峰の松目、硫黄岳
- GPS
- 06:26
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
未舗装の林道。車高の低い車などは注意。 バス路線なし、タクシー進入可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストなし。夏沢鉱泉にあり。 仮設トイレがゲートから1分ほどのところにある。 コース上危険個所少ない。 峰の松目は急な斜面、山頂からの展望なし。 |
写真
感想
ゆっくりと登山口の桜平に向かう。今日も天気がよさそうなので軽く楽しむ山登りをする。桜平へは車で林道を登っていくがそれなりに荒れている。途中、沢を横切ったり大きな凹みがあったり。パワーがなかったり車高が低かったりする車は慎重に。登山口付近の駐車場には数多く車が停まっていた。広い駐車場はなく数台ずつあちこちにあるスペースに停める感じである。完全に場所がなくなることは少なそうだ。
準備を整えたら出発。ゲートを越え歩いていくがしばらく林道歩きである。一般車は入れない。最初は下りで緩く下って橋を渡ると簡易トイレが並べられている。登山口のトイレはここだけだ。登山届のポストはなく夏沢鉱泉にある。林道は急登である。林道だからと油断はできない。そんな林道を進むと夏沢鉱泉が見えてくる。夏沢鉱泉からは登山道となる。ちなみに日帰り入浴もできるらしい。沢に沿った登山道を進む。よく整備されていて歩きやすく森林浴を楽しめる。のんびり歩くと徐々に標高を上げオーレン小屋に着く。非常にきれいになっていて驚いた。場所がいいのか建て替わってもよさそうなところである。
小屋前には強清水があり水を汲んでから出発。峰の松目方面にテントサイトがある。テントサイトもきれいでいいところだ。ここでゆっくりテント泊もいい。テントサイトを通り森林の中に入っていく。こっちの道は歩く人がそう多くないので他のところよりは荒れている。と言っても迷うことはない。そして何より静かである。耳を澄ますと風と自分の足音のみ。最初は緩く登りだんだんと斜度を増すとコルに出る。ここから右手に尾根を進む。斜度は一気に増す。少し行くと左手に赤岳など見えてきて岩場に小さな展望台がある。その先はほとんど木々に隠されてしまう。急登を登りきると峰の松目山頂である。小さな山頂で展望はない。オーレン小屋からここまで誰にも会わなかった。
小さな山頂を独り占めしながらゆっくり休む。来た道をコルまで戻る。急な下りになるので慎重に進もう。コルからは尾根の反対側に進む。それほど急ではなくダラダラと登る。展望はあまりない。木が多く所々狭いので通行は譲り合って。と言っても人がそう多くないのでたまに止まればいい程度だ。そうして登りきると赤岩ノ頭である。山頂付近は展望がいい。少し下り赤岩の頭分岐点へ。ここからは昨日歩いた道でもある。硫黄岳は目の前に見えるがすぐにつく距離ではないのでゆっくり登る。昨日より人が少ない気がする。硫黄岳山頂は広く岩の山なので風よけが少ない。うまく風の当たりにくいところを探して昼食に。今日はこれがメインの予定でもある。
パスタをゆで、スープを入れ、赤岳を見ながら食べる。最高である。昨日よりは雲が多く天気が下り坂なのが分かる。それでも十分な展望である。食後にはコーヒーを淹れる。もちろん水はオーレン小屋で汲んだ強清水の水だ。1時間ほどゆっくりしたら下山に入る。夏沢峠をめざし急な斜面を下る。前方には天狗岳、遠くに蓼科山と北八ヶ岳を見渡せる。ちょっと高度感のあるところもあるが歩行には問題ないだろう。夏沢峠からは主稜線を外れてオーレン小屋に下る。緩い斜面で歩きやすい。ゆっくり景色を楽しみながら歩こう。
オーレン小屋からは登ってきた道を下るだけだ。緩い斜面を進む。しばらく行くと夏沢鉱泉。ここで入浴してもいいのだがそのあと20分ほど歩かなきゃいけないので気乗りしない。休憩だけして林道歩き。下山すると登山口の車はかなり減っていた。タクシーも数台見かける。それにしてもここから登れば八ヶ岳の主稜線にすぐつけるのでびっくりした。硫黄岳でゆっくり昼食を楽しむにはいいコースだったと思う。もう少しコースにバリエーションを持たせられればもっといい登山口になるだろう。林道を車で下りしばらく降りたところにある縄文の湯で入浴。結構人が入っていた。サッパリしたのち帰路に付く。
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