裏銀座縦走(鷲羽岳、双六岳)

2017年08月24日(木) ~ 2017年08月27日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 33.3km
• 登り: 2,873m
• 下り: 3,063m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:15

15:23 高瀬ダム濁沢登山口
15:38 高瀬ダム 天場

2日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:21

6:54 高瀬ダム 天場
7:06 ブナ立尾根取付
12:15 烏帽子小屋

3日目

• 山行: 9:43
• 休憩: 3:17
• 合計: 13:00

3:03 烏帽子小屋
5:52 8:20 低体温症の救護
9:11 野口五郎小屋
9:14 9:30 野口五郎岳
10:13 真砂岳
12:41 12:51 水晶小屋
14:38 15:01 鷲羽岳
16:03 三俣山荘

4日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 2:31
• 合計: 10:30

4:12 三俣山荘
5:14 5:24 三俣蓮華岳
6:46 7:03 双六岳
7:49 8:09 双六小屋
9:14 弓折乗越
10:01 11:15 鏡平山荘
12:40 秩父沢出合
13:26 13:56 わさび平小屋
14:42 新穂高登山指導センター
14:42 ゴール地点

計画では、二日目烏帽子小屋到着後、アタック装備で烏帽子岳にアタックの予定だったが、悪天候とエスケープルート消滅のため断念。
三日目水晶小屋から水晶岳を往復する予定だったが、時間の都合上断念。

天候

初日：曇り時々雨　2日目：豪雨
3日目：雨後晴　最終日：晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR大糸線信濃大町駅からチャーターしたマイクロバスとタクシーで高瀬ダム。
帰り：新穂高温泉からJR松本駅まで大型バス。

コース状況／危険箇所等

高瀬ダム登山道入口付近の木造の橋が豪雨による増水で壊れてしまったようです。そうなると「引き返す」という選択肢がなくなってしまうので気を付けてください。

その他周辺情報

新穂高温泉に日帰り温泉があります。しかし、登山客で混むと思われます。

写真

高瀬ダム。晴れてます。

ここからスタートです！

歩き始めてすぐにトンネルがあるのは珍しいかもです。

テント場の濁沢キャンプ場。無人のキャンプ場です。増水時は使えません

明日晴れてくれよ

なんでこの時は晴れているのでしょうか

この橋は翌日無くなりましたー
大変でしたよ、本当に

雨天ですが出発です！

この橋を渡った時に運命は決定した。

三大急登の一つ、ブナ立尾根に入ります。

最初からこれかよ。(絶望)

にしても雨強い。メンタルがやられてしまいそうになります。

だいぶえぐって烏帽子小屋に到着！ここで入口の橋が壊れたことを知り、退路が断たれたことを悟る…

暴風雨が止むことはなく、3日目の朝を迎える。ここからは稜線歩きなので、より風が厳しくなるでしょう…
寒いよ〜

明るくなってきた。はやく暖かくなってくれ

ん、なにかあったのか？

アクシデント発生！

ツェルトで体をあたためているので少々待機。遠くに青空が見えてきた？

紅茶とツェルトで乗り切れ！

晴れてきた〜

笑えてくるレベルの青空。さっきまでの暴風雨がウソのよう。

皆にも元気が戻ってきました。

さあ、進むよ〜

登り始めた後でまともに景色見たのは初めてな気がする。

野口五郎小屋に到着！テント場はありません

野口五郎小屋通過！

山頂はもうすぐだ！

雨具、ザックカバー乾燥中

野口五郎山頂。三年生組。

全体。

この光景も残り数えられるほどになりました。

すげえ

鷲羽岳に向かいます。

鷲羽はもうすぐだ。

あっちの方から来ました。

鷲羽池

ここを下れば三俣山荘。長かった〜

いろいろありましたが、幕営地三俣山荘に到着。長い一日でした。みんなテントなど濡れたものを乾かしております。

夕日に映える鷲羽岳。

最終日！新穂高温泉を目指します。

三股蓮華岳。

山頂で日の出を迎える。

双六山頂。三年生組。

全体

双六小屋。

裏銀座の本線から外れ、下山地、新穂高温泉を目指します！

槍ヶ岳。
実は一週間後ここに登頂しますが、それは別の話。

槍はいつも見守っていてくれた。

鏡平。終わりが少しずつ近づいている。

わさび平。ほんとにほんとに最後の一時間。

夏の終わり

安全に下山させてくださってありがとうございました。
本当に「おしまい」です。

下山地新穂高温泉につきました。

感想

718_D_april

悪天候、エスケープルート消滅などいろいろありましたが、結果的に晴れてくれて、低体温症になった部員含め全員で歩ききることができました。
三年生はこの山行で終わりです。最後に山のやさしさ、厳しさを教えてくれました。限られた時間で山未経験者から成長し、最後に裏銀座(と言っていいのか)に行けたのは山岳部のおかげです。ありがとうございました。