日のメインはこれから始まるのです。
朝8時30分、天狗の大下りに到着。いや、着いてしまった(笑)ここでヘルメットを装着して、いざ出発!斜度が急でけっこうザレてるが、落ち着いて進めば大丈夫。クソ長いクサリとかもあるけど、三点支持で進めば大丈夫。
そして下った後は、いよいよ、不帰の嶮に突入!壁に張り付いて、クサリを使って登ってトラバースして、の繰り返し。登りは急斜面だが、足をかけるところをきちんと選べば大丈夫。トラバースは高度感あるが、決して難しくはない。基本的な動きの連続でクリアできるので、焦らず進めば問題ない。
朝9時20分に一峰に到着。ほっと一息。でもまだ続くので、気は抜けない。っていうか、二峰が壁に見える...なんなら少し反り返っている...立山連峰眺めて現実逃避しても、目線を戻すと壁。若干の後悔が混ざりつつ、仕方なく歩を進める。二峰の方が難易度高いように感じる。特に、山頂直下の回り込むところはけっこう危ない。足場を確認しながら、ゆっくり慎重に進みたい。
10時に二峰北峰に到着。ほっと胸を撫で下ろす。核心部は越えたので、多少楽になるはず。ってか、すげー楽になった(笑)
しかし、少し考えてみる。今回、登りですれ違いほぼなしだからトントン拍子でこれたが、Oさんみたいに下りで団体さんの渋滞が発生していたら、どうだったろうか?こんなにうまく行っていただろうか?
自問自答は置いといて、
二峰南峰はすぐだし、三峰はよく分からなかったし(笑)、登り道をガシガシ進んで、10時40分に唐松岳到着。山頂は人で賑わっていた。さすが唐松岳、人気の登山エリア。立山連峰と五竜岳が見える場所でお昼ご飯を食べる。最高だ!最高すぎる!
11時、唐松岳を後にして、八方尾根から下山。しかし、登る人の行列がすごい!こんなに人気なんだあと思いつつ、なかなか進まないので、進めるところで一気に進む。
12時30分、八方池に到着。ここも人ですごいので、それっぽい写真だけサクッと撮って、すぐ下山。
13時、八方クアッドリフト乗り場に到着。予想通り、リフトに乗って帰る人の行列ができていて、しかもリフトがちょくちょく止まっていたので、ひとつ下まで歩くことに。これが大正解で、紅葉の中を気持ちよく歩くことができました。そして下りると山全体が紅葉!最後に素晴らしい景観を堪能して、眼下に広がる白馬の町並みを見ながら、アルペンリフト+ゴンドラで無事に下山しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する