蝶ヶ岳～常念岳【はじめての小屋泊】

2011年09月06日(火) ～ 2011年09月07日(水)

• GPS: 30:15
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,986m
• 下り: 1,979m

コースタイム

6日　7:25三股Pー7:40登山口ー8:05力水ー9:05まめうち平ー11:15最終ベンチー11:35大滝山分岐ー11:45蝶ヶ岳ヒュッテー11:50蝶ヶ岳山頂
7日　5:45蝶ヶ岳ヒュッテー6:05横尾への分岐ー6:20蝶槍ー9:30常念岳山頂ー9:55常念小屋への分岐ー10:35前常念岳山頂ー10:40石室(昼食)-13:30登山口ー13:40三股P

天候

6日　小雨のち晴れ
7日　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股駐車場は70台停められます。
トイレは駐車場と登山口どちらにもあります。

コース状況／危険箇所等

三股へ通じる烏川林道は工事の為、通行規制しています。(平日)
通行出来る時間が限られているので注意です。

ポストは登山口にあります。用紙も置いてあります。

三股～蝶ヶ岳　途中、何か所か沢を渡ります。若干増水していましたが、問題なく渡れました。その他、危険個所はありません。

蝶ヶ岳ヒュッテ～常念岳　常念への上りまでは特に危険個所はありません。2512ピークから山頂までは岩場の連続ですが、マーク通りに進めば問題ありません。

常念岳～前常念岳　こちらも岩場ですが傾斜が緩やかなので問題なしです。マークもついてます。

前常念岳～樹林帯　結構な角度な岩場を下ります。マークを見落とさないように注意です。

樹林帯～登山口　ぬかるみがが多いの注意です。

写真

9/6 7:27

ちょっと早めですがスタートです。
駐車場は4割程度ですか。
もう、ガスは慣れっこです。

9/6 7:28

ゲート。登山口までは林道歩きです。

9/6 7:39

登山口の指導所。ポストがあります。

9/6 7:44

ここから

9/6 7:56

吊り橋を渡って。

9/6 8:06

力水、一口いただきました。

9/6 9:07

まめうち平

9/6 11:15

最終ベンチ。濡れていて座れません。

9/6 11:35

大滝山分岐。ゴールも近い。

9/6 11:43

視界が開けましたが、相変わらずガス。

9/6 11:47

着いた、蝶ヶ岳ヒュッテ。

9/6 11:51

とりあえず蝶ヶ岳山頂へ。

9/6 12:01

お世話になります。

9/6 12:37

晴れてきました。久しぶりの青空。
槍が見え隠れ。

9/6 13:50

今夜の寝床。右の方は北海道、左の方は九州、その間に日本の真ん中(諸説ありますが)群馬の自分。

9/6 14:18

蝶槍と大天井方面。

9/6 14:20

大キレット。

9/6 14:26

北穂

9/6 15:10

穂高方面は雲が取れません。

9/6 15:10

槍の雲が取れた‼

9/6 15:11

カッコイイ‼

9/6 16:25

常念も見えてきました。

9/6 16:26

槍穂に見とれて、振り返るとブロッケン‼
写真じゃちょっと判りずらいですが初体験
暇だったのでしばらく遊んじゃいました。

9/6 17:24

小屋の夕食。ご飯・味噌汁おかわりOKです。

9/7 4:22

夜明け前。うっすら赤くなりはじめてます。
安曇野・松本の夜景も見えて天気はバッチリ。

9/7 4:57

穂高が少しづつ色がついてきました。
雲一つありません。

9/7 4:59

ここから時間がかかりました。

9/7 5:18

槍はまだ。

9/7 5:19

浅間あたりから出そう。

9/7 5:21

キター‼

9/7 5:21

出ると同時に。

9/7 5:21

西を向いたり東を向いたり忙しい!

9/7 5:22

槍も染まった。

9/7 5:22

感動です。

9/7 5:22

何枚でも撮りたい。

9/7 5:24

穂高も最高!

9/7 5:24

今回の目標、一つ達成。
寒い中待った甲斐がありました。

9/7 5:48

さて、常念に向けて出発しますか。

9/7 5:48

天気も最高!

9/7 6:06

横尾への分岐。
小屋で隣だった九州の方はこちらから登ってきたそうです。

9/7 6:18

槍アップ。

9/7 6:19

穂高もアップ。

9/7 6:19

富士山もバッチリ。

9/7 6:20

目指す常念岳。

9/7 6:27

霜柱じゃん‼寒いわけです。

9/7 7:29

常念もカッコイイ!

9/7 7:43

ハートマーク

9/7 7:44

にこにこマーク

9/7 7:50

槍、いつかは。

9/7 7:50

大キレット

9/7 7:51

北穂・涸沢岳・奥穂

9/7 7:51

奥穂・前穂

9/7 7:52

これを登るのか～

9/7 8:13

ハートもにこにこマークもたくさん。
励まされます。

9/7 8:16

岩がすごい!常念ってこんな山だったのか。
けっこう好きです。

9/7 8:40

もう少し。

9/7 9:33

常念岳山頂の祠。
思ったよりあっさり着きました。

9/7 9:34

大満足

9/7 9:35

白馬方面

9/7 9:35

燕岳も見えます。

9/7 9:36

先月行けなかった大天井。

9/7 9:37

裏銀座方面。

9/7 9:39

富士山・南ア甲斐駒・北岳
振り向けば奥穂。標高1～3位まで一度に見れます。

9/7 9:44

登ってきた稜線。

9/7 9:45

蝶ヶ岳。あそこから来たのか～

9/7 9:55

常念小屋への分岐。
三股へ下ります。

9/7 10:20

振り返って常念。

9/7 10:34

前常念岳から安曇野も雲ひとつ無い展望。

9/7 10:38

前常念岳の三角点。

9/7 10:42

石室の避難小屋。
ここでお弁当。

9/7 10:47

ヒュッテでたのんだお弁当です。

9/7 11:39

槍はもう見えず、穂高もこの辺が限界かな。
また来ます。

9/7 13:28

蝶ヶ岳への登山道に合流。
もうすぐゴール。

9/7 13:37

昨日より車が多い。
みんなこの天気待ってたんだな～。

9/7 13:56

駐車場からの蝶ヶ岳。
昨日は見えなっかったから。

撮影機器：

EX-Z2300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

niko

やっと休暇の順番が回ってきました。

当初、この休暇は谷川連峰主脈縦走を計画していたのですが、(どっちにしても小屋泊デビュー)先月の燕岳がガスで槍のやの字も見えない展望ゼロ!そこだけがどうしても悔しくって年に一度の北ア遠征だったのを急きょ変更です。

どこに行くか考えた結果、前から気になっていた常念岳で決定。
どうせなら、槍穂の展望が北ア随一と評判の蝶ヶ岳ヒュッテに泊って常念へ縦走する事にしました。

週末の台風の情報をヤキモキしながら2時間おき(変わるわけもないのに)にチェック!火曜日あたりから晴れマーク、水曜日はかなり良さそうなので6日で決行です。

蝶ヶ岳ヒュッテのHPで烏川林道が工事で通行規制があると知り、朝8時以降は通れる時間が限られているので8時前に着くように早めに出発したのですが、気がはやりすぎて4時に着いてしまいました。

車でしばらく仮眠して予定より早いですが7:25に出発しました。

まだ台風の影響が残っているのか、天気は曇り。たまに雨も落ちてきましたが一瞬、蝶ヶ岳山頂付近だけ晴れ間が見えて後はガスでです。

もう、最近の山行はガスばっかりなので慣れっこです。
しかし、明日の予報を信じて登ります。

小雨が降っていたようですが、樹林帯の中は木の枝のおかげであまり濡れずに済みます。途中展望がよさそうな所で、たぶん常念が見えてくるはずなのですがまっ白でテンションはあがらず、足取りも重くなります。

ずいぶんスローペースだったわりには予定通りの時間に蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
着いた時はガスっていましたが、小屋で受付けなどをしている間に晴れました。
若干雲がかかっていましたが1年ぶりの槍穂の姿、早く着いたので時間を持て余すかと思いましたが、何時間眺めていても飽きませんね。
ついでにブロッケンまで初体験です。

はじめての小屋泊、まさか平日なので2人で布団1枚は無いだろうと思っていたら、さすがに北ア、平日でもたくさんの人が来てるんですね。
ギリギリ全員が1人に1枚の布団で寝る位の人数が泊っていました。

私の寝ていた所は窓から東側が見えます。
夜中に目が覚め窓から外を眺めると、星空と松本方面の夜景がよく見えます。
天気予報はバッチリみたいです。

東の空が赤みを帯びはじめてきたので、寒かったですが、気合いをいれて瞑想の丘でご来光待ちです。
富士山でもご来光は見ましたが、その時とは違った興奮でした。
今回の目標のひとつ、槍穂のモルゲンロートは文句なしのバッチリです。
ホント感動しました。

次の目標、常念岳に向けて出発です。
天気は快晴、左手は槍穂、右後方は富士山・南ア、目指す常念も目の前にでかく見え、最高の気分です。
昨日とうって変わってテンションアップで足取りも軽く、あっと言う間に常念岳山頂に着いちゃいました。気分でこんなにも違うもんですかねぇ。

山頂も360°大パノラマです。恨めしい大天井(山に罪はありませんが)もすぐそこに、次は絶対行ってやると誓い下山です。

登山口には、三股～前常念のルートは初心者・体力の無い人は行かないよう警告がありましたが、下ってみてうなづけました。自分も上るのはちょっとイヤな所です。しかし、やっぱり満足からかテンションはさがらず、小屋を2時間ほど先に出たグループの方達にも最後で追いつくほど順調に下る事ができました。

今回の山行は幾つもの初体験があり、いままでのうっぷんもはれました。
明日からの仕事もいけそうな気がします。

コメント

nelken

おつかれさまでした
私もちょうど一ヶ月前にnikoさんと逆ルートでこのコースを歩きました。とてもいい三角コースですよね。
私の時は常念岳はガスの中だったので、快晴の常念岳、うらやましいです。

komorebi

羨ましい
nikoさん、初めまして(^.^)

こんな天気なら大満足でしたね
羨ましい限りです

僕は以前一の沢から行ったことがありますが、バテバテで失敗したことがあります。
レコを見ていると、このコースを日帰りで行かれる方もいますがどうですか？行けそうですか？

niko

常念っていい山ですよね
nelkenさんこんばんは

コメントありがとうございます。
今年の夏は不安定な天気に悩まされましたよね

私も、なかなかスッキリした山行が出来なくてストレスが溜まっていましたが今回で発散出来ました

niko

初めまして
komorebiさんこんばんは
初めましてです。

最高の天気で大満足です

このコース、夏の日が長い時期なら日帰り可能だと思います

レコを拝見しましたが、komorebiさんなら十分行けると思いますよ

massy

富士山まで！
nikoさん、初めまして！
massyと申します（＾＾）

こんな日に槍穂の絶景を眺められるとは羨ましい限りです！
おまけに富士山まで見られたとは～

昨年同じコースを歩きましたが、レコ見て是非また行きたくなっちゃいました
日帰りも出来そうですが、泊まりで行って朝陽で染まる槍穂を愛でる・・・はタマリマセンよね

niko

何度でも行きたいです
massyさん初めまして
コメントありがとうございます。

本当に最高な日でした

日帰りも可能なコースでしょうが、モルゲンロートが見たくて小屋泊にしました
予定通り見られたのでラッキーでしたね

絶対また行こうと思ってます

toratora48

朝陽の槍や穂高は素晴らしい
nikoさん、こんにちは

青い空の下の槍や穂高を最高と思いましたが、
赤いのも素晴らしいですね。
泊まりだと両方見られるのですね。
あこがれてはいるのですが、課題が多く実現できていません。

いつかは挑戦してみます。

007

蝶ヶ岳、常念岳凄いですね！
nikoさん、お久しぶりです。
それとコメントありがとうです

nikoさんのホームグランド谷川きつかったですよ～

暑さに体力奪われまくりで連れと共にやめようかと
何度も顔を見合わせながらやっとでした。

それはそれとしてnikoさんの山行、最高ですね。
キレットも槍もすごいですよ。

もうちょっとしたら『槍登りました♪』となるのでは？

お互い安全にがんばりましょう！

sumiko

泊りならではの絶景ですね。
nikoさん　おはようございます。

初小屋泊まりは、モルゲンロートや絶景が観られて本当に良かったですね。
自分の事のように、朝からテンション上がっちゃいましたよ。

山は、何と云っても がいい。
辛い歩きも気分がアップしちゃいますから。

nikoさんの素直な気持ちが伝わる、素敵なレコでしたよ。
暫くは山行の感動で、お仕事頑張れちゃいますね。

私達も、いつかは槍ケ岳へ登りたいと思ってま～す。

niko

やっぱり槍ってカッコイイですね
sumikoさんこんばんは

はじめての小屋泊はいろんな方との出合いがあって、いろんな話しが聞けて超～楽しかったです

不思議ですよね、天気がいいと結構ハードそうに見えた常念への上りも意外とあっさり登り切ってしまいました
私も「いつかは槍」と思っていますが、まだまだ修行が足りません

Jack-chan

nikoさん こんばんわ。
私も、nikoさんのこのレコを参考にさせて頂き、
日帰りで逆回りにチャレンジしてきました。
天候に恵まれてラッキーでした。
有難うございました。