帰雲山〜猿ヶ馬場山 復路は積雪期限定ルート

2018年03月11日(日) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,470m
• 下り: 1,477m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:52

距離 16.8km 登り 1,477m 下り 1,477m

5:16 せせらぎ公園駐車場
6:46 6:46 宮谷林道出合
7:55 8:02 ・1528
8:24 8:37 帰雲山
8:58 8:58 大シラビソノ平
9:31 9:31 三角点ノ台地
9:50 10:08 猿ヶ馬場山
10:18 10:18 三角点ノ台地
10:29 10:29 大シラビソノ平
11:01 11:01 第二徒渉点
11:11 11:11 第一徒渉点
11:26 11:32 宮谷林道出合
12:16 12:17 明善寺
13:10 せせらぎ公園駐車場

天候

晴れのち小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

せせらぎ公園駐車場利用\1000(夕方17:00過ぎに全ての車は出るようですが、入車は夜中でもできるようです。
トイレが夜間〜朝は使えないので道の駅白川郷で車中泊し、早朝に移動しました。)

コース状況／危険箇所等

硬く締まった雪のおかげで歩行に問題なく、行きはアイゼン、帰りはワカン使用。
行きは尾根通しのコース、帰りは大シラビソノ平から積雪期限定ルートです。特に猿ヶ馬場山下部の鞍部から沢までの区間は急坂ノートレースです。雪の状態を考慮した道具の選択が必要です。

その他周辺情報

せっかく駐車場代1000円払っているので、インバウンド効果絶大な白川郷観光を場違いな登山姿でどうぞ^_^

写真

3/11 5:36

朝5:15駐車場出発、夜明け前の空に浮かぶ神々しい白山

3/11 7:00

序盤の林道沿いに高度を上げて行くとブナ林が広がる尾根歩きへ

3/11 7:42

前日のスキーとスノーシューの登山者のトレースが残っています。昨日3/10は今日3/11よりもはるかに美しい世界だったことでしょう、羨ましい〜

3/11 7:53

帰雲山手前のピークは気持ちのいい広場です。

3/11 8:04

電波塔通過

3/11 8:13

高度を上げると白く輝く白山北縦走路の山並みが見えてきます。

3/11 8:23

帰雲山最後の登り、東側に目的地の猿ヶ馬場山の姿も見えてきました。

3/11 8:35

帰雲山山頂着。山頂はブナ林越しの展望になります。

3/11 8:34

帰雲山山頂少し下って望む白山。少し霞んできました。今日は昼から弱い低気圧が通過するとの天気予報でしたので、先を急ぎます。

3/11 8:40

広々した鞍部を通過

3/11 8:40

白川郷を眼下に白山北部、北陸の山並み

3/11 8:47

最後の登り、トレースを無視して最短ルートを歩きます。

3/11 9:32

いよいよ猿の遊び場と言われた山頂台地へ

3/11 9:34

山頂への最後の登り、ずっと背中を押してくれる白山

3/11 9:41

2日前(3/9)に降った雪が春の山頂を白い世界にしてくれていました。

3/11 9:43

山頂台地西端到着、白山に薄っすらと雲が出てきました。

3/11 9:58

猿ヶ馬場山山頂着。山頂からの白山、白山ばっかりです。というのも…

3/11 10:01

残念なことに北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、みんな山頂部分が霞に覆われてはっきりと見えません(-｡-; でも、籾糠山天生湿原がすぐそこに^ ^

3/11 10:01

遠望イマイチ残念な東側の眺め

3/11 10:28

猿ヶ馬場山山頂を下り、大シラビソ平。この写真の1684m地点からワカンをつけてノートレースの積雪期限定急坂ショートカットルートを歩きます。

3/11 10:44

尾根伝いにこの沢の西側を下ります。

3/11 10:48

壮年期のブナ林をワカンを滑らせて快適に下っていきます。白山は雲で覆われています。後2時間もすればこの辺り迄低気圧の雲が来ることでしょう。先を急ぎます。

3/11 10:55

写真では全く斜度がわかりませんが、地形図の等高線を見ていただければ急坂であることがわかっていただけるかと思います。

3/11 11:03

沢出合まで下りてきました。ここからは林道伝いのんびりコースのはずでしたが…

3/11 11:06

デブリがいっぱい^_^;

3/11 11:08

渡渉地点にもデブリ、ブリッジに穴が開いていました。この分では、今週の陽気次第ではこのルート厄介さが増すかも知れません。

3/11 11:13

林道上もご覧の通り、デブリだらけです。ポカポカ陽気の日にはくれぐれもご注意ください。雪崩が起きる部分はまだ残っています。

3/11 12:14

消化試合のような林道沿いルート最後までショートカットしまくって八幡神社裏手に出て、安全登山のお礼を。

3/11 12:18

そのまま、ザックを背負って白川郷観光。観光客の半数以上は外国人ではないでしょうか。凄いですね、世界遺産効果は。

3/11 12:24

今回は、萩町の中でまだ見学したことのない合掌造りの見学可能な住宅へ。まずは長瀬家住宅、平成の大屋根葺き替えの様子がNHKの番組になった住宅です。

3/11 12:47

続いて、神田家住宅へ。ワカン(かんじき)も展示されていました。

3/11 12:54

黒光りした大黒柱の下で囲炉裏に暖まりながら、ほのかに甘いお茶をいただきました。

3/11 13:02

神田家住宅は、ゆったり休憩もさせていたけるので歩き疲れた時にはありがたい施設です。

3/11 13:15

駐車場着。雲が広がって小雪〜小雨が降ってきましたが、青空も見え、天候が大きく崩れることはありませんでした。

3/11 13:51

帰雲山の大崩壊地は、山頂からは確認できなかったので帰り道に崩壊地が見える場所まで移動。帰雲城は天正13年の大地震で帰雲山が大崩壊によって埋もれてしまった幻の城、城主の内ヶ島氏も城と共に滅亡してしまいました。

3/11 14:11

汗を流すのは道の駅飛騨白山に隣接する源泉掛け流しの温泉「しらみずの湯」。湯量不足で露天風呂が使えず600円→500円でした。

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

感想

クワッチ

復路に使った積雪期限定ルートは2日前に降った数cmの積雪と硬く安定した雪のおかげで適度にブレーキもかかり快適でした。でも、急坂はバーンになると滑落の危険が、沈む雪になるとえらく疲れますし、沢と林道は雪崩の跡がいっぱいです。雪の状態を良く見定めて選択することをお勧めします。この日は猿ヶ馬場山山頂から萩町の八幡神社まで休憩込みでも2時間かかリませんでした。ショートカット効果は絶大なルートです。

ヤマレコに前日に登られた方のレコがありました。1日違いで大違いの世界^_^;
でも、まあ午後からの弱い低気圧通過がわかっていたので夜明け前出発し、青空の下で快適な登山ができたのですからこれはこれで良しとしましょう。

コメント

okinawa123

おはよう
冬季バリルートが有るとは知りませんでした。
今後の参考になります、ありがとう。
確かに景色の違いを感じますな、狙った訳でなく偶然の出会いでした。
山は低気圧の通過後に空気が澄んで眺望良が多いかな。

クワッチ

Re: おはよう
普段の山行はあまりアップしませんが、1日でガラリと変わる景色の違いを覚えておくためにレコ書きました(笑)