唐松岳(春近し、されど山頂は寒かった）

2018年03月28日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 954m
• 下り: 937m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:23

9:15 八方池山荘
9:34 石神井ケルン
9:50 八方ケルン
9:59 八方池
11:00 丸山
11:46 唐松主稜線
12:00 12:30 唐松岳
12:48 13:10 唐松岳頂上山荘
13:40 丸山
14:12 八方池
14:20 八方ケルン
14:38 八方池山荘

登り
8：03　ゴンドラステーション　ゴンドラ開始（平日8：00　休日7：30）
9：05　八方池山荘　グラートクワッド開始（平日8：50）

9：15　八方池山荘
9：59　八方池
11：00　丸山
12：00　唐松岳　12：30
下り
12：30　唐松岳　
12：48　唐松岳頂上山荘（展望台）　13：10　お昼休憩
13：40　丸山
14：12　八方池
14：38　八方池山荘

14：45　グラートクワッド
15：10　ゴンドラステーション

登り　2：45
下り　1：45
総行動時間（ゴンドラステーションから）
7：07

天候

終日快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　4：10　
八方ゴンドラ前駐車場　7：40
関越（練馬）−上信越（更埴IC）270km
帰り
八方ゴンドラ　15：20
　みみずくの湯　15：30−15：50
　安曇野（肉のマルタ、小笠原わさび店）でお土産
　中央道　（安曇野IC）　17：15　八王子まで渋滞無し
　　八王子ー稲城　事故で通行止めで八王子ー国立を下道、その後通行止め解除
世田谷自宅　20：50

その他周辺情報

八方尾根アルペンライン　往復２９００円　登山届の提出必要
　http://www.happo-one.jp/ticket
八方温泉みみずくの湯（６００円）
八方ゴンドラから５分ほど。露天からの白馬の眺めが素晴らしい
http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/

写真

3/28 7:52

ゴンドラ前の民間駐車場に駐車、600円

3/28 7:52

橋を渡ればすぐ目の前がゴンドラステーションです。

3/28 8:00

4月前にこれは少ない

3/28 8:00

8時5分前で30名ほどならんでます。平日は午前8時から運転です。スキー客と登山者半々くらい

3/28 8:22

1本目のゴンドラを降り、次のアルペンクワッドに乗り換え

3/28 8:22

ここに8時25分に到着、次のグラートクワッドは8時50分運転開始なので30分ほど待ち時間あり、なので歩いて登っていく方多数あり、リフト券ここまでの往復もありかも？

3/28 8:33

待ち時間に暇なのでゲレンデ撮影、�酩�ゲレンデ、夏はあそこまで車が入れる。

3/28 8:33

長野オリンピック滑降スタート地点

3/28 8:35

グラートクワッドは故障で開始が5分遅れた、横を登っていくかみんな悩む

3/28 9:15

予定より多少遅れて八方池山荘に到着、ここでアイゼン装着、準備、最初はストック、山荘でトイレ借ります。

3/28 9:15

意外にスノーシューの方が多い、この時点では快晴、無風、暑くなりそう

3/28 9:15

鹿島槍がお目見え

3/28 9:34

20分ほどで石神井ケルン、暑い、ハードシェルを脱ぎグローブも薄いものにチェンジします、

3/28 9:34

9時半で雪も緩み沈むザラメでなかなかきつい。

3/28 9:34

帰りはさらにゆるみこの辺り踏み抜く個所増えます

3/28 9:34

鹿島槍と五竜、

3/28 9:34

後方は左から雨飾、焼山、火打、妙高、乙妻、高妻、戸隠、戸隠スキー場と飯縄山

3/28 9:34

天気は快晴ですが遠くは春特有で霞んでます

3/28 9:34

火打は真っ白

3/28 9:40

夏道とは違い稜線上を直線的に登ります

3/28 9:40

3/28 9:42

夏道は右上の公衆トイレのあたりを登っているはず

3/28 9:42

右上に見えるのは第二ケルン、夏ルートはあの辺を通る

3/28 9:42

先行者がかなり先にもいるのを不思議に感じていたらどうやら前日八方山荘に宿泊していた方々らしい、7時台に出発したとのこと。

3/28 9:48

公衆トイレと第二ケルン、スキーの跡が多い

3/28 9:48

白馬三山

3/28 9:50

相変わらずとぼけた顔の八方ケルン

3/28 9:50

凄まじい紫外線、春の日差しがまぶしい

3/28 9:57

不帰ノ剣は夏以上の迫力

3/28 9:57

夏だと不帰ノ剣手前に八方池があるのだがすっかり雪の中です

3/28 9:57

夏だとこの辺りで稜線ルートと右に降りる八方池ルートがわかれる

3/28 9:57

稜線上のルートでトレースも多く問題ない

3/28 9:58

右下奥に小さな祠、あれが八方池ほとりにあるものだ

3/28 9:58

八方池（心の目）と白馬三山

3/28 9:59

藍より青し？

3/28 9:59

前方にロケット発射台？

3/28 9:59

八方池ケルン

3/28 10:04

八方池からはなんちゃって痩せ尾根です、雪が薄い、

3/28 10:04

南面はだいぶ地肌が出ちゃってます

3/28 10:05

木々の合間を滑るのも気持ちよさそう、シュプールがたくさんです。

3/28 10:05

八方池からなんちゃって痩せ尾根を上がると夏だとダケカンバの樹林の中を登るのですが、左がやや切れ落ちた稜線上を進む、

3/28 10:05

雪面だと切れ落ち感は薄れる

3/28 10:05

3/28 10:08

この辺りのダケカンバ、夏も秋もキレイで好きなところ、冬も樹肌が青空と白い雪面といいコントラストです。

3/28 10:09

眠りからもうすぐさめそう、根開きはまだまだ

3/28 10:11

この辺りで風が急に強まり寒くなる、ハードシェルを着込みグローブも変更、

3/28 10:11

ダケカンバの後方は北信の山並み

3/28 10:12

雨飾、焼山、火打

3/28 10:12

乙妻と厳しかった思い出の高妻、稜線続きの戸隠

3/28 10:17

遠見尾根からせりあがる五竜が見事、鹿島槍は双耳峰で見えるところがいい。

3/28 10:21

3/28 10:21

この辺りは夏道は南斜面の樹林を進んでいくはずだが、すっかり雪に埋まってます、

3/28 10:31

扇雪渓が左奥でしょう、その右稜線を登るがここは結構急、帰りはシリセードで下った。

3/28 10:31

白馬三山は徐々に重なりそうに

3/28 10:32

スノボ担いでいる方も多い、

3/28 10:42

滑って降りればあっという間なんだろう

3/28 10:43

向こうには47スキー場

3/28 10:43

妙高、高妻、戸隠

3/28 10:43

火打が一番白い

3/28 10:43

鑓、杓子、白馬

3/28 10:43

先の先まで小さく人がみえる　ここの右が扇雪渓かな、

3/28 10:50

不帰ノ剣が眼前に迫る

3/28 10:50

雪面もこの辺りからはさすがに固くなった、アイゼンの効きも良くなる

3/28 10:55

3/28 10:55

こうしてみると小蓮華から白馬の稜線はなだらかな感じだが、結構きつかった記憶。

3/28 10:55

空が広いが遠く霞むのは春の証拠だ

3/28 11:00

登り始めて1時間45分で丸山ケルン到着、

3/28 11:00

3/28 11:00

成層圏まで見えてるかのような空

3/28 11:10

3/28 11:10

ついに唐松ロックオン、結構尖ってる

3/28 11:10

五竜が大きさを増すかわりに鹿島槍の南峰は隠れそう

3/28 11:11

あの谷を滑って降りる方がいるとは、怖そう、

3/28 11:11

雪が剥げてきてる個所あり

3/28 11:11

最初で最後の難所に向かいます

3/28 11:12

まだまだストックで進みます

3/28 11:12

3/28 11:13

激混みだった昨年秋の五竜山荘を思い出す。

3/28 11:13

あちらの遠見尾根も展望良かった〜

3/28 11:17

みなさん写真撮影とまらない

3/28 11:17

唐松登る方たちがはっきり見えるように

3/28 11:27

シュカブラも

3/28 11:27

シュカブラと白馬三山

3/28 11:27

花や木々の色が無いモノトーンの世界、夏とは質感が全く違う、山本来の表情はこちらのほうがわかる

3/28 11:27

3/28 11:39

真っ白だと距離感がわかりにくい

3/28 11:39

3/28 11:39

左上に人がいるのが主稜線あと少し、最後の急斜右が切れていて左も結構急斜面、唯一の慎重ポイント、

3/28 11:39

鹿島槍はすっかり隠れた

3/28 11:39

3/28 11:40

唐松へは雪庇がすごい

3/28 11:40

3/28 11:40

3/28 11:40

3/28 11:40

飛行機雲多し

3/28 11:45

主稜線についに到着、後方を振り返る

3/28 11:46

目の前に唐松、

3/28 11:46

地肌がだいぶ露出した先には剣〜

3/28 11:46

唐松山荘の屋根が真下、奥には立山から黒部の山並みが広がる、
素晴らしい、

3/28 11:46

微妙に雪がなくなっている

3/28 11:48

右によりすぎないように、山頂までのルートを確認、

3/28 11:50

唐松山荘

3/28 11:50

剣と立山

3/28 11:50

五竜が大きい、右奥は針ノ木、赤牛、

3/28 11:50

黒部源流の山並み、さらに雪深い

3/28 11:50

下を覗けば吸い込まれそう、ホワイトホール、

3/28 11:50

傾斜が一定なので冬でも登りやすかった、一旦下り最後の登り返し

3/28 11:50

おかげさまで素晴らしい風景を堪能できる

3/28 11:51

夏道と合流

3/28 11:51

3/28 12:01

3/28 12:02

3/28 12:03

3/28 12:03

頂上到着、風が強く長居はできない、みなさん写真撮影したら折り返していきます。

3/28 12:03

毛勝三山、富山方面、

3/28 12:03

不帰ノ剣と白馬方面

3/28 12:04

やはり剣をバックに、撮影していただきました。

3/28 12:07

登っている人は多かったが山頂はガラガラ、滞在時間が短いという事。

3/28 12:12

貧乏性がでる、もったいないからザックをおろし、おにぎりをほおばり粘ってみる。

3/28 12:12

グローブを外すと1分もしないうちにカラータイマー点滅！

3/28 12:12

やはり4月近いといえど2700mほどあるわけだから寒い
風速は10mを越していると思われる。

3/28 12:12

昨年登った五竜、牛首は楽しかった。

3/28 12:12

山頂から南西
富山側の立山アルペンルートは今年は雪が多いそう、長野側は少ない

3/28 12:12

西
毛勝三山も行ってみたい

3/28 12:12

北西
日本海も見えているのだろうが霞んでます

3/28 12:12

北

3/28 12:13

北東

3/28 12:13

頚城三山をズーム

3/28 12:23

五竜の右奥蓮華岳の上に槍が望める

3/28 12:23

憧れの剣様

3/28 12:23

雪で真っ白なところがカールだね、冬のほうが地形が見やすい

3/28 12:23

立山から薬師までの縦走も魅力的

3/28 12:23

3/28 12:24

登ってきた八方尾根

3/28 12:24

山頂の長野側は切れ落ちているので注意、のぞき込まないように

3/28 12:24

スキーの方は不帰ノ剣側に少し下ったところからドロップインしていくらしい

3/28 12:25

山頂、

3/28 12:25

日差しは暖かいのですが、風さえなければ最高なんだけどな

3/28 12:25

そろそろ限界か

3/28 12:26

剣と毛勝三山

3/28 12:29

下山開始、山頂直下はピッケル出そうか迷った。

3/28 12:29

3/28 12:30

山頂に向かうスキーヤー、ドロップインしたら早いですよとのこと、お気を付けて

3/28 12:31

この谷を下るらしい

3/28 12:34

山頂直下のトラバースは狭く右に結構傾斜ついているので譲り合って下る、ここも注意必要

3/28 12:34

ここまで降りれば安心

3/28 12:40

唐松山荘、テン場は雪の中

3/28 12:40

3/28 12:41

名残惜しい

3/28 12:41

燕岳と雰囲気が似ている

3/28 12:41

3/28 12:41

稜線まで登り返し、左によりすぎないように

3/28 12:44

左は雪庇が張りだしている

3/28 12:48

稜線の小屋上は小広い広場のようになっている、風が弱ければここでお昼休憩しようかと考えるもやはり寒いので少し降りたところで休憩することに

3/28 12:53

又来るね〜

3/28 12:56

展望広場

3/28 12:56

展望広場から南

3/28 12:57

展望広場から八方尾根の下山路
結局ピッケルは使わずじまい

3/28 12:57

遠見尾根

3/28 12:57

栂池から白馬大池、小蓮華への稜線

3/28 12:57

岩とハイマツも出てきてる、ハイマツを傷めないルートを心掛ける。

3/28 12:58

日差しの角度が変わり登りと映り方が違う。これも雪山ならではだな

3/28 13:00

ほどよく逆光が入った方がいい感じね、
うひょ〜あそこにドロップインしたシュプールが、スゲー

3/28 13:00

3/28 13:00

このくらいなら私でも滑れそう？

3/28 13:00

最後の難所を見上げる、短いけどね

3/28 13:01

ハイマツを傷めたくない、

3/28 13:01

山頂付近にまだまだ人が

3/28 13:02

すっごいところを下るもんだ

3/28 13:02

3/28 13:02

不帰ノ剣と唐松、

3/28 13:03

3/28 13:03

短い難所？を降りればあとはひたすら直線的下りです

3/28 13:03

牛首と五竜

3/28 13:03

白馬谷と北信の山々

3/28 13:07

自然の造形美

3/28 13:07

白波を撮影しているかの様

3/28 13:07

足跡からこうなったのかな？

3/28 13:08

この辺りは午後でもアイゼン良く効く

3/28 13:09

3/28 13:09

鹿島槍が再び

3/28 13:09

この手の雪道下山は得意、ザクザク降りれてきもちいい〜

3/28 13:10

あっという間だ

3/28 13:11

岩の出てるところ有りで休憩場所を探す

3/28 13:12

少し降りて風も弱まったのでここでせっかくなので一息入れる。
御伴はこれだね

3/28 13:14

この景色を見ながら祝杯！あとは難所もないからね

3/28 13:28

最高のビアガーデン

3/28 13:28

3/28 13:29

3/28 13:29

さあて一息入れたのであとはひたすら降りましょう

3/28 13:36

時々振り返って撮影

3/28 13:36

午後の逆光もまた楽し

3/28 13:36

3/28 13:38

丸山ケルンが天を突く

3/28 13:38

3/28 13:38

シュカブラ

3/28 13:38

3/28 13:39

夏場と違いケルンは目立ちます

3/28 13:39

3/28 13:40

3/28 13:46

3/28 13:46

ここが扇雪渓ですね、吹き溜まりなのが良く分かる、

3/28 13:47

この付近からはスキーヤーのシュプールが増える、
私もシリセードでお尻で直滑降のシュプールを描こう。

3/28 13:50

お尻シュプールです。

3/28 13:56

3/28 13:56

3/28 13:56

3/28 13:58

3/28 13:59

ダケカンバ樹林帯が近づく

3/28 14:03

青と白のみの世界だったのでなにか温かみを感じる

3/28 14:03

3/28 14:03

たくましい姿

3/28 14:03

3/28 14:06

スキー場のコース分けかと思うように木々が一列に並んでます。
なぜあのようになっているのかな？

3/28 14:06

縦に一列ですね、不思議です

3/28 14:06

3/28 14:06

八方池手前はなんちゃって痩せ尾根

3/28 14:12

八方池ケルン

3/28 14:12

八方池越しの白馬

3/28 14:13

八方池越しの不帰ノ剣

3/28 14:13

3/28 14:13

3/28 14:13

3/28 14:13

3/28 14:13

お地蔵様が、登りでは気づかなかった

3/28 14:14

3/28 14:14

3/28 14:15

3/28 14:16

3/28 14:16

3/28 14:16

3/28 14:20

八方ケルン

3/28 14:26

ぐずぐずになってきた

3/28 14:26

若干の登りで腐れ雪に苦戦

3/28 14:29

踏み抜きも増える

3/28 14:29

ゴールの八方池山荘が見えた

3/28 14:38

グラートクワッド

3/28 14:38

山荘の左奥は夏場のトイレ、今は使えない、山荘で借りられます。

3/28 14:59

リフトから黒菱ゲレンデ

3/28 14:59

白馬谷全景が

3/28 15:09

スキーで降りたいところだ

3/28 15:36

毎度おなじみ　八方温泉みみずくの湯　600円
ゴンドラから車ですぐです

3/28 17:10

帰りは安曇野経由で
行きつけのワサビ屋　小笠原わさび店

3/28 17:05

季節柄わさびの花も売ってます。
わさび漬けと花も購入

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

SO-01G Sony

感想

reopapa

3度目にして初冬の唐松岳
最初は3月下旬で日差しも強く春山の趣だったが
2300mを超えると風も強まり快晴にも関わらずまだまだ寒い
緩んだ雪をひたすら登り丸山ケルンを過ぎればアイゼンの効きも良くなり
眼前に迫る五竜や不帰ノ剣、振り返れば北信の山々の何度も見てはいるが
モノトーンの世界の北アはまた違った表情だった
山の輪郭がくっきり際立ち山本来の形、表情が良く分かる
同じ山でも季節を変えて登る楽しさを改めて感じた山行になった。