S-LAB X ALP CARBON GTXを試しに厳冬と晴れの北八ヶ岳(北横岳、縞枯山 ロープウェイは使わず)
- GPS
- 05:58
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 742m
- 下り
- 736m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
坂が多いので雨が降ったり雪が降ったりした後はスタットレスの方が良いと思う |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が締まっていて歩きやすい |
写真
装備
個人装備 |
感想に記載
|
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感想
快晴の雪山に行きたくなり高気圧に覆われるタイミングを狙って八ヶ岳に雪山登山に行ってきました。
今回はいくつかの山道具のテストを兼ねて厳冬環境での八ヶ岳登山にしました。
結果は天気も雪山の景色も道具のテスト結果も上々で大満足の雪山登山が楽しめました。
【試した道具】‘
Light & Fast雪山登山シューズ
Salomon S−LABシリーズ X ALP CARBON GTX
“たった一つのシューズで不自由なく、快適にシャモニーからモンブランの山頂を往復したい“をコンセプトに開発されたシューズ
最高の?ホムセン雪山アウトグローブ
防寒テムレス
【結果】
X ALP CARBON GTX
■防水力 ◎
湿り雪ではないので評価はしきれないが足が濡れることは全くなかった
ただシューズを洗ってる時にシューズの白いデザインの部分のプロテクションの縫い目から水が漏れていた
サロモンのゴアテックスシューズは浸水するなと以前から思っていたがこれが原因だと思われる
しょうがないから自分でシーム加工するかな
サロモンには命を預けれらなさそう
■防寒力 ○
最強の雪山靴下 フィッツ ヘビー ラグド ブーツとの組合せで氷点下18℃でも問題なし
まあ、シューズに防水とある程度のプロテクションがあれば防寒に関してはソックスを断熱材として使うことである程度対応可能ということかな
■12本歯アイゼンとの組合せ
ゲイターの下はローカットシューズのためアイゼンのベルトの取り回しをゲイターの中のシューズの部分に収めれば問題なし
12本歯を蹴りこまなければならいケースや蹴りこんだ状態で体重を保持しなければならないケースでの適性は今後要テスト
シューズにカーボンプレートが入っていて縦方向には曲がって横方向には曲がらないようになっている。使用したアイゼンはフレックスタイプでシューズのフレックスに依存するというものだったためフレックスする同士でアイゼンのフレックスプレートが曲がる強さに依存するフレックスになった。歩くのは楽だが体重保持の際、シューズには頼れない。
■その他
自分と同じく無雪期のアルプス縦走もトレランシューズを履く人も増えていると思うが、足首の自由が利くこのシューズは魅力的。そのような人には厳冬期の八ヶ岳や残雪期の雪山用には最適なシューズだと思う
防寒テムレス
■防水性 ◎
浸水の心配は全くない様子
■防寒性 ×
この手袋単体での防寒性は低い
厚手のインナーグローブとの併用が必要
そのためサイズは男性でLL以上を買う必要あり
【装備】
■頭・顔
TNFバラクラバ
ヘッドバンド
ゴーグル 曇り止め必須
■トップ
【ドライレイヤー】
フラッドラッシュスキンメッシュNS
【ベースレイヤー】
アークテリクス PHASE SV
【ミッドレイヤー】
パタゴニア R2ジャケット
【アウトレイヤー】
マムート3層ゴアのハードシェル
■手
フリースグローブ、モンベル薄手トレッキンググローブ、防寒テムレスの組合せ
■ボトム
【ベースレイヤー】
Victoria HEAT−X 薄手
【ミッドレイヤー】
モンベル インシュレーションパンツ U.L.サーマラップパンツ
【アウトレイヤー】
モンベル バーサライトパンツ
■足
ゲイター
【ソックス】
フィッツ ヘビーラグドブーツ
【シューズ】
Salomon S−LAB X ALP CARBON
【アイゼン】
モンベルカジタックス 12本歯アイゼン
トレランポール
ピッケル(携行したが必要なし)
【ザック】
オスプレイ Manta25
【ザックの中】
保温着(ダウンジャケット)、替えの靴下、食料水、ツェルト、エマージェンシーセット、地図・コンパスなど
【その他】
GPSウォッチなど
装備の備忘メモ
−15℃、無風、晴れの環境でのメモ
・防寒テムレスは厚手の保温力の高いインナーグローブと組み合わせる必要がある
・ソックスはフィッツが必要
・PHASE SV+R2の組合せは最高で厳冬期の環境でも風がなければハードシェル の前をフルオープンにしいないと暑かった
・モンベルのU.L.サーマラップパンツはとても良く、厳冬期でも寒くないし足の動きを妨げず動かしやすい
今後の確認点としては大量に発汗した時の透湿性が未知数
この点をクリアできればPatagoniaのナオエアシリーズと同様に強力な雪山ウェアになるかも?
・風が強い場合はやっぱりハードシェル が必要(風が強いとシェルの堅牢性が無いと外気温の影響を受けやすい)
・X ALP CARBONにアイゼンを付ける場合はベルトの後ろの部分をシューズの上を通るように低めに取り回す
当日は山頂で一人だけ温かいご飯を
食べてしまい申し訳ありませんでした(^^;
とても素晴らしい景色を堪能出来ました。
よしくん
山頂で温かいご飯は最高だよね。
気にせず次回以降も楽しんでよ。
山はそれぞれの楽しみやスタイルを追求しないとね!
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