居酒屋北穂
- GPS
- 55:40
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,677m
- 下り
- 2,662m
コースタイム
槍平7:00 11:00南岳小屋12:00 15:15北穂高小屋(小屋泊)
北穂高小屋6:15 8:30穂高岳山荘 9:17奥穂高岳9:25 9:55穂高岳山荘11:00 15:40新穂高登山口
天候 | 【1日目】 曇り 霧の中でした。 【2日目】 晴れ 朝の気温2℃(槍平キャンプ場) テントには霜がついてました 【3日目】 快晴 北穂高岳からのご来光、奥穂高岳からのパノラマ 最高でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(出発時は、そこそこでしたが、帰りは満車以上でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風12号が通り過ぎ、沢の増水が気になってはいましたが問題無く通過出来ました。 新穂高無料駐車場は、ほぼ満車に近い状態でしたが、他の登山者を追い抜くこともすれ違うこともあまりなく、静かな山行でした。 キレットは、初めてのコースということもあり、そこそこ緊張感を持ってチャレンジ出来たと思います。天候も良く景色も素晴らしく恐怖感は全く感じませんでした。 白出沢のルートについては、ガレ場の急降下なので足にはこたえました。 穂高平避難小屋から見えた白出のコルを眺めながら、満足感を感じました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今回のテーマ
【大キレットにチャレンジ】
サブテーマ: 北穂高小屋に泊まりたい 標高3000m超で生ビールをいただく!
木金の休日と、年休を2日いただき2泊3日+予備日1日で計画
当初の計画
9月6日(火)
新穂高==槍平小屋==槍ヶ岳(テント泊)
9月7日(水)
槍ヶ岳==南岳==大キレット==北穂高小屋(小屋泊)
9月8日(木)
北穂高小屋==穂高岳山荘==奥穂高岳==穂高岳山荘==新穂高
猛威をふるった台風12号も通り過ぎ、初日から快晴を期待していたが、あいにくの
曇り空でのスタートでした。
【1日目】
7:00前に駐車場に到着。行程を考えると即出発するべきだったが、小雨がぱらつく天候と、あまりの眠気に意気消沈。車内でまぶたを閉じればそこには夢の世界が・・・。
ふと我に返ると8:00前です。あわてて出発の準備を整え登山口へ向かいました。
霧雨の中のスタートでしたが、先月購入した ストームクルーザー が活躍してくれました。
予定より大幅に遅れてのスタートとなり、また、ガスにより視界も悪くモチベーションもかなりダウン気味です。
テント泊の装備が、さらに背中に重くのしかかり、悪魔のささやきかもしくは、天使のつぶやきか判りませんが、『本日は 槍平小屋でテント泊! 南岳新道で稜線まで上がれば、挽回出来るよ!』 耳元で、頭の中で繰り返し聞こえます。
槍平小屋に到着し、天候と体力を考えながらふと、売店の棚に目をやると、アサヒスーパードライが私を見つめています。
アサヒスーパードライとラーメンを注文し、計画を見直しながらおいしくいただきました。
槍平小屋のキャンプ場は、水も豊富にありとても居心地は良かったです。
夕暮れ前には、ガスも晴れ滝谷も綺麗に見てました。
夕食は、チキンカレー と ライスです。
食後のお楽しみ、焼酎のお湯割りをちびちび飲みながら、北アルプスの香りと、滝谷にうつる月を眺めながら、まったりした時間を過ごしました。
【2日目】
目覚めは5:00前。
天候は晴れ。いよいよモチベーションも高まりやる気十分です。
そして、秋を感じる冷え込みも十分です。テントを撤収しながらテントの
隅を持ち上げた時、霜がべっとり付いてました。素手で撤収していたので
あまりの冷たさに指がかたまり動きません。槍平小屋の外の温度計を見ると
2℃でした。(当日、北穂では初氷だったそうです)
7:00に南岳へ向けて出発。
手足を使いながら、ひたすら樹林帯を登っていきます。
振り返ると笠ヶ岳も見え、キレットへの期待も高まります。
標高も着々と稼ぎ、尾根に出ると、目の前に滝谷の壁がそそり立っていました。
木道を通り、稜線にむけてひと踏ん張りです。
11:00南岳小屋に到着。
キレットへ向けてまずは牛丼を注文し腹ごしらえ。
今回は、ビールはお預けです。
12:00 いよいよ今回のテーマ キレット越えです。
遥か向こうに、北穂が見えます。これから歩くルートを上から見下ろしいざ出発!
いきなりの大下りです。
ひたすら下ります。鎖場・梯子もあります。
後ろを振り返ると、降りてきた道が・・。いや壁でした。
アップダウンを繰り返しのんびり歩けます。前後に人はいません。
遥か遠くに先行者が見えます。
北穂はさらに遠くに、高くに見えます。
前後に人がいないので、落石の危険もあまり感じず、歩くペースも乱れず
のんびりと歩けました。
15:00 サブテーマ: 【北穂高小屋に泊まりたい 標高3000m超で生ビールをいただく!】 目標達成です。
360°の大パノラマとジョッキでいただく生ビール! 最高です。
夕日も鮮やかにキレットを染め沈んでいきます。ビールはもちろんおかわりです。
【3日目】
日の出の時間に合わせ、朝食1R目で食事。
天気は晴れでしたが、東の空にはうっすら雲がかかり感動のご来光では有りませんでしたが、爽やかな朝となりました。
6:30 穂高岳山荘を目指し出発。
涸沢岳までの縦走は、すれ違う人も多く、待ち時間も増え時間の割に疲れを感じました。昨日のキレットより、距離は短いですがキツかったと思います。
穂高岳山荘にザックをデポし、奥穂高岳の往復は身軽になったせいか、めちゃ楽に感じました。ジャンダルムを眺めながら『来年は、ジャンダルムの頂に!』心に誓いました。
白出沢の下りは、ガレ場の急坂をひたすらおりますが、足にはこたえます。
穂高平避難小屋から見た白出のコルによくぞ降りてきたもんだと我ながら感動を覚えました。
【まとめ】
来年は、西穂から槍ヶ岳までの縦走にチャレンジしたいと思います。
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