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Yamareco

記録ID: 1327586
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

冬の蔵王、先取り:樹氷生成過程と見事な眺望

2017年12月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:23
距離
9.0km
登り
415m
下り
408m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:39
休憩
0:34
合計
4:13
距離 9.0km 登り 415m 下り 413m
9:18
15
9:33
9:36
14
10:25
14
10:39
10:48
8
10:56
10:57
11
11:08
18
11:32
11:45
31
12:16
22
12:38
12:39
1
12:40
21
13:01
13:05
15
13:20
13:23
8
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
蔵王ロープウェイ前駐車場、無料。まだスキー場が限定オープンなので、朝も帰りも余裕あり。ロープウェイ山麓線、山頂線共にすぐ乗れる。
コース状況/
危険箇所等
天候が良かったので、問題なし。山頂駅傍でかなり潜ったので、スノーシュー使用。行程中、スノーシューあるいはワカンが必要な所は多くはなかった。アイゼンでも、それらの場所を我慢すれば、その他は歩き易いかも。
蔵王ロープウェイ山麓駅、駐車場には雪なし。
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蔵王ロープウェイ山麓駅、駐車場には雪なし。
蔵王ロープウェイ山頂線から。ぼんやり白いのは窓に付着した氷。
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蔵王ロープウェイ山頂線から。ぼんやり白いのは窓に付着した氷。
蔵王ロープウェイ山頂線から、飯豊連峰。
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蔵王ロープウェイ山頂線から、飯豊連峰。
お地蔵さまの雪はこの程度。
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お地蔵さまの雪はこの程度。
地蔵山頂駅から地蔵山。
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地蔵山頂駅から地蔵山。
地蔵山頂駅から三宝荒神山。
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地蔵山頂駅から三宝荒神山。
地蔵山頂駅を振り返る、さあ出発。
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地蔵山頂駅を振り返る、さあ出発。
地蔵山への樹林帯の登り、雪は柔らかく潜る。
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地蔵山への樹林帯の登り、雪は柔らかく潜る。
雁戸山の美しい姿が見えてきた。
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雁戸山の美しい姿が見えてきた。
もうすぐ地蔵山山頂、駅からの登りを振り返る。
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もうすぐ地蔵山山頂、駅からの登りを振り返る。
地蔵山頂近くから、
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地蔵山頂近くから、
この標柱に沿って進む。樹氷以外はすっかり冬の蔵王だ。
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この標柱に沿って進む。樹氷以外はすっかり冬の蔵王だ。
地蔵山山頂から、
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地蔵山山頂から、
地蔵山山頂から、飯豊連峰。
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地蔵山山頂から、飯豊連峰。
地蔵山山頂から、吾妻方面かな。
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地蔵山山頂から、吾妻方面かな。
地蔵山山頂から、北蔵王方面。
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地蔵山山頂から、北蔵王方面。
地蔵山山頂から、熊野岳。
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地蔵山山頂から、熊野岳。
地蔵山から一度下る。
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地蔵山から一度下る。
エビのしっぽのついた標柱と熊野岳。
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エビのしっぽのついた標柱と熊野岳。
風は強いが、太陽がありがたい。
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風は強いが、太陽がありがたい。
晴天の雪山は、すべて美しい。
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晴天の雪山は、すべて美しい。
北蔵王から二口、船形山まで一望。
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北蔵王から二口、船形山まで一望。
中央の白いピラミッドは、祝瓶山か。
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中央の白いピラミッドは、祝瓶山か。
熊野岳避難小屋に着く。
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熊野岳避難小屋に着く。
熊野岳避難小屋付近から南蔵王、屏風岳方面。
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熊野岳避難小屋付近から南蔵王、屏風岳方面。
熊野岳避難小屋から、吾妻方面。
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熊野岳避難小屋から、吾妻方面。
熊野岳避難小屋から、エビのしっぽの着いた標柱に沿って熊野岳山頂へ。
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熊野岳避難小屋から、エビのしっぽの着いた標柱に沿って熊野岳山頂へ。
熊野神社の鳥居、前に冬に来た時は雪に埋っていた。
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熊野神社の鳥居、前に冬に来た時は雪に埋っていた。
熊野神社もかなり巨大化。
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熊野神社もかなり巨大化。
熊野岳山頂から、飯豊、朝日。月山は見えなかった。
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熊野岳山頂から、飯豊、朝日。月山は見えなかった。
熊野岳山頂から、飯豊連峰
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熊野岳山頂から、飯豊連峰
熊野岳山頂から、刈田岳、南蔵王方面。
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熊野岳山頂から、刈田岳、南蔵王方面。
ショートカットして、熊野岳避難小屋の下に出た。
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ショートカットして、熊野岳避難小屋の下に出た。
刈田岳へ。標柱のエビのしっぽがすごい。
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刈田岳へ。標柱のエビのしっぽがすごい。
馬の背から、御釜が見えた。まだ全面凍結していない。
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馬の背から、御釜が見えた。まだ全面凍結していない。
刈田岳レストハウス傍を通過。
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刈田岳レストハウス傍を通過。
刈田嶺神社までもうすぐ。
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刈田嶺神社までもうすぐ。
刈田岳山頂から、御釜。
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刈田岳山頂から、御釜。
刈田嶺神社、鳥居にはかなり氷がついてきた。
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刈田嶺神社、鳥居にはかなり氷がついてきた。
山頂から刈田嶺神社全景。
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山頂から刈田嶺神社全景。
刈田岳山頂から、杉ヶ峰、屏風岳。
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刈田岳山頂から、杉ヶ峰、屏風岳。
刈田岳山頂から、
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刈田岳山頂から、
往路を戻って、熊野岳避難小屋。
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往路を戻って、熊野岳避難小屋。
熊野岳避難小屋から刈田岳、南蔵王。雲が架かりそうになってきた。
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熊野岳避難小屋から刈田岳、南蔵王。雲が架かりそうになってきた。
熊野岳避難小屋から北蔵王。
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熊野岳避難小屋から北蔵王。
熊野岳避難小屋付近の旧避難小屋跡。
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熊野岳避難小屋付近の旧避難小屋跡。
ワサ小屋跡付近。ここはすごい風。
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ワサ小屋跡付近。ここはすごい風。
地蔵山、ほぼ登り返して平坦な峰を山頂へ向かう。
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地蔵山、ほぼ登り返して平坦な峰を山頂へ向かう。
地蔵山山頂標識。
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地蔵山山頂標識。
熊野岳にも雲が架かってきた。
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熊野岳にも雲が架かってきた。
地蔵山からロープウェイ山頂駅までは近い。
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地蔵山からロープウェイ山頂駅までは近い。
ロープウェイ山頂駅付近のアオモリトドマツ、霧氷が段々厚くなってきている。
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ロープウェイ山頂駅付近のアオモリトドマツ、霧氷が段々厚くなってきている。
樹氷はまだ生成段階、今年は年末には立派になるかな。
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樹氷はまだ生成段階、今年は年末には立派になるかな。

感想

11月中旬は東北の山には結構雪が積もったが、その後はやや溶けたりもしているようだ。でも比較的高い山では雲が架かることも多く、雪はどうなっているかな。3日の日曜は東北南部で晴天の予報。これは逃せないが、中級山岳は、この時期は新雪が積もると柔らかい雪のラッセルだったり、まだ夏道しか使えないので、通過に苦労したりするので、選択が難しい。今年はもう十分冬山になっている蔵王に行ってみることにした。樹氷はまだだろうが、その他の条件はほ冬だし、スキー場は限定オープンなので、ロープウェイ等は空いているだろう。

蔵王ロープウェイ山麓駅前には8時過ぎに到着。やはり駐車場は、朝も帰りも余裕あり。ロープウェイは8時30分始発だが、山麓線、山頂線共にすぐ乗れる。山麓駅で切符を買うとき、上は雲が架かっているので、注意してくださいと言われた。確かに山麓線は晴れだが、山頂線の上の方は雲であった。でも、山頂駅に着くと周辺が晴れてきて、地蔵山や三宝荒神山も見えるようになった。途中の乗換駅:樹氷高原辺りは今は霧氷高原という感じである。山頂駅周辺は、霧氷が徐々に厚くなってはきている。今年は年末位には立派な樹氷になるだろうか。

地蔵山頂駅の気温−4℃、風も強いが、それ程ではない。さて、準備をして地蔵山頂駅から出発。ロープをくぐって樹林帯を地蔵山に向かおうとするが、直ぐにかなり潜ったので、スノーシューを着け、帰りまでそれで通した。今日の行程中、実際はスノーシューあるいはワカンが必要な所は多くはなかった。今日はアイゼンの人もいて、少し潜る場所を我慢すれば、その他はアイゼンでも歩き易いかも。ほどなく地蔵山山頂に到着、先ず、雁戸山が眼下に美しい姿を見せ、南西には飯豊連峰。朝日は上の方が雲が架かっており、月山は見えない。今日は庄内方面は天気が悪い予報だった。素晴らしい快晴であるが、稜線上の風は冷たい。風の当たる顔の右側がこわばってくる。地蔵山から平坦な尾根を標柱に沿って進み、少し下ってワサ小屋跡の鞍部へ。標柱はすっかりエビのしっぽに覆われ風向方向に長く伸びている。雪は少し締ってはきたが、足元のエビのしっぽは硬そうに見えても、時々踏抜くこともあり。標柱に沿って、一度熊野岳避難小屋まで出る。熊野岳避難小屋は氷雪に覆われており。使用できるかは確認しなかった。ここで、刈田岳とレストハウス、その後ろには屏風岳が見える。ここからはほぼ平坦になり、熊野岳山頂へ向かう。鳥居はまだ見える。熊野岳山頂の熊野神社は氷雪に覆われ、山頂の避難小屋は早くも大きな雪の山になっている。

刈田岳まで行くことにして、熊野岳から雪面を斜めに下り、避難小屋の下の馬の背分岐辺りに出る。この辺りは自由に歩くことができる。さらに緩く下ると、左に御釜がきれいに見える。まだ全面凍結はしていない。レストハウス傍を通過して、刈田岳山頂に着く。山頂の刈田嶺神社の鳥居は、この時期にしてはかなり氷が付いて大きくなっている。刈田岳からも御釜から南蔵王の杉ヶ峰や屏風岳の眺望が美しい。飯豊や吾妻連峰なども良く見える。

帰りは往路を戻るが、馬の背分岐からは避難小屋まで直接登る。馬の背は風が強く、かなり長く感じた。気温は−10℃はいっていないと思う。風と言えば、ワサ小屋跡辺りが風の通り道となっているのか、最も強かった。強風の中、地蔵山を登り返し、山頂まで来れば、すぐ下にロープウェイ山頂駅が見えて、あと少しと安心できる。今日は風は強かったが、天候が良く今シーズン初の厳冬の風情の雪山を楽しむことができた。今日出会った方は同じルートの方7〜8人だと思う。

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