記録ID: 1284246
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
空木岳、南駒ケ岳
2017年10月08日(日) ~
2017年10月09日(月)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 16:09
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,480m
- 下り
- 2,478m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:18
5:30
10分
林道中間駐車場
13:48
2日目
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:51
5:11
62分
宿泊地
13:02
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
100名山がブームになる前は、空木岳と言えば必ず1泊しないと登れない山だったのですが、久々に来てみると様変わりし、日帰りのハイキングコースと言えるほど道も整備され、利便性も向上していて驚きました。登山者の過半数が日帰りに見えます。駐車場が池山林道の上の方にあり、そこからのスタートだと往復20Km位になりますので、健脚者なら大丈夫でしょう。ただし、車で行く場合、この駐車場が曲者で、今回は難儀しました。その他の周辺情報に記載します。 1.林道終点からは始めは緩やかな遊歩道が続きます。池山に寄るコースと寄らないコース、遊歩道と登山道がいくつも交わりますが、どちらに行っても時間的には変わらないと思います。池山頂上経由の道は敬遠されがちですが、晴れた日には頂上から千畳敷のカールが綺麗に見えます。このあと迷い尾根通過後まで千畳敷は見えないので、寄っておくと良いと思います。また緩やかな遊歩道に対し、ショートカットの急な道もあります。こちらは指導票とかはありませんが使えます。 2.中間地点のマセナギと迷い尾根の間は、やせ尾根、クサリ場、ハシゴ等が次々現れす難所で、急な登り下りを繰り返します。注意はいりますが、特に危険というほどの事はないと思います。 3.迷い尾根を過ぎると、再び傾斜は緩やかになり、歩きやすい道が避難小屋分岐まで続きます。右手の木の間越しに千畳敷が綺麗に見えます。 4.避難小屋分岐から空木岳山頂までの尾根道は、まさにプロムナード。ハイマツの中に、動物の様な形の奇岩が点在し、あたかも彫刻の森に来ているような気分になります。こんな素敵な道は、なかなかありません。 5.空木岳から南駒ヶ岳までは、道は狭くなりますが、迷うことは無いでしょう。しかし、ごろごろの岩の道が多く、バランスが取り難く時間がかかります。 避難小屋の様子は以下。いずれも泊まる場合協力金1000円です。 1.池山小屋 びっくりするほど大きな小屋で、ロッジかと思いました。小屋の目の前に豊富な水場があります。内便所なので、小屋の中がほんのり昭和の香りがしました。 2.空木平の避難小屋 詰めれば15人くらい泊まれましょう。窓もあり、明るい小屋です。水は小屋入り口左前方に下ったところにあります。地図によっては水の表示が無い物もありますが、今回はしっかり流れていました。トイレあり。 3.南駒の摺鉢窪の避難小屋 今年回収され、綺麗な小屋になりました。最大15人は入ります。昔のタイプなので窓が小さく、やや暗いです。トイレあり、水場は無し。小屋の中に、汲み置きの天水のポリタンクがいくつか置いてありましたが、当て込まないほうがいいでしょう。 |
その他周辺情報 | 駐車場に関し、 1.Googleマップで池山林道終点を指定してナビしたら、とんでもない林道に案内され、車がぐちゃぐちゃになりました。この地点はGoogle maoで場所として記載されていますが、ルートは認識されないみたいです。 2.来年の3月16日まで、菅の台から池山林道に入る道が通行止めです。よって、家族村までいったん戻って迂回しないといけません。 3.終点駐車場の3キロくらい手前に、中間駐車場があり、そこには、この先通行止め、ここで停めて、一旦林道を徒歩で下り登山道に入れ、と書いてあります。これを信じて駐車しましたが、実は全くのうそで、通行止め等無く、終点駐車場に皆さんしっかり停めていました。おかげで往復1時間ロスしました。工事が終わったら、すぐに撤去してもらいたいです。こういう無責任な案内は本当に迷惑と思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
シェラフ
|
---|
感想
快晴の二日間、素晴しい山行を満喫しました。多くの人が日帰りの軽装で登る中、自分の大荷物は異様でしたが、苦労して登った人しか味わえない見事な朝焼け、モルゲンローテの山々は値千金のご褒美です。
晴天、紅葉、三連休と重なって、空木岳はおそらく今秋一番の人だったと思いますが、南駒まで来る人は少なく、静かな山頂を楽しめました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1534人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する