表尾根を辿って塔ノ岳に泊まる
- GPS
- 24:27
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:47
天候 | 25日:晴れ 26日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大倉からバスで小田急線渋沢駅北口まで20分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三ノ塔からの下り、行者岳の鎖場などは慎重に 他、特に問題なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
2昼夜晴れが続く予報なので、今年最後の山行は丹沢表尾根を歩いて塔ノ岳に泊まり、夕景・夜景・朝景を撮影する計画を立てる。
【1日目】
平日なので秦野駅北口からヤビツ峠へ向かうバスは8:18発と遅い。ヤビツ峠を歩き出したのは9時過ぎ。数組が前後しながら車道を登山口へ向かう。富士見山荘を左折してすぐに二ノ塔への登山口。
いきなりかなりの急登を登り始め、それが1時間近くも続いて標高差400mを詰め、二ノ塔の山頂に着く。
ここからの富士山はやや見通しが良くないのですぐに三ノ塔へ。三ノ塔からは障害物のない富士山と、これから歩いて行く表尾根の全景を一度に眺められる。
ここから見下ろした烏尾山まで200mの急傾斜を下るが、今日は撮影装備を背負っているので足への負担が意外に大きくて神経を使いながら下りる。
ここまでで結構足は疲れているので、続く行者岳への登りからジリジリと効いてくる。荷物が重いので鎖場も余分に気を使う。
鎖場で緊張した後で呼吸のペースも掴めていないので、続く新大日への200mの登りが耐え切れないくらいに辛い。何度も足を止めて息を整えながら、1時間ほどもかかって新大日に辿り着く。
疲労が強いのでここで15分ほど大休止を取り、昼食を食べる。食べ終わって腰を上げ、塔ノ岳への最後の区間にかかる。それでも疲れが溜まっていてどうしても歩けなくなることが何度かあり、1時間近くかけてやっと塔ノ岳に到着する。
小屋には知り合いの小屋番さんが一人だけで、今日はほかに3名の客が泊まるとのこと。
暫く土間でお茶を飲みながら外を眺めていたものの、富士山に何重かの雲がかかっていてどうしても取れない。
日が暮れて暫くすると少し雲が減ってきたので外へ出て富士山と夜空を撮影してみるが、すぐにまた雲が空を覆い始めるので諦めて中に入る。
【2日目】
結局雲は取れず、さらに夜の間に小屋の周りは一面霧に包まれて何も見えない状態が朝まで続く。
朝の景色も期待できないので6時過ぎには朝食を摂り、荷物を整理して下山の支度をする。
日の出の時間にどんな具合かと外へ出てみると、朝陽の熱が山頂に絡みついた霧を動かしてどんどん周りの景色が見え始める。
朝陽の写真を少し撮った後、それでは、と小屋の人に挨拶して外へ出ると、山頂の霧はすっかり晴れて枯草や木々の枝に霧氷が着いているのが目に入る。さらに蛭ヶ岳や不動ノ峰などの山々からもガスが流れて行き、山肌が白く色づいているのが見える。
これは凄い、と山頂を駆け回って撮影。昨夕の不作分を取り戻した気分。
山を下りながらもこれは、と思う場所で撮影しながら下山。花立辺りからは登って来る人とポツポツとすれ違うようになる。
意外に体は軽く、2時間余りで大倉まで下りてくる。ちょうどバス停にバスがいたので飛び乗って渋沢駅へ。
結果的には天気も全体的に良く、撮影の成果もそこそこあって満足な年末山行だった。
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