槍ヶ岳〜南岳 〜展望のいい稜線歩き〜


- GPS
- 52:00
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,534m
- 下り
- 2,537m
コースタイム
車 ⇒ 西穂ロープウェイ駅7:00 ⇒ 穂高平7:49 ⇒ 白出沢8:37 ⇒ 槍平11:00
▼2日目
槍平5:10 ⇒ 飛騨乗越8:02 ⇒ 8:16槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山荘8:30 ⇒ 8:56槍ヶ岳山頂9:13 ⇒ 9:33槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山荘10:00 ⇒ 大喰岳10:34 ⇒ 中岳10:56 ⇒ 南岳11:42 ⇒ 11:48南岳小屋
南岳小屋12:30 ⇒ 13:55槍平
▼3日目
槍平7:30 ⇒ 西穂ロープウェイ駅9:30 ⇒ 車
天候 | 13日 晴れ 一時雨 14日 晴れ 一時雨 15日 晴れ 一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野道・松本ICより新穂高温泉へ。 駐車場…無料駐車場は空いていなかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト 登山口にあります。 ▼登山道状況 /景羚癲素鮟仟 未舗装の林道歩き。歩きやすい。 白出沢〜槍平 樹林帯の中。普通の登山道。見晴らしはほとんどなし。歩きやすい。 A篳拭訴岐 樹林帯の中。笠ヶ岳や焼岳が見える。歩きやすい。 な岐〜槍ヶ岳山荘 お花畑の中。山荘が上に見えている。大喰岳や西鎌尾根も見える。ガレの九十九折れ。歩きやすい。 セ柿顱疏筌岳山頂 岩場。梯子や鎖あり。三点支持。高度感抜群。見晴らし最高。難易度は普通。 α筌岳〜南岳 気持ちのいい稜線歩き。危険箇所なし。歩きやすい。 南岳〜槍平(南岳新道) カールの中、ガレの九十九折れ ⇒ 尾根道。一部やせている。 ⇒ 山腹を九十九折れ かなり急な道。歩きやすくはない。危険箇所なし。 ▼ 水場 槍平までは沢がある。槍平の先に水場あり。 稜線は中岳直下にあるが、今年は雪渓が小さく、枯れていた。 各小屋…槍平:水は豊富。無料。 槍ヶ岳山荘:天水。有料。 南岳小屋:天水。有料。 ソフトドリンク、ビールなどは各小屋で販売されている。 ▼ トイレ 穂高平…あります。 槍平…あります。男女別れていません。トイレットペーパーなし。虫が多い。 槍ヶ岳山荘…バイオトイレ。男女別。トイレットペーパーなし。きれい。 南岳小屋…バイオトイレ。男女別?トイレットペーパーなし。 ▼温泉 新穂高にいっぱいあります。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
中央道八王子ジャンクションで未明、大型トラックと普通車の重大事故が発生。救助活動で大渋滞。国立府中ICで国道20号へ。相模湖で再び中央道へ戻るも、一宮御坂で重大事故。大渋滞で、もうヘロヘロ。登山口の車内で仮眠するつもりで一睡もしてきていないので、かなりつらい。
初日に稜線まで登る予定でいたが、心は折れかかっていた。しかし、出発直後に、静岡から来た男性と一緒になる。2泊で槍〜西穂だそう。私もまたやる気が沸いてきて、頑張って歩く。
でも、明らかに足の長さが違う。お腹のサイズも違う。林道で頑張りすぎるとろくな事にならないのは、どこも同じ。案の定、槍平手前で足がつる。ああ、もう目の前なのに…
40歳最初の登山。ああ、40歳…
なんとか槍平に着くと、静岡の男性は待っていてくれた。でも無理。途中、一緒になった2組の方々も、稜線まで行く予定だったらしいが、槍平でストップ。静岡の男性を見送り、テント設営前に軽く一杯。
テント設営後、木曽から来たカップルと飲み語り。もう一組はトレランのカップル。奥丸山にひとっ走り行って来るということで、お見送り。それまでにビール4本消費。
けっこう早く戻ってきた。よく見ると、背中に「100km ウルトラマラソン」の文字が。一見は山ガールだったけど、本格派。ハセツネや北丹沢などなどの山岳レースを楽しんでいるらしい。いやこの二人、本当に楽しそうに走っているの。そんなお話をつまみながらビール追加。そんなこんなで楽しいひと時を過ごしていると、雨が。テントに戻って爆睡。いや、爆酔。
翌朝4時起床。よくがんばった!よく戻ってきた(こっちの世界にw:さんぽ風)
顔洗って、トイレ行って、出発準備していると、木曽のカップルが5時に出発するというので、ご一緒することに。しかし、つらい。いつもはじめの1時間は暖気運転なのだが、調子が悪い。先に行ってもらって、こちらは亀足。写真を撮りながら頑張る。苦手な樹林帯を抜けると、山荘が上に見える。俄然、やる気が出てきた!ペースアップでなんとか追いつくも、乗越手前であえなくスタミナ切れ。なんとか山荘に到着。
穂先を見ると、まだ空いている。このチャンスに一気に登った。景色最高!展望抜群!
ふと下を見ると、あのトレランカップルが!は、早い!聞くと、ウチらよりも1時間以上遅いスタート。しかも笑顔。山頂が混み合ってきたので、みんなで記念撮影して山荘に戻る。
そして生ビール!
ウハッ!気持ちいぃぃぃ♪
そして行き先を話し合っていて、木曽組は西鎌から中崎尾根で、トレラン組と私は南岳経由で槍平に戻ることに。2組とも本日撤収、こちらは槍平でもう1泊。もう会えないかもしれないので、別れのあいさつをして、出発。
トレラン組、さすがに早い。あっというまに大喰岳登ってる。しかし、こちらも先ほどまでとは違う。
生ビールパワァー!!!!!
〜〜 説明しよう! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
標高3千mを越す場所は、浸透圧の関係で生ビールはカラダに染みわたりやすい。
また、全身脱水の状態で生ビールを飲むと、毛細血管の隅々まで行き渡り、
頭から指先までのシンクロ率が非常に高くなり、潜在能力がいかんなく発揮されるのだ!
それが「生ビールパワー」なのである。(ウソ)
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走りはしないものの、調子がよく、けっこう付いていける。山頂で必ず追いつける。
「ふははははは!これであのガンダムともやれる!!!」
でも実際は、トレラン組は息切れすることもなく笑顔。山頂でのんびり景色を堪能して写真撮影。
こちらは、ゼイゼイいいながら登り、通過しながら記念撮影。満身創痍。痩せる思いとは、こういうことなのか。
なんとか南岳小屋に到着。こちらはビールとカレー。トレラン組は大キレット見てから下山。もう会えないと思い、別れのあいさつ。
ビール追加。のんびりするつもりが、ガスってきて寒くなってきた。こちらも下山することに。初っ端はカレーが出てきそうになったが、調子は悪くない。
カールで下を見ると、雪渓で遊んでいる二人が見える。
「ふはははははは!いける!いけるぞ、ガンダムどもめ!!!」
途中で追いつくも、樹林帯の中は歩きにくい。3度滑って転ぶ。左腕に勇者の紋章が現れた。いや、ただの痣だった。ただただひたすら歩く。歩く。転ぶ。歩く。
なんとか槍平に到着。
すると木曽のお二人がすでに撤収して、帰るところだった。トレランお二人もお帰りの予定。これみよがしにビールを飲んでみる。4人とも苦笑い。
いろいろ最後の会話を楽しみ、まずは木曽のお二人が帰途へ。
「またどこかで。山登ってたら、必ず逢えるから」
そしてトレランのお二人も帰る準備。名残惜しく、寸前まで会話を楽しむ。そしてお別れ。
「またどこかで。山登ってたら、必ず逢えるから」
みんなと別れてテントに戻る。緊張が切れたのか、途端に両足がつった。伸ばすと、違う筋肉がつる。
「し、シンジくん、大丈夫?」
シンクロ率が高すぎて暴走しているのか…
「こ、これ以上は危険です。限界を超えてしまう!」
とりあえず固形物を食べることに。
今日の晩ご飯「チキンバターカレー&ナン、温かいチャイ」
最近気づいたのだが、山での炭水化物は、ごはんや麺が多いと思うのだけれど、
このナン、非常にいいです。
(瓦濃っていくので、非常に軽い。
⊂討時間が短い。2~3分。ごはん炊いたり、お湯沸かすよりも燃料使用量がかなり少ない。
インパクトが大きい。
チャイは常温保存可能な牛乳を持っていった。
のんびりしていると、また雨が降ってきたので、寝ることに。
翌朝6時半に起床。濡れたテントを乾かして、7時半に出発、新穂高温泉で汗を流し、高山へ移動。散策などを存分に楽しむ。
おいしい山での料理の事
色々教えて頂き、ありがとうございました!!!!
次回の夏山で朴葉は現地調達してみてください。
また、高山に来た時は
是非、お立ち寄りくださいね〜
お世話になりました〜
また立ち寄らせていただきます
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