丹沢山(大倉〜蛭ヶ岳往復)トレースなし!根性でラッセル
- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,258m
- 下り
- 2,246m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:25
天候 | 1日目/晴れ→曇り→雪 2日目/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・粟生駅〜三宮駅(神戸電鉄〜阪急電鉄)830円 ・神戸三宮〜東名秦野(杉崎高速バス)1,800円 ・東名秦野〜秦野駅南口(神奈川中央交通バス)200円 ・秦野駅〜渋沢駅(小田急線)160円 ・渋沢駅北口〜大倉(神奈川中央交通バス)210円 【帰り】 ・大倉〜渋沢駅北口(神奈川中央交通バス)210円 ・渋沢駅北口〜湯花楽秦野店(徒歩) ・日立南〜秦野駅(神奈川中央交通バス)220円 ・秦野駅〜東名秦野(徒歩) ・東名秦野〜神戸三宮(杉崎高速バス)2,850円 ・三宮駅〜粟生駅(阪急電鉄〜神戸電鉄)830円 計7,310円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・丹沢山〜蛭ヶ岳は積雪が多く、不動ノ峰からはトレースがなかったため、ラッセルの嵐。不動ノ峰から少し進んだ辺りでは往路で作ったトレースが風雪により翌朝には消えてました。 ・雪に埋もれた階段と階段の間に足がはまり、すねから出血。 ・鬼ヶ岩は全体が雪に埋もれルートが不明瞭でしたが、埋まった鎖を掘り起こし、何とか通過できました。 |
その他周辺情報 | ・蛭ヶ岳山荘(1泊1食)6,000円 ・湯花楽秦野店 830円(web限定割引クーポンで50円引) |
写真
感想
夜行高速バス利用で百名山遠征第2弾!として、高速バスのバス停が近くにあってこの時期でも登れる丹沢山に登りました。
丹沢山という単品の山がありますが、百名山でいう丹沢山とは山塊全体を指します。と、私の山の師匠からせっかくなら最高峰蛭ヶ岳も登らな!と助言をいただき、蛭ヶ岳まで目指すことにしました。
塔ノ岳まではバカ尾根という標高差1,200mの道。積雪はありましたが、軽アイゼンはつけずに登れました。山頂からは富士山を始め、赤石岳、荒川岳、農鳥岳〜間ノ岳〜北岳がよく見えました。
続いて丹沢山を目指しますが、出発したとたんアクシデント。両足のふくらはぎと太ももの前がつって動けなくなり、念のために入れておいたコムレケアを即飲み。完治しませんが、騙し騙しで先に進みました。
到着した丹沢山山頂は誰もおらず貸し切り。三脚持って行って正解でした。
いよいよ不安要素の高い蛭ヶ岳へのルートに入ります。途中お話ししたおじさんから、昨日知り合いが不動ノ峰辺りまで行ったが諦めて帰ったと伺ったのでその先のノントレースを覚悟してました。
実際、ルートに入った途端、足がズボズボ…。おじさんの言うとおり不動ノ峰まではトレースがありましたが、それはスノーシューの足跡。つまり、装備なしの私には、新雪の上を歩くのと同じで、股下の辺りまで何度も埋まりました。
不動ノ峰から少し進んだところでトレースは完全に消え、シカやウサギなどの野性的な足跡のみ。常につりかけている足、トレースがない不安と戦いながら、根性でラッセルを続け、雪庇に注意し、雪に埋もれた鬼ヶ岩を越え、何とか蛭ヶ岳に到着!
到着後、ほっとする間もなくすぐ雪が本降りになり、写真だけ撮って蛭ヶ岳山荘へ。この日の宿泊は私1人。あと3人予約があったようですが、たどり着けずキャンセルされたようです。
山荘の夜は激寒で、ダウンジャケット、バラクラバを着用して寝ました。朝6時、外は-16度、寝床も-10度でペットボトルの中身が全凍でした。蛭ヶ岳からの日の出、日の出で赤く染まる富士山を独り占めでき、最高の夜明けでした♪
下山は来た道を戻りますが、せっかくなので有名な鍋割山荘の鍋焼うどんをいただきに寄り道。大混雑でしたが、ボリュームたっぷりで1,000円のお値段以上に値打ちがありました☆
ちょっぴり大変な山行でしたが、未開の丹沢を満喫でき、無事百名山52座目をゲットできてよかったです♪
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