もう冬間近 瑞牆山と金峰山〜今年も富士の見える山旅��

2017年11月24日(金) ~ 2017年11月25日(土)

• GPS: 13:30
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,914m
• 下り: 1,893m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:51
• 合計: 9:51

6:52 県営無料駐車場
6:55 7:00 瑞牆山荘
7:49 7:56 富士見平小屋
8:17 小川山・瑞牆山分岐
8:27 桃太郎岩
9:39 大ヤスリ岩
10:09 10:49 瑞牆山
11:10 大ヤスリ岩
12:00 桃太郎岩
12:16 小川山・瑞牆山分岐
12:33 13:05 富士見平小屋
13:49 鷹見岩分岐
14:00 14:05 大日小屋
14:48 14:58 大日岩
15:59 16:10 砂払いノ頭
16:14 16:15 千代の吹上
16:25 金峰山小屋分岐
16:43 金峰山小屋

2日目

• 山行: 4:23
• 休憩: 1:34
• 合計: 5:57

7:05 金峰山小屋
7:37 五丈石
7:43 7:47 金峰山
7:52 7:54 五丈岩
8:30 金峰山小屋分岐
8:52 千代の吹上
8:58 砂払いノ頭
9:45 9:59 大日岩
10:29 10:39 大日小屋
10:51 鷹見岩分岐
11:18 12:17 富士見平小屋
12:20 12:25 富士見平湧水
13:02 県営無料駐車場

11/24　県営駐車場6:52-6:55瑞牆山荘7:00-7:49富士見平小屋7:56-8:17小川山分岐-8:27桃太郎岩
　　　　　-9:39大ヤスリ岩-10:09瑞牆山10:49-11:10大ヤスリ岩-12:00桃太郎岩-12:16小川山分岐
　　　　　　-12:33富士見平小屋(昼食)13:05-13:49鷹見岩分岐-14:00大日小屋14:05-14:48大日岩14:58
　　　　　　　-15:59砂払ノ頭16:10-16:14千代の吹上16:15-16:25金峰山小屋分岐-16:43金峰山小屋【泊】
11/25　金峰山小屋7:05-7:37五丈岩-7:43金峰山7:47-7:52五丈岩7:54-8:30金峰山小屋分岐-8:52千代の吹上
　　　　　-8:58砂払ノ頭-9:45大日岩9:59-10:29大日小屋10:3910:51鷹見岩分岐-11:18富士見平小屋(昼食)12:17
　　　　　　-12:20富士見平湧水12:25-13:25-13:02県営駐車場

天候

11/24 晴のち曇
11/25 曇(山頂は地吹雪)のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山山荘から100m先の登山者用駐車場(無料、7〜80台)で車内泊。
トイレは瑞牆山荘脇にあります。

コース状況／危険箇所等

瑞牆山：桃太郎岩のあたりから氷のついた岩場が続き注意が必要です。
　　　　下りは軽アイゼンを着けました。
金峰山：大日岩の肩から先には積雪があります。
　　　　砂払ノ頭から先は雪も深くなり凍った岩もあるので、
　　　　軽アイゼンかチェーンスパイクが必要です。
　　　　五丈岩から山頂の周囲は4〜50�僂寮兩磴�あります。
　　　　吹き溜まりで踏み抜いたら、膝の上まで埋まりました。

写真

11/23 15:01

奈良から350�辧�
中央道から富士山。

11/23 15:53

須玉ICで降りると、
岩の瑞牆山と雪の金峰山。

11/23 16:16

益富ラジウム温泉♨の前に、

11/23 16:50

〇らまつさんで馬刺定食。
きのこ汁も美味。

11/23 17:15

温泉の後はデザート。
ではなく手作りソープ(^^

11/23 19:01

里宮平の登山口DE車内泊。
広い駐車場に3台だけ。

11/23 19:27

ビールが欠かせない(笑)

11/23 20:03

外はホントの真っ暗。
でも見上げると満天の星。

11/24 5:16

朝5時。
ルーフの上に冬の結晶。

11/24 6:59

夜半から早朝にかけて、
ずいぶん車が増えた。

11/24 7:02

瑞牆山荘まで下る。

11/24 7:12

登山口。
落ち葉を踏んで出発。

11/24 7:13

足元には大きな霜柱。

11/24 7:19

気温は0℃。
風もなく意外に暖かい。

11/24 7:21

落葉の森を登る。

11/24 7:41

登山口から40分。
稜線から瑞牆山が覗く。

11/24 7:41

心躍る青空と岩峰。

11/24 7:59

富士見平で一息。

11/24 8:22

樹間から瑞牆山を仰ぎながら

11/24 8:29

凍った道を緊張して下る。

11/24 8:34

鞍部の天鳥川は氷結。
　プチ氷瀑(笑)

11/24 8:36

シャクナゲももう冬眠。

11/24 8:37

桃太郎岩。

11/24 8:37

みんなで支えている(笑)

11/24 8:43

鎖場も凍っている。

11/24 9:15

雪の岩場を登る。

11/24 9:23

相方が体調不良のため、
　荷物を一部デポって行く。

11/24 9:27

この下の左側。
しっかりインプット(^^

11/24 9:27

樹間から富士山。

11/24 9:28

つっかえないと危ない
　と思わせるような(笑)

11/24 9:49

見上げると大ヤスリ岩。

11/24 9:58

見上げる余裕もなく(^^;

11/24 10:00

樹冠の遥か上に岩峰。

11/24 10:09

凍った岩場を慎重に登る。

11/24 10:12

ようやく肩まで到着。

11/24 10:13

すぐ横は絶壁。

11/24 10:11

振り返ると富士山。

11/24 10:19

瑞牆山2230m。

11/24 10:33

山頂から下を覗く相方。

11/24 10:46

真下にさっき見上げたばかりの大ヤスリ岩。

11/24 10:25

これから向かう金峰山。
雲を被っている。

11/24 10:22

山頂からの富士山。

11/24 10:46

八ヶ岳は雲の中。

11/24 10:48

東の岩場の先に小川山。

11/24 10:52

下りは軽アイゼンを装着。

11/24 10:50

雪の北面を下る。

11/24 10:54

肩からは明るい南面の下り。

11/24 10:56

山頂を見上げる。

11/24 11:44

お茶が完全凍結(^^;

11/24 11:49

氷もだいぶ融けている。

11/24 12:30

山頂を見返る。

11/24 12:43

富士見平で昼食。

11/24 12:57

チキンラーメン鶏つくね。

11/24 13:50

森の中も凍結。

11/24 14:10

大日小屋。

11/24 14:13

中を拝見。

11/24 14:48

大日岩の肩へ登る。

11/24 15:05

その先は長い雪の樹林帯。

11/24 16:09

砂払ノ頭からは岩稜。

11/24 16:13

千代ノ吹上から富士山。
傘を被ってると相方。

11/24 16:16

眼下に瑞牆山と小川山。

11/24 16:16

瑞牆山をアップ。

11/24 16:17

金峰山は雲の下。

11/24 16:32

富士暮色。

11/24 16:36

小屋に向かい再び樹林帯へ。

11/24 16:49

奇岩の横を越えると、

11/24 16:52

やっと金峰山小屋。

11/24 17:53

夕食はチキングリル。
甲州ワイン付き(^^/

11/24 18:15

おかわりはカレーライス。
辛いピクルスを添えて。

11/24 19:49

今夜の塒。
泊は全部で8人。

11/25 5:58

羽毛布団で
ほかほかぐっすりだった。

11/25 6:01

朝食はお粥。

11/25 6:50

小屋の前から八ヶ岳。

11/25 6:51

瑞牆山。

11/25 7:34

重い雲の中を山頂に向かう。

11/25 7:51

金峰山2595m。
　奥秩父の盟主。

11/25 7:53

のてっぺん☝

11/25 7:47

五丈岩を見下ろす。

11/25 8:02

えびの尻尾で
全然読めない(笑)

11/25 8:11

気温は‐10℃。

11/25 8:14

稜線は諦めて小屋に下る。

11/25 8:44

雲を刺す岩稜に見惚れる。

11/25 8:58

慎重に下降。

11/25 8:58

こけた(^^;

11/25 9:02

千代ノ吹上から富士山。

11/25 9:03

南アルプス。

11/25 9:04

山頂の雲が薄れ始めている。
戻ろうかな(笑)

11/25 9:08

砂払ノ頭。
というよりカメの頭(笑)

11/25 10:09

大日岩の肩。

11/25 10:00

南アルプス。
鳳凰三山の向こうに北岳。

11/25 10:05

雲が取れた金峰山。
本当に戻りたい。

11/25 10:12

まだ雲を被った八ヶ岳。

11/25 10:18

鷹見岩に向かうように下降。

11/25 10:41

大日小屋から大日岩を仰ぐ。

11/25 12:02

富士見平で昼食。
ヤマ麺は黒歴史復活。

11/25 12:32

富士見平湧水。
手前の氷でこけた💦

11/25 12:49

瑞牆山を仰ぎながら下山。

11/25 13:12

駐車場に帰着。
ずいぶん車が増えた。

11/25 13:36

冷蔵庫のような車内に残した牛乳が冷え冷えで美味。

11/25 14:01

信州峠の南から
瑞牆山と金峰山を展望。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール 軽アイゼン

感想

ikomaniyon

3月に茅ヶ岳から見た金峰山がとてもカッコよく、
以前から登ってみたかった瑞牆山とあわせてトライしてきました。

岩峰の連なる瑞牆山は、山水画の中を登っているようで、
少々スリリングな凍った鎖場や、露岩の山頂からの大展望も堪能しました。
金峰山は、大日岩下の鎖場のほかは針葉樹林の中で展望がありませんが、
砂払ノ頭から先は岩稜で、一気に展望が開けます。
厚い雲がかぶさってはいるものの、富士山や南アルプスの大展望が広がり、
その手前には茅ヶ岳を見下ろし、登ったばかりの瑞牆山の姿も楽しめました。
2日目の金峰山山頂は厚い雲の中で、
まったく展望が楽しめず、千代ノ吹上への稜線歩きもできませんでしたが、
深い雪や樹氷など、思いがけず厳冬期の山の雰囲気を味わえました。

初日は相方の体調が悪く、
瑞牆山の登りや天鳥川から富士見平への登り返し、そこから大日岩への登り、
ずいぶん辛そうで、ペースも悪く、何度も撤退しようかと思いましたが、
もう少し頑張ってみるを繰り返して、なんとか日暮れ前に金峰山小屋に到着。
よく頑張ったと讃えましたが、
本当は、勇気ある撤退ができなかったことを反省するべきなのでしょうね。

昨年の同時期に、富士の見える山旅と称して、
3泊4日で富士山周辺の4山を登ろうとしましたが、
11月としては50ン年ぶりの豪雪に逢い、河口湖畔に閉じ込められました。
今回は、同じ轍を踏まないように、
スタッドレスに履き替えチェーンも積み込んできました。
結果的にまったく役に立ちませんでしたが、
車内泊の寒さや金峰山の雪を考えると、この時期は人も車も冬装備が必要ですね。