快晴の西穂高岳
- GPS
- 04:50
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 897m
- 下り
- 900m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 4:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉の駐車場に停めて、ロープウェイの入り口に並びました。 さすが冬の晴天。続々と人が集まり、普段着のツアー客も多く、第1便に全員乗り切れないほどでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ロープウェイ西穂高口〜西穂山荘 樹林帯の雪道です。 ■西穂山荘〜独標 トレースがしっかりあり、雪も締まっていました。 独標直前の斜面を、おぼつかない足取りで、腰が引けて四つん這いになって下っている方が多数いて、昼過ぎに渋滞していました。小耳にはさんだところでは、少し滑落した人もいたそうで。感想にも記載しましたが、雪の斜面でのアイゼン歩行に慣れていない方は、八ヶ岳の北横岳なり天狗岳周辺なり、もう少し安全なところで訓練してから独標に来た方がいいのではないかと思いました。 ■独標〜西穂山頂 雪と岩のミックスで、こちらも雪が締まっていましたし、雪庇はそれほど大きくなっていませんでした。 独標からの下り(山荘側への下りはもちろん、西穂側の下り)を悠々と下れない方は、先に進まない方がいいと思います。 個人的には、10峰の下り、山頂直下の斜面が注意箇所と思いますが、人によっては岩と雪のミックスした狭いトラバース道のほうが危険と感じるかもしれません。 降雪や気温により、雪庇の発達や雪の崩落など状態は大きく変わるでしょうね。 |
その他周辺情報 | ネットで評判の良かった坂巻温泉に行きました。 http://sakamaki.yumori.jp/ 内湯は洗い場あり、露天は洗い場なし。 露天の男湯は、脱衣所が駐車場の奥の方から丸見えという開放感抜群のところです(湯船に入ると駐車場からは見えません)が、風も適度に通り抜け、気持ちがいいです。 はっきり硫黄臭もしますが、無色透明。温度を調整するために加水しているためかサラッとしたお湯ですが、ドボドボと注がれるほど湯量が豊富です。 個人的には硫黄臭がもっと強く白濁した白骨温泉のほうが好きですが、湯船に入ると即座に体にジワッと熱が伝わり、浴後も肌がすべすべになり、評判のいいのがわかります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
サングラス
ナイフ
カメラ
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感想
待ちに待った休日の快晴。仕事の状況として待機しておいた方がよさそうだなと思いつつも、金曜日にある程度落ち着いたし、1.5か月程度雪山に行けていないし、久々にテクニカルな山に行きたい。
ということで、片道4時間かけて西穂に向かいました。
3年前は鍋平の駐車場に停めたので、今年も鍋平に向かったのですが、冬季閉鎖中。
新穂高温泉の駐車場に停めて、ロープウェイの入り口に並びました。
さすが冬の晴天。続々と人が集まり、普段着のツアー客も多く、第1便に全員乗り切れないほどでした。
ロープウェイを乗り継いで西穂高口へ。
みなさん屋上の展望台に行きますが、登山道が混雑しそうなので、早々に準備をして出発します。
西穂山荘までは樹林帯で非常に暑い。途中でハードシェルを脱ぎますが、汗をかいてしまいました。
西穂山荘に到着後、ハードシェルとネックウォーマー(バラクラバの下側半分)を装着してすぐ出発。
皆さん西穂山荘周辺で少し休憩されるので、ここから先は静かな登山を楽しめます。
丸山、独標、ピラミッドピーク、チャンピオンピークと通り、西穂山頂へ。
3年前より雪が少なめのように感じますが、しっかりと雪山を堪能できます。
また、岩と雪のミックスだったり、やや傾斜の急な雪壁だったり、最近あまりやっていなかったテクニカルな雪山を楽しめました。
また山頂では、3年前は雲だらけでまったく展望はありませんでしたが、今回は大展望。山頂には一人だけで、ゆっくり昼食を食べながら、北アルプスの山々の景色を堪能できました。
30分ほどいると山頂も人が増えてきたので、下山開始。
山頂直下の雪壁は、前回は普通に前向きに下りてきた記憶があるのですが、今回はやや危険を感じてクライムダウン。スキルが下がったのか、危険への感度が上がったのか。
その後はサクサクと下山して独標到着。
独標からの下りは渋滞になっていました。
アイゼン歩行に慣れていないようで、腰が引けた状態で四つん這いになり時間をかけて上り下りをしている人が多数いて、かなり危なっかしい様子でした。
あとで西穂山荘で隣の人が話しているのを小耳にはさんだところによると、少し滑落した人もいたようです。
もう少し安全なところで訓練してから来た方がいいのになと思いつつ、自分自身もスキル以上の山に行ってないと言い切れないのかもなとも思いました。
下山後はお楽しみの温泉へ。
大好きな白骨温泉に行きたかったのですが、最終は4時入館、4時半退場。時間的にはギリギリ間に合うかどうか。あと5分早く下山して、1本早いロープウェイに乗っていれば。。。
前の車もいてスピードも出せないので、途中で行き先変更して、ネットで評判のいい坂巻温泉に行きました。
個人的には白骨温泉のほうが好きですが、湯の花が大量に舞い、硫黄臭がしっかりしていて、湯船に入るとジワッと来る熱さ、湯上り後の肌のすべすべさ、評判のいいのがわかりますね。
温泉でしっかり温まり、諏訪湖SAで個人的定番の豚汁そば大盛りを食べて帰宅しました。
晴天のおかげで安全に登山ができ、大展望を堪能して、大満足の一日でした。
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