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Yamareco

記録ID: 1297098
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

苗場山 雪と草紅葉の織りなす天空の楽園へ

2017年10月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:59
距離
24.5km
登り
2,040m
下り
2,040m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:19
休憩
1:38
合計
10:57
4:12
14
4:26
4:27
12
4:39
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5
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3
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15:08
1
15:09
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤湯林道はほぼ全線未舗装。山と高原地図では砕石場辺りで駐車スペースとなっていますが、自家用車は小日橋までしか入れません。
コース状況/
危険箇所等
<林道終点〜赤湯> リボンテープは少なめですが、随所に手造り看板があり、所要時間も表記されているのでわかりやすい。一部崩壊箇所や倒木により注意が必要。
<昌次新道> 歩く人が少ないルートで踏み跡が落ち葉で不明瞭な箇所あり。
 リボンテープは少ないが迷い易い箇所にはピンポイントでテープあり。
その他周辺情報 苗場スキー場近くの民宿街に日帰り温泉あり。
真っ暗な中、鷹ノ巣峠へ着いた
2017年10月28日 05:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/28 5:19
真っ暗な中、鷹ノ巣峠へ着いた
赤湯の清津川に架かる橋を渡る
2017年10月28日 05:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/28 5:56
赤湯の清津川に架かる橋を渡る
橋からは露天風呂が見える。
2017年10月28日 05:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/28 5:57
橋からは露天風呂が見える。
赤湯温泉・山口館はまさに秘湯の宿だ。
2017年10月28日 05:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 5:59
赤湯温泉・山口館はまさに秘湯の宿だ。
勢いのある流れの清津川の河原を歩く
2017年10月28日 06:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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勢いのある流れの清津川の河原を歩く
フクベノ平はすっかりと落葉し、視界が良く効く
2017年10月28日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/28 7:52
フクベノ平はすっかりと落葉し、視界が良く効く
積雪が出てきた
2017年10月28日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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積雪が出てきた
神楽ヶ峰が見えてきた
2017年10月28日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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神楽ヶ峰が見えてきた
南の山並みは早くも雲が掛かっているようだ
2017年10月28日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/28 8:31
南の山並みは早くも雲が掛かっているようだ
山頂付近も時折雲が掛かる
2017年10月28日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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山頂付近も時折雲が掛かる
神楽ヶ峰が近くなってきた。2年前はあそこから登ったんだなぁ
2017年10月28日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/28 9:18
神楽ヶ峰が近くなってきた。2年前はあそこから登ったんだなぁ
神楽ヶ峰をズームアップ
2017年10月28日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 9:19
神楽ヶ峰をズームアップ
山頂まであと少し。ここから最後のきつい登り。
2017年10月28日 09:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/28 9:28
山頂まであと少し。ここから最後のきつい登り。
登り切った瞬間、いきなりのこの展望だ
2017年10月28日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 9:54
登り切った瞬間、いきなりのこの展望だ
山頂のセンターの小屋がガスに煙る。
2017年10月28日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 9:54
山頂のセンターの小屋がガスに煙る。
池塘も凍り、その上に雪が積もっているようだ
2017年10月28日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 9:55
池塘も凍り、その上に雪が積もっているようだ
高層湿原に積もる雪、南の山並みには雲が覆い被さっていた。
2017年10月28日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 10:00
高層湿原に積もる雪、南の山並みには雲が覆い被さっていた。
いい眺めだ。
2017年10月28日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 10:15
いい眺めだ。
新調したハイクラスコンデジはスマホで遠隔操作・画像確認出来るので自撮りの構図が決めやすい。
2017年10月28日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 10:16
新調したハイクラスコンデジはスマホで遠隔操作・画像確認出来るので自撮りの構図が決めやすい。
ちなみに自撮りはこんな具合で。一脚とポールで三脚を作ってます。どこかに軽くて高さのあるいい三脚がないかなぁ〜
2017年10月28日 10:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 10:18
ちなみに自撮りはこんな具合で。一脚とポールで三脚を作ってます。どこかに軽くて高さのあるいい三脚がないかなぁ〜
白と緑、そして茶色のコントラストが目を楽しませてくれる。
2017年10月28日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/28 10:47
白と緑、そして茶色のコントラストが目を楽しませてくれる。
登山者を被写体に。
2017年10月28日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/28 10:48
登山者を被写体に。
本格的な冬には一面真っ白な雪原となるんだろうねぇ。
そんな風景も見たい。
2017年10月28日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/28 10:48
本格的な冬には一面真っ白な雪原となるんだろうねぇ。
そんな風景も見たい。
足早に下山、落ち葉をザクザクと踏みしめて・・・・
2017年10月28日 12:11撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/28 12:11
足早に下山、落ち葉をザクザクと踏みしめて・・・・
ブナの紅葉が美しい
2017年10月28日 12:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 12:22
ブナの紅葉が美しい
彩り鮮やか
2017年10月28日 14:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/28 14:30
彩り鮮やか
紅葉も今週が見納めだろうか。
あと半月もすればこのあたりも雪に覆われるのかな。
2017年10月28日 14:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 14:31
紅葉も今週が見納めだろうか。
あと半月もすればこのあたりも雪に覆われるのかな。
清津川沿いの紅葉
2017年10月28日 14:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 14:59
清津川沿いの紅葉
赤湯林道の紅葉トンネルを足早に歩いて行く
2017年10月28日 15:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 15:05
赤湯林道の紅葉トンネルを足早に歩いて行く
小日橋へと着いた。今日もいい山であった。
2017年10月28日 15:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/28 15:08
小日橋へと着いた。今日もいい山であった。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

三週続けての週末、おまけに二週続けての台風なんて・・・

でも土曜日の北陸方面は雨は降らない予報だ。

なんとか仕事の都合をつけて休みを得た。

深夜の関越道を走り、苗場スキー場から未舗装の赤湯林道へ。



ヘッドライトを灯し、まずは赤湯を目指す。

林道から山道へと変わり、ヘッドライトに照らし出されるルートは

落ち葉に覆われ、真っ暗な山中にガサガサという音だけが響き渡る。

薄明るくなってきた頃、煙の臭いと同時に小屋が見えた。

河原には露天風呂があり、煙突から吐き出される煙との雰囲気がなんともいい。

この温泉だけを目当てにこの山道を歩いてくる人がいるのも頷ける。


少しの休憩を取り、ここからの急登に備える。

小屋からは少し河原を歩くが、水量は多い増水時は通過出来ないことだろうか。

鉄橋を渡り、尾根を登るが、赤倉山ルートとの分岐を過ぎるとまた下り、

鉄橋をもうひとつ渡るのだが、この登り返しが意外とつらい。

昌次新道へ差し掛かる。

ブナの美しい森は紅葉の盛りを過ぎ、落葉が始まっているが、

歩く人が少ないこのルートはトレース上にもびっしりと落ちが敷き詰められている。

3週間ぶりの山だろうか、それともコースタイムの設定がきつめなのだろうか、

意外とコースタイムが縮まらない。

当初は山頂から赤倉山へと行く予定だったが、これは無理っぽいか。

標高を上げていくと先日降った雪がまだ残っており、

スリップして谷へ転落しないように慎重に歩みを進める。

南の山並みを振り返ると早くも雲が迫ってきてるようだ。

なんとか雨がもってくれるといいのだが。



九合目からは急登となり鎖場もあったりするが、

積雪もあり、確実に足元を確かめながら登っていくと、

いきなり視界が開け目の前には一面の平原。

苗場山の山頂湿原だ。

山頂を含めた一体が見事な平原となっており、

谷川岳や火打山あたりからでもその存在は一目でわかる真っ直ぐな稜線。

この特異ともいえる地形が今日も足を運んだ私が心惹かれる理由だ。

初めてこの山を訪れたのもちょうどこの時期、

2年前のあの日はこの山頂湿原に積雪はほとんどなかったけれど、

全ての樹木が霧氷を纏い、素晴らしい景色を見せてくれた。

そして今日、真っ白な雪とそこから覗かせる草紅葉や凍った池塘、

きれいな樹形のシラビソが織りなす風景は天空の絶景だ。

苗場山はいつも私に素晴らしい風景を見せてくれる。

次は初夏に来てみようか。


南の方から湧き上る雲が近くなってきた。

積雪に注意しながら足早に下山しよう。

赤倉山回りを中止し、ピストンで来たルートを辿っていく。

下りのコースタイムだけでも6時間余り、

なかなか手ごわいルートだ。

フクベノ平あたりからはまだ残る紅葉を楽しみながら歩くことで

その行程も少しは短く感じたことだろうか、赤湯に到着。

ここからの帰り道、二組のご夫妻とすれ違う。

今夜は赤湯の温泉に浸かり、茸鍋を堪能されるんだろうなぁ〜

なんて思いを巡らせながら歩き、ようやく駐車スペースに着いた。



苗場山、登るルートにより全く違った景色を楽しませてくれる素晴らしい山であった。

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コメント

お疲れ様でした
tekapo様
赤湯〜苗場山を一日で回るとはとはすごいですね、小生も9月にガスの中を歩きましたが、赤湯温泉で一泊して体を休めながらの登山でした。
スキー場入口から小口駐車場までの悪路は暗いうちは怖いでしょうね、又赤倉山分岐から先のアップダウンはこたえました、又その先昌次新道までのアクセスの長さもなかなかで、その苦労があっての苗場山頂の光景は見事でした。
あなた様のレコを拝見してその時の事を思い出しました、良い山行を。
2017/10/31 10:22
simagawaraさんへ
コメントありがとうございます。
このルートは本来は赤湯で一泊したいですよね。
長い未舗装の林道、赤湯の前後のアップダウンと
標高差の割に長い行程でした。
それでも頂上湿原の絶景を目の前にすれば
そんな苦労も吹き飛びますね。

赤湯の小屋の方がなめ茸らしきものを取ってこられていたのを
見ました。あの日の夕食はキノコ鍋だったのかな。
温泉とキノコ鍋、最高の一夜でしょうね。
2017/10/31 21:11
プロフィール画像
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