ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1335239
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

冬の甲斐駒ヶ岳

2017年12月14日(木) ~ 2017年12月15日(金)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
30:27
距離
24.8km
登り
2,714m
下り
2,679m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
0:08
合計
5:54
8:21
8:21
111
10:12
10:12
85
11:37
11:37
22
11:59
11:59
55
12:54
12:55
2
12:57
13:04
67
14:11
2日目
山行
8:51
休憩
1:17
合計
10:08
4:31
138
6:49
6:58
86
8:24
8:24
6
8:30
8:57
4
9:01
9:02
40
9:42
9:43
32
10:15
10:44
32
11:16
11:19
5
11:24
11:26
47
12:13
12:13
10
12:23
12:23
52
13:15
13:16
71
14:27
14:31
8
14:39
14:39
0
14:39
ゴール地点
天候 高気圧が張りだし晴天、風も無し。八合目の7時頃の気温−15℃。
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竹宇駒ヶ岳神社駐車場(ナビ設定を間違って、最初、横手駒ヶ岳神社に行ってしまいました ^_^;)
コース状況/
危険箇所等
・小屋跡までは、積雪はありますが、アイゼン無しで行けました。但し、下りは刃渡り付近まではアイゼン装着が安全。
・小屋跡からは、鎖、梯子、岩と雪のMIX、狭い稜線が続くのでアイゼン装着が安全。アイゼン引っかけ転倒に注意。
・小屋から八合目まではスノーシュー装着。トレースは消え、積雪もありで一人ラッセルで苦労しましたが、雪の降った直後の入山はラッセル覚悟で夏時間の2倍の時間は必要。
・八合目から頂上までは、所々急峻な雪の斜面となるのでアイゼンとピッケルで確実に。
その他周辺情報 ・七丈小屋は通年営業。素泊り¥4500+暖房費¥800。水2ℓ無料。一晩中、暖房が利いて真冬の登山とは思えないくらい快適。
・下山後は、駐車場から少し下った近くの「尾白の湯」温泉にて疲れを癒やす。
予約できる山小屋
七丈小屋
中央高速からの甲斐駒ヶ岳です。
2017年12月14日 07:23撮影 by  iPhone X, Apple
3
12/14 7:23
中央高速からの甲斐駒ヶ岳です。
駒ヶ岳神社そばの吊り橋。ここを渡って登山スタート。
2017年12月14日 08:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
12/14 8:24
駒ヶ岳神社そばの吊り橋。ここを渡って登山スタート。
笹の平分岐点、雪は殆どありません。
2017年12月14日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
12/14 10:14
笹の平分岐点、雪は殆どありません。
高気圧が張りだしてきて快晴。
2017年12月14日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/14 11:32
高気圧が張りだしてきて快晴。
刃渡りの積雪はこんな感じでした。
2017年12月14日 11:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
7
12/14 11:49
刃渡りの積雪はこんな感じでした。
初日も快晴で遠くの八ヶ岳もくっきり。
2017年12月14日 11:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
12/14 11:50
初日も快晴で遠くの八ヶ岳もくっきり。
同じく鳳凰三山も。
2017年12月14日 11:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/14 11:51
同じく鳳凰三山も。
刀利天狗への登り付近から梯子や鎖が多くなってきます。
2017年12月14日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
12/14 12:10
刀利天狗への登り付近から梯子や鎖が多くなってきます。
刀利天狗です。
2017年12月14日 12:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/14 12:13
刀利天狗です。
積雪も段々と増えてきましたが小屋跡までアイゼン無しで問題ないレベルでした。
2017年12月14日 12:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
12/14 12:28
積雪も段々と増えてきましたが小屋跡までアイゼン無しで問題ないレベルでした。
小屋跡過ぎると小屋まで岩と雪と梯子、鎖、狭い登山道となるので、ここでアイゼン装着。
2017年12月14日 12:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/14 12:59
小屋跡過ぎると小屋まで岩と雪と梯子、鎖、狭い登山道となるので、ここでアイゼン装着。
梯子、鎖に次々と出会います。
2017年12月14日 13:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
12/14 13:34
梯子、鎖に次々と出会います。
同じく。
2017年12月14日 13:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
12/14 13:44
同じく。
6時間で七丈小屋に着きました。今日の泊まり客は2名でした。
2017年12月14日 14:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
12/14 14:12
6時間で七丈小屋に着きました。今日の泊まり客は2名でした。
第二七丈小屋です。駒ヶ岳への登山道は、この小屋の右手の梯子を登って行きます。
2017年12月14日 14:55撮影 by  iPhone X, Apple
12/14 14:55
第二七丈小屋です。駒ヶ岳への登山道は、この小屋の右手の梯子を登って行きます。
小屋に早く着いたので、明日の登山道の積雪状態を視察。トレースが消えていて膝上まで埋まる。明日はラッセル覚悟。
2017年12月14日 15:08撮影 by  iPhone X, Apple
12/14 15:08
小屋に早く着いたので、明日の登山道の積雪状態を視察。トレースが消えていて膝上まで埋まる。明日はラッセル覚悟。
4時半小屋を出発。今週初めの降雪と吹きだまりと暗い為トレース跡は分からず、八合目までラッセルを余儀なくされバテバテ。
2017年12月15日 06:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
12/15 6:33
4時半小屋を出発。今週初めの降雪と吹きだまりと暗い為トレース跡は分からず、八合目までラッセルを余儀なくされバテバテ。
八合目には6時半着だったので、まだ朝日は登っていません。
2017年12月15日 06:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
12/15 6:33
八合目には6時半着だったので、まだ朝日は登っていません。
夜明け前の北岳です。
2017年12月15日 06:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
8
12/15 6:33
夜明け前の北岳です。
八合目にて、甲斐駒ヶ岳をバックに。
2017年12月15日 06:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
6
12/15 6:42
八合目にて、甲斐駒ヶ岳をバックに。
東の空には雲が垂れ込めていたので、富士山と鳳凰三山の向こう側に日の出が見えたのは7時過ぎでした。
2017年12月15日 07:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
12/15 7:05
東の空には雲が垂れ込めていたので、富士山と鳳凰三山の向こう側に日の出が見えたのは7時過ぎでした。
朝日で少し照らし出された甲斐駒ヶ岳。
2017年12月15日 07:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
12/15 7:10
朝日で少し照らし出された甲斐駒ヶ岳。
これから、この写真の中央にある岩場に沿って、右トンガリ岩まで、岩についた雪の上を登ります。
2017年12月15日 07:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
12/15 7:12
これから、この写真の中央にある岩場に沿って、右トンガリ岩まで、岩についた雪の上を登ります。
登山ルートはこんな感じです。
2017年12月15日 07:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
12/15 7:13
登山ルートはこんな感じです。
これから、狭い雪の稜線を伝っていきます。
2017年12月15日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
12/15 7:17
これから、狭い雪の稜線を伝っていきます。
遠くに北アルプスが見えます。
2017年12月15日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/15 7:17
遠くに北アルプスが見えます。
澄み切った青空の下、甲斐駒ヶ岳の裾野と向こうには北岳が美しい。
2017年12月15日 07:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
12/15 7:41
澄み切った青空の下、甲斐駒ヶ岳の裾野と向こうには北岳が美しい。
ピッケルとアイゼンをしっかりと打ち込んで登る急峻な岩場に沿った急登の雪面です。結構距離があり緊張した所ですが、写真では雰囲気が出ていませんね。
2017年12月15日 09:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
12/15 9:28
ピッケルとアイゼンをしっかりと打ち込んで登る急峻な岩場に沿った急登の雪面です。結構距離があり緊張した所ですが、写真では雰囲気が出ていませんね。
甲斐駒ヶ岳、富士山、朝日のパノラマ写真です。
2017年12月15日 07:42撮影 by  iPhone X, Apple
4
12/15 7:42
甲斐駒ヶ岳、富士山、朝日のパノラマ写真です。
急峻な雪面を登り切って一安心。甲斐駒ヶ岳まであと少し。
2017年12月15日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/15 7:57
急峻な雪面を登り切って一安心。甲斐駒ヶ岳まであと少し。
駒ヶ岳本社とあります。
2017年12月15日 08:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
12/15 8:25
駒ヶ岳本社とあります。
駒ヶ岳の頂上が見えて来ました。
2017年12月15日 08:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
12/15 8:25
駒ヶ岳の頂上が見えて来ました。
頂上到着。ラッセルで時間を費やし、小屋出発から4時間もかかってしまいました。
2017年12月15日 08:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
8
12/15 8:36
頂上到着。ラッセルで時間を費やし、小屋出発から4時間もかかってしまいました。
頂上からの北岳です。
2017年12月15日 08:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
7
12/15 8:36
頂上からの北岳です。
頂上からの仙丈ヶ岳です。
2017年12月15日 08:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
11
12/15 8:36
頂上からの仙丈ヶ岳です。
頂上からの中央アルプスもくっきり。
2017年12月15日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
12/15 8:37
頂上からの中央アルプスもくっきり。
乗鞍と北アルプスの山々。
2017年12月15日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
12/15 8:37
乗鞍と北アルプスの山々。
北アルプスの山々もくっきり。
2017年12月15日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
12/15 8:37
北アルプスの山々もくっきり。
八ヶ岳です。
2017年12月15日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/15 8:37
八ヶ岳です。
富士山も雲海の上に。手前は鳳凰三山。
2017年12月15日 08:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
6
12/15 8:38
富士山も雲海の上に。手前は鳳凰三山。
左から富士山、北岳、仙丈ヶ岳のパノラマ写真。
2017年12月15日 08:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
12/15 8:38
左から富士山、北岳、仙丈ヶ岳のパノラマ写真。
もう一度、北岳方面です。
2017年12月15日 08:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
12/15 8:40
もう一度、北岳方面です。
太陽の光と雲の不思議な光景。
2017年12月15日 08:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
12/15 8:49
太陽の光と雲の不思議な光景。
記念写真です。頂上には積雪なしでチョッと残念。
2017年12月15日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
12/15 8:54
記念写真です。頂上には積雪なしでチョッと残念。
天気も良く、名残惜しいですが、駐車場まで長〜い道のりを思いながら下山。達成感のある登山でした。
2017年12月15日 09:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
12/15 9:18
天気も良く、名残惜しいですが、駐車場まで長〜い道のりを思いながら下山。達成感のある登山でした。

感想

これから楽しみの冬山シーズン。2週間前の宝剣岳に続いて14年ぶりの甲斐駒ヶ岳。冬季に通期で営業している小屋は少なく、冬山はテント装備が常であったが、七丈小屋は通期営業ということで、これを利用しない手は無いと思い素泊まり利用。一晩中、暖房が利き快適で冬山登山とは思えないくらいです。
今週前半の降雪の後のウィークデイなのでラッセルは覚悟していたが、小屋から八合目、久しぶりのラッセルでした。コースを外れてしまい無駄なラッセルもあったのは反省。今回のトレースが、明日から登ってくる人に喜んで貰えたらいいな。今回はラッセルで絶体敗退しないと自分に言い聞かせながら、頑張って登頂できたこともあり、達成感ありの山でした。頂上にもう少し雪があれば完璧でしたが、天気には恵まれ満足な山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2258人

コメント

トレースありがとうございました
七丈小屋下でお声がけした者です。
masacsさんともうお一方のトレースのおかげで8合目より上、安心して歩くことが出来ました。
私は今日登頂しましたがやはり金曜日がベストだったようですね。
冬期テント購入して初めてのテン泊装備で黒戸挑みましたがキツかったです。
金曜日は12時過ぎに幕営してバタンキューでした
2017/12/16 23:18
Re: トレースありがとうございました
tomhigさん
テント背負っての重装備山行、お疲れさまでした。私も冬は殆どテントですが今回は小屋泊の楽な方を選んでの山行でした。金曜日の小屋〜八合目までのラッセルで体力相当消耗したので、今回は小屋利用は体力温存も出来たので、正解だったかなと。下山も長くて嫌になるほどキツかったですが尾白の湯は最高でした。
2017/12/17 12:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら