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Yamareco

記録ID: 1338109
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

凍てつく頂、硫黄岳(八ヶ岳)

2017年12月17日(日) ~ 2017年12月18日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
23:33
距離
18.7km
登り
1,306m
下り
1,307m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:29
休憩
0:01
合計
2:30
11:22
51
12:13
12:13
7
12:20
12:20
44
13:04
13:05
47
13:52
2日目
山行
5:09
休憩
0:38
合計
5:47
5:07
4
5:15
5:16
55
6:11
6:12
26
6:38
7:03
38
7:41
7:44
27
8:11
8:11
3
8:57
8:59
35
9:34
9:37
35
10:12
10:14
3
10:17
10:17
37
10:54
天候 1日目 曇り〜粉雪
2日目 ガス〜快晴
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 美濃戸口までは中央自動車道諏訪南インターで降り、八ヶ岳ズームラインを北東に進み、突き当りを左折、3kmほど進むと美濃戸口への看板が見えたら、右折してすると5分ほどで美濃戸口です。八ヶ岳山荘の駐車場は1日500円、駐車券でコーヒーが一杯サービスです。
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口〜赤岳山荘
 少しの圧雪。
赤岳山荘〜堰堤広場
 雪が少し増えて圧雪が続きます。
堰堤広場〜赤岳鉱泉
 堰堤広場を過ぎると、岩があって登山道らしくなります。昨年はところどころ氷があって滑りやすく、注意が必要でした。今回は雪は少し深くなるものの、凍結箇所は無くツボ足で歩けました。下りは滑りそうですが12本爪のアイゼンではまだ岩が出ていて、引っ掛けそうなので、チェーンアイゼン等があると良さそうでした。赤岳鉱泉付近の積雪は30cm程度で、トレースもあり迷うことは無いと思います。
赤岳鉱泉〜赤岩の頭
 積雪は30〜40cm程度で、所々まだ岩が頭を出していますので、特に前半部分はアイゼンの引っかけに注意。トレースは明瞭ですがアイスクライミング用の沢筋にもトレースが続いていますので、間違って入っていかないように。
赤岩の頭〜硫黄岳
 雪は風で吹き飛ばされトレースは薄め、吹き溜まりでは足を取られる箇所もあります。頂上手前の岩場は右側から回り込みました。昨年は左側から回り込むトレースがありました。
いつもの美濃戸口からの林道歩きでスタート。お天気は良さそうですが。
2017年12月17日 11:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 11:23
いつもの美濃戸口からの林道歩きでスタート。お天気は良さそうですが。
やまのこ村に到着。曇っています。
2017年12月17日 12:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 12:12
やまのこ村に到着。曇っています。
北沢を進みます。粉雪が舞っています。
2017年12月17日 12:20撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 12:20
北沢を進みます。粉雪が舞っています。
雪はやみましたが、曇っています。
2017年12月17日 13:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 13:03
雪はやみましたが、曇っています。
堰堤広場に到着。
2017年12月17日 13:05撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 13:05
堰堤広場に到着。
雲が晴れません。
2017年12月17日 13:31撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 13:31
雲が晴れません。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーに到着すると、ようやく雲が晴れてきました。
2017年12月17日 13:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/17 13:52
赤岳鉱泉のアイスキャンディーに到着すると、ようやく雲が晴れてきました。
沢山の方々がアイスクライミングを楽しんでおられました。
2017年12月17日 13:53撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 13:53
沢山の方々がアイスクライミングを楽しんでおられました。
宿泊の受付をします。
2017年12月17日 13:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/17 13:59
宿泊の受付をします。
荷物を整理して荷揚げしたビールで乾杯。隣はナッツ類のおつまみ。
2017年12月17日 14:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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12/17 14:27
荷物を整理して荷揚げしたビールで乾杯。隣はナッツ類のおつまみ。
今回もステーキでした。
2017年12月17日 15:24撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/17 15:24
今回もステーキでした。
床は冷たいので、こんなスリッパがあると暖かいです。
2017年12月17日 15:29撮影 by  iPhone 8, Apple
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12/17 15:29
床は冷たいので、こんなスリッパがあると暖かいです。
玄関先を撮影。
2017年12月17日 17:18撮影 by  iPhone 8, Apple
12/17 17:18
玄関先を撮影。
18時から待望の夕食。そろそろ別メニューも食べてみたい。
2017年12月17日 17:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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12/17 17:57
18時から待望の夕食。そろそろ別メニューも食べてみたい。
美味しく焼けました。
2017年12月17日 18:08撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/17 18:08
美味しく焼けました。
日が沈むと外の気温は−9℃ほど。
2017年12月17日 18:26撮影 by  iPhone 8, Apple
12/17 18:26
日が沈むと外の気温は−9℃ほど。
翌日は樹林帯を抜けて6時過ぎに稜線へ出ました。目指す硫黄岳は写真がブレました。
2017年12月18日 06:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 6:13
翌日は樹林帯を抜けて6時過ぎに稜線へ出ました。目指す硫黄岳は写真がブレました。
東の空が明るくなってきた、急げ〜。
2017年12月18日 06:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:22
東の空が明るくなってきた、急げ〜。
頂上手前でグローブを交換しましたが、もっと手前でするべきでした。
2017年12月18日 06:30撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:30
頂上手前でグローブを交換しましたが、もっと手前でするべきでした。
極寒の中で爆裂火口を撮影。
2017年12月18日 06:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:40
極寒の中で爆裂火口を撮影。
寒い中、山頂標もなんとか撮影。
2017年12月18日 06:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/18 6:40
寒い中、山頂標もなんとか撮影。
少しガスがかかっている北横岳方面。
2017年12月18日 06:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:40
少しガスがかかっている北横岳方面。
爆裂火口の向こうが赤くなってきた。
2017年12月18日 06:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 6:41
爆裂火口の向こうが赤くなってきた。
山頂は気温が−15℃、風速10mほど。寒くて長居はできません。
2017年12月18日 06:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:45
山頂は気温が−15℃、風速10mほど。寒くて長居はできません。
北アルプス方面も赤くなってきた。
2017年12月18日 06:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:46
北アルプス方面も赤くなってきた。
赤岳にかかっていたガスがようやく少し晴れてきた。
2017年12月18日 06:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:46
赤岳にかかっていたガスがようやく少し晴れてきた。
ガスに覆われご来光はダメ、寒いのでもう下山しようと思っていたら、6時50分過ぎにガスの向こうからご来光です。
2017年12月18日 06:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:50
ガスに覆われご来光はダメ、寒いのでもう下山しようと思っていたら、6時50分過ぎにガスの向こうからご来光です。
赤岳が赤く染まります。
2017年12月18日 06:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/18 6:50
赤岳が赤く染まります。
またガスに覆われるような。
2017年12月18日 06:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 6:50
またガスに覆われるような。
でもガスが晴れるような。
2017年12月18日 06:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:50
でもガスが晴れるような。
日が昇ってきます。
2017年12月18日 06:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/18 6:51
日が昇ってきます。
北八ヶ岳方面も赤く染まります。
2017年12月18日 06:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:51
北八ヶ岳方面も赤く染まります。
硫黄岳山頂のガスも晴れてきた。
2017年12月18日 06:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:52
硫黄岳山頂のガスも晴れてきた。
ガスが赤く染まります。
2017年12月18日 06:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:52
ガスが赤く染まります。
ものすごい勢いでガスが流れていきます。
2017年12月18日 06:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:52
ものすごい勢いでガスが流れていきます。
北八ヶ岳方面がさらに赤く。
2017年12月18日 06:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 6:52
北八ヶ岳方面がさらに赤く。
乗鞍岳方面のようです。
2017年12月18日 06:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:52
乗鞍岳方面のようです。
御嶽山〜乗鞍岳方面のようです。
2017年12月18日 06:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 6:52
御嶽山〜乗鞍岳方面のようです。
東の空、なかなかガスが晴れません。
2017年12月18日 06:53撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 6:53
東の空、なかなかガスが晴れません。
寒くてもう頂上には居られない。
2017年12月18日 07:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:02
寒くてもう頂上には居られない。
小屋の影で風をなんとかやり過ごします。
2017年12月18日 07:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:02
小屋の影で風をなんとかやり過ごします。
空が明るくなってきました。
2017年12月18日 07:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:02
空が明るくなってきました。
またガスがやってきて。
2017年12月18日 07:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:02
またガスがやってきて。
頂上が白くなってきます。
2017年12月18日 07:04撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:04
頂上が白くなってきます。
寒くて辛いので下山しようと思ったら。
2017年12月18日 07:06撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 7:06
寒くて辛いので下山しようと思ったら。
ガスが晴れてきた。
2017年12月18日 07:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:07
ガスが晴れてきた。
阿弥陀岳〜赤岳が見えてきた。
2017年12月18日 07:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:07
阿弥陀岳〜赤岳が見えてきた。
少し赤く染まる赤岳をアップで。
2017年12月18日 07:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:08
少し赤く染まる赤岳をアップで。
ドンドンガスが晴れてきます。
2017年12月18日 07:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:08
ドンドンガスが晴れてきます。
中央アルプスがくっきりと。
2017年12月18日 07:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 7:11
中央アルプスがくっきりと。
赤く染まる北アルプス方面。
2017年12月18日 07:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:11
赤く染まる北アルプス方面。
北八ヶ岳方面。
2017年12月18日 07:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/18 7:11
北八ヶ岳方面。
硫黄岳山頂手前の岩峰。
2017年12月18日 07:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:12
硫黄岳山頂手前の岩峰。
下山していきます。
2017年12月18日 07:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:12
下山していきます。
横岳〜赤岳〜阿弥陀岳のスカイライン。
2017年12月18日 07:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:12
横岳〜赤岳〜阿弥陀岳のスカイライン。
日が高く昇っていきます。
2017年12月18日 07:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:13
日が高く昇っていきます。
赤岳の山頂がちょっとガスで覆われましたが。
2017年12月18日 07:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:13
赤岳の山頂がちょっとガスで覆われましたが。
南アルプス方面。
2017年12月18日 07:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:13
南アルプス方面。
また中央アルプスを撮影。
2017年12月18日 07:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:14
また中央アルプスを撮影。
凍てついてます。
2017年12月18日 07:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:14
凍てついてます。
山頂から下山すると快晴に。
2017年12月18日 07:19撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:19
山頂から下山すると快晴に。
良いお天気になりました。
2017年12月18日 07:20撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/18 7:20
良いお天気になりました。
諏訪湖もよく見えます。
2017年12月18日 07:20撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 7:20
諏訪湖もよく見えます。
寒さでザックも白く。
2017年12月18日 07:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 7:26
寒さでザックも白く。
横岳方面から昇る太陽。
2017年12月18日 07:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 7:41
横岳方面から昇る太陽。
快晴の硫黄岳となりました。
2017年12月18日 07:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 7:41
快晴の硫黄岳となりました。
これで赤岳〜阿弥陀岳の見納め。
2017年12月18日 07:42撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/18 7:42
これで赤岳〜阿弥陀岳の見納め。
樹林帯を下山します。
2017年12月18日 07:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:43
樹林帯を下山します。
樹々にサラサラの雪が積もっていました。
2017年12月18日 07:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 7:45
樹々にサラサラの雪が積もっていました。
あっという間に赤岳鉱泉に到着。
2017年12月18日 08:17撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 8:17
あっという間に赤岳鉱泉に到着。
りんごキャンペーン
2017年12月18日 08:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/18 8:26
りんごキャンペーン
朝食のゆで卵を食べようとしたら、氷に包まれていました(´Д`)。
2017年12月18日 08:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 8:29
朝食のゆで卵を食べようとしたら、氷に包まれていました(´Д`)。
赤岳鉱泉も−15℃近くと寒いです。
2017年12月18日 08:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/18 8:51
赤岳鉱泉も−15℃近くと寒いです。
アイスキャンディーは絶賛氷結中。
2017年12月18日 08:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 8:59
アイスキャンディーは絶賛氷結中。
美濃戸口にまで戻ってきました。J&Nにマロちゃんはいなかったような。
2017年12月18日 10:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 10:55
美濃戸口にまで戻ってきました。J&Nにマロちゃんはいなかったような。
帰りに撮影した八ヶ岳連峰。
2017年12月18日 12:00撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:00
帰りに撮影した八ヶ岳連峰。
南八ヶ岳方面。
2017年12月18日 12:00撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/18 12:00
南八ヶ岳方面。
北八ヶ岳方面。
2017年12月18日 12:00撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/18 12:00
北八ヶ岳方面。

感想

【感想/記録】
 昨年はご来光と硫黄岳から見た赤岳が忘れられず、今年もまた八ヶ岳の硫黄岳へ登って見る事に。できれば1日目は硫黄岳の下見。2日目はちょっと足を伸ばして天狗岳も周回するコースも加えたい。北陸の富山のお天気は冬らしい曇りや雨、雪が続きますが、長野県の八ヶ岳方面は日曜日の午後からはお天気が良さそうです。

 自宅を出発する頃は雪が舞っており、県境に近づくと雪が増えてきました。途中は圧雪でしたが、順調に進めました。安房峠手前の急坂を登ろうとしたら、スリップして途中でストップ。バックしてクマ牧場の駐車場に車を入れ、少し助走をつけて発進するも途中でやっぱりストップします。これまでかと思いしばらく考え込みました。
 引き返すとすればせっかくここまで来たので、近くの西穂高岳方面へ行く?いや、北アルプスはお天気が悪いから八ヶ岳へ向かっているので、西穂高岳は無理。
 ならばもう車を変えるために商談をディーラーで。でも時間がまだ早い。と心の中で葛藤が続きました。

 三度目の正直でこれが最後と急坂に挑みましたが、今度は途中でスタックしてしまい、後退もできなくなってしまいました。JAFを呼ぶしかないと思いましたが、スコップでタイヤの周りを除雪すると、奇跡的に何とか前進できノロノロと進んで、キレイに除雪された道路に出ると無事進む事が出来ました。今回はもう登山を諦めるしかないと思いましたので、本当に良かったです。

 この間は1時間近くかかり、精神的にもう疲れました。松本市は曇りから小雪が舞うお天気でしたが、諏訪市まで来ると晴れ間も覗きますが、諏訪湖サービスエリアから見える八ヶ岳は雲の中。なので今日の山行は赤岳鉱泉までと、また日和ました。登山口の美濃戸口には11時前には到着。八ヶ岳山荘でコーヒーを頂き、昼食を食べて準備をして11時20分頃に出発しました。

 美濃戸口からの登山道は圧雪状態で、轍を歩くと滑りそうなので、道の縁を歩きます。駐車場の気温は−5℃程でしたが、樹林帯はやっぱり暑くなり汗をかいてしまいました。アウターは着なければ良かったですね。ビーニーやグローブを脱いだり付けたりして体温を調節。赤岳山荘に到着すると駐車場はほぼ満車。やっぱり八ヶ岳は人気があります。

 途中では下山する多数の方々とすれ違い、堰堤広場に到着すると雪がちょっと多くなる感じです。ここから林道から岩がある登山道になります。圧雪状態で凍結箇所は無く、沢にかかっている橋を何回か渡って進み標高を上げると、14時前に赤岳鉱泉に到着。宿泊の手続きを済ますと、館内にいても寒くなってきました。時間が早かったためか宿泊した大部屋はガランとしてストーブがついていても寒かった。時間があったのでストーブのある場所で、ビールを飲みながら漫画を読んでマッタリしていました。

 宿泊者は日曜日のため20人ちょっと少なく、夕食は今回も名物のステーキで、けんちん汁やサラダ、フルーツまであり安定の美味さです。 寒かった大部屋も時間が経つと暖かくなってきました、明日の準備をするともうする事が無くなり19時半過ぎにはもう寝ました。

 翌日は硫黄岳山頂からご来光を見るために4時に起床。簡単な食事を済ませて、ウェアを整え寒い外でアイゼンを装着。要領よく準備を進めたつもりだったのに、何故か出発は去年より15分も遅い5時過ぎになってしまいました。気温が低い予報だったので、フリース、インシュレーションジャケット、バラクラバを予め着込みました。最初はストックを出してヘッデンの灯りを頼りに登山道を進みます。

 樹林帯は気温が低くても、歩いていると暑くなって汗をかいてしまいました。ビーニーとバラクラバを脱いでもまだ暑い。汗をなるべくかかないように、ゆっくりと歩きたいのですが、出発時間が遅れたので、あまりゆっくりとできません。東の空が明るくなってきて気が焦ります。ようやく森林限界を超えると、すぐに稜線の赤岩の頭でした。

 風はさほど強くなく予報が外れたと思い、バラクラバを被ってストックからピッケルに変更。東の空が赤くなってきましたので、早く標高を上げたいのですが、息が切れ吹き溜まりに足を取られご来光に間に合うか心配に。標高を上げると急に風が強くなり、アウターのフードを被って進みます。寒いので頂上手前でグローブを交換しましたが、強風の中なので時間がかかります。厚手のグローブをはめてしまったので、ザックの中からゴーグルを取り出して、フードを外してゴーグルを装着と言う面倒な事はできなくなりました。

 空はドンドン明るくなってきましたが、稜線に出てからガスがやってきて赤岳は隠れ、硫黄岳もガスで白くなってしまいました。頂上は極寒で強風の世界、カメラで撮影するのが精一杯、まつ毛が凍って涙目になりファインダーを覗くのは困難、液晶画面でピントが合っているのかもよく分かりません。OM-D EM-1も凍り付きバッテリーの残量も、直ぐに少なくなって撮影ができるか不安に。指が寒くて痛くなって、あまりにも寒いのでもう下山しようと思ったら、ガスの向こうからようやくご来光が。

 強風のお陰でガスがドンドン晴れて、横岳〜赤岳〜阿弥陀岳のスカイラインが見えてきました。赤岳が少し赤く染まり、北横岳や北アルプス方面も赤く染まり、寒さに耐えた甲斐がありました。日が高くなるとガスが晴れて、横岳〜赤岳〜阿弥陀岳が青空の下、ハッキリと分かるように。南アルプスや中央アルプスも見えて、来た甲斐がありました。

 でも寒いのは変わりないので、お腹は空いたけど山頂付近では朝食は食べられずにとっとと下山を開始。樹林帯はすぐに下ることができて、赤岳鉱泉に到着。朝食を食べてアイゼンを解除して出発。下りはストックを使いスピードを上げて標高を下げていきます。途中で滑り止めのスノースパイクを履いて、赤岳山荘に到着。暑いのでアウターを脱ぎ、堰堤広場ではインサレーションジャケットを脱ぎ、登山口の美濃戸口に到着。下山してからお天気は快晴で、結局硫黄岳頂上にいた時が一番お天気が悪かったのですね。

【注意点や反省点】
 最初から沢山のウェアを着ると途中は暑いけど、頂上では寒いしどうすれば良いのやら。頂上で冷え切ったグローブをはめても、温まらず指が痛くなったので、最初からウールのグローブをはめていれば良かったと、まだまだ課題が残ります。
 今乗っている車は雪道に弱いFRです。性能の高いスタッドレスタイヤでも車がFRだと、雪道は限界がありました。FFや4WD者は苦もなく急坂をスイスイと登っていました。今までは雪道でも大丈夫でしたが、今回は坂道を登れず危うく登山口の遥か手前で撤退となりそうでした。帰りに車のディーラーに駆け込んで、雪道に強い車に乗り換えることを真剣に考える事となりました。
 お世話になった赤岳鉱泉は一泊二食付きで9千円、夕食のみなら8,500円。 トイレは個室が4つあり水洗です。乾燥室はありましたが、乾燥機(ストーブ)は稼働しておらず、結局部屋や食堂のストーブで湿ったウェアを乾燥しました。館内はストーブがあっても寒いのでダウンパンツやテントシューズがある暖かく過ごせます。 赤岳鉱泉ではソフトバンクは不通でdocomoの電波が通じました。
 去年の硫黄岳で指が寒くて死にかけたので、最強兵器のフリース、未脱脂のウールのグローブ、オーバーミトンの3レイヤーで挑みましたが、グローブが冷え切っていたためか寒くて指が痛くなりました。さらにグローブを重ねると操作性が悪くなるし改良の余地ありです。
 今回はグローブでも開けやすい形状の袋の行動食を選択、さらに事前にハサミで袋に切れ込みを入れて準備しました。でもジップロックに入れた行動食を開けて取り出すのはかなり困難でした。
 桜平駐車場からオーレン小山冬季小屋へ宿泊し、天狗岳方面から硫黄岳へ足を伸ばしたかったのですが、寒そうだったので結局赤岳鉱泉に宿泊し、また硫黄岳のみのピストンとなって進歩がありません(笑)。

【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
 928
 1,305
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
  179
  212
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
  14
  13
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
 95
 176
ウォーキングの距離(km)
 14.6
 22.8
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
 18,815
 28,247
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
 56〜113
 57〜132 
体重
 62.9 -> 62.3

2017.12.18早朝の硫黄岳から臨む横岳〜赤岳


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