サンタとトナカイが征く塩見岳 (鳥倉ピストン)
- GPS
- 31:28
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,995m
- 下り
- 1,975m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:02
天候 | 12/23(土) 晴れ、-5度程度(標高2600)、風速10-15m。 12/24(日) 曇り後晴れ、-7度程度(塩見岳山頂)、風速10m、午後から15-20m。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道 終点 駐車場(30台程度) 12/27まで通行可。12/28以降は約9km手前の冬季ゲートまでのみ進入可。 詳細は大鹿村へ問い合わせ(天気次第で28日以前に封鎖の可能性あり) ■周辺道路情報 また、12/24現在、松川町から大鹿村への県道59号ががけ崩れのため通行止めで、県道22号の峠道を通行する必要があるため、移動に時間がかかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は50-100cm程度で、三伏山以降はわかん、またはスノーシューが必要です。クリスマス寒波で一気に積雪が増加する可能性があるので、ラッセル装備は必須です。全般的に危険箇所は少ないですが、塩見岳直下は雪岩のミックス、所々危険なトラバースがありますので、厳冬期の赤岳程度が問題なく登れる経験が必要です。 今回は、林道閉鎖前の土日にも関わらず、塩見岳への登山者は自分達だけでした。(金土で少なくとも1名の方がいた模様です。トレースとても助かりました!)。小河内岳(荒川岳)方面へは数PTいた模様です。 ■鳥倉林道終点〜登山口 舗装道路歩きです。所々凍結しているので滑らないように! ■登山口〜三伏峠 危険箇所は無し。ひたすら登ります。序盤より雪があります。登りはアイゼン使わず、下りは3/10位の看板までアイゼンをつけていました。 ■三伏峠〜三伏山 三伏峠までは荒川岳方面の人達と同じトレースですが、それ以降は塩見岳に向かう人だけになるので、ここから先で一気に踏み抜くようになります。 三伏山からはこれから向かう塩見岳の展望が素晴らしいです。 ■三伏山〜本谷山 樹林帯です。木の枝がかなり登山道に張り出していて、非常に歩きづらいです…。本谷山山頂は360度の展望で、ビバーク跡があったので有難く利用させて頂きました。 本当に塩見小屋まで行く予定でしたが、自分(hayanari)の体力不足のため、ここで撃沈…。。 ■本谷山〜美しい森 こちらも基本樹林帯ですが、所々で塩見岳の展望が開けます。美しい森の少し手前あたりで、開けた平らな樹林帯があり、こちらは風も避けられるビバーク適地だと思います。本谷山が風が強い場合はこちらの方が…。 ■美しい森〜権右衛門沢源頭〜塩見小屋 権右衛門沢源頭まではトラバース気味の樹林帯です。権右衛門沢源頭から一気に急登が始まり、途中で森林限界を突破します。 森林限界を超えると、比較的急な斜面で、場合によってはアイゼンピッケルに変えた方がいい状況になるかと思います。今回は登りスノーシュー、下りアイゼンピッケルでした。下りは森林限界地点でスノーシューに換装です。 塩見小屋は冬季避難小屋が開放されています。2畳程度の間口で、扉が積雪で開きにくくなる可能性があるので、本当に「避難小屋」の印象です。 ■塩見小屋〜塩見岳山頂 塩見岳へは所々雪がついていて、少し嫌らしいトラバース等が存在します。風も一気に強くなるので十分注意して下さい。赤岳直下を問題なく登れる程度のスキルがあれば大丈夫だと思いますが、今後積雪が増えたりするとどうなるかはわかりません…。 |
その他周辺情報 | ■食事 明治亭 駒ヶ根本店 http://www.meijitei.com/ 駒ヶ根と言えばソースカツ丼。二人共ダブルロースソースカツ丼 約2700なり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
サンタ
トナカイ
|
---|---|
備考 | 荷物は1人当り18kg(サンタ・トナカイ含まず)。 サンタクロース : ドンキホーテ 990円 トナカイ : ドンキホーテ 1990円 |
感想
メリークリスマス!
……には間に合わなかったけど、クサレサンタとヘタレトナカイの塩見岳への物語。
巷はクリスマスイブ。
サンタとトナカイはプレゼント届けるのに一番忙しいはずなのに、行き先間違えてなぜだか塩見岳にいるバカサンタとアホトナカイがいましたとさ…。
いや、、実態はというと、もうヤケクソだぜ、リア充共、クリスマスなんてクソ食らえ! こうなったらサンタでも着て塩見岳登ったる! クソーーー! というのが事実という噂もチラホラ。
ちなみに、道中はずーーっとサンタトナカイの格好してたんだけど、結局会ったのは行きの三伏峠までの2名だけで、以降は誰にも会わず……。少しは会ってメリクリ言いたかったのに…(泣) 来年はどこに行くか予告してからプレゼント持って行こうかしら…。八ヶ岳でサンタとかはツマラン、って話だったが、いくらなんでも南アルプスいなさすぎ…。
サンタとトナカイはドンキホーテで調達したんだけど、正直、これを着て歩くのは全くオススメできません…。蒸れて熱いクセに風は通すから寒くて、もう最悪です。そして、アイゼンに引っ掛ける可能性もあるので、もうね、って感じです。良い子はマネしないように…。
そして、塩見岳は…前回も思ったけど、やっぱり遠かった。それもピストンとなると精神的に辛い。ただ、今回は本当に自分のせいで完全にペースダウンしてしまい、下山も遅くなり、と迷惑かけてしまったのは残念…。体鍛え直さないと…。最近足ひっぱってるな…。
ただまぁ、疲れ果てたけど、なんとなく真の目的(?)は達成出来たのかも??
ノリで出来るからいいんだよな、こーいう事。
クサレサンタと一緒にバカ出来てめっちゃ楽しいクリスマスでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する