湧谷山、丁子山
- GPS
- 05:31
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 962m
- 下り
- 949m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
昨日は雨が降り,昨晩は氷点下まで下がったため,朝は,アイゼンを使うくらい硬かった.次第に気温が上がり雪が腐ってきたのでワカン,もしくはスノーシューがい必要になった.スキー,スノボーの人もいた. |
その他周辺情報 | 道の駅「さかうち」が近くにある.レストラン,トイレあり. |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
雨具
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
ピッケル
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
今日は,イベントで土蔵岳に行く予定だったのだが今朝になって中止になったことを知った.昨晩のうちに連絡が来ていたのだが,早く寝たため知らずに朝になってから知った.昨日雨が降り,昨晩は氷点下まで下がり,今日は快晴なので,絶好の残雪期登山を楽しめる日である.準備もしてあるし,早起きしているので,どこかに行かない手はない.土蔵岳を選んだ理由が滋賀県からの参加者がいるため岐阜県,滋賀県ともに交通の便がいいこととイベントなので複数の車があるので下山口に車を泊めておいて岐阜県から大ダワ,土蔵岳を通り滋賀県に縦走できるためだったのだが,それらの理由が消滅したため,丁子山−湧谷山に変更した.若丸山,蕎麦粒山も頭に浮かんだのだが,若丸山はR417が横山ダムより北側が通行止めのため消え,蕎麦粒山も入山口に向かう林道の積雪のため消えた.
蕎麦粒山,湧谷山に向かう林道は,R303から数百メートルに設置してあるゲートは開いていて入れたものの,そのすぐ先で積雪のため4WD+スタッドレスタイヤでは進めなくなった.チェーンを持ってくれば旧スキー場くらいまでは行けたかも知れない.蕎麦粒山の入山口はそのさらに先である.すでに2台の車が路肩に泊めてあった.我々もその先に駐車した.旧スキー場までの500mくらいは林道歩きである.旧スキー場からは,アイゼンをつけてゲレンデを登り,リフト降り場から林の中に入り,尾根を登る.実は,尾根は2つ(南側と北側)あって,結局どちらを登っても同じところに出るのだが,我々は夏道である南側の尾根を選んで登り始めたのだが,木が多くて歩きにくかった.冬は北側の尾根の方が歩きやすい.下りでは北側の尾根を使った.積雪期は,北側の尾根を歩くことをお勧めする.
いずれにしても丁子山までは,尾根道とは言っても一切のアップダウンなしである.夏道はつづら折れになっているはずであるが,積雪期は自分で登山道を作らないとけない.私は重登山靴なのでつま先で蹴りこむキックステップが可能であるが,donkoyamaさんは,それほどソールが硬い靴ではないのでキックステップが難しい.そこで,靴のサイドを蹴りこむクロスステップを使いながらジグザグに登るようにする.旧スキー場から標高差600mほどを稼ぐと丁子山の山頂である.お腹が減ったので,そこで持ってきた大きめのおにぎりを食べ,湧谷山に向かう.湧谷山までは快適な尾根歩き,雪上ハイキングである.
湧谷山頂は,夏は広葉樹に覆われれていると思うが,冬は落葉しているため眺望が良い.ほぼすべての方位が見渡せる.私は人の顔を覚えるのも苦手だし山座同定も苦手なのだが,適当にそれっぽいことをやって,さんざん写真を取ったら,下山開始である.本日は,何組かのパーティと出会ったが,スキー,スノーボード,ヒップソリを持っている方ばかりであった.ヒップソリくらいあれば早く下山できると思うのだが,子供のころ,スキー,スケートを小学校の授業で習うような雪国に住んでいたのだが,ソリの最中,段差を乗り越えた際,着地の際に尾てい骨をしこたま打って数十秒間,息ができなくなったことがあり,それ以来,ソリが嫌いである.スキーはできるので慣れれば山スキーもできると思うが,お金がかかりそうなので見なかったふりをしている.
私はスキーはできるので,スノーシュー,ワカンでも半分滑りながら結構な速度で降りることができる.下山の途中でスノーボードの若者に追いついたので,挨拶して話でもしようかと思い,追いかけたら全力で逃げられた.私は,残雪期登山では(ゴーグルではなく)度付きのサングラスをつけているためか結構怪しげに見えることは自覚しているが,ここまで逃げられたのは始めてである.単にワカンで走るやつに追いつかれたくないと思っただけかもしれないが,何度も転んでいたので怪我をされては困るので,追いかけるのは止めた.その方は,旧スキー場のゲレンデでは綺麗に滑っていたので,林の中ではスノーシューの制御が難しいのかな?私にはスノーボードの経験がないので分かりません.
下りは,前述した北側の尾根を下った.スノーボードの若者を追いかけたこともあって,スキー場のゲレンデの最上部まで一気に下ってしまった.donkoyamaさんを待っても,いつまでたっても来ないので,もう一度登り返したら,途中で雪を踏み抜いたらしく,片足が抜けないので,ピッケルのブレードをスコップ代わりにして自分の足を発掘していた.それを数回やっていたらしい.冷凍マンモスにならなくてよかったね.そこからは一緒に下って,無事,車を泊めた場所までたどり着きました.
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