記録ID: 1396652
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積雪期ピークハント/縦走
東海
白根南嶺 笊ヶ岳ランカン尾根
2018年03月06日(火) ~
2018年03月07日(水)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 2,559m
- 下り
- 2,541m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 9:59
4:51
4:51
287分
老平ゲート
9:38
9:50
54分
1828mピーク
10:44
10:44
109分
1948mピーク
12:33
12:33
136分
2125mピーク
14:49
2261mピーク
2日目
- 山行
- 12:42
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 14:58
3:24
214分
2261mピーク
6:58
7:00
41分
小笊
7:41
8:09
22分
笊ヶ岳
8:31
8:31
112分
小笊
10:23
11:56
79分
2261mピーク
13:15
13:15
56分
2125mピーク
14:11
14:11
46分
1948mピーク
14:57
15:10
191分
1828mピーク
18:21
18:21
1分
老平ゲート
18:22
老平駐車場
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 ・1948m東側のキレット ・2125m〜2261mピーク間、最低鞍部のガレ場 幕営適地(積雪期) ・地形図で確認できるピークで、1828m,1948m(ちょっと狭い),2100m,2125m,2261m,小笊,笊ヶ岳山頂はいずれも可能。 ・2261m〜小笊間も数か所幕営適地あり。 2125m〜2261mピーク間を除いて、全体的にテントが張れる場所は豊富な印象。無雪期になると藪の影響でどうなるか分からない。 コース状況(積雪期) ・老平〜1828mピーク: 樹林帯で少し籔っぽいところもある。所々にテープ等あるが、下りは読図が難しい。 ・1828m〜1948mピーク: 1948m東側、標高1880m付近にキレットがあり、通過には注意。急斜面ではあるものの、足場はしっかりあるので慎重にいけば問題ないだろう。途中、凍結している所もあったので、積雪が無くても帰りはアイゼンを使用した。 ・1948m〜2125mピーク: 1948mピークから2100mピークへの間は急で、上り下り共に少し悪い。2100mピークの手前、標高2000mくらいからラッセルになった。2100mピークから2125mピークの間は平坦で歩きやすい。 ・2125m〜2261mピーク: 2125mピークから最低鞍部は尾根通しに行くと藪がすごそうだったので、テープに従って少し北側を巻いた。最低鞍部から2261mピークまでは南面に大ガレがあり、ガレの縁や北側斜面にルートを取る。傾斜がきつい上に藪も厳しく、こちらも難所だと思う。高度が上がると傾斜は緩むが、今度はラッセルに苦しめられた。 コースタイムの予想をする場合、ここは長めに見積もっておいた方がよいと思う。 ・2261mピーク〜小笊: 地形図に表れない程度のわずかな起伏はあるが、基本的にはずっと上り。ひたすらラッセルに苦しめられた。 ・小笊〜笊ヶ岳: やっぱりラッセル。 |
その他周辺情報 | 下山後はヴィラ雨畑で温泉・食事 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
年末に阿部奥から眺めて以来、ずっと気になっていたランカン尾根に挑戦してきた。計画は2泊3日だったが、山にいる間に3日目(3月8日)の予報がどんどん悪くなり、最終的には朝から大荒れとのことで、無理をして1泊2日にした。
最後はヘッドランプで難しい読図となったが、取付き点に戻ることができて良かった。翌日はこの時期としては記録的な豪雨になったようで、もう1泊すべきかかなり迷ったが、下りてしまって正解だったのではないか。
ランカン尾根はラッセル・藪・悪場の通過・読図とおおよそ藪山で要求される技術が全て試される尾根だったように思う。特にラッセルは春山特有の重たい雪で、かなり消耗させられた。老平から取り付く場合、その標高差は2100mと主稜線の山々よりも大きい。その上、ルート中は小笊までほとんど展望が開けるところがなく、まさに地味で長い尾根である。それでも小笊を経由して笊ヶ岳の山頂に立てるところにこの尾根のカッコ良さがあると思う。
自分にとっては厳しい山行だったため、いくつかボロも出たが、充実した山行になった。反省は次に生かしていきたいと思う。
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