晴れました!唐松岳は初秋の趣

2011年08月26日(金) ~ 2011年08月27日(土)

• GPS: 24:00
• 距離: 9.6km
• 登り: 889m
• 下り: 889m

コースタイム

☆ツアーのメンバーが途中体調悪化で下山したり、足がつったりで待ち時間とても長かったです。下りもおひとりふらふらしてしまってかなりペース遅いです。
8/26 11:00頃　八方池山荘前発　-　15:45唐松岳頂上山荘着
8/27 4:40　唐松岳頂上山荘　-　5:00　頂上　-　5:15頃　ご来光　-　6:00　小屋で朝食　7:00 頂上山荘発　-　11:00 八方池山荘

天候

8/26　雨→ガス→晴れ
8/27　晴れ→ガス→晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

☆ツアー登山です。復路は事前予約なので、悪天候などを見越してだと思いますがすごーく時間に余裕がありました。
【往路】7:24東京駅発(長野新幹線あさま505号)-8:49長野―(ツアーバスで白馬八方ゴンドラ乗り場)-リフトで第1ケルン/八方池山荘
【復路】12:00頃白馬八方ゴンドラ乗り場―(ツアーバス)-白馬ガーデンの湯―安曇野スイス村―松本駅　18:35松本駅発(スーパーあずさ32号)-20:44立川着

コース状況／危険箇所等

特別危険箇所はなかったような。。。

初日は平日(金曜日)&悪天のせいか、私たちのツアー以外の登山者にはほとんど会いませんでした。29人(ガイドさん&添乗員さん計3人)という大人数ツアー&体調悪い人も出たのですが、おかげでペースを保って登山できました。

2日目は登ってくる方がたくさん!八方池手前ぐらいから行き違いがちょっと大変でした。

写真

8/26 10:35

八方ゴンドラリフト乗り場。
本降りの雨です…

8/26 10:47

2日間雨中で苦行か〜、
キャンセルすればよかったかなー(泣

8/26 10:54

あり?兎平に来たら雨があがってる??

8/26 10:58

おおーとりあえず雨が上がりました

8/26 11:12

雲の上に出たら、五竜と鹿島槍が!見えました!
なななんと。

8/26 11:17

鹿島槍カニっぽいですね

8/26 11:26

ウメバチソウ
そろそろ秋なので散る花も

8/26 11:32

雲海です。うわーい気持ちいい

8/26 11:33

木道を行きます

8/26 11:35

カライトソウ　
秋が近いのでちょっとくたびれてます

8/26 11:44

日の光が透けてみえます

8/26 12:21

八方ケルン

8/26 12:36

オヤマソバ
花や実がソバに似てるけど、別物みたいです

8/26 12:42

花崗岩の白い道

8/26 12:51

八方池。白馬三山がけむります
幻想的でいいですね〜

8/26 12:55

唐松岳はあちら

8/26 13:02

稜線を行きます

8/26 13:03

ミヤマダイモンジソウ
初めて見ましたがカワイイですね

8/26 13:17

8/26 13:18

花が散った後のキンコウカ

8/26 13:19

アキノキリンソウ

8/26 13:19

オトギリソウ

8/26 13:21

ミヤマコゴメグサ
写真がいまひとつですがこれもかわいい〜

8/26 13:28

戸隠の山がひょうたん島のようです

8/26 13:44

クルマユリもちょっぴり

8/26 13:56

サンカヨウ
実は食べられるらしい〜

8/26 13:56

キヌガサソウ
実りの季節ですね

8/26 14:19

扇雪渓
休憩ポイントです

8/26 14:20

エンレイソウの実も黒くなってます

8/26 14:26

ゴゼンタチバナ
実は赤くなるそうです

8/26 14:32

溶け残りの雪渓のまわりにはチングルマやイワカガミの花が残っていました。

8/26 14:32

やっほーい

8/26 14:46

ヤシの木みたい
フデリンドウがお供

8/26 14:48

雲がワイルドです

8/26 15:02

この実は何かな

8/26 15:05

ナナカマドの実も色づき始めて

8/26 15:07

これはアカモノの実?

8/26 15:25

頂上はこっちだよ

8/26 15:41

落石もあるでよ

8/26 15:46

鎖がかかってます

8/26 15:49

クマイチゴ、かなー
たくさんなってました

これを食べた動物のフンも

8/26 15:50

見えた!唐松岳頂上山荘
ガスで真っ白です

8/26 16:45

コーヒーでほっと。
カップはコマクサと雷鳥の模様

生ビールは器が冷え冷え

8/26 17:38

日没が近づくにつれガスが晴れてきました。

剣の頭が見えた〜!

8/26 17:48

唐松岳　こんな近くにあったんですね

8/26 17:57

ひこうき雲

8/26 18:15

雲の形、光の色、刻々と変わっていきます
飽かず眺めていました

自然の中で自分などなくなってしまいそうで嬉しい

8/26 18:16

唐松頂上山荘からは正面に剣岳がみえます
山荘の2階の喫茶室から見るのが、暖かくて窓が広くてお勧め

8/26 18:28

何もかも忘れる幸せな時間

8/26 18:51

夕闇の頂上山荘

8/27 5:04

ここから翌朝です。
唐松岳山頂から見た五竜。男らしい!
包容力ありそうです

8/27 5:16

五竜の肩越しにうっすら槍も見えました

8/27 5:24

ばんざーい

8/27 5:25

ご来光です

どっちも行きたい〜
正面は朝焼けの剣岳

8/27 5:34

朝日を浴びる不帰

山に打ち寄せる雲の波

8/27 5:54

すっかり夜があけました
朝日を浴びる唐松岳山頂

朝食を食べて下山です

8/27 5:57

コマクサももう終わりです
夏の間がんばりました
来年もよろしく。。

8/27 5:58

トウヤクリンドウ

8/27 7:22

リンドウは秋の花といいますね

8/27 7:28

コバイケイソウの葉も黄色に

8/27 7:39

不帰三峰と唐松岳

8/27 7:57

白馬三山は今日も雲に隠れています
また来るからね

8/27 8:04

タカネヤハズハハコ
名前を教えてもらって忘れないよう「まんじゅうこわい」みたいに唱えながら帰ります

8/27 8:13

オオヒョウタンボク
実はひょうたんのように2個セット

8/27 8:18

キノコもたくさん

8/27 8:54

霧の中のトリカブト

8/27 8:57

小さい秋

8/27 9:06

お花畑
ガスの中でたそがれてますが、これはこれでいい風情です

8/27 8:58

ジャコウソウ
匂いはよくわからず

8/27 8:58

吾亦紅もたくさん
カライトソウとの雑種もあるそうです

8/27 8:59

大きなマツムシソウがたくさん咲いていました

8/27 8:59

セキショウも好きだなー

8/27 9:05

シュロソウ
ランの仲間だそうです

8/27 9:11

ハクサンシャジンもたくさん咲いていました

8/27 9:31

八方池近く。
人が増えてきました
そういえば夏休み最後の土曜日です

8/27 10:38

ヨツバシオガマ、かな

8/27 10:39

八方池より下はご家族連れもたくさん

8/27 10:48

ホタルブクロはいろんな色がありました

8/27 11:11

はー、お疲れさまでした。
八方池山荘です

8/27 11:12

鈴木みきさんの本も売ってました

8/27 11:48

思い出に残る山行になりました
下界は白馬村も暑かったです;

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ3 パナソニック

W61K 京セラ

感想

oyamada03

お天気の悪かったこの夏、ようやく晴天に恵まれた山行になりました。
初日白馬村は本降りだったのですが、リフトで雲の上に出ると五竜と鹿島槍がどーん!きゃーきゃー言ってはしゃぎます。

今回はツアー登山、ベテランのガイドさん。登りながら空を眺め、夕方は雲が下がって眺望がよくなるよ、とおっしゃっていたのですが本当にその通りになりました。

唐松岳頂上山荘に着いたときはガスで真っ白だったのですが、だんだん雲が下がって日没前にはすっかりガスが晴れました。日の光も雲も刻々姿を変え、文字通り何もかも忘れて夢中で眺めました。

去年涸沢に同行した母は今年76になり、相変わらず元気でこの山行は母の誘いで実現。母にとって唐松岳は3回目だそうですが、今回の雲に浮かぶ剣の眺めは特別よい!と喜んでいました。「今年で最後かしら〜」とお約束のように言ってましたが、いんやまだまだですね。ありがたいことです。(一応ガイドさんの真後ろで歩いてましたが。。)

29人の大団体だったのでガイドさんが2人ついてくださったのですが、おふたりともこの山域で小屋番やパトロールを長い間勤められたベテランで、天気、山、植物の知識が豊富。とても仲がよさそうで、安心感があり、よかったなー　初日はとても山道がすいていたので団体行動もあまりストレスなく、楽しかったです。

山荘もすいていて、ひとりひとつふとんをいただいて、空いている所もずいぶんありました。あうー、山は平日がいいなー(わかってるんですけど。。)

五竜の胸板はほんとに厚かった!惚れました。次回は縦走したーい〜


☆今回のイキモノ(写真撮れず)
　テン(ふんだけ+)　ハイマツ帯にクマゼミ　八方池でギンヤンマ　アサギマダラ　サンショウウオのおたまじゃくし

コメント

むっしゅ

briankovさん、はじめまして！
写真のコメントにあった、
「自然の中で、自分などなくなってしまいそうで嬉しい」
との一文を目にして、最近私が忘れていた 感覚だと思い出させてもらいました。

（花の名前 もたくさん教えてもらいました ）

ありがとうございました。
また覗かせてくださいな

oyamada03

ありがとうございます
monsieurさんこんにちは、

久しぶりに泊まりがけで出掛けることができ、最近慌ただしい山行が多く、
山に吸い込まれそうな感じはすっかり忘れていたので嬉しかったです

花の名前は帰りに図鑑を買って首っ引きで

monsieurさんの記録も拝見しました
立山、秋に行きたいと思っているんです〜。
「山は歓迎してくれました」ていうタイトルが素敵ですね。

またお邪魔しますのでよろしくお願いします〜