白山（砂防新道〜トンビ岩コース）

2017年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:15

7:47 別当出合
8:14 8:15 中飯場
8:41 8:41 別当覗
8:59 9:02 甚之助避難小屋
9:16 9:17 南竜分岐
9:44 9:45 黒ボコ岩
9:50 9:51 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
10:00 10:00 白山室堂
10:24 10:50 白山
11:05 11:38 白山室堂
11:51 11:55 トンビ岩
12:30 12:32 南竜山荘
12:41 12:43 南竜道・エコーライン分岐
12:53 12:53 南竜分岐
13:01 13:02 甚之助避難小屋
13:16 13:17 別当覗
13:41 13:43 中飯場
14:02 別当出合

◆2017年7月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1204963.html
◆2017年6月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1179602.html
◆2016年11月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1006740.html
◆2016年9月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-966505.html
◆2016年7月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-928789.html
◆2016年6月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-901241.html
◆2015年10月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-745580.html
◆2013年6月の白山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1183271.html

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別当出合駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

別当出合・中飯場間の下り専用道は、土砂崩れのため通行止め。

その他周辺情報

白峰温泉総湯（白山市白峰ロ：650円）

写真

10/14 7:43

本年3回目の白山へ。「白山開山1300年」の幟旗が翻る別当出合を出発し、吊橋を渡って砂防新道へ進みます。

10/14 7:59

上り専用登山道に入って急傾斜の石段をこなして、赤く色づき始めたカエデを見ながら先に進みます。

10/14 8:11

辺り一面黄葉に覆われる中を進むようになると、ほどなく中飯場に達します。

10/14 8:14

その先も色づく木々が次々に現れます。カエデは濃紅色もひと際鮮やか。

10/14 8:18

不動滝の眺めの良い砂防道路をオーバークロスする箇所には、

10/14 8:18

オトコエシが咲いています。

10/14 8:23

橙色に色づく木々の間を通り抜けて進み、

10/14 8:27

ナナカマドの紅葉も。

10/14 8:27

足下に目をやると見つけたのはノコンギクでしょうか？

10/14 8:43

紅色、茜色、煉瓦色や橙色など、ウルシやカエデが思い思いに染まり、

10/14 8:44

キオンは鮮やかな黄色を見せています。

10/14 8:51

池塘を覆うのはナナカマドの紅葉。

10/14 8:59

甚之助避難小屋から黒ボコ岩を仰ぎ見ます。

10/14 9:15

別山を眺めながら南竜分岐を通過すると、

10/14 9:26

トラバース路を進みます。

10/14 9:28

残り花を探してアザミを見つけ、やがて十二曲りの急登に差し掛かります。

10/14 9:43

つづら折の急坂を辿って黒ボコ岩に登り着き、ここからも風格ある別山の眺めが楽しめます。心配していたガスに巻かれることもなく、これだけ見晴らしが良ければ、目指す御前峰の眺めにも期待したいところですが、

10/14 9:45

すぐ先の弥陀ヶ原に差し掛かると、果たして目に飛び込んできたのは御前峰。ありがたいことに頂上まではっきりと見て取れます。

10/14 10:00

五葉坂を登り切り、室堂平に達します。白山奥宮祈祷殿の鳥居越しに御前峰の頂上を見定めると、ここで休まずに一気に頂上を目指します。

10/14 10:13

高天原を過ぎ、しだいに風がきつくなってきます。

10/14 10:25

御前峰の頂上に到着します。

10/14 10:27

岩頭に立ち、頂稜部を見渡します。エメラルドグリーンの紺屋ヶ池を隔てて並ぶ大汝峰や剣ヶ峰の彼方には、日本海の海岸線が弧を描く様子も見て取れます。

10/14 10:36

室堂平と別山の雄大な眺めを目に収め、

10/14 10:45

北東方向から東方にかけては、北アルプスの山並みをぐるりと見渡し、

10/14 10:46

雲の上に浮かぶ稜線に目を凝らします。白馬岳などの後立山連峰と剱・立山連峰や、

10/14 10:46

辛うじて雲の上に穂先を見せる槍ヶ岳や穂高連峰をズームアップ。

10/14 10:46

どっしりと構えた御嶽山は存在感たっぷり。思いのほか恵まれた眺望に気を良くしますが、強風が絶えず吹き付ける頂上は寒いので長居はできそうになく、室堂平に下ることとします。

10/14 10:58

青石まで下ると風も落ち着き、ほっと一息。室堂平まで戻ると、寒さを避けてビジターセンター内で少し早めのお昼の時間とします。

10/14 11:44

この先はトンビ岩コースを経由して下ります。アオノツガザクラはすっかり秋の装いに衣替え。

10/14 11:53

シラタマノキの実は、艶やかな革のような質感をもった葉に包まれています。

10/14 11:53

トンビ岩越しに別山を眺めると、

10/14 11:58

こちらはクロマメノキ。

10/14 12:02

チングルマの草紅葉には、綿毛を風にたなびかせる実がびっしり。

10/14 12:05

目を凝らすと、青紫色のミヤマリンドウがアクセントを添えています。

10/14 12:05

別山と対面しながら下る道のはずですが、にわかに湧き上がったガスの中に今にも姿を隠してしまいそうです。

10/14 12:06

クロマメノキやチングルマの草紅葉の間を下っていきます。

10/14 12:08

シナノオトギリは黄褐色に染まり、渋い色合いを見せますが、

10/14 12:21

最も勢いがあるのはクロマメノキでしょうか。燃えるが如く草紅葉に埋もれて。

10/14 12:26

再び姿を現した別山を見ながら南竜ヶ馬場に降り立ちます。明日15日までの営業となる南竜山荘の前でひと息つくと、この先は南竜道へ。

10/14 12:50

万才谷を渡った先でエコーラインを合わせて緩やかに登り返すと、別山から甚之助谷にかけての眺望が開けてきます。時折り薄日が挿すようになってきました。

10/14 12:56

南竜分岐で砂防新道に合流すると、この先は色づく木々を愛でながら下る道。空が幾分空が明るくなったせいか、往路とは違った表情を見せてくれます。黄葉をまとったダケカンバ林を通り抜け、

10/14 13:29

甚之助避難小屋を通過。ピンク色をしたこちらは何の実でしょうか？

10/14 13:32

カエデの黄葉とナナカマドの紅葉が競い合う様子に魅了され、

10/14 13:33

紅葉に縁取られる道から、ダケカンバの淡い黄葉が彩る山肌を眺めるのも格別です。

10/14 13:35

赤褐色や橙色も賑やかな葉を見上げ、

10/14 13:36

断崖に架かる不動滝を黄葉を透かして眺めます。

10/14 13:43

中飯場に近づくと、木々の色づきが勢いを増すかのよう。

10/14 13:47

ブナやカエデが思い思いに染め上げる様子を鑑賞しながら、別当出合を目指します。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　今年3回目となる白山へ。早朝の時点では別当出合に辿り着く前からガスに覆われて視界がなく、「てんきとくらす」の予報も良くなかったこともあり気が挫けそうになりましたが、しばらくするとガスが吹き飛ばされて視界が良くなってきたので、気を取り直して砂防新道から上がることとします。
　紅葉前線は中飯場の辺りまで下りてきている様子ですが、その先も南竜道分岐あたりまで色づく木々が続き、目を楽しませてくれます。快調なペースで御前峰頂上に立つと強い冷風に辟易しますが、思いのほか視界良好で、北アルプスの峰々まで見通せる眺望に満足。
　帰路に選んだトンビ岩コースは草紅葉が見頃で、南竜道を経て砂防新道に戻ると、回復傾向のお天気の下で紅葉・黄葉を愛でながら下るのでした。

コメント

sutepanda

ピンクの実
かわいらしいですね
マユミの実だと思います

anappleaday

Re: ピンクの実
初めまして、sutepandaさま。
なるほど、マユミの実ですか。
往路では気づかずに通り過ぎてしまったのですが、
ふと目にやるとピンク色の実から紅色の種子が飛び出して、可愛らしい姿でした。
ご教示ありがとうございました。