焼岳〜西穂高岳

2011年09月10日(土) ~ 2011年09月11日(日)

• GPS: 29:56
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,947m
• 下り: 2,049m

コースタイム

10日　5:45登山口-7:20下堀沢出会-8:30焼岳北峰山頂9:00-9:45焼岳展望台-10:00焼岳小屋-11:00割谷山-14:00西穂山荘
11日　5:00西穂山荘-5:20丸山-6:00独標-6:17ピラミッドピーク-6:50西穂高岳山頂7:15-9:00西穂山荘-11:00田代橋-11:40大正池

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

新中の湯ルート登山口の駐車場は10-15台程度
上高地へは平湯と新島々へバスが出ているが、新中の湯登山口へはバス無し。上高地へ下山した場合はタクシー、中の湯バス停でバスを降車し歩いての回収となる。

コース状況／危険箇所等

新中の湯ルートで焼岳山頂
登山道は明瞭でよく整備されており歩きやすい。

焼岳山頂から西穂山荘
迷うような場所は無いが、地面がぬかるんだりドロドロで滑りやすい場所多い。
雨の後なのか普段からなのかは不明だが、歩くのに神経を使い非常に疲れた。
また登山道も広くなく、ザックをおろして休憩するのに適した場所もほとんど無い。
標識もほとんど無く、どこを歩いているのかが分かりにくい。

西穂山荘から西穂高岳
丸山以降は岩場となるが、ペンキで○印が付けてあるため、ルートは明瞭。
昇り降りにそれほど難しい場所があるわけではないが、やはり落石には要注意。
ザックをおろして休憩できるような場所は少ない。
独標の先はやはり少し難易度が上がっているように感じたため、ガイドブックなどにあるように、独標までで難しいと感じるようならばこの先へは進むべきではないかも。
山頂直下の昇り降りが一番の難所だと思われる。

西穂山荘から上高地
ここも登山道は明瞭。
途中の宝水には寄っていないが、標識のある場所に水音が聞こえていたので、水は出ていると思われる。

写真

9/10 7:15

下堀沢出会からの焼岳
ここまで来ると展望が開ける

9/10 8:23

池があった

9/10 8:23

山頂直下
この噴煙のすぐ下を通過

9/10 8:36

山頂から目指す西穂方面

9/10 12:45

足元はぬかるみが多い

9/11 5:10

丸山手前で
だんだん明るくなってきた

9/11 5:19

丸山

9/11 5:39

雷鳥発見

9/11 5:42

陽の当たる焼岳、乗鞍を振り返る

9/11 6:00

独標からの山頂方面
ちなみに第11峰

9/11 5:58

独標からの山頂方面

9/11 6:17

ここは第8峰

9/11 6:31

4峰

9/12 19:13

山頂
その先はジャンダルムと奥穂高

9/11 6:51

進んできた焼岳を振り返る

9/11 7:01

笠ヶ岳方面

9/11 7:08

穂高

9/11 7:30

西穂山頂直下
ここが一番の難所かな

9/11 9:46

9/11 10:56

このゲートをくぐると観光地に

撮影機器：

COOLPIX L21 NIKON

感想

1qaz

10日
金曜夜会社から帰って急いで出発。
安房トンネルを抜けて少し引き返して登山口へ。
3時30分頃到着したが駐車スペースは既に残り3台程度。
下山後には前後に路肩駐車多数。
睡眠時間合計1時間30分で登行開始。

歩き始めてしばらくすると時折硫黄の臭いがしてきていかにも火山という感じ。
下堀沢出会いまで登ると展望が広がり、焼岳山頂が青空に映える。
グルッと回り込んで北峰に立つと笠、槍、穂高、霞沢、乗鞍などの周りの山々の展望がすばらしい。
30分ほど休憩して西穂山荘目指して出発。

焼岳小屋で休憩して西穂山荘へ。
この道がとにかくきつかった。
道はぬかるんでいたり、滑る場所が多く、展望もイマイチで標識も無い。
途中非常に空腹を感じたが休憩できるような場所もほとんど無い。
登山道脇の狭いスペースになんとか座って、昼食。
休憩中に追い越していった女性二人も休憩する場所が無いと言っており、その後立ったまま食事をしていた。

今回は完全にエネルギー切れ。
エネルギーの補給をもっと計画的に行わなければいけないと反省。
ちなみに前回の仙塩尾根でも同じことを感じており進歩無し、、、。

上高地からの登りと合流すると山荘まではもうすぐ。
西穂山荘へ到着したら同行者さんの知り合いの方が先着しており、はじめましての挨拶後、テントを設営してから、持参のケーキで歓談。
その後、有名な西穂ラーメンをご馳走になりました。
ありがとうございました。

11日
テントを残して、西穂高岳へ出発。
テントやシュラフは置いていったものの、荷物はその他一通りを背負って12kgぐらい。
いずれ槍-西穂を歩きたいと思っているのでその前準備というか、この重量で西穂までを難しいと思うならば、その先には進んではいけないという事だと考えながらの荷物。
風が無く、天気に恵まれたこともあり、実際は特に難しかったり進み方を迷うような場所は無し。

独標までは同行者さんと一緒に登り、その先は単独で。
ピークの番号を順番に見ながらピラミッドピークやチャンピオンピークを超えて山頂へ。
山頂からはジャンダルムや奥穂、槍が圧巻。
更に水晶岳や遠くの立山まで見渡せる絶景(他の登山者のガイドの方が解説していました)。
いずれはこの先のルートを歩いて見たいと重いながら山荘へ引き返し。

山荘ではソフトクリームが本日限りの300円!
西穂登頂記念に食べて下山。
田代橋からは観光客にまぎれての散歩。

車の回収はタクシーのつもりだったので少しでも近くへと大正池まで行って、タクシーに電話したら、「いっぱいで行けません」との事。
さてどうしようかなと思っていたら幸運にも空車のタクシーが。
聞いたらどうぞ、との事なので、駐車場までお願いして車を回収。
タクシーをあてにする方は上高地バスターミナル側へ行ったほうが無難でしょう。

天候に恵まれたおかげで無事西穂山頂にも立つことが出来、とても良い山行になりました。
いずれは槍穂だな。