三頭山・奈良倉山(浅間尾根登山口BS〜小菅の湯BS)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,881m
- 下り
- 1,768m
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
先週、石尾根を歩いたときに立派な山容を露わにしていた三頭山を中心に、やや長めのコースを設定。
五日市からの朝いちばんの数馬行きのバスは新聞配達も兼ねていて、バス停の待合所に運転手が新聞を置きながら走る。浅間尾根入口バス停もその一つで、バスが走り去って1分後には新聞が回収されていった。
ここから笹尾根への入り口は、中央区の森と一般登山道の二つがあって、少し上で合流する。一般登山道を登ってみたが、中央区の方が道は整備されている感じだった。第一チェックポイントの大羽根山には展望板もあり、御前山や大岳山が大きく見える。笹尾根に合流して巻き気味に西に少し行くと、ススキの原が広がる北面に大展望が開ける数馬峠。権現山稜の優美な稜線の向こうに富士山が頭を出している。上平方面の道もしっかりしているように見えるが、山と高原地図には載っていない。やはり同地図には載っていない田和への道を分ける無名の峠、さらに槇寄山も富士の展望に優れている。
なだらかだった笹尾根はここまでで、クメケタワからは三頭山の山体に取り付く登りは急坂だ。どうにか大沢山まで登り切れば山頂は近い。大沢山からも富士山は望めるが、次第に雲量が増えてきてしまった。御堂峠を中心とした三頭山の3つの頂を巡る。西峰は最も低いピークながら、北面の展望や広さの点からは最も休憩には適している。西峰だけが山梨県にまたがっていて、ここに山梨百名山標も立っている。
三頭山の周辺はさすがに人が多いが、鶴峠への道に入れば途端に静寂が訪れる。山頂下の露岩からは南面が開けるが、富士山の展望はもはや風前の灯といった風になってしまった。鶴峠まで急坂を下り切り、車道を挟んで奈良倉山の登山道に入る。下部はJTの森として整備されていて歩きやすく、伐採地からは展望も開ける。
山頂を一回りするように登り切った奈良倉山頂は樹林の中だが、少し先に富士山観望所がある。そうそう訪れる機会はない奈良倉山なので、富士山の展望は押さえておきたかったが、残念ながら三つ峠までが限界だった。
松姫峠まで未舗装の林道を絡めながら、なだらかに下り、牛ノ寝通りに入っていく。なだらかな鶴寝山の山頂は、北側が伐採されている。上空は晴天ながらも、富士山はやはり薄雲に隠れてしまっている。巨樹のみち、日向みちを辿って到達した大マテイ山は樹林の中で展望はない。あとはワサビ田経由で小菅の湯まで一気に下る。
牛ノ寝通りを歩くために早朝のバスで来たことがある小菅の湯には初入湯。猿橋への最終バスは14時台で奥多摩行きも14時台の次が17時台と交通の便が悪い上に、小菅の湯に下るコースは意外と設定しにくい。お風呂は家族連れなどでほどほどに混雑していた。露天風呂などでさっぱりと汗を流して、奥多摩行きの最終バスに乗車して帰途についた。
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