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Yamareco

記録ID: 1387986
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

〔撮影山行〕蝶ヶ岳〜憧れの穂高展望地へ!惨敗〜

2018年02月23日(金) ~ 2018年02月24日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:29
距離
19.9km
登り
1,597m
下り
150m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:40
休憩
1:30
合計
12:10
5:20
80
6:40
40
8:00
70
9:10
70
10:20
11:00
120
13:00
13:10
180
16:10
70
17:20
17:30
0
2日目
山行
7:35
休憩
1:10
合計
8:45
9:30
50
蝶ヶ岳
10:20
130
長塀山
12:30
13:00
70
徳澤園
14:10
14:20
70
明神館
15:30
16:00
120
上高地バスターミナル
18:00
坂巻温泉
天候 (23日)曇り
(24日)吹雪〜雪
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特になし。体力勝負。
□ 徳沢〜蝶ヶ岳山頂
赤テープが随所にあるため、赤テープのところまで行けば次の赤テープが見えるか、稜線沿いに歩いていればだいたい間違いない感じ。
しばらく歩いても赤テープが見当たらない場合は、すぐにGPSで確認した方が良い。
□ 武器
それぞれスタイルがあると思いますが、それなりに雪が深く沈むため、個人的にはクライミングサポートを効かしたスノーシューが最も有利のような気がします。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
アプローチ23日(金)の予想天気図。
天気よく読めないけれどアプローチの日だから何でもOK。
1
アプローチ23日(金)の予想天気図。
天気よく読めないけれどアプローチの日だから何でもOK。
本命2日目、24日(土)朝の予想天気図。
高気圧が張り出してくるように見える。
終日晴れなくとも、せめて夜明けの10分だけでも晴れてくれれば、目的の蝶ヶ岳からの穂高連峰の朝焼けが撮れる。
3
本命2日目、24日(土)朝の予想天気図。
高気圧が張り出してくるように見える。
終日晴れなくとも、せめて夜明けの10分だけでも晴れてくれれば、目的の蝶ヶ岳からの穂高連峰の朝焼けが撮れる。
05:20 坂巻温泉発。
坂巻温泉に駐車させていただきました。
3
05:20 坂巻温泉発。
坂巻温泉に駐車させていただきました。
05:50 坂巻温泉から30分歩いて上高地入口ゲート。
入口に登山ポストがあります。
1名自転車でアプローチされている方がいました。
3
05:50 坂巻温泉から30分歩いて上高地入口ゲート。
入口に登山ポストがあります。
1名自転車でアプローチされている方がいました。
釜トンネル1.3km(勾配11%)+上高地トンネル600m。
長い。
釜トンネル1.3km(勾配11%)+上高地トンネル600m。
長い。
釜トンネルの中間地点に除雪車が鎮座。
トンネル内は凍結なし。
自転車使える。
釜トンネルの中間地点に除雪車が鎮座。
トンネル内は凍結なし。
自転車使える。
大正池に向かう道。
車が通るためか圧雪されている。ノーアイゼンでアプローチ。
普段人間に無関心なサルが、今日は木の上から威嚇してくる。
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大正池に向かう道。
車が通るためか圧雪されている。ノーアイゼンでアプローチ。
普段人間に無関心なサルが、今日は木の上から威嚇してくる。
06:40 大正池。
朝焼けの穂高や焼岳が撮れる予定だったが、そんなものはなかった。
5
06:40 大正池。
朝焼けの穂高や焼岳が撮れる予定だったが、そんなものはなかった。
07:20 上高地バスターミナル。
ガスが一瞬途切れる。おお〜穂高連峰美しい。
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07:20 上高地バスターミナル。
ガスが一瞬途切れる。おお〜穂高連峰美しい。
唐松林の背後に輝く穂高連峰。
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唐松林の背後に輝く穂高連峰。
つい最近まで、冬にわざわざ釜トンネル歩いて上高地来る人って“別の人種”だと思っていたが、今ここに自分が立っている。
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つい最近まで、冬にわざわざ釜トンネル歩いて上高地来る人って“別の人種”だと思っていたが、今ここに自分が立っている。
何度も登っている穂高連峰。
冬のその姿は、ただただ神々しい...。
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何度も登っている穂高連峰。
冬のその姿は、ただただ神々しい...。
上高地からの穂高連峰も良いが、今回目指すは、蝶ヶ岳からの穂高連峰の朝焼け、これのみ。
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上高地からの穂高連峰も良いが、今回目指すは、蝶ヶ岳からの穂高連峰の朝焼け、これのみ。
雪煙舞う明神岳。
あそこには多分登ることはないと思う。
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雪煙舞う明神岳。
あそこには多分登ることはないと思う。
08:00 河童橋と装備一式。
今回の装備はさらに重量を削って、スノーシュー2kgと水1リットルと機材4kg合わせて、スタート時Max20kg。
武器4種(アイゼン+ピッケル/スノーシュー+ダブルストック)を持っての冬山フルフル装備。
重し!
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08:00 河童橋と装備一式。
今回の装備はさらに重量を削って、スノーシュー2kgと水1リットルと機材4kg合わせて、スタート時Max20kg。
武器4種(アイゼン+ピッケル/スノーシュー+ダブルストック)を持っての冬山フルフル装備。
重し!
梓川を挟んでの明神岳。
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梓川を挟んでの明神岳。
厳冬期と言っても、降雪直後に来ないと結構雪が溶けている感じ。
2
厳冬期と言っても、降雪直後に来ないと結構雪が溶けている感じ。
今日のお宿はあの辺か?
遠いな...。
2
今日のお宿はあの辺か?
遠いな...。
09:10 明神。
冬の上高地はスノーシューハイクと思っていたが、最近雪が降っていなかったのか、踏み固められておりノーアイゼンでOK。
2
09:10 明神。
冬の上高地はスノーシューハイクと思っていたが、最近雪が降っていなかったのか、踏み固められておりノーアイゼンでOK。
時折差し込む光の中、徳沢まで歩を進める。
時折差し込む光の中、徳沢まで歩を進める。
明神岳に雲がかかり見えなくなってきた。
今日はアプローチだから、雨でも雪でもなんでも降ってください。その代わり明日の朝だけ晴れてくれればいいから。
2
明神岳に雲がかかり見えなくなってきた。
今日はアプローチだから、雨でも雪でもなんでも降ってください。その代わり明日の朝だけ晴れてくれればいいから。
10:20 徳沢着。
雪が深くなり沈み込みが激しくなってきたので、ここでスノーシューを履く。
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10:20 徳沢着。
雪が深くなり沈み込みが激しくなってきたので、ここでスノーシューを履く。
一面雪に覆われている徳沢。
全体的に底上げされた感じ。
一面雪に覆われている徳沢。
全体的に底上げされた感じ。
11:00 徳沢発。
2月の蝶ヶ岳。フルラッセルを覚悟してきましたが、なんと!トレースがある模様。
ちょっと内心ホッとした。
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11:00 徳沢発。
2月の蝶ヶ岳。フルラッセルを覚悟してきましたが、なんと!トレースがある模様。
ちょっと内心ホッとした。
登り始めからチューダイ広場までがかなりの急坂。
チューダイ広場までで蝶ヶ岳までの標高差の半分弱くらい稼ぐため、辛いですがまずここさえ乗り切れば、という感じでしょうか。
登り始めからチューダイ広場までがかなりの急坂。
チューダイ広場までで蝶ヶ岳までの標高差の半分弱くらい稼ぐため、辛いですがまずここさえ乗り切れば、という感じでしょうか。
急斜面に全く脚が噛まず、辛い、無理かもしれない、、、とか思っていたら、スノーシューのクライミングサポートを立てるのを忘れていた。
1時間無駄な労力を...。
2
急斜面に全く脚が噛まず、辛い、無理かもしれない、、、とか思っていたら、スノーシューのクライミングサポートを立てるのを忘れていた。
1時間無駄な労力を...。
それぞれスタイルがあると思いますが、それなりに雪が深く沈むため、個人的にはクライミングサポートを効かしたスノーシューが最も有利のような気がします。
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それぞれスタイルがあると思いますが、それなりに雪が深く沈むため、個人的にはクライミングサポートを効かしたスノーシューが最も有利のような気がします。
上部に来ると、トレースは所々消失していました。
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上部に来ると、トレースは所々消失していました。
スノーシューでモリモリと。
長い。
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スノーシューでモリモリと。
長い。
16:10 標識が埋もれているのか、ここが長塀山と思われる。
長塀山の前後で多少傾斜が急になりますが、アイゼンに履き替えるほどではないので、すべてスノーシューで通しました。
1
16:10 標識が埋もれているのか、ここが長塀山と思われる。
長塀山の前後で多少傾斜が急になりますが、アイゼンに履き替えるほどではないので、すべてスノーシューで通しました。
太陽が傾き、光に色がついてきた。
日が暮れるー。
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太陽が傾き、光に色がついてきた。
日が暮れるー。
日が暮れるー。
日が暮れる前には稜線に出たい。
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日が暮れるー。
日が暮れる前には稜線に出たい。
日が暮れるー。
妖精の池だか知りませんが、妖精さんに小屋まで連れて行って欲しいー。
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日が暮れるー。
妖精の池だか知りませんが、妖精さんに小屋まで連れて行って欲しいー。
稜線直下。日没間際でまだ斜面をぼこぼこ凹ましながら登っています。
雪が深いと、一人で1日でヒュッテまで辿り着くのはなかな辛いかもしれない。
この程度のラッセルでほんと良かった。
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稜線直下。日没間際でまだ斜面をぼこぼこ凹ましながら登っています。
雪が深いと、一人で1日でヒュッテまで辿り着くのはなかな辛いかもしれない。
この程度のラッセルでほんと良かった。
17:20 蝶ヶ岳着。
氷点下10度/強風。
穂高は雲の中。明日の朝さえ晴れてくれればいいから。
4
17:20 蝶ヶ岳着。
氷点下10度/強風。
穂高は雲の中。明日の朝さえ晴れてくれればいいから。
山頂すぐそばに今日のお宿の蝶ヶ岳ヒュッテ。
蝶ヶ岳山頂も強風だが、実は山頂から少し行った所からヒュッテまでの雪がない斜面の区間が、本当に恐ろしい強風ゾーン。
なぜ少し位置が違うだけでこんだけ違うのかが不思議。それにしても凄い所に小屋を建てたものだ。
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山頂すぐそばに今日のお宿の蝶ヶ岳ヒュッテ。
蝶ヶ岳山頂も強風だが、実は山頂から少し行った所からヒュッテまでの雪がない斜面の区間が、本当に恐ろしい強風ゾーン。
なぜ少し位置が違うだけでこんだけ違うのかが不思議。それにしても凄い所に小屋を建てたものだ。
蝶ヶ岳山頂から見た蝶ヶ岳ヒュッテとその背後に聳える常念岳が恐ろしげ。
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蝶ヶ岳山頂から見た蝶ヶ岳ヒュッテとその背後に聳える常念岳が恐ろしげ。
蝶ヶ岳冬季小屋内にてテント設営。ありがたしありがたし。
氷点下7度。夜間は恐ろしいほどの強風でうるさいので耳栓して寝ました。
明日は頼むから晴れてくださいよーって、
8
蝶ヶ岳冬季小屋内にてテント設営。ありがたしありがたし。
氷点下7度。夜間は恐ろしいほどの強風でうるさいので耳栓して寝ました。
明日は頼むから晴れてくださいよーって、
頼まれてくれませんでしたー(泣↓)。
06:30 氷点下10度/超烈風で一面真っ白。
朝焼けはなく、2日間の重労働が報われない瞬間でした。
粘って天候回復を期待して二度寝。
2時間寝て8時過ぎに起きるとなんと冬の嵐。寝ている間に悪天候に捕まっていた。
さっさと下山しておけばよかった...。
8
頼まれてくれませんでしたー(泣↓)。
06:30 氷点下10度/超烈風で一面真っ白。
朝焼けはなく、2日間の重労働が報われない瞬間でした。
粘って天候回復を期待して二度寝。
2時間寝て8時過ぎに起きるとなんと冬の嵐。寝ている間に悪天候に捕まっていた。
さっさと下山しておけばよかった...。
蝶ヶ岳ヒュッテから山頂までは、5mくらい横に流されたかと思えば反対側に3m流されたり、まともに立っていられないほどの錯乱して発狂しそうなくらいな暴風雪でした。
山頂付近で2パーティー5人のアタックの方とすれ違いました。
からがら樹林帯に逃げ込んでスノーシューつけて下ろうか、と思いきやスノーシューがないっ!
もう一度登り返して探すと山頂下に落ちていました。
回収できてよかったよかった。
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蝶ヶ岳ヒュッテから山頂までは、5mくらい横に流されたかと思えば反対側に3m流されたり、まともに立っていられないほどの錯乱して発狂しそうなくらいな暴風雪でした。
山頂付近で2パーティー5人のアタックの方とすれ違いました。
からがら樹林帯に逃げ込んでスノーシューつけて下ろうか、と思いきやスノーシューがないっ!
もう一度登り返して探すと山頂下に落ちていました。
回収できてよかったよかった。
からがら下りてきた山頂直下の樹林帯。
猛吹雪で写真どころじゃありませんでした。
雪中行軍じゃあるまいし、こんな天気予報でしたっけ?
吹雪で昨日の自分のトレースも今朝登ってきた2パーティー5人のトレースもほぼ消失していました。
2
からがら下りてきた山頂直下の樹林帯。
猛吹雪で写真どころじゃありませんでした。
雪中行軍じゃあるまいし、こんな天気予報でしたっけ?
吹雪で昨日の自分のトレースも今朝登ってきた2パーティー5人のトレースもほぼ消失していました。
長塀山よりかなり下。
おや、昨日なかったところにテントが。
ここからアタックしたんですね。結構大変、とか思ったけれど全て担いで上まで行っている方が大変か...?とかとか思いながら。
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長塀山よりかなり下。
おや、昨日なかったところにテントが。
ここからアタックしたんですね。結構大変、とか思ったけれど全て担いで上まで行っている方が大変か...?とかとか思いながら。
チューダイ広場下の急斜面まで下りてきました。
相当の急斜面で谷底に落ちる感じです。
スノーシューではとても下りれないので、外してツボ足で下ります。
ここだけはストックでなくピッケルを出しました。なくても何とかなりますが。
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チューダイ広場下の急斜面まで下りてきました。
相当の急斜面で谷底に落ちる感じです。
スノーシューではとても下りれないので、外してツボ足で下ります。
ここだけはストックでなくピッケルを出しました。なくても何とかなりますが。
下りてきたところから見上げるとこんな感じ。
シリセードにぴったしの斜度ですが、下は笹原で茎とか枝等が埋もれているため、あまりお勧めはしません。
あの枝ぶっすり刺さったら痛いと思います(笑)。
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下りてきたところから見上げるとこんな感じ。
シリセードにぴったしの斜度ですが、下は笹原で茎とか枝等が埋もれているため、あまりお勧めはしません。
あの枝ぶっすり刺さったら痛いと思います(笑)。
12:30 徳沢着。
一面吹雪でトレース消失。どこ歩いてよいのか、記憶に従い適当に歩いて上高地に向かいます。
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12:30 徳沢着。
一面吹雪でトレース消失。どこ歩いてよいのか、記憶に従い適当に歩いて上高地に向かいます。
14:10 明神。
平地区間は本当は歩き通して早く帰りたいんですが、さすがに疲れて1時間に1回休まないと、20kg弱の荷物を担ぎきれなくなってきました。
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14:10 明神。
平地区間は本当は歩き通して早く帰りたいんですが、さすがに疲れて1時間に1回休まないと、20kg弱の荷物を担ぎきれなくなってきました。
行きは圧雪されていた区間が、吹雪でなんと徳沢〜上高地間がラッセルになりました。
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行きは圧雪されていた区間が、吹雪でなんと徳沢〜上高地間がラッセルになりました。
上高地小梨平キャンプ場。
所々テントが張られています。
年末年始以外、上高地に入る人はほとんどいないと勝手に思い込んでいましたが、天候悪いのにかかわらず人が多いのにびっくり。
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上高地小梨平キャンプ場。
所々テントが張られています。
年末年始以外、上高地に入る人はほとんどいないと勝手に思い込んでいましたが、天候悪いのにかかわらず人が多いのにびっくり。
15:30 一人きりの上高地バスターミナル。
荷物が持ちきれなくなってまた休憩しています。
バス来ないかな...。
3
15:30 一人きりの上高地バスターミナル。
荷物が持ちきれなくなってまた休憩しています。
バス来ないかな...。
横着して上高地トンネル前のカーブミラーにて惨敗山行の自撮り。
また来るにしても、ちょーっと大変でした。腰痛めた。
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横着して上高地トンネル前のカーブミラーにて惨敗山行の自撮り。
また来るにしても、ちょーっと大変でした。腰痛めた。
17:30 釜トンネルゲート着。
長かった〜。次来るときは絶対自転車投入しよう。
ここから30分、坂巻温泉までヘッドライトで点けて、大型車が往来する158号線を歩きます。大型車やバスとのすれ違いはちょっと怖い。
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17:30 釜トンネルゲート着。
長かった〜。次来るときは絶対自転車投入しよう。
ここから30分、坂巻温泉までヘッドライトで点けて、大型車が往来する158号線を歩きます。大型車やバスとのすれ違いはちょっと怖い。
18:00 坂巻温泉着。
車が見当たらず、ついに車までパクられたかと焦りましたが、雪を被っていただけで見つかりました。
ぐったり疲れましたー(終)。
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18:00 坂巻温泉着。
車が見当たらず、ついに車までパクられたかと焦りましたが、雪を被っていただけで見つかりました。
ぐったり疲れましたー(終)。

装備

個人装備
【(1)武器】 ピッケル アイゼン(未使用) スノーシュー ダブルストック 【(2)防寒着】 上下ソフトシェル ハードシェル上 ダウンジャケット上下 目出し帽 【(3)宿泊用具】 テント 寝袋 シュラフカバー マット アルミシート テントシューズ 調理用具 水筒500ml×2 【(4)機材】 フルサイズ一眼レフ レンズ×2本 三脚
備考 ロングコースで体力勝負になる。そのため、軽量化のために装備をスノーシュー(クライミングサポート付)+ダブルストックに寄せて、アイゼン+ピッケルを持たないという選択肢もあると思う。
アイゼン+ピッケルもあればよいという場面もあるかもしれないが、必須なわけではないと思う。

感想

≪計画≫
厳冬期が終わる。
まだまだ厳冬期の厳しさが伝わる綺麗な写真が撮れるはず。
南アルプス深南部もなかなか天気が良くならない。
そのため、体力確認も兼ねてまずは、蝶ヶ岳からの穂高連峰の朝焼けを狙いに行くことにした。

≪感想≫
□ 1日目_アプローチ(坂巻温泉〜徳沢)
昔では考えられなかったが、釜トンネルを歩いて上高地までアプローチ。
つい最近まで、冬にわざわざ釜トンネル歩いて上高地来る人って“別の人種”だと思っていたが、今ここに自分が立っている。
上高地まで来ると、ガスが一瞬はれて雪に覆われた穂高連峰が姿を現す。
何度も登っている穂高連峰。冬のその姿は、ただただ神々しい...。
上高地からの穂高連峰も良いが、今回目指すは、蝶ヶ岳からの穂高連峰の朝焼け、これのみ。
最近雪が降っていないのか、踏み固められた道を徳沢まで歩を進める。

□ 1日目_蝶ヶ岳アタック(徳沢〜蝶ヶ岳ヒュッテ)
2月の蝶ヶ岳。人が入らずフルラッセルを覚悟してきた。
準備を整え登山口に行くと、なんと!トレースがある模様。
ちょっと内心ホッとした。

登り始めからチューダイ広場までがかなりの急坂。
チューダイ広場までで蝶ヶ岳までの標高差の半分弱くらい稼ぐため、辛いですがまずここさえ乗り切れば、という感じでしょうか。
急斜面に全く脚が噛まず、辛い、無理かもしれない、、、とか思っていたら、スノーシューのクライミングサポートを立てるのを忘れていた。
1時間無駄な労力を...。

なんとか日没前に蝶ヶ岳山頂に到着。
蝶ヶ岳山頂も強風だが、実は山頂から少し行った所からヒュッテまでの雪がない斜面の区間が、本当に恐ろしい強風ゾーン。
なぜ少し位置が違うだけでこんだけ違うのか不思議。それにしても凄い所に小屋を建てたものだ。

□ 2日目〜下山(蝶ヶ岳ヒュッテ〜徳沢)
朝起きて明るくなった外に出ると、超烈風の一面真っ白。
期待した朝焼けはなく、2日間の重労働が報われない瞬間でした。
粘って天候回復を期待して二度寝。
2時間寝て8時過ぎに起きるとなんと冬の嵐。寝ている間に悪天候に捕まっていた。
さっさと下山しておけばよかった...。
蝶ヶ岳ヒュッテから山頂までは、5mくらい横に流されたかと思えば反対側に3m流されたり、まともに立っていられないほどの錯乱して発狂しそうなくらいな暴風雪でした。
山頂付近で2パーティー5人のアタックの方とすれ違いました。
からがら樹林帯に逃げ込んでスノーシューつけて下ろうか、と思いきやスノーシューがないっ!
もう一度登り返して探すと山頂下に落ちていました。
回収できてよかったよかった。

□ 2日目_下山(徳沢〜坂巻温泉)
徳沢に着くと一面吹雪でトレース消失。どこ歩いてよいのか、記憶に従い適当に歩いて上高地に向かう。
行きは圧雪されていた区間が、吹雪でなんと徳沢〜上高地間がラッセルになりました。
上高地小梨平キャンプ場には所々テントが張られていた。
年末年始以外、上高地に入る人はほとんどいないと勝手に思い込んでいましたが、天候悪いのにかかわらず人が多いのにびっくり。

平地区間は本当は歩き通して早く帰りたいんですが、さすがに疲れて1時間に1回休まないと、20kg弱の荷物を担ぎきれなくなってきた。
1時間おきに荷物を降ろして、なんとか18:00に坂巻温泉着。
冬の蝶ヶ岳、また来るにしても、ちょーっと大変でした。腰痛めた。


≪人の入り≫
‘疎堯祖灰岳間で2パーティー5名+徳沢〜上高地間で約20名=25名前後。

≪撮影機材≫ 天気悪くて初日の上高地以外使わず。 
24~70mmF2.8:× 軽量化のため不所持。
16~35mmF4:△ 天気悪くて未使用。
70〜200mmF4:◎ 上高地や蝶ヶ岳から穂高連峰を狙う場合に必須。

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コメント

お疲れ様です
せめて二日目でも晴れてくれれば、苦労も報われたのに…。
無事に下山され、なによりです。
自分は腰痛のため、家でストレッチ+筋トレしています…
2018/2/26 20:37
Re: お疲れ様です
t-morikawaさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
冬の天気は直前までころころ変わりますし、当日になっても悪天も好転もします。
実際に行ってみないと分からない、というのが経験的に思うところですが、
今回はやってしまいました〜、いけると思ったのですが...。
こんな時もあります(笑)。
2018/2/26 22:24
参考にさせていただきました。
shibawannko さん。初めまして。
参考になるレコをありがとうございました。
行く前にはしつこくアクセスしてしまいごめんなさい。
一日で長塀尾根を登り切り蝶ヶ岳ヒュッテまで行かれたなんて
ほんとにすごいですね。それもソロで。
翌日は残念な天気でしたが、悪天候の中の下山(雪中行軍並みの)も
違った意味で価値があるものかと思いました。

スノシュー 途中で気が付きみつかってほんとによかったですね。
私も同じのを持ってます。

ありがとうございました。

追伸
プロフィールのピンクのお花の写真 とっても綺麗ですね
2018/3/7 0:15
Re: 参考にさせていただきました。
pi-tiさん
初めまして、コメントありがとうございます。
自分の記録が少しでも参考になって良かったです。

天気が良く穂高の展望が楽しめて良かったですね!
私は自分でも笑っちゃうくらい、歴代3位に入るくらいの大惨敗でした(笑)。

確かに長くて標高差もそこそこありますよね。
人によっては体力の1/3は上りに、1/3は下りに、残りの1/3はもしものときのために残しておく、と言ったりしますが、上りで87%くらいの体力を使い果たしてしまったような気がします。
ただ、目的は達成できませんでしたが、このくらいは歩けるぞ、というちょっとした自信にはなった気がします。

写真褒めて頂きありがとうございます。
ヤマレコ始めたときに、適当に探して持ってきた河津桜とメジロの、山とは全く関係のない写真です(笑)。
2018/3/7 18:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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