御前山×6 by中央線
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は、北斜面は踝〜脛くらいの深さ、南斜面はところどころに残る程度。 鶴島御前山〜栃穴の間と、四方津御前山東側の岩稜は、ピンソール等の滑り止め必須。 |
写真
感想
全国的に寒波と西風が強く、晴れているのは関東南部だけとなった冬の一日。首都圏ならではの登山をやってみよう。
というわけで、大月市、上野原市周辺のJR中央線沿線にある「御前山」制覇に挑戦しました。
各山の間は電車で移動しながら、6座に登頂。
他に見逃しちゃった「御前山」は無いかしら?
実際に登ってみると、山頂で展望が開けるのが2座のみ(他の4つは一応木立の合間からぼんやり何かが見えるといえば見える??)。頂上に至る過程も含めて視界が開けず、単に登るのみに終わったのが2つと、どれも地味な印象です。(まあ、中央線沿線って押並べてそんな感じかもしれませんが。)
調子よくポイントを稼いだのは最初の3山までで、後半戦からはルート上に都合よく次の山が出てくることも無く、駅からのピストン運動の繰り返しとなり、忍耐力が求められました。
また、不思議なことに、どの山も地域の人々に身近な場所に立地し、少ないながらもトレースも見かけたのですが、山中で全く人に会いませんでした。
1回だけ、斧窪御前山の下りで、下から登ってくる鈴の音が聞こえたので、声をかけてみたら、犬でした。
みんなどこに行ってしまったんだろう。。。
<各山のプロフィール>
1.鶴島御前山
地形図に登山道が書いていないが、「山と高原地図」にはちゃんとルートが記載されており、案内表示も比較的完備されている。
上野原駅から桂川橋を渡ってすぐ右折し、島田小学校の前を通り道なりに進むと、墓地の横から登山道が始まる。
途中急斜面があるが、トラロープがしつこいほど設置してある。
2.栃穴御前山
鶴島御前山から高柄山方面へと向かう登山道を進み、すぐの分岐を右に入って稜線上を進むと着く。
分岐にはハサミ岩とも呼ばれる(自分的にはイルカみたいな形だと思う)岩が2つ並んでおり、わかりやすい。(登山道が急な下りとなったら行き過ぎ)
稜線はごく一部細い箇所があり、積雪時はスリップ注意だが、要所にロープが設置してある。
全ルートに概ね一定間隔で赤テープが付いているが道標は無い。
栃穴集落側からは2か所ほど登り口があるが、民家の敷地内とは言わないものの、それに近いアプローチとなり、表示もなく予備知識なしで登ろうとすると取り付くのが難しい。
3.四方津御前山
大規模な分譲宅地「コモア四方津」に接しているニュータウンのお散歩山だが、住宅地の反対側は今回唯一トレースが無く、あまり歩かれていないみたいだ。
この岩稜通過は全然難しくないが、雨で濡れていたり残雪があると、表面のコケの様なものが大変滑りやすい。
コモア四方津側はアンテナの作業道も兼ねた立派な登山道で、保守点検用に設置されたと思われるマーキング杭もある。
4.綱之上御前山(寺山)
大野貯水池(近年南側の丘に立派な遊歩道が整備された)側から頂上を経由して梁川駅へと抜けられるが、今回は梁川駅からの往復とした。
山頂標以外の道標はないが、地形がわかりやすく、踏み跡も明瞭なので、歩きやすい。
駅の改札から線路を潜って渡り、八王子方向へ民家の近くを通らせていただくと、小さな砂防堰堤がある小沢に木の小橋が架かっているので、先へ進むと立派な道となり、山頂西側で尾根が3つに分岐する少し下にある神社へと続いている。
山頂への踏み跡は神社の石段を登る途中で右へ行く。細いが明瞭。
5.斧窪御前山
梁川駅から大月方向へ中央線の(途中で片方のレールをガードでくぐり)上下線の中間にある道を行く。上り線はすぐトンネルに入り下り線のレールに沿って甲州街道の反対側を進むと、小さな資材置き場の先のがけ崩れ防止フェンスの手前に、大きめの標柱があるところが登り口。
明瞭な踏み跡がスイッチバックを繰り返しながら一気に登る。
頂上手前のPEパイプを赤く塗った鳥居がある小さな神社から先は踏み跡が薄くなり、スイッチバックもなくなる。(登りにくくなる)
6.御前山(厄王山):一般登山道
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