檜洞丸 (小笄大笄間南西尾根↑ 白ザレノ頭北西尾根↓)

2018年03月14日(水) [日帰り]

• GPS: 09:58
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,368m
• 下り: 1,350m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:58
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:57

6:23 西丹沢ビジターセンター
10:30 10:30 大笄
10:50 10:51 熊笹ノ峰
11:32 12:25 檜洞丸
12:37 12:38 ツツジ新道・石棚山稜分岐
12:50 12:51 石棚・同角分岐点
12:59 13:02 テシロノ頭(手白頭)
13:17 13:17 白ザレノ頭(白崩レノ頭)
16:19 16:19 西丹沢ビジターセンター
16:20 ゴール地点

GPSログはスマートフォンアプリ（ジオグラフィカ）で取っていますので、精度はそれなりです。
写真を撮りながらで、更に生来の鈍足な為に歩くペースはかなり遅めです

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢ビジターセンター前の駐車場に車を停めました。
朝6時前着で4台目でした。

コース状況／危険箇所等

○ウエルキャンプ場入口先の尾根取付き〜小笄大笄間稜線ピーク（便宜的名称：小笄大笄間南西尾根）
丹沢詳細図にも載っていないバリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で（事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと）。地図・コンパス、GPS必須。
ウエルキャンプ場の入口から左手奥に入っていく砂利道先に尾根取付きのハシゴがあります。
前半部は比較的に歩きやすく、またP1125周辺は雰囲気の良い尾根が続きますが、そこを過ぎ稜線が近づくと急傾斜の岩稜帯が続き、四つん這いで歩きましたが浮石が多く神経を使います。
この尾根は山慣れた方以外は難しいと思いました。

○小笄大笄間稜線ピーク〜檜洞丸〜白ザレノ頭
一般登山道です。階段が多くて意外に足に負担がきます。

○白ザレノ頭〜東沢石棚沢出合（便宜的名称：白ザレノ頭北西尾根）
丹沢詳細図にも載っていないバリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で（事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと）。地図・コンパス、GPS必須。
最初は鹿柵沿いに左にトラバース気味に歩き尾根を下降します。前半は崩壊地の際を歩いたりする場所もありますが、比較的に歩きやすかったです。
しかし後半は急傾斜の岩ゴロ道が出てきて歩きづらくなります。
また間違えやすい支尾根が多いので下山で使う場合は注意が必要です。

○東沢石棚沢出合〜ウエルキャンプ場入口
東沢左岸から右岸への渡渉に手間取りました。

写真

3/14 6:22

西丹沢ビジターセンターより出発。

3/14 6:24

ウエルキャンプ場。

3/14 6:25

砂利道先に尾根取付きがあります。

3/14 6:27

なんとハシゴが掛けてありました。

3/14 6:29

尾根に突入。

3/14 6:50

この辺がP700かな？

3/14 6:51

綺麗なコケ尾根。

3/14 6:54

ザレの下りは気を使う。

3/14 6:57

ツツジ新道に交差。

3/14 6:57

前方の尾根に直進。

3/14 7:06

ツツジ新道を右下に見ながら黙々と登る。

3/14 7:13

まだ蕾のミツマタの群生地。

3/14 7:44

いい感じの尾根道。

3/14 7:45

東沢林道が見えた。

3/14 7:46

東沢林道に降り立つ。

3/14 7:47

前方の崖をよじ登る。

3/14 7:51

尾根に復帰。

3/14 7:54

鹿柵沿いに登る。

3/14 7:57

趣のある鹿柵？

3/14 8:11

樹間富士。

3/14 8:18

美尾根地帯に突入。

3/14 8:26

3/14 8:28

紅葉の頃ならもっと綺麗でしょうね。

3/14 8:39

この辺がP1125かな。

3/14 8:52

尾根を少し登り返せば・・

3/14 8:56

また美尾根地帯に。

3/14 8:56

美尾根を振り返る。

3/14 8:58

小笄大笄間の稜線。

3/14 9:01

少し下る。

3/14 9:06

下りきった鞍部から登り返す。

3/14 9:17

尾根核心部の岩稜帯に突入。

3/14 9:25

3/14 9:29

写真では分かりづらいですが、かなりの急傾斜です。

3/14 9:30

左に巻く踏み跡があるな。

3/14 9:34

だめですね。獣道のようでした。

3/14 9:36

元に戻って四つん這いになりながら直登しました。

3/14 9:45

登ってきた尾根と富士山。
手前のピークはP1125。

3/14 9:46

岩稜帯はまだ続く。

3/14 9:47

3/14 9:49

ついつい振り返ってしまう。

3/14 9:58

核心部は過ぎた模様。

3/14 10:04

大笄方面。

3/14 10:04

稜線間近。

3/14 10:07

小笄大笄間の無名ピーク上の一般登山道に合流。

3/14 10:08

出てきた方をパチリ。
小笄大笄間南西尾根を踏破しました。

3/14 10:09

大笄方面へ。

3/14 10:12

富士山。

3/14 10:25

大笄直下。

3/14 10:26

檜洞丸。

3/14 10:28

振り返ってパチリ。

3/14 10:30

大笄に到着。

3/14 10:34

矢駄尾根分岐前のベンチで小休止。

3/14 10:51

熊笹ノ峰。（振り返って撮影）

3/14 11:00

鎖場も少々。

3/14 11:06

蛭ヶ岳。

3/14 11:12

この階段を登っていたら右足太ももが痙攣してしまい、暫し休む。

3/14 11:23

水分補給とストレッチでなんとか復活。
もうひと踏ん張りだ。

3/14 11:28

檜洞丸直下の絶景ポイント。

3/14 11:32

檜洞丸に登頂！

3/14 11:47

松茸味のカップラーメンとコンビニおにぎりでお昼休憩。

3/14 12:05

食後のカフェオレ。

3/14 12:24

今日は暖かくて天気も良いせいか、山頂には平日の割りには登山者が多かったです。

3/14 12:24

無事の山行を祈念。

3/14 12:26

下山します。

3/14 12:27

好きな撮影ポイント。（振り返って撮影）

3/14 12:30

富士山を望みながら歩く。

3/14 12:33

木道。

3/14 12:37

左の石棚山方面へ。

3/14 12:41

崩れている所もあるので慎重に。

3/14 12:45

恐らく、さっき登ってきた尾根。

3/14 12:49

石棚分岐前のベンチ。

3/14 13:04

なぜかテシロノ頭のピークを過ぎた所にある道標。

3/14 13:19

白ザレノ頭に到着。
念のためにチェーンスパイクを装着。

3/14 13:25

ここが入口かな。

3/14 13:26

鹿柵沿いの踏み跡を辿る。

3/14 13:29

左に巻く。

3/14 13:32

白ザレノ頭北西尾根に乗りました。

3/14 13:37

尾根を振り返る。

3/14 13:42

崩壊地の際を辿る。
崩壊地の反対側はなだらかなので危険な感じはしませんでした。

3/14 13:43

辿った道を振り返る。

3/14 13:43

崩壊地。

3/14 13:57

比較的に歩きやすい道が続く。

3/14 14:23

P1065辺り。
左方へ。

3/14 14:34

この辺りから岩ゴロの歩きにくい道になってきます。

3/14 14:48

3/14 14:53

岩ゴロ道を振り返る。

3/14 15:02

新芽。

3/14 15:07

P784辺り。

3/14 15:19

ようやく歩きやすい道に。

3/14 15:21

振り返ってパチリ。

3/14 15:25

河原が見えてきた。

3/14 15:27

3/14 15:30

石棚沢出合に到着。

3/14 15:31

花崗岩。

3/14 15:31

尾根末端を振り返る。

3/14 15:47

ミツマタ。

3/14 15:49

陽気のせいか咲き出してるミツマタも。

3/14 15:49

3/14 15:51

東沢の左岸沿いを歩く。

3/14 15:53

ここで右岸方面へ。

3/14 15:55

水量が多くて渡渉箇所を探し中。

3/14 16:02

流木を投げ入れ、飛び石でなんとか渡渉。（振り返って撮影）

3/14 16:02

右岸沿いを歩く。

3/14 16:11

3/14 16:12

箒沢権現山。

3/14 16:15

ウエルキャンプ場。

3/14 16:18

ビジターセンター前の自販機で炭酸補給。

3/14 16:19

てな訳で、無事帰還。

3/14 17:58

山北のさくらの湯で汗を流す。

撮影機器：

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

装備

MYアイテム

まーとぴ(MartP)🌋

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ガスストーブ ポット コッヘル ライター 熊鈴 ラジオ ツールナイフ チェーンスパイク スパッツ ヘルメット

感想

まーとぴ(MartP)🌋

季節外れの暖かい陽気が続いて雪も溶けたようなので、そろそろ西丹沢方面のバリルートを歩こうと思い、以前からヤマレコやブログ等で目にして気になっていた小笄大笄間南西尾根（勝手に命名）を歩いてみました。

ところでこの尾根の名称ですが、「小笄南西尾根」と「大笄南西尾根」と大きく分けて二つの名称が使われていますが、この尾根が実際突き上げているピークは小笄と大笄間の無名ピーク（ここが小笄と表記されていた古い地図もあるとの事）という事もあり、ある丹沢バリ関連のブログの方が使っている「小笄・大笄間小笄寄り南西尾根」の名称が尤もだと思い、それを少し短めにして命名しました。
そして下山路としては、これも気になっていた白ザレノ頭北西尾根を歩いて檜洞丸を周回するコースに決めた次第です。

尚、今回の山行は下記のレコを参考にさせて頂きました。
どうもありがとうございました。

boroPさん、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1330153.html

kaz01さん、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1318180.html

is_pinarelloさん、goechanさん、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1185968.html


小笄大笄間南西尾根はP1125とその先の無名ピーク辺りまでは雰囲気の良い美尾根が続きますが、稜線近くの岩稜帯は急傾斜地で浮石も多くて蛭ヶ岳南陵を思い出しました。
前半部も東沢林道に下りる所と、その林道で分断されている尾根に登る所辺りは急傾斜で滑りやすいので、チェーンスパイクを装着してなんとか歩きました。

白ザレノ頭北西尾根（石棚山北西尾根）は前半は歩きやすくて植林も出てきたので、なんだ大した事ないなと思っていた矢先、後半部は急傾斜の岩ゴロ地帯が出現して結構ハードな道になり、慎重に下りました。

尾根を下れば、東沢沿いに歩くだけですが、詳細図に記載がある左岸から右岸に渡る木橋が無くて、渡渉に少し苦労しました。

この日は季節外れの陽気で水分補給が追いつかなかったせいか、檜洞丸直下で右足が痙攣してしまい焦りましたが、水分補給とストレッチでなんとか回復しました。
次回はクエン酸入りのスポーツドリンクを用意しよっと。