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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
南アの展望台「櫛形山&裸山」(日本二百名山)[県民の森から周回コース]
2018年01月21日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:04
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・複数の駐車場があり、森林科学館前に駐車 ・駐車スペースは、全体で50台以上可能 ・北尾根登山口までは、約1.5kmの車道を歩く |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :1(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:2(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :3(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:1人+1グループ)】 ◆登山道の状況(北尾根登山道) ・登山口から序盤の20分ほどは、複数の歩道がある。標識が少ないため初めての人は迷い易いかもしれない。分岐は、小さく「私有林」と書かれた目印もあるので、注意しながら登ろう。 ・標高920mの登山口から標高1320mまで登ると、舗装された林道を横断する。横断箇所は、「見晴平」となっており、東側が見渡せて、日の出や富士山を望むことができる。 ・全体的に危険箇所は無いが、冬期は、登山道が凍結している場合があるので注意しよう。 ・標高1700m以上から凍結箇所が多くなり、標高1850m以上から大半が雪道となった。 ◆登山道の状況(アヤメ平〜裸山〜櫛形山) ・積雪量は最大で20cm程度であり、全ルートで雪道となっている。 ・日当たりの良い箇所は、積雪量は少ないが、凍結した状態になっているため、スリップに注意が必要。 ・今回歩いたルートはトレース痕があったが、平坦な森林が多いため、ノートレースの場合は、道迷いに注意が必要だろう。 ・裸山の山頂は、比較的展望が開け、南アルプス(農取岳、間ノ岳、北岳)が非常に良く見え展望台のような場所である。また、東側は、富士山の頭部のみ見ることができる。 ・櫛形山の山頂は、国土地理院の地形図で三角点のある「奥仙重」と、最高標高点とされる山頂標識のあるピークがある。どちらのピークも樹木が多いため、眺望は良くないが、山頂標識のあるピークは、木の隙間から富士山を眺めることができる。両ピークの鞍部も東側に開けたポイントがあり、山頂より富士山が良く見える。 ◆登山道の状況(中尾根登山道) ・山頂から標高1750mまで雪道や凍結区間があり、下りは特に注意が必要。 ・標高1800m付近にほこら小屋があり、トイレもある綺麗な避難小屋であった。 ・全区間で危険性のある箇所はない。 ・登山口周辺は、複数の遊歩道があるので、分岐では標識を確認しながら歩こう。 ◆その他(本日の装備) ・ワカン及び本格アイゼン、チェーンスパイクを持参したが、斜面も緩く積雪量が少ないこともあって使用しなかった。 ・ただし、日当たりの良い場所で、積雪量が少ない登山道は、黒光りした凍結した区間も多かったので、冬期間はチェーンスパイクの装着が無難。 |
写真
撮影機器:
感想
本日は、冬の突き抜ける青空を感じながら、雪山ハイクしようと南アルプス周辺に行くことにしました。
候補は色々ありましたが、激寒な山や登山者が多い山を避け、2000m級の山から初日は経ヶ岳に登り、本日は櫛形山を選定してみました。
櫛形山は、夏場は林道を利用して山頂近くまで行けるので気軽に登れる山ですが、冬期間は山頂までの標高差は1200mほどになります。
そのためなのか、天気が良いのに登山者は少なく、本日も静かな森の中を歩けて私好みの山行となりました。
見晴台から眺めた富士山も金色の朝日に照らされて良かったですが、裸山から眺めた南アルプスの迫力の稜線は感動的な絶景で、今年こそは、北岳&間ノ岳に行ってみたくなりました。
<初日の経ヶ岳に戻る>
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