日帰り富士山!


- GPS
- 13:04
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
[2:44 七合目]-[4:15 八合目]-[7:31 九合目]-
[8:19 富士山山頂 約45分休憩 9:05発]-[9:44 剣ヶ峰付近]-
[10:24 吉田口・須走口下山道入口]-[10:49 八合目 約25分強休憩 11:17発]-
[12:03 七合目]-[13:24 六合目]-[13:49 泉ヶ滝]-
[【ukky 13:56着】【usa 14:13着】 富士スバルライン五合目]
※表記してませんが、休憩は所々入れています。
天候 | 晴れ 日中7合目より下でガス ●五合目 気温15.2℃ 風速0.7m/s ●山頂 気温10.6℃ 風速4〜12m/s |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
五合目手前の道の両側にも駐車場多数あり 富士スバルラインの通行料往復2,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【吉田ルート登山道】 五合目〜六合目は道が広く歩きやすいです。 七合目、八合目付近に岩場があり、少し歩きづらいです。 登山客が多く、道が明瞭なので道に迷う事は無いかと思います。 ですが九十九折れの道を延々と登っていくので、気分的にキツイです。 『見えるけれど遠い山頂…』 【お鉢めぐり】 小さな溶岩石が多く、 足を取られスリップする場合もあります。 特に勾配が急な場所は気をつけた方が良いでしょう。 道は明瞭なので迷う事は無いとは思います。 ただ、広く開けた場所なのでガスの時は 注意した方が良いかと思います。 【吉田口下山道】 とにかく足場が良くありません。 小さな溶岩石と砂の道でスリップし放題です。 場所によっては勾配が急な場所もあり、 神経と足を酷使する下山道です。 また砂埃が凄いので、 帽子・メガネなどの目を保護するもの・マスクか口を覆うタオル などがあると何よりも嬉しいです。 全身ホコリだらけになります。 ●入浴施設 下山後は『道の駅 なるさわ』の近くにある 『富士眺望の湯 ゆらり』に寄りました。 1,200円と少し高めですがタオルがついてくるので、 荷物が少なくなり、うれしいです。 温泉の種類も多いので、 ゆっくりしたい方にはオススメです。 温泉に入りながら富士を眺め 『あの頂上まで登ったんだなぁ〜』と 感慨に浸れる特典もあります。 |
写真
感想
感想は弟が書いてある通りで、気持ちも代弁してもらってますね。
なので、付け合わせのキャベツ程度に記入してみます。
26年ぶりの富士山です。
10年ひと昔というならば、26年は大昔でしょうか?
当時の記憶も曖昧でして
・7合目で山小屋に泊まったが、夜通し人の流れがあるので眠れなかった
・当時は山小屋でのカップラーメンの値段に仰天した
・8合目過ぎに気持ち悪くなりかけ、高山病チックなのを体験した
・下山道では鼻の中が真っ黒になった。
明確に覚えているのはそのくらい。
でも登山道を進んでゆくと過去の記憶がふと蘇ります。
『お!この場所は変わってないな』とか『あれ?こんな場所あったっけ』
懐かしみながら歩きます。
ハイシーズン中なら夜中でも関係なしに、登山客が途切れる事無く続くのでしょう。
が、さすがに9月は人も減るのか(それでも多かったが)5合目〜8合目直下までは人もまばら。
ヘッデンを灯し初めてのナイトハイクも経験できました。
特に7合目〜8合目間の岩場、それまでの薄暗闇とはうって変わり、進むべき道を
明かりで模索しながら歩く必要がありました。
月が山の反対側に周ったせいか?下界の明かりが雲海に遮られたからかでしょうか?
夜道の岩場において、ルート取りの難しさを知りました。
八合目付近での御来光後、残すは目の前に見える頂上までの道のりのみ。
吹き付ける風がこの近辺から一段と増してゆく。
この風が厄介なのです。
風に運ばれてくる小さな小さな砂利が、サングラスの隙間をぬって目に飛び込んできます。
その度に目に痛みが。。。コンタクトレンズではかなりキツイ。
涙で洗い流すも、限界が来て仕方なく眼鏡に変えました。
傷みで涙を流しながらしゃがみ込むその姿は、まるで山頂への到達を諦めた敗北者(!?)のそれでした。
傍目にはそう見えていたかもしれませんねぇ。
そして強風が吹く度に息苦しくなります。
吸い込むべき空気が風に流され肺の中に導きづらい…大げさに思えますが、そんな感じです。
ペースを落としつつ何とか頂上へ、そして休憩を挟みお鉢廻りスタート。
時計回りだと剣ヶ峰への登りがキツいと何かで見た事があり、反時計回り進んでみます。
(帰って調べたらwikiでした。時計回りが本来のお鉢廻りだとか?
ちゃんと意味があるのですな。)
雲海の景色やら噴火口など左右に見ながら進み、剣ヶ峰直下まで辿り着くと台湾国
旗を持った人から問い掛けが。。。
台湾 『ゴコウメハドコデスカ!?』
ukz 『? ゴコウメですか?』
台湾 『ゴコウメデス』
ukz 『???』
台湾 『???』
質問してきた彼も困惑している様子でしたが、”ぐるっと廻れますよ”とゼスチャーで示したら、
納得?諦めて?か先に進んで行きました。
そして、(ゴコウメ…ゴコウメ…5合目の事か!)と暫くしてから理解出来たのも時既に遅し。
どこの登山口に向かったのか知りませんが、彼は無事に目的地の五合目に着けたのでしょうか?
下りは永遠に続くかのようなジグザク道。
本八合目までは勢い良く降りれたものの、そこから先は疲れが出て気力も徐々に萎えてきます。
吉田口と須走口の下山に分かれる江戸屋の分岐を見落としてしまい、登り直す羽目になったのも
テンションを下げる充分な要因になりましたね。。。
残りはひたすら惰性で脚を進め、『6合目はまだかぁ〜』『5合目はまだかぁ〜』の繰り返しです。
そして心の中で、降りてきても尚水平移動が続く吉田口ルートを激しく恨みました(^^ゞ
しかも若干登りがあるし。
さすがに降りてきた日には『二度と登るものかっ!』と思いました。
が、ヤマレコユーザーさんの中には登り3時間、下り1時間というツワモノも居るワケで、
その記録は無理にしても出来るだけ近づけたい気持ちもあるので、鍛え直した後に来年
再チャレンジ…なんてのも願望であったりします。
どうなることやら!?
あ、26年前と比較すると、終始気分は良かったです。
高山病が一番心配でしたので。
前日の夕方に現地P入りしたのが効いたのでしょうか?
二十数年ぶりに富士山に登りました!
しかも日帰りで。
事の始まりは、兄からの日帰り富士登山お誘いメール。
本当は今年の夏、一泊で富士山に登る予定だったのですが
山小屋の予約が一杯で、さっぱり取れなかったので
今年はもう諦めていました。
なので日帰りはハードそうだと思いつつもOKしました!
前日の夕方、現地に集合し各々の車で仮眠。
ナイトハイクに少しワクワクしながら夜中に出発。
暗い中での岩場歩きなどに、
少し手こずりながらも順調に登っていきました。
この日の朝は天気が良く、眼下には素晴らしい雲海。
とても綺麗なご来光を拝むことができました。
さて、ご来光を拝んだからには絶対頂上まで登るぞ〜!と
気合を入れて更に登って行きましたが、
本八合目あたりから、どんどんキツくなっていきます。
前回の山行から少し間が空いていたのもあり、
足が思うように進みません…。
黒戸尾根を登りきったから大丈夫!なんていう
変な自信も崩れ去ってしまいました。
なので、先を見ずただ無心で歩みを進めていく戦法(?)で
九合目、そして山頂へと到着しました。
それにしてもシーズンが終了しかけていましたが、
登山客が沢山いらっしゃいました。
山頂が人で溢れ返り休憩する場所も、なかなか無い状態でした。
休憩を終えてからはお鉢めぐりです。
子供の頃に登った時はやってなかったのでこれは初めて。
風が強いのが少し大変でしたが、ぐるりと巡りました。
静岡側では雲の隙間から太平洋が見え、なかなかの眺望でした。
しかし、剣ヶ峰は記念撮影の順番待ちで
時間がかかりそうだったのでパス。
そそくさと下山道の入口へ向い、下山を開始しました。
…あれ?下山道ってこんなにキツかったっけ??
その時、私は「思い出補正」というものの恐ろしさを知りました。
子供時代の元気ハツラツな私では
この下山道なんてそこまで大した事は無かったのか?
それとも、大変だった為早々に忘れ去ってしまったのか?
そんな事は今となっては分かりませんが、
記憶の中にある下山道とは、大変さのレベルが違いました。
道は急でザレていて歩きづらく、単調な九十九折れ。
楽しめる景色もあまり無く、ただ下山の為だけの道。
足が悲鳴をあげているけれど、下らなければ開放されない。
さながら修行ですね。
あれ?黒戸尾根でもこんな事を思ったような…。
とにかく我慢して下るのみです。
延々と下ると辛い九十九折れの道から開放されるも、足がもう限界。
歩くスピードが極端に遅くなります。
ここいらへんからもう兄の後について行けず、
またガスが出ていたというのもあり
兄の姿はすぐに見えなくなってしまいました。
なので到着時刻が別々に記載されています。
六合目から富士スバルライン五合目までは
広くて歩きやすい道なのですが、
疲れた足にはこの道もつらい。
なので、軽快に走るお馬さんと馬車を、
羨ましそうに見つめていたりもしました。
そうこうしているうちに、
ガスの向こうからバスのエンジン音などが聞こえてきます。
そして、やっと五合目に到着!
いやいや今回も長かったです。
しかし、帰りの中央道の渋滞の方が
気分的にもっと長かったような…。
今回は天候にも恵まれたので、
無事に登山を終える事が出来て何よりでした。
高山病にならなかったのも幸いだったと思います。
ただ暫く富士山には近寄りたくないですね…。
って、黒戸尾根の時にもこんな事を書きましたね(笑)。
やはり富士山は眺めて楽しむ山ですね。
ご兄弟だったんですねえ
うっかり大菩薩のレコを見逃していて今まで気付きませんでした
友達登録はされていないようですが、やはり照れ臭いのでしょうか?
まあ、「友達」ではないですしね
9月に入ったとは言え、日曜日で混んでいたみたいですが
天気もよく最高の一日だったようですね
私も富士山は学生時代に一度ノリで登ったきりです。
一度「山ヤ」として登って見たいですが今年は無理かな
これからもお二人のレコ楽しみにしています
久しぶりの、兄弟コラボですね。
お疲れさまでした。
雲海が超きれいです。
北アルプスに富士山、私の足がなかなか向かない2大ゾーンを次々と……。
すごいなぁ。本当に、すごいと思います。
登ったことないんですよ、富士山。
登ろうとも思っていなかったけれど、なんだか登ってみてもいいかも、と最近思い始めています。
そんな気分を助長させてくれる、レコでした。景色美しい!
どうしようかな〜。
コメント有難うございます。
そうなんです、実は兄弟なんです。
友達登録機能は使用した事ないのですよ〜。
単純にそれだけでして
9月でも人は多かったですね。
それでも吉田口Pの渋滞待ち、頂上付近での停滞等
は無縁だったので、訪れる人も減ったのでしょうね。
>>私も富士山は学生時代に一度ノリで登ったきりです。
確かに自分の周りも『ノリ』で登っている人は多いです。一度は登ってみたい山だからでしょうか
今週ぐらいから空いてる山小屋も減っていき、気候も合わせて徐々に難易度が高くなっていきますかね?
来年ですね!
三者会議と合わせてレコ期待してますよっ
コメント有難うございます。
時間が経つにつれ雲が増えていき、お鉢廻りをしている頃は
富士宮方面以外ほぼ雲海の上でした。
景色が見えなくとも、雲の上では気分高揚するんですよ〜。
素晴らしい景観でしたね
所々に高い山の峰がちょこんと…なんて。
>>登ったことないんですよ、富士山。
おや?またまた意外な発言が…
seizanryoさんは人の多過ぎるエリアは苦手なのでしょうか?
今の時期はオススメかもしれませんよ〜
コメントありがとうございます。
9月に入ってからの富士登山だと、
人が少ないのかな?と思っていたのですが、
想像していたよりは人が多かったです。
夜から出発する団体のツアー客もいたりと、
富士山の大人気っぷりを改めて感じました
>>一度「山ヤ」として登って見たいですが
私も「山ヤ」(なのかな?)としてちゃんと
富士山に登っておきたかったので、
今回登ることが出来て良かったです
以前登ったのが子供の頃だったので
あまり記憶に残っていないのと
連れて行ってもらって登った感じ、
登った感覚が薄かった富士山を
今回しっかりとしたものにする事ができました。
mustcut15kさんも是非「山ヤ」として
登ってみて下さい。
コメントありがとうございます。
今年は何回か雲海を見る機会がありましたが、
やはり富士山から見る雲海は一味違う気がします。
特にこの日は低い場所に雲が出来ていたので、
まさしく『雲海』という感じでした。
そしてお腹が空いてくると、雲がおいしそうに見えて…
>>なんだか登ってみてもいいかも、と最近思い始めています。
一度登ってみるのも良いとか思います。
やはり富士山からしか見る事が出来ない、
綺麗な景色が広がっていますし、
日本の一番高い場所に来たという
ちょっとした充実感もあります
私は逆にseizanryoさんが行かれている
冬季八ヶ岳に行ってみたかったりします。
ukkysuzさんこんばんわぁ〜
usagreatさんはじめまして
9月でも結構人がいるのですね。
剣が峰の写真見て驚きました
お鉢めぐりにも意味があったとは
知らなかったです。
たまたま時計回りしてました
ご来光が拝めてうらやましい
天気もよくて空気も澄んでていいですねっ
写真もきれいです
兄弟のコラボってうらやましいです
私も弟と奄美の山にちょこっといったぐらいです。。。
いつか富士山に連れて行きたいですねぇ。
断られそうですが
コメントありがとうございます(・∀・)
pentarouさん達のレコ改めて拝見しましたよ。
晴天とガスの繰り返しでだったんですねぇ
でも夜明けと共に須走口からスタート〜お鉢〜下山、何気にスゴイですな
比較すると今回ウチらはへばり過ぎです。
スタート地点では少ない人数も、夜が明けると小屋から人がわらわらと出て来ました。
小屋が営業している日まで人は多いと思います。
姉弟コラボ…
是非pentarouさんも実現させて、ご来光
お鉢廻りの意味は調べるまで自分も知りませんでした
次は本来のお鉢廻りをしてみたいですの
pentarouさんはじめまして。
コメントありがとうございます。
富士山の登山客も9月に入れば落ち着いて、
剣ヶ峰に並ばなくて済むかな?と
思っていたのですが甘かったです…。
こんなに沢山いるとは思いませんでした
でも、綺麗なご来光を見ることができたので
それで結構満足だったりします
お鉢巡りはできただけで満足だったので、
意味とかは全然考えませんでした…。
ただ、逆に歩いている方が多かったので
向こうが正規ルートなのかな?と少し思いましたが。
兄との山行企画はまだあるので、
次回を楽しみにしていて下さい。
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