青春18切符で行く冬の谷川岳 晴天の当てが外れてとっとと撤退

2017年12月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 6.0km
• 登り: 714m
• 下り: 723m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:49
• 合計: 4:23

9:55 天神平
10:05 10:05 天神尾根・田尻尾根分岐点
10:13 10:13 天神平・天神峠分岐点
10:34 10:38 熊穴沢避難小屋
11:04 11:09 天狗の留まり場
11:30 11:30 天神ザンゲ岩
11:54 12:20 谷川岳・肩の小屋
12:34 12:35 天神ザンゲ岩
12:52 12:54 天狗の留まり場
13:17 13:22 熊穴沢避難小屋
13:46 13:46 天神平・天神峠分岐点
13:54 13:55 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:04 14:09 天神平
14:18 ゴール地点

天候

曇り
上は雲の中で強風

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

青春18切符で、
上野5:13の始発高崎線で終点、高崎駅から上越線で終点、水上駅から土合駅には8:33着が最も早い。
土合駅はモグラ駅と言われる特殊な駅とは知らず、ロープウェイ駅まで40分近くかかってしまった。
すぐと思って電車移動の服のまま歩いて汗ビショに。2番目のインナーは濡れて二度と切ることは無かった。土合に降りる登山者は結構多く、20分の歩く時間を路線バスで買いたかったが、電車33分着、バス38分発じゃ間に合うハズもない。210円しかならない土合駅よりも、水上駅からの客を優先するための時刻設定した関越交通の事情も分からんではない。

で、帰りは、ロープウェイ駅からバスで水上まで乗ってもいいかと思って関越交通HPで調べてた14:55発の便は4月から11月までで、冬は出てなかったのを知ったのはロープウェイ駅の時刻表案内。
結局、土合駅まで予定通り歩いて、15:34発の水上行きに乗る。また、地下に潜るのかと思って急いで走ったりもしたが、上りは地上で階段を降りる必要なし…

ロープウェイの最終は16:30、次の列車は17:33。これにするともう2時間使える。青春18切符では天神平先から山行に使える時間は6から6時間半か。

コース状況／危険箇所等

狭いトラバースもあるが、概ねトレースがしっかり出来て危険箇所は殆ど無し。
ここ最近の天気とヤマレコ情報から、スノーシューは無しと踏んで正解。いい感じで踏み固められてると読んで、スノーチェーンとポールで通した。雪が深いか凍っていればアイゼンと思いザックに入れていたが、使わず。スノーチェーンを使っている人は殆ど見かけないが、ある程度踏み固められてると軽くてスピードが出やすい。雪が深いと流れやすく、疲れる。

手元の温度計は−4℃スタートで風がないと比較的暖かく一枚でもいいが、風が吹いたり止んだりと、何度も脱ぎ着することに。途中までグローブも使わず、薄手のブレスサーモの手袋だったが、上では3レイヤーのグローブに。

その他周辺情報

18切符を使い倒そうと、水上駅で下車して歩いて行ける日帰り湯が出来る温泉宿に。
水上ホテル聚楽。1200円とちょっと高いが、広々してサウナもある。持って帰っていいタオルが付いてくるのだが、要らないから1000円にしてって感じ。
高崎駅も終点なので、ここでも下車して上州鷄を使った定食を食べてから帰途に。

写真

12/23 8:34

12/23 8:34

トンネルの駅

12/23 8:35

ゾロゾロ歩く

12/23 8:35

日本一のモグラ駅だそう

12/23 8:43

まだある

12/23 8:43

歩道橋

12/23 8:45

当然、無人改札。スイカも無し

12/23 8:46

外観は立派

12/23 8:47

渡ってきた歩道橋

12/23 9:05

結構上り坂を上って
ロープウェイが見えた

12/23 9:09

着いた

12/23 9:32

トイレや準備で9:30を回ってしまった。

12/23 9:37

20分ほどかかる

12/23 9:50

曇天…

12/23 9:56

北側は時折陽射しも見えるのに

12/23 10:07

山頂の稜線は見えた。600mの高低差

12/23 10:08

トレースはラッセル済み

12/23 10:18

振り返る

12/23 10:18

雲が

12/23 10:35

いいペースで熊穴沢避難小屋

12/23 10:37

薄着になって、ここから本格的な上り

12/23 10:46

12/23 10:49

後ろの南東は明るい

12/23 10:55

12/23 10:55

ガスって来た

12/23 10:55

振り返る

12/23 10:59

スキー場

12/23 11:00

上は暗い

12/23 11:06

樹氷が。

12/23 11:06

12/23 11:07

天狗の留まり。
ここから風が強く、シェルを羽織る

12/23 11:08

時折雪が舞い上がる

12/23 11:16

視界が時折マシに

12/23 11:54

すぐにブリザード状態

12/23 11:56

避難小屋へ退避

12/23 11:57

西側から覗くも

12/23 11:58

中は一杯そうで、ここで風を避ける。

12/23 11:59

靴擦れで踵が痛い。
ポールが凍って、長さの調整が出来なくなった。

12/23 12:14

人が寄せ集まってるので、立ったまま、エネルギー補給

12/23 12:21

一向に好転せず
撤退することに。

12/23 12:23

一瞬、明るくなって、行くかと思ったが、すぐに真っ白

12/23 12:41

下山。

12/23 12:53

東側

12/23 12:53

12/23 12:53

振り返ると上はまたガスって来た

12/23 13:00

12/23 13:01

南側は視界がいい

12/23 13:19

上では自撮りどころでは無かったので、ここで。
熱いので薄着に。

12/23 13:43

12/23 13:43

テントが見える

12/23 13:55

天神平

12/23 13:58

講習会が盛んに行われている

12/23 14:07

残念ながら、一度も晴れ間なく、敗退

12/23 14:19

ビールで水分補給

12/23 14:21

シーズン始めだからか、時間的なものか、ガラガラ

12/23 14:35

靴擦れがあちこちでて痛い

12/23 15:05

土合駅を目指す

12/23 15:11

踏切から

12/23 15:14

到着

12/23 15:18

上りホームは地上だった。

12/23 15:21

12/23 15:50

水上駅で下車

12/23 15:59

10分ほど歩いて、ここの温泉宿に

12/23 17:40

帰りは暗く17:44発の高崎行き

12/23 19:21

高崎でも下車、がっつり1000円の定食に、酎ハイ2杯で、20:07の高崎線、小田原行きで帰途に

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-630 Tough オリンパス

iPad mini 4 Wi-Fiモデル 16GB Apple

感想

yamanovo

2日前までの天気予報は安定して土曜日まで快晴。ここしかないというタイミングで、金券ショップで18切符を購入。が、前日の天気予報から雲行きが、当日の天気予報は更に下り坂で曇り、風も、、、
ピーカン出ないと行くつもりは無かったが、他に使う予定もない18切符を買ってしまったので引き返せない。
今日は新しく買った登山靴の慣らしも兼ねての山行だったが、途中から両踵、両小指の外側、親指の内側痛くなり、覚悟はしていたが、小さかったか。
初めての山で、交通や道がわからない状況で、時間の制約があるので、12時半には引き返そうと思っていたが、渋滞でペースも上げられない箇所もあり、肩の小屋の下から吹雪出した。小屋の外で待機していたが、状況が変わらず、何にも見えない頂上には興味なし。撤退することに。
ピーカン前提だったので、グラサンは持ってたが、ゴーグル、ハードシェルは持って来ておらず、バラクバ出すのも面倒で、靴擦れの踵の痛みも登りでテンション下がる。
おまけに上でストックが凍って1本伸長が出来なくなって、他人にねじるの手伝ってもらっても直らず、短いまま下って来たし。
惜しむらくは天気だけ。下は無風だったがほんと上だけ荒天。終始晴れることも無かった。
春の18切符で再チャレンジか？

コメント

napiee

天気は残念でしたねー
お疲れ様でした！
私も那須岳に行っていたのですが、天気はともかく風が凄かったです。谷川岳も相当風が強かったのでは？肩の小屋まではたどり着いたのなら少なくとも片方の耳は目の前ですが、勇気ある撤退ですね！たとえ目の前でも、吹雪いたらあの辺りが一番迷いやすいですし。
靴は夏靴なら履いていれば解決する可能性もあるけど、硬い冬靴はどうなんだろう？

yamanovo

Re: 天気は残念でしたねー
時折の突風は数十m/sは吹いてましたね。人気の山なので人は大勢でバックカントリーボーダーも含めて上まで上がる人も多かったので迷うことはないけど、ピークハントには余り興味ないので、切り替えて温泉を優先です(^^)
靴はやっちまった感あるけど、薄め靴下とか紐の締め方とか調整してみます。
幅広、甲低の靴って聞いたことないので、一生ぴったりの靴はないでしょう(笑)