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Yamareco

記録ID: 1390989
全員に公開
山滑走
白山

厳冬期・白山百四丈滝(圧巻のスケール)

2018年02月28日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:00
距離
19.4km
登り
2,128m
下り
2,065m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:48
休憩
2:02
合計
12:50
距離 19.4km 登り 2,128m 下り 2,074m
0:05
55
一里野温泉スキー場駐車場
1:00
1:11
109
3:00
3:10
50
4:00
4:11
79
5:45
95
7:20
25
7:45
8:00
15
百四丈滝エントリポイント標高2060m
8:15
9:00
45
9:45
10:05
5
百四丈滝エントリポイント標高2060m
10:10
125
12:15
12:25
30
12:55
林道終点
天候 小雪のち高曇り
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一台は一里野温泉スキー場に、もう一台は林道終点にデポ。
一里野温泉スキー場からスタート
コース状況/
危険箇所等
しかり場・1549から登高難易度が上がる。
東側には終始雪庇、亀裂、アップダウンをクリアしなければいけない。
奥長倉避難小屋は除雪すれば2階から入ることができる。
美女坂は氷結していたのでアイゼンにかえた。
百四丈滝への斜面のエントリーポイントは探せばある。雪庇の切れ間から入る。
その他周辺情報 下山後、杉の子温泉に立ち寄った。
スポットライトを浴びて一里野温泉スキー場スタート
2018年02月28日 00:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/28 0:01
スポットライトを浴びて一里野温泉スキー場スタート
ゲレンデはスピーディーに登ります
2018年02月28日 00:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/28 0:08
ゲレンデはスピーディーに登ります
こういうの流行ってるそうです
2018年02月28日 01:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こういうの流行ってるそうです
しかり場を過ぎて不気味な尾根を進みます
2018年02月28日 03:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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しかり場を過ぎて不気味な尾根を進みます
雪庇の亀裂に注意しましょう
2018年02月28日 04:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪庇の亀裂に注意しましょう
避難小屋はスルーしました
2018年02月28日 05:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/28 5:29
避難小屋はスルーしました
ここにも亀裂あります。たくさんあるので注意。
2018年02月28日 05:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここにも亀裂あります。たくさんあるので注意。
美女坂付近でようやく明るくなってきました。
2018年02月28日 06:09撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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美女坂付近でようやく明るくなってきました。
美女坂前半はクトーで
2018年02月28日 06:23撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 6:23
美女坂前半はクトーで
モルゲンロート
2018年02月28日 06:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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モルゲンロート
ヒダヒダ美女坂
2018年02月28日 06:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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ヒダヒダ美女坂
そろそろクトーも限界
2018年02月28日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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そろそろクトーも限界
雪面の雪質を確かめながらアイゼンを軋ます父ちゃん
2018年02月28日 06:58撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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雪面の雪質を確かめながらアイゼンを軋ます父ちゃん
僕は必死に付いていく
2018年02月28日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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僕は必死に付いていく
美女坂を登りきって視界は無限大
2018年02月28日 07:22撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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美女坂を登りきって視界は無限大
東側は雪庇だが百四丈滝に何処かで入りたい
2018年02月28日 07:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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東側は雪庇だが百四丈滝に何処かで入りたい
風紋
2018年02月28日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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風紋
雲海に北アルプスが浮かぶ
2018年02月28日 07:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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雲海に北アルプスが浮かぶ
四塚さんこんにちは。今日は君が目的じゃないの。
2018年02月28日 07:42撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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四塚さんこんにちは。今日は君が目的じゃないの。
目的は百四丈滝。
2018年02月28日 08:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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目的は百四丈滝。
近づきます。
2018年02月28日 08:06撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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近づきます。
モナカですが楽しいです
2018年02月28日 08:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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モナカですが楽しいです
こう見るとそこまで大きさは感じないが。。。
2018年02月28日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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こう見るとそこまで大きさは感じないが。。。
もっと近づいて見ましょう。
2018年02月28日 08:12撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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もっと近づいて見ましょう。
20~30mはあるだろうか。人が米粒だ。
2018年02月28日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/28 8:21
20~30mはあるだろうか。人が米粒だ。
父ちゃん氷壺の登頂を試みるが身の危険を感じ撤退。
2018年02月28日 08:25撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 8:25
父ちゃん氷壺の登頂を試みるが身の危険を感じ撤退。
ならば僕が。
2018年02月28日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ならば僕が。
滝の落ち口。
2018年02月28日 08:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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滝の落ち口。
ブラックホールのように水が吸い込まれていく。
2018年02月28日 08:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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ブラックホールのように水が吸い込まれていく。
滴る水しぶきでびしょびしょになった。
2018年02月28日 08:34撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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滴る水しぶきでびしょびしょになった。
周りの氷柱。
2018年02月28日 08:34撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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周りの氷柱。
裏見滝
2018年02月28日 08:36撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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裏見滝
It's a blue ice
2018年02月28日 08:37撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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It's a blue ice
ウィペット刺さらんでよ
2018年02月28日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ウィペット刺さらんでよ
本当に青い
2018年02月28日 08:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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本当に青い
百四丈滝を後にする。
2018年02月28日 09:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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百四丈滝を後にする。
十分楽しんだ
2018年02月28日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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十分楽しんだ
元気に登り返し
2018年02月28日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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元気に登り返し
登り上げて。背後は北アルプス。
2018年02月28日 09:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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登り上げて。背後は北アルプス。
美女坂の下りに入る。長い尾根の下りが待っている。
2018年02月28日 10:20撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 10:20
美女坂の下りに入る。長い尾根の下りが待っている。
美女坂は慎重に。
2018年02月28日 10:25撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 10:25
美女坂は慎重に。
笈ヶ岳と大笠山
2018年02月28日 11:42撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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笈ヶ岳と大笠山
暗闇の時はよくわからなかったが、巨大雪庇
2018年02月28日 11:56撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 11:56
暗闇の時はよくわからなかったが、巨大雪庇
帰ってきた尾根を振り返る。奥は四塚
2018年02月28日 12:13撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 12:13
帰ってきた尾根を振り返る。奥は四塚
しかり場まで長かった。
2018年02月28日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/28 12:17
しかり場まで長かった。
帰りはモナカだが楽し。
2018年02月28日 12:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 12:30
帰りはモナカだが楽し。
軽く流して。
2018年02月28日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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軽く流して。
ストップスノー
2018年02月28日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ストップスノー
林道に降りて。もう春ですね。
2018年02月28日 12:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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林道に降りて。もう春ですね。
カーデポ到着。お疲れ様でした。
2018年02月28日 12:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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2/28 12:55
カーデポ到着。お疲れ様でした。

装備

個人装備
159 Pon2oon TLT 5 mountain

感想



前日、父ちゃんから「百四丈滝を見に行かんか?」とLINEが入る。水曜日、自分はたまたま休みで家族サービスの予定だったが、天気がそこそこ良いことと厳冬期と言われる最後の日に百四丈滝だなんてこれは千載一遇のチャンス。二つ返事で「行きます。」と言うしかなかった。

朝起きると小雨が降っている。萎える。余裕を持って30分前に一里野温泉スキー場に到着。自分の車は林道終点にデポしておく。明るいゲレンデをガシガシ、スポットライトを浴びながら登る。固い急斜面を自分はクトーを早々につけた。ラッセルはないがいきなり大汗をかき、下着1枚で登り切った。

ゴンドラ山頂からはスノーシューとスキーのトレースが入り乱れていた。大魔神さん、サブさんは前日に入っていたらしい。その前にもなにわ君も。雨は小雪に変わった。檜倉までは林道をうまく使いながら進んでいく。しかり場まではなんて事のない尾根。しかりその先は難易度が上がる。暗闇に雪庇、亀裂、アップダウン、カチカチとなんと難儀な尾根でしょう。危険一杯です。雪庇があるので尾根上は怖いので片斜面を歩いていたら足の小指が痛くなってきた。しかも、ガスがかかり始めさらに視界が悪くなり試練に試練であった。ポコは巻かないでそのまま行った。

奥長倉避難小屋は屋根と2階の入り口が見えていたが、除雪が面倒なので中で休まずスルー。美女坂でようやく明るくなりだした。ガスも晴れた。ここを登れば核心は終わったようなもの。ただ急斜面&カチカチ斜面で最初はクトーで登ったが、残り標高差100mはアイゼンに変えた。ここは美魔女坂ですか。父ちゃん、尾根を行かず、右へトラバりながら進んでいった。なぜだろう?と思ったが帰りのスキーを懸念して雪面が柔らかいところをチェックしながら進むんだと教えられる。なるほどです。

美女坂の頭に出ると四塚が確認できた。一気に視界が開け、モチベーションが上がった。さて、目的の百四丈滝へのエントリーできるかしら。視界があるので雪庇がないところを確認できた。2060mくらいから入る。スキーはパウダーではなくモナカ。ポンなので問題ない。百四丈滝、交互に写真を取り合いながら近づく。百四丈滝の周りには氷壺、氷柱が発達している。圧巻のスケールです。氷壺の大きさはどのくらいあるんだろう、人が側だと大きさがよくわかる。高さ20~30mはあるかもしれない。氷柱は綺麗なブルーアイスだ。せっかくなので氷壺のてっぺんの滝の落ち口まで登る。命崖で動画も撮影しました。びしょびしょです。四塚は遠慮しました。十分堪能させていただきました。

一見の価値あり。元気をもらったので帰りの登り返しは元気一杯でした。
帰りの加賀禅定道スキーは父ちゃんに付いていく。ほとんど尾根上は行かず、西側をトラバース。口長倉までスキーであとはシールの張り替えを2回行ってしかり場まで。ハライ谷はモナカ、ストップスノーでしたが十分楽しめました。行動時間以上に長く感じた1日でした。

もう春ですね。

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コメント

これは貴重!
この時期の百四丈の動画は貴重!
裏からの景色もそうだし、滝の大きさも写真よりリアルに伝わりますね。
個人的にはモンスターの動画より刺激的でした。
2018/2/28 21:08
Re: これは貴重!
動画視聴頂きありがとうございます。
動画はより臨場感が伝わります。
圧巻のスケール皆様に見て頂きたく撮影しました。滝の落口(氷壺の穴)はマジで危険でした。
2018/2/28 21:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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