ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 140741
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

キツキツ、でも爽やか 吾妻連峰縦走//一切経山・家形山・烏帽子山・東大巓〜西吾妻山

2011年10月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:41
距離
32.8km
登り
1,783m
下り
1,773m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

浄土平登山口5:32→一切経山6:25→家形山7:09→ニセ烏帽子山7:37
→7:59烏帽子山8:07→8:35昭元山8:38→東大巓分岐9:04→東大巓(ひがしだいてん)9:15
→10:20人形石10:26→梵天岩10:56→11:17西吾妻山11:20
→11:44梵天岩11:52→人形石12:22→13:35東大巓13:45→東大巓分岐13:52→15:11谷地平15:19
→谷地平避難小屋15:31→分岐16:31→姥ヶ原16:44→17:13浄土平登山口
【所要時間】 11時間41分(内、山頂休憩3分)
       (行き:5時間32分、帰り:5時間53分)
【 歩 数 】 64,293歩

 ※標準コースタイムは、行き8時間10分+帰り7時間20分=計15時間30分
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・浄土平駐車場利用 無料(大きすぎて何百台駐車可能か不明)
  でも、紅葉シーズンの日中は満車?
・吾妻スカイラインは、現在、無料です。
 また、路駐しないように、パトカーが暗い早朝からパトロールしていました。
コース状況/
危険箇所等
<道の状況>
 ○一切経山〜東大巓分岐
  ・家形山手前から登山道はぬかるみでドロドロ部が多数箇所、また道の両側
   から笹が覆いかぶさり、横から見ただけではどこが道か分からない所もあ
   ります。こんな藪漕ぎ状態の所が、3、4割位ありますので、足元注意です。
   酷いところは、笹をかき分け、頭を下げて道を見つけながら進む所もあり
   ます。
  ・烏帽子から下りは、大石の道で、足の置き場が無いため、滑ると怪我の可
   能性が高いですので、慎重に下る必要はあります。
   とにかく、この区間は、私にとって今までで最悪の登山道でした。

 ○東大巓〜西吾妻山
  ・7、8割が木道で、勾配も緩やかで、眺めもよく、気持よく歩けます。
   但し、梵天岩への登りが大石の道ですので、特に下りは細心の注意が必要
   です。

 ○東大巓分岐〜浄土平
  ・分岐から1km位は、笹が覆いかぶさり道が見えず藪漕ぎ状態で、道も道
   なのか、沢なのか分からない位に酷いです。
   それより下は、一部沢を行き来しますが、上部に比べれば、マシです。
  ・谷地平は木道です。気持よく歩けます。
  ・谷地平〜姥ヶ原手前までは、木の根が張り出た道で、歩きにくく、スリップ
   にも注意です。
   登っても登っても先が見えず、もう嫌になるくらい長く感じます。
  ・後は、姥ヶ原周辺は木道で、浄土平までの下りも木の階段で気持ちよく歩け
   ますが、疲れていたので、道なんかどうでもいい状態でした。
   浄土平の駐車場が見えた時には、安心しました。

<水場>
  ・梵天岩への登り途中に水場がありますが、水量はちょろちょろ状態です。

<紅葉>
  ・浄土平付近の紅葉は、ちょうど見ごろでした。
  ・山の上部は、急に寒くなったことで葉が枯れていたり、針葉樹が多いせい
   か、紅葉は部分的です。


5:32
出発
浄土平駐車場奥にあるポストで登山届提出
2011年10月10日 05:32撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 5:32
5:32
出発
浄土平駐車場奥にあるポストで登山届提出
高山の向こうで一寸の間だけ朝焼け
2011年10月10日 05:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5
10/10 5:33
高山の向こうで一寸の間だけ朝焼け
先ずは中腹で噴煙が出ている一切経山へ向かいます
2011年10月10日 05:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 5:45
先ずは中腹で噴煙が出ている一切経山へ向かいます
木道を通って避難小屋へ
2011年10月10日 05:59撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 5:59
木道を通って避難小屋へ
酸ヶ平避難小屋
きれいなトイレがあります
2011年10月10日 06:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 6:01
酸ヶ平避難小屋
きれいなトイレがあります
中腹の噴煙が出ている火口付近は立入禁止
2011年10月10日 06:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 6:10
中腹の噴煙が出ている火口付近は立入禁止
やっと陽の光が!
曇りです
2011年10月10日 06:15撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 6:15
やっと陽の光が!
曇りです
一切経山の頂上はもうすぐ
2011年10月10日 06:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 6:17
一切経山の頂上はもうすぐ
6:25
一切経山1948.8m 到着
火山礫の荒涼とした頂上です
木も草も生えていません
2011年10月10日 06:25撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 6:25
6:25
一切経山1948.8m 到着
火山礫の荒涼とした頂上です
木も草も生えていません
その向こうには五色沼
陽の光があるとエメラルドブルーに見えるのに・・
2011年10月10日 06:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/10 6:26
その向こうには五色沼
陽の光があるとエメラルドブルーに見えるのに・・
沼の周囲は紅葉真っ盛り
2011年10月10日 06:49撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6
10/10 6:49
沼の周囲は紅葉真っ盛り
ここから家形山への登りです
笹の道でこの辺りは、笹も刈られ、道も鮮明ですが、暫く行くと、ドロドロの泥濘、笹で隠れて道は見えにくくなります
2011年10月10日 07:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 7:01
ここから家形山への登りです
笹の道でこの辺りは、笹も刈られ、道も鮮明ですが、暫く行くと、ドロドロの泥濘、笹で隠れて道は見えにくくなります
7:09
家形山1877m 到着
2011年10月10日 07:09撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 7:09
7:09
家形山1877m 到着
7:25
兵子分岐 到着
笹が無いのはここだけ
前後は笹で覆われ道は見えない
夜中の雨で露の付いた笹で、全身ずぶぬれ状態です
今更、雨具を着ても意味なしです
2011年10月10日 07:25撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 7:25
7:25
兵子分岐 到着
笹が無いのはここだけ
前後は笹で覆われ道は見えない
夜中の雨で露の付いた笹で、全身ずぶぬれ状態です
今更、雨具を着ても意味なしです
笹を払いのけ、道を探りながら進んで、
7:37
ニセ烏帽子山1836m 到着
まだ誰にも会っていません
この先でやっと3名のグループに会いました
2011年10月10日 07:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 7:37
笹を払いのけ、道を探りながら進んで、
7:37
ニセ烏帽子山1836m 到着
まだ誰にも会っていません
この先でやっと3名のグループに会いました
7:59
烏帽子山1879m 到着
やっと展望がきく所に出ました
2011年10月10日 07:59撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 7:59
7:59
烏帽子山1879m 到着
やっと展望がきく所に出ました
手前がこれから向かう昭元山
その右が東大巓、左奥が今日の目的地の西吾妻山
それにしても遠い!!
この下りの大石の道、疲れました
2011年10月10日 08:06撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 8:06
手前がこれから向かう昭元山
その右が東大巓、左奥が今日の目的地の西吾妻山
それにしても遠い!!
この下りの大石の道、疲れました
8:35
昭元山1892.6m 到着
2011年10月10日 08:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 8:35
8:35
昭元山1892.6m 到着
昭元山を下って、やっと笹と泥沼地獄から脱出
スパッツを付けても、股下までズボンは泥だらけ
2011年10月10日 09:02撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 9:02
昭元山を下って、やっと笹と泥沼地獄から脱出
スパッツを付けても、股下までズボンは泥だらけ
9:04
東大巓分岐 到着
帰りはここから大倉新道を通り下山します
2011年10月10日 09:04撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 9:04
9:04
東大巓分岐 到着
帰りはここから大倉新道を通り下山します
ここからは木道
ここからは、眺めもいいし、快適な木道歩き
ペースもテンションも上がります
2011年10月11日 20:28撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/11 20:28
ここからは木道
ここからは、眺めもいいし、快適な木道歩き
ペースもテンションも上がります
9:15
東大巓1927.9m 到着
頂上は木道を10m位入った所にあり、ひっそりとしています
2011年10月11日 20:28撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/11 20:28
9:15
東大巓1927.9m 到着
頂上は木道を10m位入った所にあり、ひっそりとしています
少し下ると、平原を真っすぐ行く木道
あの笹と泥道に比べたら、高速道路みたいですネ
2011年10月10日 09:27撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/10 9:27
少し下ると、平原を真っすぐ行く木道
あの笹と泥道に比べたら、高速道路みたいですネ
あちこちに池塘
2011年10月10日 09:32撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
3
10/10 9:32
あちこちに池塘
葉は見事な色づき
2011年10月10日 09:45撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 9:45
葉は見事な色づき
木道は延々と続き
2011年10月10日 09:51撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 9:51
木道は延々と続き
池塘もいたるところにあり
2011年10月10日 09:53撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 9:53
池塘もいたるところにあり
木道の先には、なだらかな西吾妻山
2011年10月10日 09:53撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 9:53
木道の先には、なだらかな西吾妻山
さらに木道は続きます
青空、そよ風、雲・・・
気持ちのよい山歩きが続きます
本当に来て良かったと思います
2011年10月10日 09:58撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/10 9:58
さらに木道は続きます
青空、そよ風、雲・・・
気持ちのよい山歩きが続きます
本当に来て良かったと思います
人形石手前まで登って、通って来た道を振り返ると、右奥の東大巓から続くなだらかな稜線の木道を歩いてきました
今回の一番のお気に入りの眺めです
2011年10月10日 10:06撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 10:06
人形石手前まで登って、通って来た道を振り返ると、右奥の東大巓から続くなだらかな稜線の木道を歩いてきました
今回の一番のお気に入りの眺めです
もうすぐ人形石
2011年10月10日 10:19撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 10:19
もうすぐ人形石
10:20
人形石 到着
人は高いものがあると、大人でも子供でも必ず登ります!!
2011年10月10日 10:20撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/10 10:20
10:20
人形石 到着
人は高いものがあると、大人でも子供でも必ず登ります!!
西吾妻山がだいぶ近づきました
2011年10月10日 10:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 10:26
西吾妻山がだいぶ近づきました
10:56
大石の歩きづらい道を通り、梵天岩到着
2011年10月10日 10:56撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 10:56
10:56
大石の歩きづらい道を通り、梵天岩到着
その向こうは西吾妻山
もうすぐです
2011年10月10日 10:57撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 10:57
その向こうは西吾妻山
もうすぐです
吾妻神社
皆さん拝んでいます
混んでいるので私は後にします
2011年10月10日 11:02撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 11:02
吾妻神社
皆さん拝んでいます
混んでいるので私は後にします
また木道を通り、少し登ると
2011年10月10日 11:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 11:10
また木道を通り、少し登ると
11:17
西吾妻山2035m 到着
吾妻連峰最高峰ですが、頂上は樹木の中の一寸の空地
2名の方がいなければ、危うく通り過ぎていたかも知れません
居た方に頼んで記念撮影
2011年10月11日 20:32撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/11 20:32
11:17
西吾妻山2035m 到着
吾妻連峰最高峰ですが、頂上は樹木の中の一寸の空地
2名の方がいなければ、危うく通り過ぎていたかも知れません
居た方に頼んで記念撮影
何も見えないし、滞在時間3分で下ります
少し下って、頂上で写真を撮ってもらった方が、
「西吾妻山は、あれですか?」と向かいの全然違う山を指差し、私の答えは「初めてなので、分かりません」
二人とも何を言っているんでしょう!?
西吾妻山は、今、登って来たばかりでしょう!
その方は、慌ててもう一度頂上へ!
私は、“東”吾妻山と勘違いして答えてしまいました
2011年10月10日 11:19撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 11:19
何も見えないし、滞在時間3分で下ります
少し下って、頂上で写真を撮ってもらった方が、
「西吾妻山は、あれですか?」と向かいの全然違う山を指差し、私の答えは「初めてなので、分かりません」
二人とも何を言っているんでしょう!?
西吾妻山は、今、登って来たばかりでしょう!
その方は、慌ててもう一度頂上へ!
私は、“東”吾妻山と勘違いして答えてしまいました
頂上の少し手前にある西吾妻小屋
たくさんの登山者が休んでいるのか、賑やかですので、私はスルーです
2011年10月10日 11:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 11:26
頂上の少し手前にある西吾妻小屋
たくさんの登山者が休んでいるのか、賑やかですので、私はスルーです
吾妻神社
今度はお賽銭を入れ、拝んでいきます
お賽銭を盗んだ不届者がいたようです
貼り紙がありました
2011年10月10日 11:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 11:35
吾妻神社
今度はお賽銭を入れ、拝んでいきます
お賽銭を盗んだ不届者がいたようです
貼り紙がありました
天狗岩
岩の上の道を歩いて
2011年10月10日 11:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 11:38
天狗岩
岩の上の道を歩いて
梵天岩で一休み
2011年10月10日 11:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 11:44
梵天岩で一休み
手前の中大巓から向こうの東大巓
いい眺めです
ここを歩いて帰ります
先は長い・・・
手前の中大巓から向こうの東大巓
いい眺めです
ここを歩いて帰ります
先は長い・・・
大石の下り道
歩きにくい
2011年10月10日 12:03撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 12:03
大石の下り道
歩きにくい
大凹の水場
水量は少ないです
2011年10月10日 12:07撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 12:07
大凹の水場
水量は少ないです
東大巓
2011年10月10日 12:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 12:38
東大巓
ナナカマドの赤い実
2011年10月10日 12:47撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 12:47
ナナカマドの赤い実
咲かずに枯れてしまった蕾とまだ枯れて無い蕾の共存したオヤマリンドウ
2011年10月10日 13:00撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 13:00
咲かずに枯れてしまった蕾とまだ枯れて無い蕾の共存したオヤマリンドウ
ゴゼンタチバナの赤い実
2011年10月10日 13:02撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 13:02
ゴゼンタチバナの赤い実
そのまま枯れているチングルマ
2011年10月10日 13:07撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 13:07
そのまま枯れているチングルマ
木道は真っすぐどこまでも続く
2011年10月10日 23:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 23:10
木道は真っすぐどこまでも続く
朝通って来た、烏帽子山、一切経山方面
2011年10月10日 13:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 13:37
朝通って来た、烏帽子山、一切経山方面
東大巓分岐手前で休憩
木道に仰向けに寝て空を見ると、まぶしい
今日はいい天気
2011年10月10日 13:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 13:44
東大巓分岐手前で休憩
木道に仰向けに寝て空を見ると、まぶしい
今日はいい天気
13:52
東大巓分岐
下りは大倉新道を通り谷地平経由で戻ります
コースタイムは後4時間
順調に行って16:30到着予定ですが・・・
2011年10月10日 13:52撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 13:52
13:52
東大巓分岐
下りは大倉新道を通り谷地平経由で戻ります
コースタイムは後4時間
順調に行って16:30到着予定ですが・・・
分岐からの道が木道で、いかにも大倉新道がいい道のように騙されました
このすぐ下は、笹で覆われ沢だか道だか分からない道で、それはそれはひどい藪漕ぎです
2011年10月10日 13:52撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 13:52
分岐からの道が木道で、いかにも大倉新道がいい道のように騙されました
このすぐ下は、笹で覆われ沢だか道だか分からない道で、それはそれはひどい藪漕ぎです
延々と下り、やっと平らになってきました
木々の葉はきれいな黄色に色づいています
2011年10月10日 14:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 14:37
延々と下り、やっと平らになってきました
木々の葉はきれいな黄色に色づいています
平原に出ました
もうすぐ谷地平
2011年10月10日 15:05撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 15:05
平原に出ました
もうすぐ谷地平
黄色に色づいた中を流れる沢を渡り、
2011年10月10日 15:06撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 15:06
黄色に色づいた中を流れる沢を渡り、
15:11
谷地平に到着
2011年10月10日 15:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
6
10/10 15:10
15:11
谷地平に到着
案内板
2011年10月10日 15:11撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 15:11
案内板
谷地平パノラマ
今日登った山が一望できます
疲れてしまい、ここでも暫し木道に仰向けに寝て、気持ち良かった!
3
谷地平パノラマ
今日登った山が一望できます
疲れてしまい、ここでも暫し木道に仰向けに寝て、気持ち良かった!
また、笹の道を通り
2011年10月10日 15:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 15:26
また、笹の道を通り
15:31
谷地平避難小屋
ここからの登りが、木の根が出た滑りやすい道
いくら登っても延々と続く、一瞬人が立っている幻覚まで見てしまい、あせる・・
もちろん、気のせいでしょうが・・
我武者羅に登るが着かない!?
ペースは落ちていないはずなのに・・
2011年10月10日 15:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 15:31
15:31
谷地平避難小屋
ここからの登りが、木の根が出た滑りやすい道
いくら登っても延々と続く、一瞬人が立っている幻覚まで見てしまい、あせる・・
もちろん、気のせいでしょうが・・
我武者羅に登るが着かない!?
ペースは落ちていないはずなのに・・
16:31
やっと、やっと・・分岐到着
2011年10月10日 16:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 16:31
16:31
やっと、やっと・・分岐到着
あとは木道の道
もう力が抜け、テレテレ進む
2011年10月10日 16:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/10 16:38
あとは木道の道
もう力が抜け、テレテレ進む
16:44
姥ヶ原到着
2011年10月10日 16:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 16:44
16:44
姥ヶ原到着
この辺りはこんなに紅葉真っ盛り
2011年10月10日 17:00撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
1
10/10 17:00
この辺りはこんなに紅葉真っ盛り
こんなにも・・・
陽の光が当っていれば映えるだろうな〜
眼下に駐車場が見えて、ホッと安堵
2011年10月10日 17:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 17:01
こんなにも・・・
陽の光が当っていれば映えるだろうな〜
眼下に駐車場が見えて、ホッと安堵
17:13
浄土平登山口 到着
下山届を提出
2011年10月10日 17:13撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
10/10 17:13
17:13
浄土平登山口 到着
下山届を提出
広ーい浄土平駐車場には、車は3台のみ
やっと着きました
記憶に残る程に精神的にも、肉体的にも苦しい山行になりましが、気持は爽快です :-D
何とか、無事に到着です!!
もう陽も沈み、夕暮れです
2011年10月10日 17:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
2
10/10 17:16
広ーい浄土平駐車場には、車は3台のみ
やっと着きました
記憶に残る程に精神的にも、肉体的にも苦しい山行になりましが、気持は爽快です :-D
何とか、無事に到着です!!
もう陽も沈み、夕暮れです

感想

自宅から割と近場のまだ行っていない百名山である西吾妻山へ出かけました。
昨年の同じころ行かれたk_shimagさんのレコを参考にさせていただきました。
3連休でしたが、中日に職場の結婚式があり、スピーチを頼まれていましたので、
絶対に出席しなければいけないと思い、8日は控え、10日の山行になりました。

コースは長いですが、アップダウンが少なく、時間がかかるだけかと思っていたの
ですが、実際に歩いてみて、そんな甘い考えは簡単に吹っ飛んでしまいました。
コースの印象を一言で表現すると、“地獄のち天国、そしてまた地獄”にしたいく
らいです。

登山口から一切経山を経て五色沼までは火山礫の歩きやすい道を進み、五色沼周囲
の紅葉を楽しめます。
しかし、家形山へ向かうと、初めは笹が刈り払われて歩きやすい道ですが、それも
少し行くと、道はドロドロ、ぐちゃぐちゃになり、笹が覆い被さり、それが延々と
続き、最後は烏帽子の大石の道の下り。

こんな道が続くならもう帰ろうと思って、東大巓まで来ると、今度はずっと木道の
歩きやすい道。その木道がずっと、ずっと続いていて、なだらかな稜線歩き、天気
も快晴、心地やすい風が吹き抜けていく。
気分は一気に高まり、休むことも忘れる位で、その木道を突き進んでいく。
人は他に誰もいない・・・
いい気持ち!

さすがに人形石まで来ると、天元台スキー場から登る人もあり、人は多くなってく
るが、ハイペースでそれらの方を全て追い抜いていく。
さすが、百名山となりうるだけの素晴らしい眺めだと、独りでうなづきながら進む。

梵天岩を過ぎ、避難小屋から頂上に向かうと、すぐに西吾妻山の頂上へ到着。
あれっと思うほどの頂上。
樹林内の4畳半程の所に、頂上の道標があるのみで、2名の方がいなかったら、通
り過ぎていたかも知れない。
記念写真を撮り、僅か頂上滞在時間3分にて退却し、帰路に向かう。

谷地平経由の帰りは、コースタイムが7時間余りあり、順調に行っても16時半頃
になってしまうため、帰路を急ぎます。
東大巓までは、行きと同様に、風に吹かれて気持よい道を快調に進みます。

しかし、これからが、第二の地獄の始まりでした。
分岐から谷地平に下る道は笹に隠れ、道だか沢だか分からない道で、ずっと藪漕ぎ。
そして道は少しよくなったものの延々と長く、谷地平の湿地の平原を見たときに
は、ほっと安堵。でもこれでは終わらなかった・・・
姥ヶ原までの登りが、木の根が出て滑りやすく、延々と続く。
歩いて、前を見た瞬間に男の人が前に立っていた幻覚が一瞬見えた時は、背筋に
冷たいものが走りました。
もちろん、本当に見えたわけではなく、気のせいだと思います。
さすがに、以後は幻覚は見えませんでしたが。
気がつけば、東大巓からの下りから全く誰にも会わず、ずっと独り旅。
登れど登れど着かないし、登りが延々と続く・・
とにかく我武者羅に登るが、
ウソー!? これはキツネにでもバカにされているのか、と思った程、着かない。
もう時間も16時を過ぎ、雲も出て薄暗いし、冷たい風が吹き抜けていく。

上の分岐に着いた時には、本当に安堵。
後は、木道歩き、そして、浄土平の駐車場が見えた。
よかった・・・やっと着いた。
本当にそんな感じでした。

きつかったけれども、秋晴れの天気に恵まれ、爽やかな山行となりました。

※駐車場に着いて帰る支度をしていたら、右膝の裏側がやけに痛いのに、初めて
 気がつきました。
 翌日も痛くて少し足を引きずるので、勤務先の院長(整形外科)に聞いたら、
 鵞足炎(がそくえん)とのこと。
 聞き慣れない症状名ですが、要するに歩き過ぎで、腱の付け根が炎症を起こし
 ており、湿布薬+安静が必要となってしまいました。当分、ロングコースは無理
 です。
 今回のコースは、距離32.6km、歩数64,000歩余りと何れも自己最高でしたが、
 私の限界を超えてしまったようです。やはり年甲斐もなく、ここのところ歩き
 すぎたので、暫くおとなしくしていようと思います・・

 
 ・・というような状況になり、もし8日の山行でしたら、足を引きずって結婚式
 に出席という事態になってしまっていたので、10日に山行したことは、結果と
 して正解でした。(;一_一)




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2240人

コメント

さすがに 鉄人ですね〜
ご無沙汰してます。

さすがにすごいですね 33km超ですか

私も東・西吾妻に行ったとき検討したコースですが
とてもムリと思い 軟弱な私は車で移動

またどこかでお会いできればと思っています。
2011/10/12 12:47
hiro326さん こんにちは
ご無沙汰です。

ただ長いだけのコースと甘く見て、大変な目にあいました。

最後の登りの体力はまだあったのですが、
幻覚らしきものを見たりして、脳に障害が出そうになったり
体の弱いところが遂に発症してしまいました

コースは事前によく確認して、
歳相応のコース設定をしなければいけないと、
再認識いたした次第です。

どこかで、またお会いして、山談議に花を咲かせたいですね
2011/10/12 12:53
自己BEST更新!!
凄すぎですね!
膝が炎症起こすほどの山歩き

前回の槍からまだそうたっていないのに日帰り32.6km
ですもんね〜

読んでいるだけでこの登山道がいかに難所かが良く
分かりました!

良い子の私はマネしないようにします
おばけのおまけまでついてるなんて・・・

でも五色沼と紅葉は素敵ですね〜!
見てみたい!     

膝〜お大事に!!              fall
2011/10/12 12:56
やりすぎました! fallさん
こんにちは

このコースは本当に、良い子の皆さんは
真似をしないようにした方がよいと思います。

東大巓から西吾妻の間だったら、木道歩きのなだらかな
展望のよいコースで、最高です。
お勧めです!!

膝が遂に悲鳴を上げて、発症してしまいました。
暫くおとなしくしています。
でも、おとなしくしていると太ってしまうので、
太らないように、飲食注意です
2011/10/12 13:06
ロングコースですよね。
URU-12さん、こんにちは。

一年前、苦労して歩いたのを思い出しました。

特に、帰り道、東大巓から谷地平への下りの藪漕ぎは、こんなところ下って行って本当に大丈夫か? と思わせるほどですし、
谷地平まで着いてやれやれ一安心。と思っていると、そこから姥ヶ原への登りがやたらと長いんですよね。

でも、いい天気で良かったですね。ロングコース、お疲れ様でした。
2011/10/12 18:23
k_shimagさん こんばんは
レコを山行にさせていただき、ありがとうございました。

あれだけ藪をかき分け、ドロドロの道を家形山から烏帽子を進んだのに、
コースタイムが1時間も短い帰りの方が、20分も余計にかかってしまったことが
このコースによく現われていると、終わってから改めて実感しました。
これが、このロングコースを物語っています

明るいうちに、無事に帰れて良かったです。
長いだけのコースなんて思っては、絶対にいけないですね

でも、東大巓から西吾妻の間は最高でした
2011/10/12 19:59
故障に気づかず完走ですか!
URU-12さん、こんばんは!

相変わらずのロングですね
完走するまで故障に気づかずとは アッパレです

アルプスを離れ、静かな山歩きが出来たのではないでしょうか?

早く怪我が完治すると良いですね
2011/10/12 22:05
こんばんは tailwindさん
おっしゃる通りに、膝裏の痛みは、到着まで、全く気がつきませんでした。
いつもと同じように、少し足が疲れた位の感じでした。
歳で、感覚もかなり麻痺してきたのでしょうか!?

西吾妻山手前で、30〜40人に会った以外は、偶にすれ違う程度。
最もこの前の槍も、山荘辺りで会った以外は、往復ともかなりの少人数でした。
人混みは大嫌いなので、本能的に避ける術を身につけているのかと思うほどです

膝の具合は2日間で随分よくなりましたので、週末には復活?
と行きたいのですが、無理は禁物ですネ。
ご心配、ありがとうございます
2011/10/12 22:18
やられた!
URU-12さん、はじめまして。

このコース、夏の初めにトライをして、東大巓であえなく挫折しました

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-119593.html

私もこのコース無茶苦茶なめていましたが、ぬかるみの道にやられました。

それと、谷地平からの戻りは、私も同じ印象です。登れども登れどもたどり着かず、なんだか地図と違うんじゃないかと騙されている気分になりました。

ちょうど10/10の日に、今回は少し荷物を軽くして再チャレンジしようと考えていたのですが、いざ出発前になって曇り空に気持ちが萎えてしまい、一切経山までの往復+東吾妻往復に切り替えてしまいました。
(ヤマレコ作成中です。)

URU-12さんの記録をみて、とてもうらやましいような悔しいような・・・

お体大事にしてくださいね。
2011/10/13 0:03
usatakoさん おはようございます
コメント、ありがとうございます。

7/2のレコ、拝見させていただきました。
緑がいっぱいの時期で、いい時ですネ。
浄土平は星空の撮影にいいんですネ。

このコースはとにかく距離が長いので、
泥濘、ササ藪がありましたが、前夜の雨で濡れているのを、
強行突破して、ずぶぬれになりながら進みました。
とにかく、先へ進まないと西吾妻山の帰りが夜になってしまいますので。

谷地平への下りと姥ヶ原への登りには、閉口しました。
こんなのは予想外で、ここがコースタイム通りにしか行けなかったので、
駐車場到着が遅くなってしまいました。
でも、無事(少し、無事ではありませんでしたが・・)に帰れてよかったです

もう、足の方はほぼ痛みがとれ普通に歩けます。
ご心配ありがとうございます。
2011/10/13 8:30
やっとレコ完読^^
URU-12さん、こんにちは。。

今回は特に手強かった様ですね
膝の方は順調に回復してますか?
実は、私も前回の登山で膝を痛めました
初夏の雌阿寒岳で強打した古傷と同じ場所を・・また強打してしまい、サラが割れたかと思う程の激痛でした
痛み止めを飲んで下山しました

ロングにはあらゆるリスクが付き物ですから、お互い十二分に気をつけながら、楽しめる登山に励みましょう
2011/10/13 16:26
sanpo69さん こんばんは
膝はほぼ痛みがなくなり、順調に回復しており、まもなく復活見込みです。
でも、今週末は天気が悪そうですので、温泉にでも入って、
久しぶりにのんびりしようと思います

歳もとり、無理ができない体になってしまい、確かに独りで登るリスクも高いですので、
ザックの中には、一応、一通りのものは入れていますので、日帰りでもベースの重量が結構あります。

私も、sanpo69さんと同様に、膝をぶつけることが多く、うずくまることも多々。
膝、脛は傷ばかりです。
あと、捻挫する癖もあり、山行でこれが一番怖いと思っております。

とにかく、単独山行がほとんどですので、安全第一で末永く楽しみたいですネ
2011/10/13 21:47
お久しぶりです
久しぶりにコメントします。

吾妻連峰懐かしい響きです。
高校の山岳部で夏、冬の合宿をしたのもこの山ですし、
高校総体では選手ではありませんでしたがプロパンガスボンベなど荷揚げで汗を流した山です。
懐が深くたおやかな山ですね。
2011/10/24 22:25
hikobeさん こんばんは
そういえば、この山は山形県出身のhikobeさんの地元でしたね。
なだらかな山容で、奥深く、日帰りの山ではないのですが・・

30年以上前の学生時代に、サークルで2泊でここに出かけたのですが、
初日に大雨となり、あえなく姥湯温泉に下山したのを思い出しました。
乳白色の露天風呂に皆んなで入り、お湯をかけあった楽しい記憶がよみがえりました。

そんな懐かしいことも思いだしながら、歩きました
楽しい思い出はいつまでも忘れませんね
2011/10/24 22:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 磐梯・吾妻・安達太良 [日帰り]
浄土平から西吾妻山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら