リハビリ泊まり山行、三股〜蝶ヶ岳往復
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:07
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
天候 | 11/30 曇り 12/1 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし。積雪少ない所は凍結のため気を遣うくらい |
その他周辺情報 | 山のたこ平 ¥500 広々してよかったが、循環だった。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
昨年この時期は甲斐駒から地蔵まで縦走し、モナカラッセルに苦しめられた。今年の体の状況ではあんな山行は到底できない。通院が半強制的に終了を告げられ、膝に不安要素がたんまり残る中、天泊装備でどの程度歩けるのか、そんな中でもいい景色は見たい、晴れてなきゃ嫌だ等々のわがまま条件を満たしてくれるところは…きっと日帰りで行けそうではあったが雪の穂高が急に見たくなり、三股往復蝶ヶ岳を選択した。
事前に林道閉鎖日を確認すると丁度12/1正午とのこと。ゲート外に出られない状況にはしないよと言われ、管理者から車種とナンバーを教えてほしいと告げられた。
それでも他の仕事もあると考えれば、自分のためだけに大幅に時間をオーバーしてしまうのは申し訳なく思い、正午過ぎにはゲートを出て行ける状態を作りたかったので行程的にはかなり余裕でよかった。
/29の午前中に出発し、GSで給油中何気なく天気予報を確認すると天気が1日ずれた。だったら帰って夜に出ようと家に戻った。そして家で登山靴を忘れていたことに気付いた。結果セーフ。
夜中1時過ぎ、道の駅堀金で就寝。8時過ぎに起床し三股に向かう。道の駅から30分ほどでPに到着。もちろん1台も停まっていない。
登山口の広場には雪が壱面に積もっていた。道はよく踏まれているがそこが凍っていてたちが悪い。下りを考えて、割れるところは割って進む。力水から先はしっかり雪が積もっていた。今日は曇りと思っていたがある程度から上は快晴、常念坊がきれいに見えている。本当に昨日は曇りだったのだろうか。雲の流れが速く、風が強いことが見て取れる。
半分リハビリ的なつもりで来ていたのだが、今日はすこぶる膝の調子が悪く、正直治ったとはまるで言えない状況だ。マメウチ平までノンストップ、真冬はいいテント場だ。その後、景色の変わらない樹林帯をひたすら登る。樹林が薄くなった辺りから踏みぬくことが多くなったが、かんじきなしで登り切る。稜線は強風帯でゴーグル着用ノーアイゼンで小屋に到着。もう景色はほとんど見えない。あわよくば外でテントと思っていたが、すっかり弱気で冬季小屋にすんなり導かれていく。入口は仕事場で見るような煙道みたいな雰囲気、鉄扉でかなり重い。トイレもあるためとても快適に過ごすことができた。夜景が見えればと夜中に起きて外に出るも横殴りの雪でダメだった。朝に期待を寄せて6時過ぎに外に出ると、素晴らしい雲海に出合えた。ただ常念は雪煙が舞っている状況でも、ほんのり朝焼けで美しい。そして一番見たかった景色の穂高連峰は…まるっきり雲の中。あちらは岐阜高山の気象条件なのだろう。残念!
ゲートの閉鎖に障害にならないように出発する。ラジオでは松本はいい天気らしい。強風はやまず、一段下のダケカンバ帯に着く頃にはだんだんガスって行った。下りは一度も休むことなく駐車場に到着。林道で役所の車と出合い、電話で話した人と遭遇できた。配慮いただき本当にありがとうございました。
延命水を汲み、温泉に向かう。入ったことのない温泉施設を試すも循環だったことにショックを受けた。気を取り直し十字路で昼食、下道で帰宅した。
今冬の山はどのような感じで取り組めばいいのか課題が残った。おとなしくしてようかな…
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