厳冬期・白山百四丈滝(圧巻のスケール)
- GPS
- 08:00
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,128m
- 下り
- 2,065m
コースタイム
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 12:50
天候 | 小雪のち高曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一里野温泉スキー場からスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
しかり場・1549から登高難易度が上がる。 東側には終始雪庇、亀裂、アップダウンをクリアしなければいけない。 奥長倉避難小屋は除雪すれば2階から入ることができる。 美女坂は氷結していたのでアイゼンにかえた。 百四丈滝への斜面のエントリーポイントは探せばある。雪庇の切れ間から入る。 |
その他周辺情報 | 下山後、杉の子温泉に立ち寄った。 |
写真
装備
個人装備 |
159 Pon2oon
TLT 5 mountain
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感想
前日、父ちゃんから「百四丈滝を見に行かんか?」とLINEが入る。水曜日、自分はたまたま休みで家族サービスの予定だったが、天気がそこそこ良いことと厳冬期と言われる最後の日に百四丈滝だなんてこれは千載一遇のチャンス。二つ返事で「行きます。」と言うしかなかった。
朝起きると小雨が降っている。萎える。余裕を持って30分前に一里野温泉スキー場に到着。自分の車は林道終点にデポしておく。明るいゲレンデをガシガシ、スポットライトを浴びながら登る。固い急斜面を自分はクトーを早々につけた。ラッセルはないがいきなり大汗をかき、下着1枚で登り切った。
ゴンドラ山頂からはスノーシューとスキーのトレースが入り乱れていた。大魔神さん、サブさんは前日に入っていたらしい。その前にもなにわ君も。雨は小雪に変わった。檜倉までは林道をうまく使いながら進んでいく。しかり場まではなんて事のない尾根。しかりその先は難易度が上がる。暗闇に雪庇、亀裂、アップダウン、カチカチとなんと難儀な尾根でしょう。危険一杯です。雪庇があるので尾根上は怖いので片斜面を歩いていたら足の小指が痛くなってきた。しかも、ガスがかかり始めさらに視界が悪くなり試練に試練であった。ポコは巻かないでそのまま行った。
奥長倉避難小屋は屋根と2階の入り口が見えていたが、除雪が面倒なので中で休まずスルー。美女坂でようやく明るくなりだした。ガスも晴れた。ここを登れば核心は終わったようなもの。ただ急斜面&カチカチ斜面で最初はクトーで登ったが、残り標高差100mはアイゼンに変えた。ここは美魔女坂ですか。父ちゃん、尾根を行かず、右へトラバりながら進んでいった。なぜだろう?と思ったが帰りのスキーを懸念して雪面が柔らかいところをチェックしながら進むんだと教えられる。なるほどです。
美女坂の頭に出ると四塚が確認できた。一気に視界が開け、モチベーションが上がった。さて、目的の百四丈滝へのエントリーできるかしら。視界があるので雪庇がないところを確認できた。2060mくらいから入る。スキーはパウダーではなくモナカ。ポンなので問題ない。百四丈滝、交互に写真を取り合いながら近づく。百四丈滝の周りには氷壺、氷柱が発達している。圧巻のスケールです。氷壺の大きさはどのくらいあるんだろう、人が側だと大きさがよくわかる。高さ20~30mはあるかもしれない。氷柱は綺麗なブルーアイスだ。せっかくなので氷壺のてっぺんの滝の落ち口まで登る。命崖で動画も撮影しました。びしょびしょです。四塚は遠慮しました。十分堪能させていただきました。
一見の価値あり。元気をもらったので帰りの登り返しは元気一杯でした。
帰りの加賀禅定道スキーは父ちゃんに付いていく。ほとんど尾根上は行かず、西側をトラバース。口長倉までスキーであとはシールの張り替えを2回行ってしかり場まで。ハライ谷はモナカ、ストップスノーでしたが十分楽しめました。行動時間以上に長く感じた1日でした。
もう春ですね。
コメント
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この時期の百四丈の動画は貴重!
裏からの景色もそうだし、滝の大きさも写真よりリアルに伝わりますね。
個人的にはモンスターの動画より刺激的でした。
動画視聴頂きありがとうございます。
動画はより臨場感が伝わります。
圧巻のスケール皆様に見て頂きたく撮影しました。滝の落口(氷壺の穴)はマジで危険でした。
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