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Yamareco

記録ID: 128933
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳、五竜岳-展望は残念だったけど花は一杯!

2011年08月18日(木) ~ 2011年08月19日(金)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
27:50
距離
17.8km
登り
1,694m
下り
2,001m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:5:35八方池山荘〜6:20八方池〜7:20丸山ケルン〜7:55唐松山頂小屋〜8:20唐松岳山頂〜
唐松山頂小屋8:45〜10:35五竜山荘10:50〜11:40五竜岳(ピストン)12:00〜12:35五竜山荘
2日目:6:30五竜山荘〜7:43大遠見山〜8:15中遠見山〜9:30アルプス平(テレキャビン乗り場)〜9:45とおみ駅
天候 曇り、霧、雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR大糸線白馬駅、八方ゴンドラ&リフトで八方池山荘
下山は、アルプス平からテレキャビン、JR神城駅まで無料シャトルバス有り
コース状況/
危険箇所等
北アルプスのメジャーな登山コースですからルートはしっかりしています。
危険な箇所にはたいてい鎖やロープが設置されています(どうしてここには無いの?という場所も何箇所かありましたが...)。
(唐松小屋から五竜へ向かう牛首の下りや五竜岳直下の岩場、遠見尾根の上部の岩稜辺りでしょうか)
天気が良ければ高度感でビビル所もあるかと思います(自分が歩いた2日間は、ガスで足元しか見えず、濡れた岩で滑らないことだけを注意して歩きました)
天気が良ければ、稜線からの縦走路や黒部側の展望は素晴らしいでしょう

アルプス平からテレキャビンで下山したエスカル・プラザ内に大浴場あり。テレキャビンを利用すると入浴料600円が100円割引に。。
ゴンドラとリフトを乗り継いだ標高1850mにある八方池山荘。ここで泊まって唐松岳を目指す
2011年08月17日 14:00撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/17 14:00
ゴンドラとリフトを乗り継いだ標高1850mにある八方池山荘。ここで泊まって唐松岳を目指す
翌朝、5時40分に山荘を出発。振り返って見た山荘とリフト降り場(右)。降ってきそうな天気だが、何とか持って欲しい
2011年08月18日 05:40撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 5:40
翌朝、5時40分に山荘を出発。振り返って見た山荘とリフト降り場(右)。降ってきそうな天気だが、何とか持って欲しい
八方池までは自然研究路として木道などが整備されている。ガスのかかる山頂を目指す
2011年08月18日 05:53撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 5:53
八方池までは自然研究路として木道などが整備されている。ガスのかかる山頂を目指す
稜線から見下ろす八方池。前方の不帰ノ嶮はガスがかかって全く見えない
2011年08月18日 06:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 6:17
稜線から見下ろす八方池。前方の不帰ノ嶮はガスがかかって全く見えない
前日、足慣らしに八方池まで登った時の様子。天狗の大下りの底、曲、景の鞍部までは見えていた
前日、足慣らしに八方池まで登った時の様子。天狗の大下りの底、曲、景の鞍部までは見えていた
八方池から10分ほど登ったところの樹林の切れ間から登道を振り返る
2011年08月18日 06:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 6:33
八方池から10分ほど登ったところの樹林の切れ間から登道を振り返る
扇雪渓。この辺りがガスの底辺に当たり、この先から視界が閉ざされることに
2011年08月18日 06:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 6:57
扇雪渓。この辺りがガスの底辺に当たり、この先から視界が閉ざされることに
ガスの中の丸山ケルン
2011年08月18日 07:18撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 7:18
ガスの中の丸山ケルン
唐松岳頂上山荘に到着
2011年08月18日 08:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 8:33
唐松岳頂上山荘に到着
山荘の自動販売機。水:300円、缶ジュース:400円、缶ビール:500円。山では水が貴重です
2011年08月18日 08:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 8:44
山荘の自動販売機。水:300円、缶ジュース:400円、缶ビール:500円。山では水が貴重です
山荘に荷物を置かせてもらって唐松岳山頂をピストン。視界は全く無く三角点と山頂標識だけを撮って下山する
2011年08月18日 08:21撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 8:21
山荘に荷物を置かせてもらって唐松岳山頂をピストン。視界は全く無く三角点と山頂標識だけを撮って下山する
8時45分。山頂小屋を出て、五竜を目指す。
2011年08月18日 08:47撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 8:47
8時45分。山頂小屋を出て、五竜を目指す。
直ぐに牛首の岩稜でクサリ場が連続する。狭い足場で下が見えるときっと恐いことだろう
2011年08月18日 08:52撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 8:52
直ぐに牛首の岩稜でクサリ場が連続する。狭い足場で下が見えるときっと恐いことだろう
はいはい、分かってます。
2011年08月18日 08:55撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 8:55
はいはい、分かってます。
岩に直接ルートの方向が書かれているのを忠実に辿ります。
2011年08月18日 08:58撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 8:58
岩に直接ルートの方向が書かれているのを忠実に辿ります。
ここは看板の注意だけでクサリは有りませんでした。ガスで見えなかったけど信州側は絶壁なんだとか..
2011年08月18日 09:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 9:16
ここは看板の注意だけでクサリは有りませんでした。ガスで見えなかったけど信州側は絶壁なんだとか..
クサリ場を抜け、最低鞍部(約2300m付近)が近づくとガスが途切れることも。。。
2011年08月18日 09:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 9:31
クサリ場を抜け、最低鞍部(約2300m付近)が近づくとガスが途切れることも。。。
10時30分、五竜山荘に到着。意外に早く着いた。
2011年08月18日 10:30撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 10:30
10時30分、五竜山荘に到着。意外に早く着いた。
五竜山荘。今日はここで泊まることにして、未だ雨が来ないうちに山頂をピストンすることに。。
2011年08月18日 10:34撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 10:34
五竜山荘。今日はここで泊まることにして、未だ雨が来ないうちに山頂をピストンすることに。。
五竜岳への登り。岩山らしくなかなか厳しい登りが続く。
2011年08月18日 11:13撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 11:13
五竜岳への登り。岩山らしくなかなか厳しい登りが続く。
何箇所か、エッ、こんなところを行くの?と言うところも
2011年08月18日 11:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 11:31
何箇所か、エッ、こんなところを行くの?と言うところも
五竜岳(2,814m)山頂
2011年08月18日 11:40撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 11:40
五竜岳(2,814m)山頂
どちらを向いてもガスばかり。僅かに稜線が見える
2011年08月18日 11:59撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 11:59
どちらを向いてもガスばかり。僅かに稜線が見える
山頂の直ぐ下で、難所と言われる八峰キレットへの分岐が。。先が見えないのだが、きっとすごいルートなんだろうなあ〜と想像する
2011年08月18日 12:02撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 12:02
山頂の直ぐ下で、難所と言われる八峰キレットへの分岐が。。先が見えないのだが、きっとすごいルートなんだろうなあ〜と想像する
白岳の手前に建つ五竜山荘
2011年08月18日 12:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 12:35
白岳の手前に建つ五竜山荘
夕方、16時過ぎ。奇跡的にガスが切れて唐松岳の姿が一瞬だけど望むことができた。
2011年08月18日 16:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 16:26
夕方、16時過ぎ。奇跡的にガスが切れて唐松岳の姿が一瞬だけど望むことができた。
東側に、翌日下山する遠見尾根がその長い稜線を見せた。カールのような地形です。
2011年08月20日 16:01撮影
8/20 16:01
東側に、翌日下山する遠見尾根がその長い稜線を見せた。カールのような地形です。
反対側、テント場の向こうに黒部側の山並みもちょっぴりと顔を出した
2011年08月18日 16:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 16:31
反対側、テント場の向こうに黒部側の山並みもちょっぴりと顔を出した
二日目、本格的な雨の中を遠見尾根を下山。西遠見山の先にあった池の畔を行く
2011年08月19日 07:23撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/19 7:23
二日目、本格的な雨の中を遠見尾根を下山。西遠見山の先にあった池の畔を行く
中遠見山に建つケルン。冬山に遭難した人達の名前を刻むプレートが何枚も埋め込まれていた
2011年08月19日 08:18撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/19 8:18
中遠見山に建つケルン。冬山に遭難した人達の名前を刻むプレートが何枚も埋め込まれていた
地蔵の頭(1676m)のベルの下がり、地蔵様が祭られたケルン
2011年08月19日 09:11撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/19 9:11
地蔵の頭(1676m)のベルの下がり、地蔵様が祭られたケルン
9時30分、アルプス平のテレキャビン(ゴンドラ)乗り場に到着
2011年08月19日 09:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/19 9:33
9時30分、アルプス平のテレキャビン(ゴンドラ)乗り場に到着
山麓のエスカルプラザで風呂に入り、昼食をとって、神城駅の電車の時間まで2時間ほどをつぶし、ゆっくりと帰った
2011年08月19日 12:05撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/19 12:05
山麓のエスカルプラザで風呂に入り、昼食をとって、神城駅の電車の時間まで2時間ほどをつぶし、ゆっくりと帰った
天候に恵まれなかった今回の山行。出合った花々の幾つかを。。
オオバギボウシ(黒菱平)
2011年08月17日 13:42撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
8/17 13:42
天候に恵まれなかった今回の山行。出合った花々の幾つかを。。
オオバギボウシ(黒菱平)
シモツケソウ(八方尾根)
2011年08月17日 14:14撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/17 14:14
シモツケソウ(八方尾根)
2011年08月17日 14:14撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/17 14:14
ハクサンシャジン(八方尾根)
2011年08月20日 19:48撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/20 19:48
ハクサンシャジン(八方尾根)
タムラソウ(八方尾根)
2011年08月17日 14:25撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/17 14:25
タムラソウ(八方尾根)
ヤマホタルブクロ(八方尾根)
2011年08月17日 14:27撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/17 14:27
ヤマホタルブクロ(八方尾根)
タカネナデシコ(八方尾根)
2011年08月17日 14:55撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/17 14:55
タカネナデシコ(八方尾根)
マツムシソウ(八方尾根)
2011年08月17日 15:24撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/17 15:24
マツムシソウ(八方尾根)
ミヤマアズマギク(八方尾根)
2011年08月17日 15:43撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/17 15:43
ミヤマアズマギク(八方尾根)
2011年08月17日 15:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/17 15:44
ニッコウキスゲ
2011年08月17日 15:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/17 15:45
ニッコウキスゲ
2011年08月18日 06:34撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 6:34
ヤマホタルブクロ(八方尾根扇雪渓付近)
2011年08月18日 06:43撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 6:43
ヤマホタルブクロ(八方尾根扇雪渓付近)
チングルマとイワカガミ(八方尾根丸山ケルン付近)
2011年08月18日 07:13撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 7:13
チングルマとイワカガミ(八方尾根丸山ケルン付近)
チングルマの群生(八方尾根丸山ケルン付近)
2011年08月18日 07:13撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
8/18 7:13
チングルマの群生(八方尾根丸山ケルン付近)
コマクサ(五竜山荘前)
2011年08月18日 08:32撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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8/18 8:32
コマクサ(五竜山荘前)

感想

憧れの北アルプス。それも白馬三山、剣・立山を望む展望コース。。。の積りだったが、二週間ほど続いた好天期間を過ぎてしまい、残念な二日間であった。
天気が良ければ、唐松山頂山荘にも泊まって、ゆっくりと展望を楽しむ三日間の山行予定であったが、天候状態を考慮して二日間に短縮した。
それでも3000m近い唐松、五竜の二名山にのぼり、山稜を縦走したことは思い出深い経験になった。このコースは、ロープウェイなどで比較的容易にアクセスできるので、また別の機会をつくりたい。

今回の歩行距離:18.2km  今年の累積距離:363.0km
今回の累積標高:2094m   今年の累積標高:29,523m

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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