爆風と蝶ラッセル⁇蝶ヶ岳!


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
天候 | 晴れのち雪&暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線直下は積雪量多め。 |
その他周辺情報 | おすすめはしゃくなげの湯です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ゴーグルはあった方が良さげです。
|
---|---|
共同装備 |
特になし。
温かいお湯があると良いです。 |
備考 | 厳冬期用の手袋が必要だと思いました。 |
感想
前日に北八ヶ岳の天狗〜硫黄岳まで縦走して、下山と同時に八ヶ岳はスッキリ晴れると言う山あるあるを体現し、悔しくも翌日に思いを馳せて三俣登山口に移動しそのまま車中泊。
車で寝ていたら、思い切りじゅんさんに車を揺さぶられ飛び起きます。ここで合流。
駐車場から稜線がくっきり見え、今日は良いぞ!と気合いが入ります。この日は烏川林道が閉鎖される前の今年最後の週末だったので、車は5台程ありました。じゅんさんがおもむろにアフロヘアーを取り出し、準備万端。チェーンスパイクを履いてスタートしました。林道終点から積雪があり、やっぱり今年は雪が多そうです。常念方面へのトレースもあり、やっぱり人は入ってるんだなぁと思いながら蝶ヶ岳方面へ。最初の水場までサクサク登り、熱くなってきた為、上着を脱ぎます。この後は、前を行く3人組のパーティーと抜きつ抜かれつと言った感じで進んでいきます。時折見える常念がテンションを上げてくれます。少し進むと、ソロの男性とすれ違い、上の様子を聞くと、2500m辺りから腰ラッセルで全然進まずに引き返して来たと…。しかも話を聞くと3時頃出発して、上で朝日を見る予定だったとか…。こんな手練れなお兄さんが…と思いつつも行けるとこまで行こうと先に進みます。と、またもや引き返して来る2人組みが。時間勿体無いからさっさと降りて別の山に行くとの事。恐るべしフットワークの軽さです。で、ちょっと進むと前日上で泊まったという3人組が現れました。トレースはあるから多分大丈夫ですよとの言葉で一安心。じゅんさんのアフロもしっかり突っ込んで頂きました(^^)しばらくすると先ほど見えていた常念もガスで巻かれ、更に吹き荒ぶ風の音。高度を上げ、稜線から150m下辺りからトレースがなくなり、急に雪が深くなります。深い所で腰上…中々進まない中、ラッセル隊長まさよさんが先頭切って果敢に進んでいきます。た、頼もしい…。それにしても、人より身体が重いのか、やたら雪に沈みます。少し進むとようやくハイマツ帯に。冬の折れやすいハイマツを避けながら進んでいきます。んで、ヒュッテらしきものが見えてきて元気になるまさよさん。更に上を見ると途中から先頭行ってたじゅんさんが止まってる。。どうしたのかなぁ?と横切ると仕事の電話してる!風ビュービューでラッセルしてるのに!さすがリーダーです。仕事も山も頼りになります(^^)稜線上に上がると更に強風。立ってられないー。仕事の電話終わったじゅんさんも稜線上がって来て、あとちょっと。風でまともに歩けない中、なんとか頂上へ。もう笑うしかない!3人で記念撮影してヒュッテ方面へ。好奇心旺盛なまさよさんの案で冬季避難小屋の中へ。中はトイレもあり快適です。少し休憩して下山へ。下山路をじゅんさんが慎重にルーファイしてくれて登山道へ合流します。樹林帯に入ってようやくホッとして、後はふざけた話をしながら楽しく下山。景色は見えなかったけど、良い経験出来たし凄く楽しかった。1人登山、好きなんです。好きなんですけどワイワイ登るのも好き。みんなでワイワイ登る機会があるからこそ、1人で行った時の良さが分かります。ずっと1人だと比較対象が出来ないから分からないままかもしれません。一緒に登れる仲間がいると言う事は本当に恵まれているんだなぁと思った、そんな山行でした。
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