硫黄岳〜横岳〜赤岳/初の車中泊・単独縦走(美濃戸)

2011年09月27日(火) ~ 2011年09月28日(水)

• GPS: 10:30
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,462m
• 下り: 1,463m

コースタイム

28日(水)
05:30　起床・準備　気温6°
06:00　赤岳山荘駐車場出発
　　　　北沢コース
07:30　赤岳鉱泉　朝食
08:00　出発
09:10　赤岩の頭 2656m
09:30　硫黄岳 2760m　爆裂火口跡
10:00　硫黄岳山荘　休憩
10:20　出発
11:00　横岳　2829m　休憩
11:15　出発
11:30　三叉峰
12:15　地蔵の頭
12:20　赤岳展望荘　休憩　気温20°
12:40　出発
13:15　赤岳山頂 2899m
13:25　赤岳山頂小屋　昼食
14:00　出発
14:50　行者小屋　休憩
15:00　出発
　　　　南沢コース
16:30　赤岳山荘駐車場着

歩行時間:8時間20分
休憩時間:2時間10分
山行時間:10時間30分
最大標高差:1220m

17:20　スパティオ小淵の延命の湯(\600)
http://www.spatio.jp/hotspring/index.html

21:00　帰宅

天候

秋晴れのひと言
まさに登山日和

アクセス

利用交通機関：

自家用車

27日(火)
20:00自宅〜中央道調布IC〜小淵沢IC〜八ヶ岳横断道路〜22:30美濃戸口〜林道〜23:00赤岳山荘駐車場(\1000)車中泊

平日夜間の為あっという間に美濃戸口へ。
しかし暗闇だった為、赤岳山荘へ向かう道標を見逃してしまった。
お陰で、美濃戸高原別荘地の一番上まで行ってしまい、アスファルトの無いダートに阻まれ引き返してくるはめに。。。
結果的には、タイヤが何度も空回りして進めなくなって良かったわけで、
もしそのまま行けてしまっていたら何処に行っていたのだろうか。。
時計は22時を廻っていました・・(怖)

こんな間抜けな事をするのは私くらいだろうけど、一応初めてで、夜間着の方は気をつけて下さい。
特にジムニーやパジェロ等の方。四駆ならダートの先まで行けちゃうと思うので。。。
くれぐれも美濃戸口の八ヶ岳山荘前の道標(写真有り)を左折してください。

その正しい林道(登山道)も、これまた夜間は怖いです。
私の車はMPVですが、何度か腹を擦っています。
対向車が来ないことを祈りながら、ゆっくりと進んでください。
四駆なら問題ないです。

あ、それとシカに注意。
シカって夜行性でしたっけ?
多分10頭位は見かけました。

ちなみに赤岳山荘の場合、夜間到着した場合の駐車料金は、翌朝山荘のおばちゃんが車に精算に来てくれました。
領収書をフロントガラスへ。

平日でしたが、半分くらいは駐まってました。
そのうち、車中泊していたのは3組位でした。

コース状況／危険箇所等

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北沢コースは途中まで車による運搬路も兼ねているので極めて歩きやすいです。
沢の音や鳥の声を聞きながら気持ちよく歩けます。
途中から車の入れない登山道になりますが、木道なども有り危険箇所等はありません。

�∪岾拗枩堯僧臆�岳
赤岳鉱泉はその名の通りお風呂に入れます。
http://www.alles.or.jp/~akadake/
硫黄岳までは樹林帯をひたすら上がります。
ファミリーコースでコチラも危険箇所はありません。
途中森林限界を超えるあたりからの景色が素晴らしい。

�Ｎ臆�岳〜横岳
硫黄から赤岳までは八ヶ岳のメインストリート。
稜線マニアにはたまらない岩の連続です。
クサリ・ハシゴ・急登等注意が必要です。
途中の硫黄岳山荘のトイレはとてもきれいでした。
ぜんざい(\400)も疲れた体の血糖値を上げるのに助かりました。

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こちらもクサリ・ハシゴ・急登等注意が必要です。
落ちればひとたまりもありません。
赤岳展望荘で休憩できます。

�ダ岾戞噌埃埔�屋
眼下に見える行者小屋まで、ひたすら下ります。
しかもかなりの急降下です。
クサリもありますが、階段が多いです。
膝を痛めないようにゆっくり下りましょう。
行者小屋はテントサイトを含め立地環境がとても素敵です。
今度は是非テン泊してみたいです。

��行者小屋〜赤岳山荘
沢沿いの樹林を緩やかにひたすら下ります。
コースがたまに分りにくい場所があるので注意が必要です。
赤いリボンを見失わないように。

�Ъ崔翡�
今回冷え込んだのは朝方のみ。それも5度位はありました。
なのでレジャー用の寝袋で十分でした。
フリース着て寝てましたが、少し暑いくらいでした。

写真

9/28 22:04

美濃戸高原別荘地の入り口にある看板です。
夜の10時30分くらい。

9/28 21:56

美濃戸口、八ヶ岳山荘前の道標。
ココを左折するのが正しいルート。
この写真は翌日撮りました。

9/28 22:06

赤岳山荘へ向かう林道(登山道)
シカはうまく撮れなかった。

9/28 5:49

道を挟ん反対側にトイレ有り。

9/28 21:54

お世話になります。

9/28 5:52

赤岳山荘。
この下にはやまのこ村
上には美濃戸山荘があります。

9/28 21:54

あれに見えるは阿弥陀岳。

9/28 21:54

さあ、出発です。

9/28 6:01

ヤマレコで何度も見た看板。

9/28 6:01

今回は北沢コースから上がります。

9/28 6:05

歩き出しはいたって快適。
登山道の貸し切り状態。

9/28 6:09

先日の台風で折れたのか・・

9/28 6:16

車のわだちも見えます。

9/28 21:54

朝の山はホントに気持ちいい。
平日なので誰もいないし・・

9/28 6:36

車が乗り入れられるのはここまでのようです。

9/28 21:54

道標新しくしましょうか・・

9/28 21:54

白樺がきれいです。

9/28 6:47

多分、トリカブト。

9/28 21:54

あ、人影が!
先客がいらしたようです。

9/28 21:54

とてもきれいな沢の水。

9/28 21:54

あ!大同心と横岳。
もうそろそろ太陽が見えそうです。

9/28 21:54

7時過ぎ、日が差してきました。
急に気温が上がっていきます。

9/28 21:54

今度は硫黄岳が見えてきました。
最初のPHはあの山です。

9/28 7:31

突然開けると、赤岳鉱泉が。

9/28 7:35

一応コース確認。

9/28 8:00

横岳が眩しいぜ。
今日はホントに山日和。

9/28 8:05

硫黄岳は左だそうです。

9/28 8:06

南を見れば赤岳と阿弥陀岳(右)
阿弥陀は今日は無理かな〜
あわよくば行こうと考え中。

9/28 8:19

だんだん高度が上がっていきます。
彼方に北アルプスが。

9/28 21:54

樹林をどんどん進みます。
ここでも貸し切り状態。

9/28 21:54

稜線が見え隠れしてきました。

9/28 8:47

足下にはキノコも。

9/28 21:54

おっと、硫黄岳が見えてきました。

9/28 21:54

森林限界も超えたようです。

9/28 8:57

うわぁ〜!きれい!!

9/28 8:57

これから歩く稜線です。

9/28 8:59

イマイチのパノラマですが。

9/28 9:01

真ん中が赤岳。
わくわくします。

9/28 9:04

さあ、まずは硫黄をめざせ!

9/28 9:07

赤岩の頭という所。
広々しています。
パノラマ映像↓
http://www.youtube.com/watch?v=8CKQ0UEUIjE

9/28 9:18

北側の景色。
多分、右から東天狗・天狗岳・蓼科山

9/28 9:20

南側のザ・八ヶ岳

9/28 9:24

硫黄までひと登り。

9/28 21:55

稜線の表情が移動と共に変化する。

9/28 21:55

硫黄岳山頂 2760m　
だだっ広い平地です。
360°の大パノラマ。

9/28 9:30

ロープがぐるりと張ってあります。

9/28 9:30

爆裂火口だそうです。
おーコワ。

9/28 9:38

進路を南にとれ!
次に向かうは横岳です。

9/28 9:44

振り返ると今歩いてきた稜線が。

9/28 9:44

天空の道。

9/28 9:51

硫黄岳山荘が見えてきました。

9/28 21:55

さて、横岳を目指します。

9/28 21:55

あ、ヘリコプター。

9/28 10:34

硫黄岳山荘があんなに小さく。。

9/28 10:34

大同心、小同心、横岳の横顔。

9/28 21:55

大同心、こんな絶壁です。

9/28 10:36

火山灰のような山肌。
ネットが張り巡らされています。

9/28 21:55

高山植物の季節にも来てみたいですね。

9/28 10:41

やっと見えた富士山。
なぜかテンションが上がります。

9/28 10:41

横岳ナメの富士山。

9/28 21:55

上から眺める大同心?
小同心かも。

9/28 10:47

横岳。
キレてますね。

9/28 10:48

あ、槍ヶ岳。
コンデジの限界です。

9/28 10:48

西側の景色��

9/28 10:48

西側の景色��

9/28 10:52

この景色を独り占め。

9/28 10:55

秋のイメージショット。

9/28 21:55

魅力的な岩稜線が続きます。

9/28 11:00

ミニ三脚使用。

9/28 21:55

クサリ場多数あり。

9/28 21:55

イメージショット。

9/28 21:55

ハシゴも多数あり。

9/28 21:55

9/29 1:45

赤岳までの岩稜線。

9/28 11:15

横岳山頂 2829m
おじちゃんとしばし山話し。

9/28 11:18

さあ、いよいよ赤岳を目指します。

9/28 21:55

かなりの急登坂ですな。。

9/28 21:55

三叉峰。

9/28 11:32

ミニ三脚使用。

9/28 21:55

だいぶ上がってきました。

9/28 11:37

行者小屋が見えます。

9/28 11:38

真っ青な空。

9/28 21:55

イメージショット。

9/28 21:55

赤岳展望荘が小さく見えてきました。

9/28 11:57

赤岳と富士。

9/28 12:06

ハシゴ。

9/28 12:10

白骨みたい。

9/28 12:12

まだまだ。。

9/28 12:14

この分岐を下りていくと行者小屋に直行です。

9/28 21:55

地蔵の頭のお地蔵さん。

9/28 12:17

もう少しで山小屋です。

9/28 12:19

赤岳展望荘にて休憩。

9/28 21:55

さあ、出発だ。

9/28 21:55

最後の急登坂にかかります。

9/28 21:55

頭上ショット。

9/28 21:55

クサリもえ。

9/28 12:54

イメージショット。

9/28 13:02

なんとか赤岳頂上小屋に到着。
でも山頂はもうちょっと。。。

9/28 21:55

ココが山頂。

9/28 13:09

赤岳山頂 2899m
パノラマ映像↓
http://www.youtube.com/watch?v=v9Jr_mHyDqs

9/28 13:10

ココまで無事でありがとうございました。

9/28 13:13

この時1時過ぎ。
あちらに阿弥陀岳が見えますが、今日はやめておこう。。

9/28 21:56

さてランチです。
新調したジェットボイルSOL

9/28 21:56

山頂からの見返し。
本日歩いた稜線の軌跡です。

9/28 21:56

分岐を文三郎へ。

9/28 21:56

ひたすら急降下。

9/28 14:12

ときより赤い岩が。
赤岳の所以でしょうか?

9/28 21:56

キレットへの分岐。
ぜひ行ってみたいコースです。

9/28 14:31

見返すと。。。
あ〜、もったいない。

9/28 21:56

…といっても仕方がないので、
黙々と下ります。

9/28 14:48

森を抜けると行者小屋。

9/28 14:58

飲みませんが・・
情報として。

9/28 14:59

行者小屋はお山に囲まれロケーションが抜群です。

9/28 14:59

テン泊、気持ち良いだろうな。

9/28 14:59

トイレを借りてすぐに出発。
帰りは南沢コースです。

9/28 15:03

ほどなくヘリポートが。

9/28 15:05

見納めの一枚。

9/28 21:56

後はひたすら平坦なくだり(?)です。

9/28 21:56

樹林の中をてくてくと。

9/28 21:56

イメージショット。

9/28 15:15

午後の日差し。

9/28 15:16

涸れた沢。

9/28 21:56

沢を行ったり来たり。

9/28 16:21

行者小屋から1時間半で美濃戸山荘前。

9/28 16:25

赤岳山荘の駐車場。
車もまばらになりました。

9/28 17:14

スパティオ小淵沢の延命の湯(\600)
良いお湯でした。

撮影機器：

TG-610 OLYMPUS IMAGING CORP.

コメント

kudariou

お疲れ様でした
俺が思うに、スブ（笠ヶ岳）への対抗かな？

それでも、その行動力には感服です。

普段は歩調を併せてくれているみたいだから、本来の自分の能力を発揮出来たんじゃないかな。
修行になったし自信も付いたね。

ただ、俺たちがいなくて寂しかったかな？

suezou

いい天気でしたね。
oyajiscoutさん、こんばんは。
私はsuezouと申す者です。

いい日に八ヶ岳を歩かれましたね。
私が権現から赤岳を見ていた時にoyajiscoutさんが
いたことになりますよ。

天気、展望とも最高でしたの八ヶ岳を十二分に
楽しめたことと思います。
ここほどではありませんが権現や天狗岳も少しは
岩場を楽しめますのでまた八ヶ岳に遊びに来て
下さいませ。

akatubon

平日の山行き
実に贅沢だねぇ〜(^。^)
しかも先日の笠に負けないくらいの
快晴だったようで最高だね！
しかも、いつのまにかジェットボイル買ってるし(笑)

一人にはひとりの良さもあるよねw
今度俺もやってみるかな〜

oyjclimber

一緒に行こうと言ったのに。。。
平日、一緒に行こうと言ったのに、がまんできなくなったようですな。
まあ、しかたない。笠ヶ岳に劣らぬ好天、恐るべし。
もう今年は無理かもね。来年はぜひ行きたいねー。
寝不足でも、結構行けるでしょー。来年は甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳も寝不足で一緒に行こうぜー。テントも買おうぜー。
今年は装備が不安なので、もう高い山はあきらめます。